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『五足の靴』をゆく 明治の修学旅行
『五足の靴』をゆく 明治の修学旅行
森まゆみ/集英社
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総合評価

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    森まゆみは、森鷗外関係で親しみのある作家。 特に谷根千関係は好きな分野。 与謝野鉄幹ら五人は鷗外との関係性もあり旅路にも鷗外の縁の作品が登場してくるところは新しい発見(著者の知見によるところ)。 あまり強調されていないのだが、当時の自由主義的な考え方、欧米文化への憧れと当地のキリスト教との関係性がこの旅路のメインテーマではないかと推察する。 何れにしても、九州の旅、同じような旅路を訪ねてみたいと思う。

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    投稿日: 2025.07.05
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    ●は引用、その他は感想 ●「九州人は原という字が下に来る地名をすべて『ばる』という。島原も『シマバル』だ。風俗の淫靡なことは有名なものだ。良家の処女といえども他国から来た旅客が所望すれば欣々として枕席に侍する、両親が進んでこれを奨励する。他国人と一度関係を結ばぬ女は縁附きが遅いというほどだ」。通婚を繰り返すことによって村の血が濃くなることを避けるため、旅人を「まれうど」として接待する。「御胤頂戴」のことと思われる。明治の若い旅人たちも、実行はいざ知らず、こうした願望を含んだ記載になったものであろう。 平戸、佐世保、長崎、島原、天草へ行ってみたくなってきた。

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    投稿日: 2023.01.21
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    『『五足の靴』をゆく 明治の修学旅行』(森まゆみ) 読了。 与謝野鉄幹をリーダーに、北原白秋、木下杢太郎、平野萬里、吉井勇の5名が1907年に東京から九州を旅した話を著者が後に辿った話。 金がないからって、福岡・柳川の北原白秋の実家に甘え過ぎって、ツッコミはなしってことかな(笑) 地元、長洲町も通っているけど、短っ!! もっと残してくれ(笑) いずれにしても縁のある場所の話はいいっすね。

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    投稿日: 2022.01.31