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友達の後ろで君とこっそり手を繋ぐ。誰にも言えない恋をする。
友達の後ろで君とこっそり手を繋ぐ。誰にも言えない恋をする。
真代屋秀晃、みすみ/KADOKAWA
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総合評価

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    全3巻完結。傑作、快作、怪作、問題作。この作品に出逢えて幸せ。 『誰でもなれる!ラノベ主人公 ~オマエそれ大阪でも同じこと言えんの?』が面白くて注目していた作者さん。この作品では大阪弁はほとんどでないけど、極僅かヒロインの成嶋夜瑠が発する短い大阪弁がニヤリとする、「なんや」とか。この短いセリフに成嶋さんの本質がこめられている。 で、まずは作品タイトルの勝利。表紙の地味目巨乳の黒髪美少女とどんな風にウフフキャキャキャのラブコメが楽しめるんだろう、と気になるタイトル。幕開ければそんな期待を遥かに上回る熱っーい性愛が繰り広げられる。キスシーンがエロ生々しい、自慰するヒロイン! そしてぐちゃぐちゃに捻れた5人の関係性。5人の絆が深い分、壊れていく描写が怖い怖い。怖くて、でもやめられない悦びを見せつけられるとても衝撃的な作品でした。 その衝撃の多くの所を担っているのが成嶋夜瑠。自分でも言っているように、かなり頭がおかしい娘。そしてとても可愛い。本性を出した時の口の悪さ、生意気で可愛い。独占欲怖い。こんな娘好きになったら破滅じゃ、破滅してもいいから離したくない、と思わせられた女の子。 ホタルのシーンが好き。泣きそうになった。 ちりばめられた小ネタにニヤリ。『SchoolDays』ですね。 ラストまで見続けた"罪と蜜"の物語

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    投稿日: 2025.01.21
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    最後の描写からして、火乃子も純也のことが好きとみた。これからの5人の関係が荒れそうな予感。男女の友情というのは、やはり成立しないものなのか。

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    投稿日: 2022.04.21
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    友人と青春の1ページを一番に考える主人公。そんなグループに高校から加わった、恋愛至上主義のヒロイン。ヒロインの裏の顔を知る事から始まる背徳系ラブコメ。 これはとても良かった!特に、最後はドキドキしっぱなしでした。 序盤から中盤にかけて展開される友人5人の青春の日々やちょっとした恋愛模様。そして、主人公やヒロインの真逆とも言える行動のベースとなる、過去のトラウマ。 最後にこれらの要素を見事にひっくるめ、恋愛で味付けして、背徳感あふれる展開に持っていたのは見事としか言いようがありませんでした。

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    投稿日: 2022.03.21