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ただしい暮らし、なんてなかった。
ただしい暮らし、なんてなかった。
大平一枝/平凡社
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総合評価

29件)
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    図書館でやっているわたしの本棚展で同じ40代の方がオススメされていた本 まさに今ドンピシャな選書でつらつらと読んでしまった。 こういうのはジャケ借りしないから、誰かのオススメがあるってのはありがたい 著者の大平一枝さんは北欧暮らしの雑貨店(好物!)でも連載されていたエッセイスト そりゃあ、私に刺さるはずだー、と読み終わって納得しました 2024.8読了

    2
    投稿日: 2025.10.11
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    久しぶりに良い本を読みました。お母さんやお義父さんとのエピソードに涙が出ました。 子育ての思い出も多く、珪藻土の壁に人参を投げつけた話とかすごかった(汗)。

    1
    投稿日: 2025.07.17
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    大平一枝さんの書く文章が好きだ。 朝日新聞デジタルマガジン『東京の台所』で彼女を知った。 彼女の文章は紙で読みたいと思った。 どうして好きなんだろうなぁ。 このエッセイを読んで、自分ごとと置き換え、 かつての私といまの私、時を経て経験を積み年齢を重ねたことより、変わってきた自分を見つめ直すことができるような気がする。私にはまだ答えがでていないけれど少しだけ先輩の彼女のお話を伺ってまた新たな私に出会うことができた。 印象的だったことばMEMO ・多摩美術大学「在宅性の君たちへ」 『今』を精一杯生きよ。自らの命を守れ。愛する人の命を守れ。そして生きるための想像力をしぼり出せ。 ・”ていねい”とは、人やモノを愛するさまをいうのではないか。 ・十代のやわらかな心に触れ、硬くなった自分を繕う機会になった。 ・バンフスプリングスビール 20250626

    1
    投稿日: 2025.06.26
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    各エピソードごとに「かつて」と「今」と著者の変化がわかりやすくまとめてられています。 私は著者よりも年齢が下なので「かつて」の部分に今の私と共感するところも多いですが、著者の考え方の変化にも頷くところもありました。 どのエピソードからも「かつて」があるから「今」の暮らしがあるとうまくいかなかったことも戒めにしたり、頑張る糧にしたり、ときには思い出として笑い話にしたりと前向きに考え、「かつて」である過去も大切にされているのが伝わってきました。

    1
    投稿日: 2025.05.04
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    「かつて」と「いま」の暮らしが書いてあって分かりやすかった。 かつては、付き合いの良い人と思われたくて誘われたらすべて参加していたが、いまは誘いを断ったところで関係は変わらないという考え方がいいなと思った。

    14
    投稿日: 2025.03.23
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    このレビューはネタバレを含みます。

    10年前のは読んでないけどよかった。確かに、常備菜に興味が出たのは食欲魔人がいなくなったからだ。キュウリみたいな人、いいなあ。母親リミッター、あったよ。理解されなくても嫌だったことを伝える作業を試みる、しんどいけどやったほうがいいのだろうな。

    1
    投稿日: 2025.02.16
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    東京の台所? という著書が良かったのでこれも手に取ってみましたけれどもまあ…普通の…エッセイという感じですかねぇ…社畜死ね!! ヽ(・ω・)/ズコー 女性の感覚というか、普通の主婦の感覚というか、そういうものが書かれてあるように感じましたねぇ…男の自分は読んでも割と( ´_ゝ`)フーンといった読後感を得ましたかねぇ…(!) 社畜死ね!! ヽ(・ω・)/ズコー まあ、そんなアレで出版されたのが2021年ということもあってコロナ禍にも触れられておりますねぇ…まあ、そんなところですかね…。 さようなら…。 ヽ(・ω・)/ズコー

    0
    投稿日: 2024.10.02
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    一万円選書の1冊 この本を読むタイミングだったのかなぁ〜と思う 若かったらこの本を読んでもピンとこなかったかも 足し算もいいけど、今あるものを大切に 少し不要なものを減らし ゆっくり養生しながら 生活していこうと思わせてくれた

    8
    投稿日: 2024.09.16
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    子育てがひと段落して体力の衰えを感じている今、すとんと落ちるものがありました。 毎日が緊急事態宣言のようなものだった、というくだりにも深く同意しました。お酒、誰かに禁止された訳ではなかったけれど、いざというときすぐ動けるように、飲めませんでした。美味しそうだなぁと、心の底から思うけれども。 本書にもあるように、自分を大切にするって難しい。 けれど、これから先の人生のために、少しずつ、養生も大切に生きていこうと思いました。

    1
    投稿日: 2024.08.21
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    足し算数ばかりではなく、今あるものを大切にして、引き算していくことにで、美しさ、平和、健康につながることがよく分かりました。北欧のHygge(ヒュッゲ)に通ずるテーマです!

    0
    投稿日: 2024.07.14
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    内容は悪くないはずなのに息苦しい感じがする…。 過去の反省を色濃く感じる。 そんなに反省しなくてもよくね?ってなった。 けっこう何でも楽しく読めたはずなのになぁ〜。 年かな(笑)

    0
    投稿日: 2024.04.18
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    メモ→ https://x.com/nobushiromasaki/status/1743056273711784092?s=46&t=z75bb9jRqQkzTbvnO6hSdw

    0
    投稿日: 2024.01.05
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    「時短料理ってよく聞くけど、みんな余った時間でなにしてるのかな」という言葉に著者同様どきりとしました。 私はふきんが汚れていてもまあいっかと思うので著者と同じ行動をしても感じることは違うでしょうし、そっくり真似したら逆に苦しくなりそうです。人には色んな力の抜き方があると知り、自分なりに過ごすのが大切なのかなと思った本でした。

    0
    投稿日: 2023.09.27
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    振り返るとああすれば、こうすればよかったと思うことたくさんある。でも、それを選んだことをやり直すことはできない。それは思い出として残るものなのかな、と感じた。

    0
    投稿日: 2023.08.04
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    年齢を重ねていくと暮らし方や価値観が変わるのは自然なこと。かつての私と今の私を比べて、もう少し力を抜いて生きていってもかまわないと綴られていく。若いときは体力もあり、がむしゃらに頑張ってきたけれど、だんだんすぐには解決できないことが増えてくる年代になっていく。読み進めていく都度、そうだよね、と思うことが多かった。私に、 変わらないことを変えないで、自分を労り、素直に生きていいと気づかせてくれた本。

    0
    投稿日: 2023.07.19
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    嫌なことは断る。自分を大切にする。 安いからって手を抜かない文章、大事だよなあ。そりゃそうだよなあ。だから、巷に溢れているしょうもないウェブメディアが嫌い。

    0
    投稿日: 2023.06.15
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    「大勢で会うのをやめたら楽になった」 4人以上の食事会にはあまり行かない。せっかく卓を囲むならば楽しく有意義な時間にしたい。相手をよく知りたい。自己紹介や、浅い近況報告で終わる食事はもったいない。 「どうしても合わない人に」 どうしても合わない人がいたら、信じている神様が違うと思ったら楽になれる。価値観が違って当然とすんなり理解できる。根本の所で信じているものが違うのならどんなに努力してもしょうがない。自然に距離を置こうと思える。相手の人格を徹底的に嫌いにならずにすむ。 在宅ワークのルール ・休憩はソファに座らない ・ピアスをつける ・終業後は机上をゼロに戻す

    0
    投稿日: 2023.05.19
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    このレビューはネタバレを含みます。

     やはり、大平一枝さんの優しくて飾らない文章は良いですね。 好きです。 共感するところも多く、癒されました。  人生を振り返りながら、苦さ・切なさ・懐かしさ・満たされた想いと様々味わいました。 『かつて 問題が起きたらすぐ解決しなければ、      相手を理解しなければと必死になって      いた。  いま ある年齢を過ぎたら、どうにもならない     人間関係は逃げても諦めてもいい。     それより、わだかまりの手放し方を体得     したほうが得。』 『わだかまり』と表現されるその気持ち、よく分かります。 お母さま、お嬢さま、そして、お義父さまとのエピソードが、印象深く記されていましたが、近しい人との『わだかまり』を手放すのは難儀です。 やっと、手放したと想ったら、新たにできたり。 人生の後半は、スッキリ嫋やかに笑顔で生きたいものです。  大学一年生のお嬢さまの深い気づきに感嘆。 『「自分の許容量のなさは、傲りからきてたって気づいたんだ」』 『かつて 人より知っていることは、えらいと思      っていた。  いま 知らないので教えてくださいと言える人     こそ素晴らしい。』

    1
    投稿日: 2023.05.07
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    人生後半戦。 頑張らない事の方が難しい。 日々の暮らしは色々あれど、人生は振り返れば全部喜びに変換できる旅のようなもの。 心のやわらかさとゆとりを手に携えながら、軽い荷物で歩いていきたい。正しくも、きちんとしていなくても、人生は勝手に巡ってゆく。 自分を大事にしながら自分の心地よい速度で進むこと。

    0
    投稿日: 2023.04.30
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    いやなんかもうびっくりするくらい泣いてしまった。最近ちょっともやっとしていたから、引き寄せたとしか思えないほど、完璧にすこんとはまってしまった。うれしかった。

    2
    投稿日: 2023.03.31
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    歳を取ると考え方変わるけど、たくさん失敗しないと結局今に行きつけないと思うし、無暗に若い頃のことを否定することもなくて、特段過去について評価をしなくて良いのだろうなと思った。

    0
    投稿日: 2023.01.07
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    定期的に読み返したい本です ここ5.6年で考え方、捉え方、受け取り方がすごく変わった実感があります その中でまだまだ思いやりが足りない部分、自分の首を絞めている部分があることに気づかせてくれます

    0
    投稿日: 2022.12.18
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    この本を読んでいる毎日は、心がワクワクした。 私もこういう生活したいなぁ、いいなぁ、等身大でちょっとした毎日を楽しめるのが本当に良い!

    2
    投稿日: 2022.10.18
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    毎日を一生懸命真摯に生きているからこそこうやって自分の輪郭を確かめられるんだろうな。 前はこれが必要だった。 でも今はこう考えられてここに手間をかけられる。 とかその逆とか。 生きていると変化する。 前快適だったものが今日も快適とは限らない。 そういうことを忘れずにいたい。

    0
    投稿日: 2022.10.04
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    共感できる箇所が多く面白かった。 一方で、読みづらい(理解するために読み返さなければならない)部分があるのが残念な本だった。「は」と「が」、「を」の使い方、読点の位置が変に感じられた。また、修飾語がどの語に係かっているのかわりづらい箇所が散見された。そのため、読みづらかった。

    0
    投稿日: 2022.06.03
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    タイトルに惹かれて。 大平家の引っ越し遍歴が面白かった。 「傲りと許容量」 謙虚であれば、自分よりものを知っている人に教えてもらえてありがたいと思えるし、知識を深く受け止められる。

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    投稿日: 2022.05.15
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    P80 〈自分の暮らし方は自分が決める〉 これという決まりはない。 だから自由でいいんだ。 本書を読み共感することが多かった。 いままで丁寧な暮らしとは縁もなく それでも、当時ぼんやりとした憧れはあったと思う。 好きなものに囲まれた生活。 それが自分にとって居心地の良い場所なら言うことなし。 ほっとできる一冊だった。

    0
    投稿日: 2022.04.12
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    叱咤激励の本 自身にとっても「耳が痛いこと」を書かれていることに気づくので、読み続けたらしんどいと思う時もあったが、それだけ気づきを与えてくれてこともわかる。 ただしい暮らしは人により、時により異なる内容ということがよくわかる1冊。

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    投稿日: 2022.01.16
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    2021/12/04予約 1 かつてのわたし、いまのわたし。 一度決めたことを、必ずやり通さなければいけない、などと思わなくていい。 人生の積み重ねと共に、たくさんトライアンドエラーを繰り返した。それを踏まえ、無理しないで、緩やかに今の自分にフイットするよう、転がっていく。 「みんな、生きている途中だ。自分にフィットする暮らしのありようを求めて石のように どんどん転がっていけばいいと思う。変わることをとめずに。」 P17 かつて 誰からも好かれたい、誤解はすぐ解きたい 今 こじれたものは待つほうがうまく行く P27 かつて 問題はできるだけ早く解決が良いと信じていた 今 できるだけ夜は悩みを途中放棄、いったん棚上げ。体を休める夜まで悩みにあてると心身にてきめんに支障がでる P43 紙1枚鉛筆一本あれば作品は作れる。今を精一杯生きよ。自らの命を守れ、愛する人の命を守れ。そして生きるための想像力を絞りだせ。これが新学期を迎えた君たち全員に対する第一番目の課題である。(多摩美術大学美術部学長) P52 トライアンドエラーを繰り返し、今思うのは人がいいと言ってもそのまま自分にも当てはまるとは限らないということ。また一生の中でも波がある。その時やらなくても、別のタイミングで自分の生活にフィットすることもある。 P57 フライパン物語。 あまりに同じ過ぎて、笑えてきた。私も鉄製フライパン使いこなしたくて何度もトライした。最後の油を馴染ませる、ができなくて挫折した。安いものから高いものまで使って、現在はほどほどのティファールを一年くらいで買い替えている。 P62 台所の真っ白 白雪ふきん。人のマネして使い始め、塩素系漂白剤の大好きな私は、すぐボロボロにしてしまった。私もジプシー。現在はスコッティの洗えてほぼ使い捨てのロールタイプを使っている。また、酸素系漂白剤で白雪ふきん、始めようかなあ。 P102 どうしても合わない人。 信じている神様が違うと思ってみる この章のあとの方に、お気に入りのラジオ番組の話がある。全部月曜日のせいですね〜、とか全部低気圧のせいですね〜と言う、と書いてあった。これは、もしや私がヘビーリスナーである、ジェーンスー氏の番組のことではないかと思った。 P209 夫婦だからといって、全部を知らなくてもいいし、頑張って会話などしなくてもいいということ。知らないこともある、が前提のほうが、わかり合おうと多少努力をする。知らないのだから、行き違って当然と流せたりする。 夫婦関係は子どもがいるとき、巣立った時、どちらかが病気をしたとき、老いたとき、距離感を伸び縮みさせながら紡いでいけばいいと今のところは思っている。 かつて 夫婦はわかりあえているべきと思っていた。 今 わからないこともたくさんある、が前提なら、なんでわかってくれないのかとっても気になります。ぜひ使ってみたいです。嘆くことが減る。 これは何年か前の自分に読ませたかった… 今の私にとって、とてもいい本だった。人によって受け取り方は違うだろう。けど、上記をこれほど引用するほど、 今の気分にぴったりだった。 同年代の人には響くだろう。 まだ若くて試行錯誤の人には、将来こういうこともあるかも、くらいに読んでもいいのかもしれない。

    0
    投稿日: 2021.12.04