
総合評価
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powered by ブクログトランプ1期目と、バイデン1期目の序盤を描いた労作。政権奪取前は威勢の良かったバイデンが徐々に萎んでいくのは見ていて厳しく、政治家というのは野党の時こそ輝いて見えるのは万国共通だなと感じた。 全体を通して、トランプ2期目との最大の違いは側近の質であると強く感じた。たとえば1期目はウィリアム・バーやマーク・エスパーといった実務家がトランプに異を唱えてでも職務に忠実であろうとしていた。大統領選挙結果を巡って、マイク・ペンスがトランプの意に反してトランプの敗北を認めたのは最大の例だろう。 その結果、トランプ2期目では絶対的な忠誠をもとに側近を起用したのだなと納得できた。その結果としてアメリカが早くも破壊されかかっているのだが…… 軍がどこまで耐えられるのか。制服組トップには耐えてもらいたいのだが、本書でトランプがやりたがっていたイラン攻撃が現実にされたことでゲンナリしている。
0投稿日: 2025.06.22
powered by ブクログトランプ政権末期のミリー統合参謀本部議長のプロフェッショリズム(大統領に決定できる余裕を与えなければならない)や人民解放軍の危機感が興味深かった。
0投稿日: 2022.10.09
powered by ブクログこんな表紙と帯見たら読みたくならないわけがない もしかしたら起きていたかもしれない中国への攻撃 ある種モンスター化したトランプを支えるスタッフ 対するバイデンとは果たしてどういった人物であるか あの議会襲撃事件で現場はどんな状況だったのか コロナによるパンデミックという予期せぬ事態 経済対策でのギリギリの攻防戦 米軍アフガニスタン撤退への想いと拭えぬ悪い予想 中間選挙への不吉な影 この本は確かに長い だが読んで良かった、知れて良かった アメリカ議会の仕組みと漢字表記だとまるで早口言葉のような様々な役職がわかっていないので正直どこまで内容を理解できてるのか自信がない ただ、わからないという事実はわかったし、この本を読んだことで知れた知識を前提に次に本を読めるのは非常に嬉しい
1投稿日: 2022.02.05
powered by ブクログ前作に続き、トランプ政権の内幕を信じられないレベルで明らかにする内容。今回はトランプからバイデンへの政権移行期をカバーしており、1月6日のトランプ支持派による議会乱入がクライマックスになっている。トランプとその取り巻きが異常な集団である事が細かく描かれて本当に気持ち悪くなる。ちなみに今のウクライナ危機に繋がるエピソードもあり、日本語訳がこれだけ早く出るのはありがたい。
0投稿日: 2022.01.29
