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ボクの手塚治虫せんせい
ボクの手塚治虫せんせい
古谷三敏/双葉社
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総合評価

5件)
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    手塚治虫さんのアシスタントさんからみた、ほんわかした人間味感じるエピソード漫画。 ピアノが弾けたのは知りませんでした。 多趣味で知識欲、芸術欲もすごい人だったんだなぁ、と改めて驚く。

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    投稿日: 2021.01.29
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    古谷三敏さんの手塚門下時代の証言。例の壁村伝説の真相もわかったし、革命を愛する「スマートな資本主義者」としての矛盾や、天才ならではのわがままな言動も、ニヤニヤしながら許せてしまうところさえ人徳なのかも。

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    投稿日: 2013.05.25
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    手塚治虫本ってどれもわくわくします。手塚治虫がわくわくする人だったからでしょう。最近、立川談志との対談をCDで聴いて、両者がいかに互いを認めあっていたかを強く感じました。天才が天才を引きよせるんですね。そういえば、古谷三敏の落語のマンガはとても好きです。

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    投稿日: 2012.04.05
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    さまざまの漫画家諸先生がたの描かれる手塚治虫像、その漫画やエッセイなどはたいがい読んできたと思っていたが、古谷氏のものははじめてでした。「レモン・ハート」でもよく垣間見られる、ブラックな、突き放したような、でもとても清潔な、下品でない描き方で、とてもおもしろかった。 やや絵が雑で描きながした感じがしたけれど、内容は「らしく」てよかった。すでにどこかで読んで知っていたエピソードに、ちょっとだけ知らないものが入っていたりして。キスマークだったり、痛んだみかんだったり。巻末の赤塚先生への郷愁あふれる追悼漫画もとてもよかったです。

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    投稿日: 2011.09.11
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    故手塚治虫のアシスタントを4年半勤めた漫画家の著者が語る手塚先生との思い出エッセイ。 手塚治虫の天才っぷりと、それゆえの非常識っぷりに興味をひかれまくる。特に、劇画を毛嫌いするエピソードは納得。手塚治虫にとって、マンガは子供のものであり、犯罪やセックスシーンのある劇画は理解できなかったんだろう。 また、著者は手塚治虫のアシスタントを経て、赤塚不二雄のアシスタントも勤める。手塚・赤塚という漫画界の巨頭と接した、貴重な「歴史の目撃者」でもある。

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    投稿日: 2010.10.15