
戀むらさき~与謝野晶子物語~3
高橋千鶴、倉橋燿子/CoMax
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総合評価
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powered by ブクログ自由自由というのは簡単だけど、本当に自由であるのは難しい。 自分が自由なのはもちろん、他人の自由も認めなければ本当の自由ではない。 だけど、他人の自由を認めるのは簡単ではない。 鉄幹さんのことはもちろん、それこそ、弟を戦場に送る国の自由さえも認めなければならないだろう。 その上で反対するのもまた自由なんだけど。 こんがらがってくるね。 要は、自分の自由のために他人の自由を侵害することはできないのよね。 だから国が勝手に弟を戦場に送り、その自由を奪うことに反対した。 でも、完全に自分の自由のために、誰かの自由を侵害しないことなんてできるのだろうか。
0投稿日: 2021.05.27
