
総合評価
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powered by ブクログ国民は知らない。自分たちの財産を食いつぶす輩がいることを。新聞やテレビには報じられない闇があることを。しがらみにまみれ、権力、利権、欲望渦巻く日本の病巣―。中央官庁、司法、医療、教育など、国民生活に密接するこの国の中枢で何が行われているのか?26の組織や制度のアンタッチャブルな裏面に迫り、その知られざる素顔を暴く。会員制情報誌「選択」の長期名物連載。 シリーズ第一作。知らなかった方がよかったかも。
0投稿日: 2019.04.07
powered by ブクログ"日本社会の縮図。あらゆる分野にわたって日本の課題が語られている。それぞれ興味深く読める。 参考になる文献集なども付けてくれたら、より興味を持った人が深く学ぶことができると感じた。 もうすでに、思慮深い人々は自ら調査研究していることなのでしょうが。。"
0投稿日: 2018.10.28
powered by ブクログ眠れぬ夜にお薦め。この本を読めば、、、、腹が立って眠れません(^_^)b 市民がさほど意識しない領域が、一部の限られた関係者に食い物にされている事例が多数提示されている。NHK、相撲協会、原子力安全・保安委員会等々。情報量の多さを感じさせない簡潔かつ軽快な筆致は、背後にある膨大な取材記録を感じさせる。あの池上彰さんも巻末の解説で「慧眼に頭が下がる。」としている。 会員制雑誌「選択」の連載記事を、ライバル誌である新潮社が書籍化。こんな雑誌、こんな本があったんですね~。まだまだ、不勉強です。
0投稿日: 2017.06.22
powered by ブクログ官僚の腐敗ぶりは何となく想定内という印象を受けたが、特に厚労省はひどいなあ。それにしても、何故マスコミは報道しないのか不思議だ。ニュースねたにすらならなくらい普通のことだということなのだろうか。
0投稿日: 2017.01.30
powered by ブクログ私利私欲で国民の税金を掠め取ろうとする人々がいる。知らないところで何が行われているのかを浮き彫りにする。2016.10.17
0投稿日: 2016.10.17
powered by ブクログメディア・リテラシー的にどうなのと問いたい記事もあった。この本で注目したのは児童相談所と検死制度とNHK。競争原理のない組織は必ず腐敗するというけれど、NHKは時間の問題かもしれない。これだけ多様な価値観が溢れている現代社会で、公平性が何より求められる公共放送の倫理観を自律的に正すことが果たして可能なのかも監視し続けたい。
0投稿日: 2016.07.09
powered by ブクログ『選択』は、1975年に創刊された、書店の店頭では購入することはできない年間購読制月刊誌。 執筆者はいずれも匿名で、それ故に内容の信頼性は高いと言われ、その中でも、『日本のサンクチュアリ』は、体制側に既得権益があるために、大手マスコミ等ではなかなか触れられない組織や業界の実態・問題点を明らかにする、本誌の看板連載である。 本書は、その中から26のテーマを選び2010年に出版され、2012年に大幅に加筆のうえ文庫化されたもの。 例えば、 人工透析ビジネス~「日本透析医学会の言う基準に至らなくても、治療の現場では透析を前倒しで導入している。透析患者は病院で作られている。透析患者は一人月40万円の収入が見込め、患者の存在は病院経営にとって生命線である」 ドラッグラグ~「無駄な治験、無駄な審査を続ける理由は明快で、この悪しき制度がある限り、行政にも製薬企業にも医療界にも多くの雇用が生まれ、業界全体が潤うからだ。いわば新薬開発という「公共事業」である。患者の命などは二の次で、大事なのは「創薬ムラ」の利権死守。それが我が国の薬事行政の正体なのだ」 ペット市場~「ある犬種がブームになると、数年後にそれが大量に保健所に持ち込まれ処分されているのはよく知られた事実だ。06年までは毎年十万匹以上の犬が保健所で、「安楽死」という名のもと、炭酸ガスにより窒息死させられ、猫も入れれば、その数は三十万匹を超える」 といった具合である。 本書では、そのほか、生保「総代会」、パチンコ業界、原子力安全・保安院、農林中金、国連大学、独立行政法人、国立大学法人化、食品安全委員会、日本相撲協会、NHKなど、いずれも興味深いテーマが取り上げられている。 (2013年6月了)
0投稿日: 2016.01.11
powered by ブクログ「選択」といふ雑誌があります。本屋では扱つてゐなくて、基本的に宅配でしか購読できません。ゆゑに知名度は今ひとつでせうか。本屋に勤めてゐた頃も、問ひ合はせなどを受けた覚えは全くないのです。 これが「いきいき」になると話が違ひ、新聞に最新号の広告が出ますと、たちまち「ありませんか」と聞かれます。「書店ではお求めになれません」と明記してあるにもかかはらず、「書店にはない雑誌なんですけど、お宅(わたくしが勤めてゐた本屋のこと)には置いてゐませんか、と意味不明の問ひ合はせも珍しくありませんでした。あなた、自分で「書店にない」と言つてゐるぢやありませんか。 まあつまり、あまり「選択」は読まれてゐないのだな、と推測されます。総合情報誌との触れ込みで、真のヂヤアナリズムを標榜する「選択」。 扱ふジャンルは、国際問題、国内政治、国内経済、社会・文化の4ジャンル。タブーや聖域なく問題点を抉るとして、中中威勢が良いのです。 その「選択」にあつて、「日本のサンクチュアリ」なる連載があり、これが本誌の名物のひとつとか。ここでいふ「サンクチュアリ=聖域」とは、「公共事業や医療制度など、長年触れられるままであったがゆえに、無駄や利権の温床となってしまった、黒々とした領域」(「はじめに」より)を想定してゐます。おお。おお。 本書では、われわれ国民の財産を喰ひつぶし、生命すら脅かす組織・制度を遠慮なく弾劾してゐます。 交通安全協会・NHK・国立がんセンター・「独立行政法人」ども・厚生労働省・東京高等裁判所・児童相談所・入国管理局・日本相撲協会等等...まあこれらを読むと、わたくしどもの生命財産は実に危機的状況にあることが分かります。途中で読むのがイヤになりますなあ。ああ、日本つて... 多くの人の目に触れるべき内容かと思ひますが、「選択」編集長によると、あまり読者の獲得には積極的ではないやうです。「数を目的としないため、「選択」は余計なしがらみにとらわれることがない」(「はじめに」より)と書いてゐますが、いまいちその根拠が分かりませんね。 数をめざすことと、タブーに挑戦することは必ずしも相反するものではないと存じます。横槍が入れば、それをそのまま記事にすれば良い。せつかく大手マスコミが報道しないやうな記事を載せてゐるのに、解せない方針ではあります。 まあわたくしも別段「選択」の宣伝をするつもりもありませんので、良いのですがね... ぢや、失礼。 http://genjigawa.blog.fc2.com/blog-entry-174.html
0投稿日: 2014.05.31
powered by ブクログここでいう聖域は出雲大社や伊勢神宮といった聖なる地のことではなく、その多くは巨大な官僚機構に守られ、国民にはアンタッチャブルな組織のこと。会員制の情報誌「選択」による編集。日本に住み、高額の税金を収めさせられているのが嫌になるような告発ばかりだ。また官ばかりではなく、例えば腎臓病の透析ビジネスなど、我々には知りようもないところで行われている医療の実態など戦慄を覚えるばかりだ。ただ、全体としてはよく編集されているのだが、「政財官界で活躍する読者」を対象とする情報誌であることの限界もあるようだ。
0投稿日: 2013.09.25
powered by ブクログ日本の中にはうんざりするほどの聖域という名の利権がある。無力感ではなく、何とかしなきゃいけない、と思うエネルギーとしたいものだ。
0投稿日: 2013.05.06
powered by ブクログ入管管理局、生保「総代会」、「人工透析ビジネス」の内幕、パチンコ業界、厚労省の犯罪「ドラッグラグ」…日本の『聖域』に巣食う輩を追及する連載を単行本化されたものです。『真実』がえぐり出されております。 こちらが「日本の聖域」の第一集です。本来だったらこっちを先に読むべきでありました。本書は月刊誌「選択」創刊号以来の名物連載から精選された記事26編を収録したものでございます。「3・11」で大きく露呈したとはいえ、いまだ一見すると見えませんがしかし、厳然と存在する日本の暗部や政治的・経済的癒着の構図、さらには官僚組織の病理などを切れ味鋭く抉り出しており、ページをめくるたびに怒りに震え、しかし、記者たちの寸鉄でえぐるような筆の鋭さに、なるほどなぁと最後にはうなづいてしまったしだいです。 自分が印象に残った箇所はパチンコ業界で警察と業界の癒着を抉り出し、創価学会の『エリート』たちが以下に国家中枢に食い込んでいるかを詳細に描き出し、巨大な『ペット市場』の裏側で人知れず毎年30万匹が『処分』されているという話や、検死制度の杜撰さが本来事件になるはずだったものをうやむやにしていくという事実。さらには当時渦中にあった日本相撲協会の『ごっつぁん』体質。そして、「みなさま」のNHKが実は巨大なメディア帝國を築いていると言う話は、本当に読み応えがありました。 今ものすごく問題になっている原子力安全・保安員についても鋭い筆誅が加えられており、こういった『聖域』に守られていて、『甘い汁』を吸っているのが日本と言う国の本質なのかなと。読んだ直後には暗澹とした気持ちになりましたが、それをまず知ることからが始まりだと、そんなことを自戒としております。結構読むとショックを受けるので、あえて万人にはオススメできませんが、よろしければ一読をされていただけると本当にありがたく思います。
0投稿日: 2013.04.20
powered by ブクログ聞いた話しも多いが、今の日本に絶望する。カネカネ、利権、権力への欲望。やはり、官僚は腐ってるのか。 筆者は匿名との事だが、原子力委員会、相撲協会など、先を見通した筆致に敬服する。 個人的には、透析ビジネスやドラッグラグの問題に-身近でありなから、知らなかった-考えさせられた。
2投稿日: 2013.03.31
powered by ブクログこんな雑誌が世の中には刊行されているのか?と思いつつも興味深く読んだ。ネタとしては想像がつくが、実際問題として記事を読むと、全く何も知らないことに愕然。さらに、なんの手もうてない状況にもどかしさ倍増。言いようのないいらいら感に苛まれた。 情報を得た瞬間には色んな思いを馳せるが、すぐにのど元をすぎ、何もなかったようにいつもの思考ルーチンに戻る。今回はこの刺激を受けて、どうなるのか?と客観視してみる。各話題が、確かに衝撃的であるが、取り付くしまがなさそうなのがむなしい。
0投稿日: 2013.03.11
powered by ブクログ読み進むうちに暗澹たる気分になってきたので、この辺りで止めておこう。 原子力安全・保安院は今思えば慧眼だったね。
0投稿日: 2013.02.16
powered by ブクログ雑誌『選択』記事の文庫化。表層化する前の記事などはさすがと思わせる。1テーマ毎のページ数が少ないのでポイントのみの記述になってるのがやや不満だが、雑誌記事だからしょうが無いかな。
0投稿日: 2013.01.18
powered by ブクログもうちょっと読みたいとこで終わってしまう。 新聞記者にありがちな紋切り型表現が頻出してしまうのが残念。
0投稿日: 2013.01.11
powered by ブクログ学生時代から読んでいた「選択」の連載記事。 うーん。色々忘れているなー。 利権って問題なの?とたまに思ってしまう。 機会不平等だから駄目なのかぁ。
0投稿日: 2012.12.15
powered by ブクログ知る人ぞ知る雑誌『選択』の書籍化。 事後批判、後追いは皆無。慧眼にして硬派。ジャーナリズムとは、斯く有るべし。
0投稿日: 2012.12.01
powered by ブクログ問題点を発見する取材力は確かなものがあるが、一つのテーマについて掘り下げが少し弱いように感じた。 また、書いているうちに筆が滑ったように感情の迸りが見えるところや、問題点を指摘したうえでの改善すべきポイントの提案が少ないところが気になった。 ただ、一般メディアが触れにくい巨大な組織・業界にも気兼ねなく不正を暴き続けるこの雑誌は、社会を少しでも改善するために不可欠ではあるように感じる。
0投稿日: 2012.11.29
