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カルト村の子守唄
カルト村の子守唄
高田かや/文藝春秋
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総合評価

20件)
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    カルト村で生まれました、に続いて読了 正直、1作目の面白さと比べると あまり興味を持てなかった ラストのご両親の結婚エピソードは とっても興味深かった

    0
    投稿日: 2025.08.02
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     ご両親の入村経緯と馴れそめ話が面白かった。武者小路実篤の『新しき村』が出てきたけど、時代だったのだな。  一作読み飛ばしていたようで(お金さま?なんちゃら)急いで読みます。

    0
    投稿日: 2025.07.09
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    相変わらず字がきれいだな、と思い、そういえばこれも「村」の教育の賜物だったなと思いながら読みました。理想があり、その理想の具現化として発生した「村」。それを正しい正しくないは置いておいて、フラットな視点で知ることのできる良い本だと思いました。

    0
    投稿日: 2023.07.17
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    最初の作品を読んだ覚えがあり、まとめて置いてあったのが目に入ったので借りてきた。 やはり異文化、宗教はおもしろい。著者の姿勢もわりとフラットで批判本ではないので読みやすい。

    0
    投稿日: 2023.07.17
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    このレビューはネタバレを含みます。

    図書館にて。 カルト村のついての前作2作よりずいぶんと柔らかかった感じ。 あまりこの宗教についてなるべく悪く書かないように気を付けた印象をなんとなく受けちゃったんだけど… 自分の育った環境とか、生きてきた世界が必ずしも正解でこっちがダメだったとは思わないし、多数派が正義とも思わない。 ただ、選択のできない子供の育つ環境は理不尽であってほしくないなと思う。 それは実の親に育てられようがそうでなかろうがそう思う。 同じ環境でもどう感じるかは人それぞれ、万人が幸せにはなれないのかもしれないけれど。 私自身はまっぴらごめんではあるが、自ら考えることをせず言われるがままに行動し従うというのもある意味幸せなのかもしれないし、実際そういう人もこういう世界にたくさんいるのだろう。 幸せとは、生き方とは…考えさせられる。

    1
    投稿日: 2023.04.27
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    幼少期のころの村のままなら そんなに悪いところでも なかったかな・・・と思うだけに 余計に一作目の 初等科の締め付けの 異常さを思い出させます カルト村も 段々締め付け 支配するのが 目的になってきたんだろうな やっぱり 子供には 伸び伸びと自由に 育って欲しいって思いますね 2世と言う苦しみもなく ね

    26
    投稿日: 2023.03.14
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    【感想】 70年代学生運動の終了により、大きな社会から小さな社会の実現を目指した共同体(コミューン)が各地に発足される。本書の舞台である「カルト村」は、70年時点で発足から20年以上経っていた、日本最大の共同体だった。文中で名前はぼかしてあるが、「ヤマギシ村」のことである。 村の経済基盤は農業による収入。基本的に物は共有であり、お金のいらない平和な社会を目指した人たちが共同生活をしながら暮らす場所だった。 筆者の高田さんはそのカルト村で育った。本書では彼女が幼児だったときのエピソードが語られていく。 「カルト村」というと、妙な戒律があったり社会から断絶されていたりと、とにかく自由が制限されているイメージだが、当時は村と一般の線引が曖昧で、普通に行き来することができたらしい。お金も自由に使えたし、お酒・たばこもOKだったとのことだ。 保育施設の規律もだいぶ緩かったらしく、マンガを読んだり他宗教であるクリスマスパーティをやったりもしていたらしい。しかし、新しい世話係さんの赴任によって、テレビ禁止、漫画禁止、クリスマスなどのイベントが禁止され、男女問わず全員髪を短くされた。また毎週末親に会えていたのに、それが3週間に一回になったという。 このあたりのいきさつ、高田さんの絵と語りが明るいこともあって、あまり悲壮感が伝わってこない。読む限りでは、「自然の中でのびのびと子育てできるなんていい環境だなぁ」と思ってしまったぐらいだ。 しかし、実態は相当ブラックらしい。大人子どもを問わない重労働、体罰、村の調整役が決めた「調整結婚」など、とにかく閉鎖的な制度が推進されており、自由などまるでないとのことだ。 ただ、こんな場所で暮らしたい、と思う人の気持ちは、なんとなくわかる。「幸福のための理想の暮らしをしたいから」「自然との調和を前提とした理想的な暮らしをしているから」という理由で入村する人が多いようだが、確かに俗世でのプレッシャーはなさそうだ。抑圧的な環境を「そういうものだ」と割り切ってしまえば、歪ではあるが衣食住は保証される。 人は結局、「他人とのつながり」から逃げて生きられない。現代社会でもカルト村でも同じで、そのつながりの種類が違うだけだ。俗世での人間関係が嫌でカルト村に入村するものの、カルト村を抜けるのもやはり狭すぎる人間関係が理由なのだろう。

    19
    投稿日: 2023.01.10
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    担当者が変わってからどんどん厳しくなるカルト村の幼児預り施設 父親の方はいちおう親族と連絡取れる 母方の方はいまも絶縁 なんかなー、という感じ 宗教二世といい、カルト村といい、子供は大変だ

    0
    投稿日: 2022.11.27
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    どんな理念や宗教もそうだろうが、最初の志は高くとも人が集まればルールが増え、世間とは常識がずれていってしまう。それがカルトというものだ。 所有のない社会を目指し自給自足の共同体で生まれ育った著者。 子供は明るく素直で元気でいなければならない社会において、そうなるつもりもない頑固さと意思の強さはご両親譲りだった模様。 きっと著者はどんな育ち方をしても自分をきちんと持った人物になったのではないだろうか。 子供は育った世界が基準になる。幼少期は楽しいこともたくさんあった、というのは良かった。 それにしても、ご両親共に大学生時代に退学して村へ入ることを決めたそうだ。 その親御さんたちからしてみればたまったものではないだろうな。 この年になってみると、あの年代の世間知らずさと純粋さが危なっかしいことがよくわかる。

    2
    投稿日: 2022.11.13
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    高田かやさんの他のカルト村シリーズを読んで、特に小学生時代はさぞや辛かっただろうなぁと思っていた。なので、幼少期のエピソードが温かく幸せそうでホッとした。 高田さんの本は全て文字も手書きなのだが、本当に読みやすい字だなぁと感心する。

    1
    投稿日: 2022.10.29
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    理想を追い求めた団体が、次第にカルト的な要素を帯びていくのは何故なのか?それが知りたくてこのシリーズを読んでいます。 比較的自由だった幼年時代。しかし、養育係さんが変わると生活も変わって行く。 人をコントロールしようとするという事に何か良くないものが芽生えるのだろうか? さほど悪いイメージの生活ではないものの、著者が子供は産まないと決めている事、妹さんに対する冷淡さに何か根深いものを感じてしまうのは穿ち過ぎなのだろうか。

    0
    投稿日: 2022.10.12
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    今回も興味深く読めた。 カルト村の話と高田さんのかわいいイラストとのギャップがまた、カルト村と俗世とのギャップと重なり、えもいわれぬ気持ちになる。

    0
    投稿日: 2022.09.18
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    子供特有の支離滅裂な思考を説明したところで大人には理解不能だろうし それくらい「調整結婚」は村の理念の中でもインパクトが大きいもので 待てば海路の日和あり 授業中に描いていた落書きや点描 農業を基盤としたコミューン

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    投稿日: 2022.02.23
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    やっぱり、高田さんの絵可愛い。 この可愛さあるから、「カルト村」といった、ある種特殊な環境・経験もサクッと読めるのかも。 1作目から読みましたが、全て楽しく読めました^^

    2
    投稿日: 2021.12.06
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    かやさま本は、息子、娘も大大大ファンで入手する度に奪い合い何度も何度も繰り返し読みたくなる愛おしい漫画でありながら、可愛くて癒やされる上にメチャ内容濃い❣ 両親の入信経緯や生い立ち等、ファンとして知りたかったことが満載!! かやさんが、カルト村時代から何で子どもを産まないと決め込んでいるのか?ダケが今回も分からず…でしたが(残念)冴えた逸品であることは間違えなし!! かやさまについては、コチラに、詳しく書きました! https://note.com/ruly_yasuka/n/n724aa42c9cdc

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    投稿日: 2021.11.26
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    筆者のカルト村にいた頃の話。生まれた頃から小学部に入るまでと、両親の馴れ初め、両親それぞれカルト村に入るまでが書かれた作品だ。生まれ持った素質もあるかもしれないが、やはり養育環境は大きいな…。

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    投稿日: 2021.11.22
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    【幼少期の思い出を描いたエピソード0】自由なコミューンはどうしてカルト村へ変貌していったのか? 著者の両親がなぜ村に入って出会い結婚したのかを描いた特別編も収録。

    0
    投稿日: 2021.11.18
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    202111/著者の記憶と視点で描かれたカルト村シリーズの最新作。幼少期エピソード、従来作よりも一層、芯があるというか我が強いというか強情というか…なキャラで描かれている気がする。今までは抑えてマイルドに描いてたのを今回で最後だからかと思うのは穿った見方かもだけど。これまでに出したシリーズに批判が結構来たとのことで胸が痛んだ。かわいい絵柄で手書き文字もきれいでよみやすいので創作モノ等新たな作品も読んでみたい。

    0
    投稿日: 2021.11.17
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    読了。他に2冊出ており、これで完結とのこと。調べればわりとすぐ分かる有名なコミューンで生まれ育った著者が過去を振り返って描くエッセイで、色々と衝撃的。 このシリーズは著者がわりと「すごく嫌なこともあったけど良い思い出もたくさんある」というポジションで描いているために、いつも感情のやり場がない感じになる。「子供だった高田かやさんにひどいことしやがって…でも今の高田かやさんを作ったのはある意味コミューンでもあり…???」ってなる。あと著者の手書きの文字がものすごくきれいで読みやすいのも「なんてきれいな文字なんだ!きっとこれは…コミューンでさんざんやらされた何かの結果に違いないぐぬぬぬぬ」ってなる。 アイデンティティに食い込むってきっとそういうこと。大変複雑な気持ちになります。ともかく良作であります。

    1
    投稿日: 2021.11.16
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    このレビューはネタバレを含みます。

    本書は「カルト村」のシリーズ最終巻として刊行されたものです。 この著者独特の、物腰柔らかなのにこの上なく自我と意志の強さが漂い、淡々としているのに子細で赤裸々な語り口は本書でも健在です。 今回は、カルト村は著者の幼少期は村外の一般社会の文化も自然に共存していたものの、ある時期から子供たちを厳しく管理するタイプの世話役が送り込まれ、外の文化の遮断も急速に進んだという話が語られていました。 ただ、あくまで子供の目線での記憶(詳細な記憶力に驚かされます)に基づいて語られているので、「なぜそうなったのか?」の追究には至っていないのが残念です。 せっかくご両親の入村のきっかけや結婚の経緯なども語られていたので、あの村の運営で、実際にその時期何が起きていたのか? という大人の視点での歴史解説があればもっと良かったのに、という隔靴掻痒な感が否めません。 ただ、そうすると本当に「告発」になってしまい、それは著者の意図する所ではないため、そういう構成にはしていないのだろう、と推測しています。 また、声高に語られていないからこそ、特に関係に問題のない親子を強制的に隔離し、兄弟同士でも共に過ごせず距離を埋められない状況にすることの怖さがひしひしと感じられ、ぞっとしたのも確かです。著者の実父はかろうじて肉親との交流を保ち続けていますが、親族や故郷との関係を破壊し尽くした上で入村した実母はそうではなく、子供世代である著者も未だに正式には親族に受け入れられないというエピソードも然りです。 読後に心にずしりと重いものが残される一冊でした。

    1
    投稿日: 2021.11.13