
総合評価
(71件)| 13 | ||
| 22 | ||
| 28 | ||
| 4 | ||
| 0 |
powered by ブクログ因果応報。読み終えた瞬間、まさにその言葉を思い浮かべた。 大学生のハリーは、父親ビルの事故死を知らされる。 急ぎ実家に戻ると、傷心の美しい継母アリスが待っていた。 その後の調査で、父が海辺の遊歩道から転落する前、 何者かのよって父は頭を殴られていたということがわかる。 しかし、アリスは事件について話したがらず、ハリーは疑いを抱く。 まず、怪しさしかない継母のアリス。 父の死の真相を探るハリーの現在と、10代のアリスの様相を描く過去。 その二つの時間軸が交互に展開されていく構成。 なかなか読み応えはあった。 次の展開がどうなるのかというワクワク感はありつつも、 テーマとしてなのか、またここでもかと思わせる設定が幾つか出てくる。 その辺のモヤモヤ感は最後まで拭いきれなかったかもしれない。 老いと若さ。見た目に現れる非情さ。 大きな年齢の差というものは愛だけで乗り越えられるのか。 はたまたそれを愛と呼ぶのか、フェチズムと呼ぶのか。 苦手な人はとことん苦手であろう内容でもあった。
0投稿日: 2025.10.15
powered by ブクログただのサスペンスではなく、ゾワゾワするような怖さ、サイコみがあってそれでいてセクシャルなサスペンス。過去と現在を交錯させて、小説ならではの仕掛けがある。最近こういう終わり方の物語を読んでなかったから面白かった!
0投稿日: 2025.09.02
powered by ブクログ「そしてミランダを殺す」からの2冊目。こちらも面白かった!ピーター・スワンソンさん(あまり多くは語れませんが)落とし前きっちりつけるタイプの作家さんだと思います。ほかも読んでいきたい。
0投稿日: 2025.08.24
powered by ブクログ過去と現在が交互に語られ、終盤に収束する。中だるみせずどんどん読み進められる。 これだけ多くの人物の人生を一つの作品に描いたらネタ切れにならないか心配してしまうほど。
0投稿日: 2025.07.20
powered by ブクログ海外の翻訳作品に登場する人の名前が最近覚えにくく、面白さが半減してしまうこともありました。しかし、この作品は登場人物が少ないのがありがたかったです。 過去と現在が入り交じった2部構成で描かれていますが、登場人物の現在を知るためには、過去が重要であり、展開をより面白くしていました。 原題は「All the Beautiful Lies」直訳すると「すべての美しい噓」ということになり、これはアリスの本質を指しているようです。日本語訳はその本質を題名で推測させないためだったように感じました。 最近は日本のミステリー、サスペンスも上質になり、海外に引けを取らない作品が数多くあります。それでもその良さを感じるために時折こうして海外の作品に触れるのもいいものだと思います。
0投稿日: 2025.03.01
powered by ブクログピーター・スワンソン、3作目。 ミランダ、ケイト、アリスと来ましたね。 大学生のハリーは、父が急死したという知らせで、帰宅します。 転落死だが、慣れた道なのに?という疑惑も… 父と再婚した若い継母アリスは美しいが、どことなく不自然な気配も感じられるのだった。 視点を変えて、過去と現在が交錯します。 想像の上を行く展開が、じわじわと迫るサスペンス。怖いわ~。 この構成、滑らかな繋がり、作者の頭の切れには、感心します。 作風や主人公のタイプは、変化つけて来てますね。どれが一番面白かったか?この時点では迷いました。ミランダは読みやすいけど、ケイトの方が好み。完成度ではアリス? 5作読んだ時点で、4作目が一番面白かったです☆
18投稿日: 2025.01.23
powered by ブクログ図書館で。 犯人は誰だ?という推理系ミステリーというよりは、ちょっとサイコ系というかじわじわと怖い系ミステリー。過去と現在が交互に読者に提示される構成も怖い。何考えてるんだかわからない人って本当に怖い。 個人的にはカネモとは言え父親と変わらない人物を美人の女子高生が異性として愛せるのか?という疑問でしたが、彼女の生い立ちや状況を考えるとそういうものなのかなぁと思って読んでいたのですが。最後の方に彼女が彼を愛するように仕向けられていたのかも、と知ると鳥肌が。成人後ならまぁ不道徳ではあるけれども両人同意ならいいのでは?と思っていたのがひっくり返る気がしました。やっぱり青少年保護条例とか世間の一般常識って大事。洗脳怖い。 正論言ってた親友と家族、完全に巻き込まれた双子の片割れが不憫なのと、色っぽい義母に色々な意味で手を付けられてしまった主人公も可哀想。そしてネコ。本屋のネコ、ちゃんと面倒見てあげてくれ…と読み終わって思いました。 アリスに関しては…彼女も昔は被害者だったのかもしれないけれども、その後の人生に関しては、彼女が選択した結果なんだよなと思いました。
0投稿日: 2024.11.26
powered by ブクログここ最近、読む本を選ぶときの基準になるのはタイトルと内容であって、著者はあまり気にしないことが多い。でも何かピンときた場合は、ちゃんとその名前を心に刻んでおくことにしている。そして一番新しく刻まれた名前が、この本の著者であるピーター・スワンソンだ。 なんか邦題に惹かれちゃう(結局タイトルなのか)。 大学の卒業式を直前に控えたハリーは、父親が遊歩道の崖から転落して死んだという知らせを受ける。急いで実家に戻った彼を迎えたのは、悲しみに暮れる美しい継母のアリスだった。 当初は事故かと思われていた父の死は、死体の状況から他殺の可能性が出てきた。更に葬儀には、父親の愛人だという若い女性が現れる。 父親を殺害する動機をもつのは誰なのか、調べ始めるハリーやその周りの人たちにも危険が近づく。 ・・・こっちが【現在】の章。 【過去】の章の最初では、アル中の母親と二人暮らしのアリスの子ども時代が描かれる。【現在】の章では何も見えてこない彼女の人間性が徐々に明らかになってくると、やっぱりあの美しいハリーの継母は、何か訳ありの人間なんじゃないかと思う。 現在と過去がどこで交わるのか、読んでいてそれが待ち遠しかった。 『今起きている犯罪は、実は過去が糸を引いている』という設定がわたしは好きなので、これは結構楽しめた。 終わり方は・・・どうだろう。 語らなければ嘘をついていることにはならないかもしれないが、意図的な沈黙は紛れもない罪だ。はたから見れば悪いことでも、本人にとっては「だって自分のせいじゃないし」って思ってることは確かにある。だけど自分がしたことを言わないということは、それが悪いという自覚があるからだ。 だから仕方がない。 報いを受けたのだ、あの人は。
8投稿日: 2024.11.19
powered by ブクログ初読みの作家さん 図書館でなんとなく手にした本。 過去と現在の話が交互に描かれていて、最初はもしかしたら 途中で挫折するかも、と思ったけど 意外と続きが気になってしまい 無事に読了。 最後に色々バシッ!と繋がって 思わず おお~って笑
0投稿日: 2024.11.17
powered by ブクログ居心地の悪さで出来た世界の破片を読んでいるかの様 この作家さん二作目読了で気づいた事は、今のところ私の好みではない という事
0投稿日: 2024.10.05
powered by ブクログ主要人物たちが精神異常者でキチガイすぎてなーんも感情移入出来ないんだけど、それでも読み入ってしまうのは翻訳者の技術のなせる技か そうは言ってもラスト150頁くらいは読み切るのにとても体力が必要だった 作者の次作を読もうか迷うな 同系統の内容なら正直期間空けずに読むタイプの代物ではない笑
0投稿日: 2024.09.02
powered by ブクログ15歳で母を肺癌で亡くし、大学の卒業式の直前に、父を殺されてしまうハリー。彼のたった一人の家族は、共に残された美しすぎる継母。父が死んだというのに、何故かウキウキと嬉しそうにも見える継母。そして、彼女は異常にもハリーにその美貌で迫ってくる。誰が父を殺したのか? 話がどこに向かうのか、落とし所はどこなのか、勘の鈍い私にはわからないまま、次なる展開に期待して息も忘れてしまうくらいに読み進めた。 ピーター・スワンソンの初めて読んだ一冊目「8つの完璧な殺人」が面白過ぎての二冊目だった。私の好きな作風とは違うのに、中毒になってしまった。今作のラストも最高だった。
11投稿日: 2024.07.12
powered by ブクログこのレビューはネタバレを含みます。
2024.6.25 スワンソンの中では、そしてミランダを殺すの次に好きかな アリスの「わたしは誰も傷つけてないのに」ってセリフがすごく頭にこびりついてる
0投稿日: 2024.06.25
powered by ブクログこのレビューはネタバレを含みます。
「死体から始まらない本は、どうも信用できないんだよ」 ミステリ小説好きなら、同感できる人が多いのではないでしょうか? 人物紹介がダラダラ続いて、おまけの殺人事件ではなく、最初っから殺人事件!って分かるのが読みやすい。 現在と過去を交互に描き、真相が理解できていく。
0投稿日: 2024.06.21
powered by ブクログこのレビューはネタバレを含みます。
うーん。 ピーター・スワンソンを期待して読んだから星3つにしかならなかった…いや、作者をみなかったら買ってさえいなかったかも。 時系列ごとに読ませる物語構成はわかりやすく、ミランダの時のように主人公の深掘りがされて効いている。なんだけど、なんだろ、この、ハラハラ感のなさ。 過去と現在だけで舞台の転換が少ないせいなのか…と思ったけどあれだ。多分、全ての発端が現在ではなく過去に起因してるので、今の事件を起こすメインキャラが全員、老人だからだ。高齢者による殺人なのでこう言ったら失礼だけど見せ場に乏しく、よってちょっとうーん、という気分になってしまったのかも。あとはどうも、誰も本気で犯人探しをしてないように見えて、熱が感じられなかったのもそうかも。熱血刑事もいなければ真犯人を憎む遺族もいない。なんとなく淡々と事件があって、あらたいへん。死んじゃったわね。みたいに見えちゃって。 殺人経済的には優秀なんだろうけどすみません、フィクションないしはファンタジーとしての殺人事件を期待してしまった自分としてはなんだか刺激を受けられず、ちょっと期待はずれな気分になってしまった。
0投稿日: 2024.06.09
powered by ブクログこの作家さんの3冊目だけど毎回、精神的に異常な方ばかり出てくる。 流石にあきる(笑) 思春期に熟女によって、仕込まれた奴がロリータになるのか?経験が無いからイマイチ分らんが・・ 毎度、この人があの人だったのワンパターンで、さして驚かなくなる(読んでる途中で気が付くよね) 三冊ともミステリー初心者にはお勧めな作品です。
1投稿日: 2024.05.05
powered by ブクログこのレビューはネタバレを含みます。
読了から日が経っての記録にて失礼します。 感情移入、共感ができず、登場人物(特にアリス)への不信感を覚えたまま読み終えた。現実味もやや薄く感じる… スワンソンの代表作を読んでみようと思っていたところを躊躇ってしまうほど私の好みからは外れていたが、ミステリというより恋愛や謎が絡められた海外小説と思えば、そう悪くない印象になるかも。
0投稿日: 2024.03.27
powered by ブクログ拗らせると怖い 思春期の大人に憧れる気持ちがひしひしと伝わる アメリカの街に入り込むのに時間がかかった
0投稿日: 2024.01.11
powered by ブクログ良質なサスペンスミステリーでした。過去と現在に登場しているアリスは、果たして同一人物なのか?おそらくこの物語を読むと、誰もがまず、そのことを思うと思います。これは、過去と現在のシーンで繰り返される構成の妙といったところ。また歴史は繰り返すというのも、この本のテーマの一つ。最後まで読むと、アリスと一緒に長く生きてきたような気になりました。
0投稿日: 2023.10.21
powered by ブクログこの作者さんらしい女性に、わたしはなぜこんなに魅了されてしまうのか。 警戒して読んでいたのでラストにあまり衝撃は受けなかったけど、それでも最後までとてもとても楽しかった。こんなふうにこんな女性を魅力的に描けるなんて。ラストまで彼女は彼女のまま。そこが彼女らしく、すこし、切なくもある。
4投稿日: 2023.10.20
powered by ブクログハリーの父が亡くなり、継母のアリスが殺したのでは?と疑う話。出てくる人全員怪しくて全員疑ってた、最終的に通りすがりの人まで怪しんでた。 そしてラストの展開は想定出来てなかったけど腑に落ちた。
3投稿日: 2023.07.22
powered by ブクログ過去と現在の二部構成で話が進み、ある場面でその2つの話の秘密が明らかになる。 サスペンスということもあり、中盤以降の怒涛の展開にとてもハラハラさせられた。原題は「All the beautiful lies(すべての美しい嘘)」ということを解説で知ったのだが、結末を知った上で改めて邦題の意味を考えると、粋な翻訳だと感じた。
1投稿日: 2023.06.20
powered by ブクログこのレビューはネタバレを含みます。
ピータースワンソンはこれで3作目。日常を変える出来事の描き方がスリリングで好き。過去と現在、継父継母との関わり、若い子への執着、今回の設定は好みが分かれそうだけれど、その時々の情景や思考をひたすら想像しながら読み進めるという、読書にしかできない味わいがある。
2投稿日: 2023.05.13
powered by ブクログ「ケイトが恐れるすべて」で感じたのは“血”だったが、こちらはぬめっとして湿潤にべっとりまとわりつく感情、って感じ。う~ん・・ でも飛ばさずに普通に読めた。一般には普通じゃない家族関係になるんだろうけど、じゃあ普通って何?って感じもしてくる。それにしてもアメリカはパーティー文化? 2018発表 2022.1.28初版 図書館
4投稿日: 2023.04.13
powered by ブクログ大学卒業を控えたハリーに父が亡くなった知らせが入る。 散歩中に足を滑らせて転落した為だと聞かされたが、後日訪れた刑事から事件の可能性があると知らされる。 父の後妻である若く美しいアリスは、何も語らない。 大学に入ってからアリスと父の関係も詳しくわからなかった。 その後、父と関わりのある女性も殺されて…。 アリスの過去と現在が交互に物語は進んでいく。 アリスの周りで起きた過去の死とそれを引き摺るかのように現れてくる義父の執念は怖い。
40投稿日: 2023.04.07
powered by ブクログこのレビューはネタバレを含みます。
ピーター・スワンソンの3作目(東京創元文庫では3作目)。 ミランダ、ケイトときてアリス。邦題はなんとなく統一感がある。 正直、ケイトより面白いが、ミランダほどではない印象。犯人の衝撃感はそこまでなかったか。 ただ、結末が気になるストーリー構成は見事。 そしていつもどおり、今回も特殊な性癖の方々が多数。普通、あの子が好きだからその親と結婚しよう、とはならないでしょw その辺りのゾワっと感も魅力ではあるけど。。。 絶妙に後味が悪く、絶妙に因果応報感があるラストが非常に良い。次はダスティンだ!
9投稿日: 2023.03.25
powered by ブクログ「だからダスティンは死んだ」を読んだ時にも感じた読んでる間にずっとある不気味さがクセになる。自分にとってはアブノーマルに思えることも何故かわかるような気がするのもこの作品の面白さ。お金をもらっても65歳になりたくないでしょう?というアリスの言葉がすごく心に刺さった。
1投稿日: 2023.03.13
powered by ブクログこのレビューはネタバレを含みます。
完全なネタバレ とてつもない衝撃とあったので期待して読んだ。 確かに衝撃的ではあったけれど 少々気持ち悪く、受け入れ難かった。 イーディスの夫であり継父のジェイクxアリス ビルxアリス アリスx彼女と結婚したビルの息子ハリー ビルxグレイス この4組の年配のほうの性的嗜好の物語。 ジェイクがジョンとしてビルの仕事を 手伝っていたのには驚いた。 そしてジェイクとアリスがそれぞれ 同じような目的で結婚した事にも驚いた。 ハリーにビルの遺伝子が受け継がれていませんように。
3投稿日: 2023.02.18
powered by ブクログ週末に一気読み。 ミランダもケイトも読みましたが、これが一番好きかも。 中盤に犯人にスポットライトが当たり出すまで、犯人が誰か中々わからなかったし、あと個人的には最後が因果応報という感じで爽快でした! (ミランダとケイトの内容、ちゃんと思い出せないものの、なんだかぼやっと終わった気がして。。) 個人的に腑に落ちなかったのは、アリスの友達とそのお母さんがなんでそこまでアリスを気に掛けたのかな?という点。 やばい大人たちが繰り広げる頭のねじがぶっ飛んだ行動の話なので、理由なんて探しちゃいけないのかもしれませんが。。。
1投稿日: 2023.02.05
powered by ブクログ「そしてミランダ…」と同じくらい面白かった 次へ次へ読み進めたくなって2日で読み終わった 「ケイト…」のような尻すぼみ感もない
1投稿日: 2023.02.03
powered by ブクログこのレビューはネタバレを含みます。
面白かったが、ミステリーってよりもサスペンス。あらすじにもそう書かれていたが。 ハウダニットよりもホワイダニットが強い。 真相がわかったあたりで、これは『白夜行』や『ロリータ』だなと感じた。そしてアリス自身は『春にして君を離れ』だなと。 自分が信じたいものを信じて人を操ろうとするキャラクター。それでもジェイコブとの最期はせつなさがあって良かった。 ジェイコブの身勝手な献身は面白い。初体験とその後の経験と両親からの愛情を感じられないという境遇から形成されたところが面白かった。 献身さ具合は映画の「モールス」や「マジカル・ガール」を思い出す。 アリスの悪女っぷりは作者が男だという点や、ハリーのモテモテ具合から好きじゃないな。 出来るだけフラットに描きたかったんだろうなとは思う。ジェイコブも同様に。 ハリーはなんであんなにモテるのかわからん。顔が良いからか。 キャラの視点を変えることでハリーへの第三者目線がわかって面白かった。 アリスもジェイコブも孤独で、たぶんハリーも孤独な人間なんだと思う。人と内心をわかちあうような温かみのあるシーンとは逆の、冷たさが横たわるようなやりとりが強調して多く描かれていたと思う。 すべては美しい嘘。 語らないということは人に誤認させる行為であり、それは美しい嘘であるという定義づけなのかなと思った。 ラストの末路は、「父の秘密」を思い出したし、過去に追いつかれてしまったアリスにふさわしかった。 第二部のタイトルが「黒い水」というのも良いな。嘘という海に飲みこまれていく感じ。
0投稿日: 2023.01.24
powered by ブクログオフィシャルなあらすじ以外、余計な情報を入れないで読んでください。作者の意図に身を任せて、流れるままに読み進めるのがいいと思います。作者が明らかに犯人が誰かを示してから後が結構長くて、ちょっと飽きちゃうんですが、ぐっと抑えて最後まで見届けてくださいね。
3投稿日: 2022.12.17
powered by ブクログこのレビューはネタバレを含みます。
うーん、よく出来た話だと思うが、みんな節操がなさすぎ。主人公のハリーでさえ、なんだかなあと言う感じ。アリスは最後、あんなことになってしまったのも、自業自得というより悪運つきたということか。しぶとく生き残って、不幸にまみれた人生でもよかったかもね。
3投稿日: 2022.12.03
powered by ブクログこのレビューはネタバレを含みます。
主人公?のハリーの父親が殺された現在と20年程度前の過去での話が交互に交差していくが、題名のアリスについては過去は多く語られるが、現在についてはほとんど全くといっていいほど語られない。いろいろな人のことに話が行くが、結局誰についてもあまり深く語られることなく、全体的に中途半端。ハリーが主人公なのかどうかも微妙。 最後も個人的には全く必要と思えない。 今回はちょっと残念だった。
0投稿日: 2022.11.20
powered by ブクログサクサク読めるし、犯人は意外な人だった。 結局アリスという人が何を求めている人なのか謎だったのが、不気味な気もする。 原題は「すべての美しい嘘」だが、ハリーに嘘はなかった気がする。
0投稿日: 2022.09.05
powered by ブクログやっぱりおかしい人たちばかり。「ケイト~」の時はそれがゾワーって感じで引き込まれて面白かったんだけど、今回は…性的倒錯者?が多いというか、思考がすべてそれしかないみたいな感じで、、あまり好きではなかった。 サスペンス的なのはジェイクの正体だけって感じもしちゃったな。
2投稿日: 2022.09.02
powered by ブクログ最愛の父が転落事故で亡くなった… 事故ではなく事件だと知ったハリーは父の葬儀に現れた黒髪の女性を追う! 作者はサイコパスっぽい美女にトラウマでもあるのか?っていうぐらい、またもや美しき継母アリスが事件を引っ掻き回す。過去と現在を行ったり来たりして人物を深掘りしていくのは楽しかった。 中盤くらいで犯人の見当がついたけど、最後にもうひと展開あってニヤリとしました。
0投稿日: 2022.08.29
powered by ブクログこのレビューはネタバレを含みます。
後半一気読みしちゃった! このシリーズやっぱ「そしてミランダを殺す」が一番面白いな。 事件の起こり方と回収の仕方が流れるようでテンポよくて好き。 倫理的にはだいぶ吐きそう。少女愛の系譜が…。 オチが毎回ひんやりするが、おおむね因果応報なのも皮肉で良い。
0投稿日: 2022.08.21
powered by ブクログ「ミランダ」「ケイト」に次ぐ、「アリス」ですが、 今回も最後まで楽しませて貰いました。「ミランダ」が一番面白かったかな。 登場人物はみんな怪しく異質な人達なのですけど、謎解き役のハリーが今一つ人物像がはっきりしない点がマイナスかな。
13投稿日: 2022.06.26
powered by ブクログ「そしてミランダを殺す」を読み終わってすぐに手に取った。 少女から大人へ・青春の感傷・ファム・ファタール 通底するテーマや道具立てはある意味共通でパターンが同じという感覚も無きにしも非ずだが、原作者の表現や訳者のこなれた文章がそれを補って余りある。 所々に出てくる比喩や情景の描写(海辺の美しさやバーの猥雑さなど)が、読んでいてとても楽しい。 女性が主人公の作品で名を上げた作者だが、男性が主人公の作品や、ミステリー以外の小説も読んでみたいと思った。
1投稿日: 2022.06.21
powered by ブクログAll the beautiful lies この人の描く話はいつもセックス三昧だな 本筋はおもしろくて、でも「17歳である1年間だけ美しかった女」という表現が心底気に入らない
0投稿日: 2022.06.20
powered by ブクログこのレビューはネタバレを含みます。
タイトルからして、アリスが怪しい前提で読んでしまう。若くて無垢な少女への執着を見せていた男は変質者だが、アリスが中年の域に入ってもほかの女の子に関心が移らなかったということは、歪んだ愛情を持ち続けたということなのかもしれない。それにしてもいびつな家族設定が多くてしんどいのに、先が気になって読み進めてしまった。
0投稿日: 2022.06.18
powered by ブクログこのレビューはネタバレを含みます。
過去パートと現在パートが交互に展開されるけど、過去パートのアリスと現在パートのアリスの雰囲気があまりに違って、最初は名前が同じなだけの違う人物じゃないかと思った。正直ジョンが過去パートにも出てきて人だったのは気づけず盲点だったけど、アリスと彼の依存関係の変化みたいなのがしっくりこなかった感じがある。ジョンは昔から若い女の子ばかり狙ってる感じで、アリスのことも計画的に自分に依存させるようにしてたけど、結局最後はアリスの方がジョンを依存させてたということ?旦那のこともアリスが意図して殺させたのか、全く意図していなかったのか。アリスのスタイルが、自分にとって不要な人を見殺しにする感じはあるけど、自分から意図して積極的に死なせるというのは合わない感じがした。アリスのハリーに対する気持ちというか、行動も、どこまでが本気だったのか中途半端。 でも面白かったし最後までスラスラ読める。
1投稿日: 2022.06.11
powered by ブクログ『アリスは怪しい』って前提で話が進んでるからハリーがアリスの会話とか態度を怪しいって感じても読者からしたらどこが?ってなります。 あとアリスは結局のとこ確信犯なのか天然なのか、もやっとして終わるという。
3投稿日: 2022.06.07
powered by ブクログ図書館本 ハリーの父親、誰が殺したのか。 義母アリスの過去に何があったのか。 サスペンスもの。 人間関係入り乱れて、名前もカタカナで覚えにくくて笑笑。 しかし訳が読みやすくてだーーっと読めました。
11投稿日: 2022.05.30
powered by ブクログ継母アリスと暮らす父ビルが死んだと知らせがあり駆けつけたハリー。ビルの死には不審な点がある。そしてアリスに対して感じる違和感。交互に現在と過去が描かれる。アリス、14歳の時、母イーディスは金持ちの男ジェイクと再婚するが酒浸りの日々。そして・・・ ストレートに面白かった。 アリスの過去が段々と分かってくると背筋がゾクゾクしてくる。こうなるだろうと先を予測しながら読んでしまうが、それを遥かに越えた所に着地する。素晴らしい。 ※以下ネタバレ※ 酒浸りの母が吐瀉物で窒息するのを見ていたアリス→ジェイクと関係を持つ→親友ジーナに非難されたので、海で溺れたのを救わない。 ジェイクも最初からアリスを狙って母イーディスに近づいた。イーディスの酒に薬を入れた。しかしアリスに振られてから、フロリダでロリコンがばれてクビになる。 アリスはハリーの父ビルに出逢い、再婚。ジェイクに頼んで、ビルの書店に勤めて貰ってビルのことをスパイしてもらう。ビルが若い女性グレイスと関係を持ってることをジェイクが、知り、殺した。 アリスはビルに惚れたのではなく、息子のハリーを狙っていた。 最後はジーナの母親に重りを付けられて、アリスは船に沈められる。
0投稿日: 2022.05.29
powered by ブクログ購入済み 2022.06.16.読了 うわぁ。すごい。初めから最後まで、ずっーとドキドキハラハラの連続だった。 ピーター・スワンソン、私史上1位かも!
0投稿日: 2022.05.22
powered by ブクログコツコツたんたんと積み上げてからの急降下。 終盤は超スピーディー。 登場人物の狂人さ、変態さが怖いくらい。 さまざまな人間関係が同じなようで全然違う、そして全員掴みどころがなくて感情移入できない。 最後まで、どうなるんだろー!?って感じ。 不思議な世界観だった!
1投稿日: 2022.05.20
powered by ブクログ★5 ど真ん中サスペンスの傑作! 過去に一体何があったのか、背筋も凍る真相とは #アリスが語らないことは 父の死の連絡を受けた大学生である主人公は、急遽実家に戻ることになる。警察の捜査の結果、父は殺害されたと判明した。父の後妻であるアリスと身を寄せあい、二人で心の平穏を求めるべく静かに生活を始める。 しかしアリスは父の事件や犯人について話すようになり、主人公は訝しさを感じ始める。 これぞサスペンスっ 面白い! 世界観にどっぷり浸れました。 今回はストーリーや人間関係など、サスペンスとしては比較的まっすぐに攻めてきましたね。ありがちとと言えばありがちなんですが、現在→過去→現在と交互に読ませていく構成がなんとも上手い! 謎が少しずつ見えてきて、絶妙な怖さをかもし出し、でも先が気になる気になる。読む手が止まらないんですよ、あしたも仕事なのに困るっ 登場人物もまた今回も強烈ですねぇ 変態ぶりが最高! 人間性が強烈に描写されていて、身の毛もよだつとはこのこと、恐怖で魂を奪われてしまいました。あーこわい。そして、初恋って大事だなと思いました。 ピーター・スワンソンのサスペンスは傑作ぞろいで、映画などでは味わえない心情描写が素晴らしく、読者の恐怖を煽るテクニックがマジでお見事。ぜひ多くの人に読んで欲しい作者です。おすすめですっ
51投稿日: 2022.05.19
powered by ブクログ評判通り面白かった。 父親の殺人者が、なるほどと思う人だった。これの予想が外れ、一気読みとなった。それまでは大体予想通りだったんだけど。 ポールはいい人だなあ。
1投稿日: 2022.05.16
powered by ブクログ「そしてミランダを殺す」のピーター・スワンソン作。 卒業式を間近に控えた大学生ハリーは、父親の転落死を知らされて急遽実家のメイン州ケネウィック(架空の町らしい)へ。警察の捜査で、父親の頭部には殴られた跡があるとのこと。そのことで父親の若い後妻・アリスと話をしたいのだが何故か彼女は話を逸らしてばかり。 『アリスが語らないことは』何なのか。父親の死についての真相なのか。 だが話はアリスの過去に飛ぶ。ということは、『アリスが語らないことは』彼女自身の過去の話なのか。それがどう父親の死に繋がるのか。 「そしてミランダを殺す」で物語の序盤からは予想しない方向に展開していったのを覚えていたのでこちらもそうなのかと思いながら読んでいた。 だがこちらは割と素直というかシンプルで、きちんと(?)過去と現在が繋がっている構造になっていた。 解説によると邦題は原題の直訳ではないようで、狙ってこの邦題にしたのだろうが、なかなか巧妙だ。 「そして~」でも感じたが、この作家さんの作品は登場人物たちに感情移入し難い。 アリスはもちろんだが、主人公の一人であるハリーも、その父親で被害者のビルもそうだ。 何というか、掴みどころがない。 アリスについては他の方々のレビューを読んでいただくとして、個人的に気になったのはハリーの掴みどころのなさ。 それは父親も同様で、ある登場人物から父親について『身勝手』で『自分自身のことは何ひとつ明かしたくなかった』人だと言われている。それはハリーも同じではないのかと。 一見淡白に見える大学時代の恋愛関係。だがケネウィックに戻ってからはお盛んだ。そして友人でゲイのポールとの関係も深いのだか浅いのだかよく分からない。 父親との関係も希薄な気がする。父親もそれなりにハリーを愛してはいたようだが、本に対する情熱の方が強い。 アリス始め他の人物たちの心理の方は詳しく描かれていたので共感はできないまでも理解はできた。だがハリー親子についてはよく分からないままだった。 読み終えてみると、その前に読んだ「楽園ジューシー」を思い出した。様々なツケは最後にドッと押し寄せる。あちらは挽回するチャンスがあったが、こちらは…。
44投稿日: 2022.05.07
powered by ブクログ突然の父の死,若い義母アリスの不可解な行動の背景に広がる深い闇.過去のアリス編と現在のハリー編と入り混じって語られるうちにたどり着く真実に向かって一気読み. アリスの異常性,何かの感情が欠落していて欲望に忠実な心情がじわじわ浸透して,周りを腐食していくようで怖かった.
1投稿日: 2022.04.24
powered by ブクログCL 2022.4.24-2022.4.27 父親が事故死したところから始まるけど、単純な謎解きミステリではない。すべての登場人物がおかしい。とにかく気持ち悪い、いろんなことが。でも、面白い。いや、だから面白い。
0投稿日: 2022.04.24
powered by ブクログ父親の死を知らされたハリーの現在と、ハリーの継母であるアリスの過去が交互に語られる。ハリーの父は事故死だったのか?過去のアリスに何があったのか?淡々と語られていた話だがいつの間にか少しずつ、現在が過去のアリスによって染められていく。現在のハリー以外の視点が現れたあたりから、もうページをめくる手は止められない。思いがけない事実と納得、それだけでは終わらせないラスト。読後邦題がジワリと効いてくる。ミランダ、ケイト、アリス…どれも読ませるサスペンスだが、個人的にはミランダの衝撃が一番かな。
2投稿日: 2022.04.22
powered by ブクログすっかり変わっちゃった…で、分からないものかな? やはりイヤミス系なのか、前作未読なので確かめたい。
0投稿日: 2022.03.27
powered by ブクログ父の事故死を知らされたハリー。しかも父の死には殺人の可能性もあり、事件に関して話したがらない継母・アリスの態度にも疑念が湧くことに。そしてアリスの少女時代に起こっていたさまざまな事件。アリスはいったいどういう女性なのか、そして事件の真相は。じわじわと迫りくるサスペンス感溢れるミステリ。 どこからどう見ても怪しいんですがアリス。だけど彼女が犯人だという話なら単純すぎて面白くも何ともありませんよね。アリスの過去にまつわる事件については彼女自身の視点から描かれているので、彼女がいわゆる「犯人」ではないことがわかるのですが。でもそれって、彼女のせいといってしまっていいの? どうなの? このあいまいさが少し気味の悪い部分ではあります。悪女というには何もしていないけれど、それでも疑惑だらけだし、どうにもつかみどころのないキャラクターであるアリスの魅力に惹きつけられました。 思いがけない真相と、予想外の結末。彼女のしたことは果たして「罪」だったのかどうか、そしてこの結末は彼女にふさわしいものだったのか。これまた絶妙にすっきりしなくて印象的でした。
1投稿日: 2022.03.23
powered by ブクログこのレビューはネタバレを含みます。
過去、現在を行つ戻りつしながらのある女性とその周りの人間たちの世代を超えたストーリー。イッキ読み必至。眠れなかった… 一番恐ろしいのは男女の関係でも因縁めいた交流でもなく、実は老いるということなのでは?! とも思わせる展開に怖気を震わせてしまう。
3投稿日: 2022.03.08
powered by ブクログ好みもあるだろうが、過去編は少し退屈。終盤の仕掛けはそう来るかという感じで、面白いが、惹句の「読む者の予想をはるかに超えた展開」は言い過ぎ。有名作品での前例もあるし。ただ、あまり期待しすぎなければ充分楽しめる。
0投稿日: 2022.03.04
powered by ブクログこのレビューはネタバレを含みます。
どの辺が「3部作」なのかが私には今一つピンとこないんですが、メイン州の架空の町が(ほぼ)舞台のケネウィック・サーガ、ってことかしらん。(でも、第二作はほぼボストンか……) 個人的にはこの第3弾が1番良かった…と言うよりはやるせなく、後味をひいた。タイトル(邦題)が効いているし、ジーナのエピソードが最後の最後でこう効いてくるとは予想外の展開だったし。でも、ジェイクを刺殺したアリスが(自分の写真を回収しに)ジェイクのコンドミニアムへ行けるのが、そもそもおかしくない?自己防衛だと警察に拘束されないの?それに、バージェロン夫妻にはどうしてアリスがジェイクのコンドミニアムへ行くってわかるの?? まあ結局、すべての惨劇の元凶って言うか、この薄気味悪い連鎖の種を蒔いたのは、幼いジェイクにイタズラしたエマ・コッドなのかねえ。この連鎖がハリーに引き継がれないように、ポールが配置されてるのかな。 ところで、ビルの散歩道に置かれていたブーケは、結局何だったんでしょうか?
0投稿日: 2022.03.04
powered by ブクログ親が事故死し故郷に帰ってきた息子 のハリーは、父の死が事故ではなく他殺の可能性があることを知る。 ハリーはしばらく継母のアリスと二人で暮らすことに…だがアリスには秘密が… 現在のハリー視点、過去のアリス視点が交互に展開 何となくトリック自体は読めて少し当たったけどほぼ外れ… 異常心理を淡々と描写していく「冷たさ」のある文章がやはりスワンソンさんの持ち味、少し肩透かしでしたが面白かった。 なんとなく、少し前に読んでたクーンツに 出てくる悪役や、サスペンスに出てくる母親達とキャラが重なる感覚があった。 今のところ 1位ミランダ 2位アリス 3位ケイト かな。
28投稿日: 2022.03.01
powered by ブクログこのレビューはネタバレを含みます。
先読みゲラキャンペーンにより12月7日に読了済み。 以下、東京創元社さんに送った感想文(一部抜粋)を貼り付けます。 もう、めちゃくちゃ面白かった!続きが気になって夢にまで見ました……前半はアリスの過去編が特にハラハラ、後半は過去編の視点が変わり、それもハラハラ。 まさに「ザ☆サスペンス!」冒頭の穏やかな始まり方から考えたら後半の私の気持ちの置き所よ!的な(笑) 第一部ではアリスだけが少し不穏な感じであとは平和な(というと語弊があるけど)現在パートが、第二部冒頭で少し歪む感じがとてもいい。「え?私が読んでた世界と違うくない?」って思うゾクリ感、たまらん。 また、過去パートも、第一部ではアリス目線で進んでいて「タイトルになってるわけやしやっぱりやばいのはアリスか」と思っていたのに、第二部に入ると突然始まるジェイクの生い立ち(笑)え?ん?と読み進めるとわかり衝撃。 書店員の正体で度肝を抜かれました(笑)変な声出た。 そこからは答え合わせな感じで読んでいて……のラスト。 えええぇぇー!!! 思わずどこかに最後のページ落としたかと探してしまった(笑)なんてこったい……、こういうオチなのか……。 ハリーが幸せそうで何よりです(笑) 以下、Twitterでの感想 東京創元社さんからの先読みゲラ、読了しました!もうね、めちゃくちゃ面白かった!!まさに傑作サスペンス!!特に第二部からは読むペースも加速した。ラストはアリスー!!ってなる(なにそれ) 1月27日刊行予定らしいです!ハラハラしたい方は是非。
0投稿日: 2022.02.18
powered by ブクログこのレビューはネタバレを含みます。
内容は面白かったけど、タイトルからアリスを疑っていたので第一部の終わりはあまり衝撃がなかった。このタイトルは何も知らないで本屋さんで見たら気になるし、読んだあとになるほどと思うけれども、展開がバレるのが残念。 原タイトルだったら、もっとハラハラしたと思う。
1投稿日: 2022.02.14
powered by ブクログ淡々、コツコツと積み上げてきているのに、28章がいささか唐突で駆け足のような印象が拭いきれない。でも、この密度は彼ならではないか。これからもピーター・スワンソンは読もうと思うよ。
3投稿日: 2022.02.13
powered by ブクログ大学生のハリーは、父が崖から転落して死んだと知らされる。実家に戻ると、美しい継母アリスが待っていた。刑事の話では、父の死体には殴打の痕があった。ハリーはアリスと話し合うが、その態度に違和感を覚える。これは事故か、仕組まれた死か? 過去と現在が入り交じった2部構成で描かれ、ある場面で読む者の予想をはるかに超えた展開が訪れる。『そしてミランダを殺す』の著者の恐るべき筆力を堪能できる圧巻のサスペンス! まさか、側音化構音という専門用語を、翻訳ミステリで目にするとは思わなかった。安定の星四つ。
4投稿日: 2022.02.12
powered by ブクログ帯惹句「ミステリにとてつもない衝撃を求める、あなたへ」はちょっとミスリード気味。これに釣られて前々作『そしてミランダを殺す』のような展開を期待するとやや肩透かしになるかもしれない。ミランダ~と同様に本作もスリラーではあるのだが、「異常心理もの」の側面を深掘りした物語と言えるだろう。しかし派手なエログロ的毒々しさとは無縁で、語り口は徹底して温度低め。ある種突き放したような観察的描写が徹底されている。 今作でもまた、邦題は原題とはかけ離れたオリジナルのものになっているが、読後の味わいを深めるナイスアレンジだと個人的には感じた(若干、タイトルで「語りすぎ」ているとも言えるので、これを嫌う人もいるだろうが)。
0投稿日: 2022.02.10
powered by ブクログ現在と過去のパートに分かれて展開されている。大学生のハリーの現在と過去にいるアリス。現在と過去を行き来しつつハリーの日常やアリスの生活が描かれているけれどそれが読み応えたっぷりでそれだけで充分に面白い。著者のこれまでの作品同様に驚きが待っているし思いのよらない方向へ行ったりもするし最後まで気を抜くことはできないけれどその驚きがなくてもいいと思えるくらいにハリーやアリスの日々がいい。事件が起きて急に動き出したり家族の中の歪なものが表に出てきたりと不穏な空気を孕みながらラストまで一気読みでした。
0投稿日: 2022.02.05
powered by ブクログこのレビューはネタバレを含みます。
大学の卒業を控えたハリーは父が死んだと連絡を受ける。 卒業式もパーティーも投げ出して、故郷に帰った彼を出迎えたのは父が再婚をした女性アリス。 彼女は父が死んだのはいつも散歩をしていた道で転倒したからだと彼に告げるのだが……。 ハリーの視線を中心とした現在の事件と彼の継母であるアリスの過去が交互に描かれるミステリ。 アリスがとても歪で好きになれなかった。と、いうかこの作品に出てくる人物の多くがそうなんですが。 ミステリとしては、お! と思うところもあり、楽しむことはできました。 ですが、愛憎ドロドロの作品はしばらくいいかもしれないと思ったりしましたね。
16投稿日: 2022.02.04
powered by ブクログ名前は知っていたが初読みだった。 訳者の力量もあると思うが、分かりやすく素直な文章で物語に没入しやすかった。 内容は、とにかくみんな関係を持ち過ぎ!(笑) というのはさておき、「アリスが語らな」かったことというのがそういうことなのか、というのが分かったとき、どこで彼女は道を誤ってしまったのか、どうすればこのような結末にならなかったのだろうと、彼女の人生を憂う気持ちが強かった。 最後の場面のとあるモノローグが印象的で、「そうなんだけどそうじゃないんだよなー」というか。 物語を通してずっと不穏で、海辺の街が舞台なのだけれど、爽やかな感じではなく、じめっとした、曇りの日に香ってくるなまぐさい潮風を感じているような小説だった。 最後は静かに衝撃的な幕切れ。哀しみもあるが、アリスに相応しいだろう。
3投稿日: 2022.02.02
powered by ブクログこのレビューはネタバレを含みます。
人間ドラマ要素も強く途中まであんまりミステリーでもサスペンスでも無いかな?と思ってたけど、さすがピーター・スワンソン期待を裏切らない。確かに2回衝撃を受けた。 現実と過去から展開される物語からアリスという女性の闇深い人間性がだんだんと浮き彫りになっていく。美しくてミステリアスな継母の正体が気になってたまらず引き込まれていった
1投稿日: 2022.01.31
powered by ブクログやっぱりおもしろかった! この人の作品は外れがないというかわたし好みというか…。 屈折した感じがなんともいえぬ。 そしてラストもなんともいえぬ。 すごくいい。 すごくいいけれどネタバレしたら読む気が失せてしまうからなにも言わないでおこう。
4投稿日: 2022.01.28
powered by ブクログゲラ先読みキャンペーンにて、読ませていただきました。待望の新作。過去と現在が交錯する彼の筆致が快感で、まさに一気読み。驚きの展開登場も、ザ、スワンソンワールド。呆れや怒りなど様々な感情に絡め取られつつラストへ。そこで感じたことのない心情に包まれました。ミステリーでは初めてです。いやー、新しいステージに連れて行ってくれましたね!次作が待てませんよ!
0投稿日: 2021.12.06
