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だから殺せなかった
だから殺せなかった
一本木透/東京創元社
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総合評価

53件)
3.7
10
19
17
3
0
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    タイトル回収も見事だし舞台設定もよかったのだが、手紙の言葉が難しいのといまいち感情がのりきれなかった。

    0
    投稿日: 2025.12.11
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    ここからおもしろくなってきそう…!と山を期待きていたら平坦に終わってしまってややスンッとなってしまいました。

    0
    投稿日: 2025.07.06
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    ストーリーは面白くて、どんどん読み進めた。けどラストの説明が長すぎるよ〜〜〜!!! なんとなく分かっていたラストだったのに説明が長い長い。 タイトルの意味は、読み終えて「なるほど!」となった。そこをタイトルにするのかという面白さ。

    1
    投稿日: 2025.06.24
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    ちょいちょい犯人とのやりとりが堅苦しい言葉がでてきて途中わけわかんなくなってきたけど、最後の最後で本のタイトルの意味を知ってゾッとする思いと切ない思いがありました。 おもしろかったけど、再読まではいいかなって感じます。

    0
    投稿日: 2025.05.18
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    正直に言うと、ずっとのっぺりとした印象でした。 犯人との紙面上での遣り取りが始まっても、何だか盛り上がりに欠けるというか、緊張感がさほど感じられない印象で。 ですが、終盤にこの小説のタイトルの意味が分かるシーンがあって、その瞬間、灰色だった世界がバンッと一気に色付いた気がしました。 そしてまんまと心の中で呟きましたよね。 「ああ・・・、だから殺せなかったんだ・・・」 と。 とても悲しい考えさせられるお話でした。

    0
    投稿日: 2025.05.07
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    無差別連続殺人の犯人から挑戦状。 相手に選んだのは、新聞社の1人の記者。 お前の言葉でオレの殺人を止めてみろ! 手紙と紙面で対決するという異例のミステリー。 “男女の愛は、性欲を美化するための少女の哲学だ” 著者の言いたいことを詰め込むための設定なのでは?と思うくらい、善と悪、愛や罪についての哲学の殴り合い。 この小説は自らの倫理観を再構築するいい機会になるかもしれない。

    2
    投稿日: 2025.05.06
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    メディアのあり方みたいなことにあまり興味がないからか、すごくおもしろいとはならなかったけれど、それなりにたのしめた。

    0
    投稿日: 2025.05.03
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    す…すごかった……最後の大きな秘密、全然気づけなくてハッとした… 「事実」を伝える責任があり、でもその正しい事実が誰かにとっては悪や損となってしまう、善と悪は表裏一体だなと。

    0
    投稿日: 2025.02.26
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    紙面上での議論が早々に飽きる点と、記者、警察官が身内を報道、逮捕して家庭が崩壊するクダリは既視感満載。色々倫理観が語られるがどれも共感出来ず、何だか浅い気が…

    0
    投稿日: 2025.02.07
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    #読了 元新聞記者さんらしい小説。やり取りの中に齟齬を見つけて真相に。気づきませんでした。 交通事故で何人も死んだ、と 交通事故で何人が死んだ 前者は感情が入ってて、新聞には相応しくない 一文字で変わることにハッとさせられました。

    4
    投稿日: 2025.01.18
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    新聞記者は大変だと思う。 内容からそう思った。 さて、タイトルの意味が後半になってわかった時の印象が深かった。 新聞での犯人とのやり取りも後半になって、色々と考えさせられた。しんみりとしたし、考えさせられた。 本の概要 2022年1月スタート 連続ドラマ化!玉木宏主演 WOWOW毎週日曜夜10時放送・配信(全5話) 第27回鮎川哲也賞優秀賞受賞作 連続殺人犯と新聞記者による緊迫の紙上戦 「おれは首都圏連続殺人事件の真犯人だ」。大手新聞社の社会部記者の許に届いた一通の手紙。送り主は「ワクチン」と名乗り、首都圏全域を震撼させる連続殺人の凶行を詳述したうえで、彼に紙上での公開討論を要求する。絶対の自信を持つ殺人犯と記者の対話は、始まるや否や苛烈な報道の波に呑み込まれていく。果たして、犯人の目的は――劇場型犯罪と報道の行方を圧倒的なディテールで描出した、第27回鮎川哲也賞優秀賞受賞作。

    11
    投稿日: 2025.01.03
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    だから殺せなかった 一本木透さん 初めから、苦手な文章でした。 わたしには、難しかったかな。 ドラマを見ました。 わかりやすかった。 おもしろかった!

    0
    投稿日: 2024.10.04
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    いや殺してんじゃん って思いながら読み始めて …殺せなかったー! ってなりました。 まぁ普通に面白く読めました。 もちろん筋は通っているけど 大切な存在がいるのに 連続殺人しちゃうもんかなぁ と少し納得できない部分もある

    1
    投稿日: 2024.07.03
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    このレビューはネタバレを含みます。

    3分の2くらいまでは面白いけど想像してたよりは普通だな⋯と思っていたが、後半がすごかった。 犯人が誰か分かっても殺された教授をよく知らないし、そこまで感情移入できずそうなのね。としか思わなかった。しかし、陽一郎くんの手紙あたりから一気に入り込めるようになる。 対話の相手はどうして一本木記者じゃないといけなかったのか、タイトルの殺せなかった人物は誰なのか。知れば知るほど謎が解けていくスッキリ感と登場人物たちの心情を考えてしまい苦しくなる気持ちが両方くる。

    5
    投稿日: 2024.04.23
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    文章の滑らかさが好き。語彙の多さは元新聞記者と知って納得した。 新作出てるっぽい。買おうか文庫出るの待とうか迷う。 売却済み。

    0
    投稿日: 2023.11.17
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    最初の驚きは主人公の名前が作者の一本木透という名前だということ。私にはけっこう難しい言葉ばかりだったけど、主人公も犯人も頭脳派の策士で言葉選びがプロだと思った。それによって読んでいるこちらもうまく誘導されたな〜というかんじ。重要な人物の登場は少なめなので犯人分かったな〜と思ったら後半また驚き。タイトルの意味もよく分かった。だから、なんだなーおもしろ!

    7
    投稿日: 2023.09.12
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    新聞社について事細かに語られていて全く知識がない状態でも楽しめた。 愛は行き過ぎると歪み、一番愛しいものを思っての行動もから回る。陽一郎くんがどうか幸せであってほしい。

    2
    投稿日: 2023.07.12
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    帯にもあるように劇場型犯罪ミステリー。新聞紙面を使って連続殺人犯と新聞記者との言葉での公開討論。 非常に面白かった。 お互いが知的で言葉巧みでどこか敬意をはらいながら、互いを批判しながらも互いに信頼を重ねていく様なやり取り。凄く巧緻な作品だと感じた。 テーマは前半は「潜在暴力」かと感じてていたのだが、「家族」と「言葉」が作品全体に浸透している。 「言葉」について考えさせられた。 自分は新聞記者とかみたいに言葉を書く事を生業としてはいないが、声に発する言葉こそ言葉だろう。 「その一言」っていう場面なんか自他共に嫌というほど言ってきたし聞いてきた。 深く刺さる物も多くあり、刺さり方次第でプラスにもマイナスにもなる。 それこそ「暴力」にもなる。逆に「救い」になる時もある。 使い分けられるほどの知性がないため失敗ばっかりするけれど、自分の思っている事の表も裏も言葉として両面を話せれば自分という人間が分かってもらえるだろうし、自分本位だが自分は生きやすいはずだと確信している。 旨い言葉使いで的確に自分の気持ちを言葉にする語彙力と語学力が素晴らしい。 この作品の紙面での公開討論を読んでいてそんな気持ちを抱いた。

    39
    投稿日: 2023.06.22
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    初めての作者作品。 読み始めて「あれ?」と思ったのが 作者と同じ名前の登場人物がいること。 文章自体はとてもかたいです。 哲学的な内容も含んでおり スルスルと読めるような内容ではありません。 けっこう考えます。 連続殺人犯が新聞紙面で記者と対話をするという 形式で物語が進みます。 読み進めていくうちに、真犯人はこの人では?と 予想をしたのですが、外れていました。 他にも最後に驚く事実も発覚して よく考えられてるなと思いました。 内容的にはかなり重い感じがしましたが それほど嫌な気持ちにはならず読めました。

    3
    投稿日: 2023.05.13
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    面白かったです。作中の記者と作者さんの名前に関係はあるのかなという感じではありますが、最後のどんでん返しに驚きを感じました。作者さんご本人にも作品の題材の体験があったのかも…と感じさせるような描写でした。タイトルのだから殺せなったの意味を最後の最後に知ることになりますが、読後感としてはちょっとモヤモヤする感じが残りました。

    2
    投稿日: 2023.04.15
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    新聞記者・一本木透が連続殺人犯『ワクチン』と新聞紙上での公開討論をする。 『ワクチン』の犯罪を止めることができるのか? 『ワクチン』の動機、『ワクチン』の正体を討論を通して見破れるか? スピード感もあり、訴えかけるものもあり、読みごたえがありました。 終盤…ん?まだ引っ張るの?てな感想も抱きましたが、読めば分かる!引っ張った理由。 楽しめました。

    4
    投稿日: 2023.02.08
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    ヒント隠しが多いなあと、ネタバラしを読みながら思ってたが最後にやってくれた。終盤に至るまでも重い社会派ドラマを展開してたし、ラストでは印象をガラッと変えてくれるのは鳥肌だった。なかなかの読み応え。

    5
    投稿日: 2023.01.15
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    「おれは首都圏連続殺人事件の真犯人だ」。大手新聞社の社会部記者の許に届いた一通の手紙。送り主は「ワクチン」と名乗り、首都圏全域を震撼させる連続殺人の凶行を詳述したうえで、彼に紙上での公開討論を要求する。絶対の自信を持つ殺人犯と記者の対話は、始まるや否や苛烈な報道の波に呑み込まれていく。果たして、犯人の目的は――劇場型犯罪と報道の行方を圧倒的なディテールで描出した、第27回鮎川哲也賞優秀賞受賞作。

    1
    投稿日: 2022.12.02
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    このレビューはネタバレを含みます。

    斜陽産業となりつつある大手新聞の紙面のうえで繰り広げられる、連続殺人事件の真犯人と彼に指名された新聞記者との論戦。 盗っ人にも三分の理というように、人間を「ウイルス」と呼び自らを「ワクチン」と名乗る犯人の語る人間についての考察は表面的ではあるが、同意できるところはある。その人間性を利用する新聞の業績ありきの姿勢を巡る内部の人間たちの葛藤もさもありなん。だが、そこを越えてはこない。 プロローグを除き、各章に捨て子だったが拾われて養親の元で愛されて育った大学生・江原陽一郎のモノローグと一本木透記者のモノローグが入る構成。ゆえに、真犯人の正体は想像が付いてしまうから、犯人捜しの物語ではない。最後まで引っ張った「親子」とは何か、がテーマか。 犯罪加害者の家族がこれから受ける仕打ちを思うと、真犯人の身勝手さにあきれる。

    4
    投稿日: 2022.11.28
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    このレビューはネタバレを含みます。

    ミステリーはあまり読みませんが、元新聞記者ならではの現場のリアルな描写と、新聞記者での問答を通じて真犯人の姿に迫っていくやり方が斬新で読んでいて面白かった。 ネタバレに近くなってしまうが、読み終わってから考えてみると怪しい人物やそれを誘うようなミスリードがチラホラと出ていて、最後の方までは読者の予想の範疇で物語が進んでいくと思う。最後のどんでん返しには驚かされ何度か読み返した。タイトルとのつながりも納得がいく。 著者に関しては情報が少なく他の作品も出ていないようだか、もし他の作品が出れば読んでみたいし、実写化もされているようなのでそちらの方とも比較してみたいと感じた。

    1
    投稿日: 2022.08.08
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    首都圏で立て続けに起こった3件の殺人事件。そんな折、太陽新聞の記者である一本木透のもとに、殺人事件の犯人を名乗る者から手紙が届く。「お前だけに犯行メッセージを送る。言葉でおれの殺人を止めてみろ」 かくして、人間をウイルスと定義し、自らをワクチンと称する犯人との、読者を巻き込んだ紙上討論が始まる。犯人の動機は何なのか、なぜ一本木を対戦相手に定めたのか。新聞紙上での「殺人犯」と「記者」との対話は、実はまた別の顔を持つ者同士の対話でもあった。解決編でこの意味深なタイトルの意味を知り、結末でまたそれがひっくり返されたことに気がつく。何が善で何が悪なのか、簡単に答えを与えてはくれない。 マスコミ業界の緻密な描写から想像されたが、著者は元朝日新聞記者だという。なるほど、太陽新聞という社名はそこからなのか。もしかしたら著者と同名の主人公、一本木は「一本気」に掛けているのかも知れない。周到な劇場型犯罪に、幾重もの人間ドラマを絡めて、とても読み応えのある社会派ミステリだった。

    7
    投稿日: 2022.06.16
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    表紙とタイトルに惹かれて読んでみた作品。新聞社とワクチンとの攻防とか、衝撃のラストも読み応えは十分あった。

    1
    投稿日: 2022.05.06
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    これは なかなかに 眠くなる本でした 劇場型犯罪 なんだけど… なんと言うか 狭い 狭いのに 頭に入って来ない 文字が多い でも ようやく終盤で 盛り上がって来て この タイトルの意味が! そして 主人公の本当の過去を 知った時 あぁ これで良かったんだ と 思ったよね

    1
    投稿日: 2022.04.15
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    ワクチンを名乗る殺人者が新聞上で記者と公開問答するという事件を主軸に、犯人そして記者のこれまでを振り返りながら、子供の虐待や家族の愛とか、そういうことを扱った重厚な小説。読み応えは十分なのだが、新聞上での問答部分がやや難解だったし、そもそも殺人を犯していく理由がストンと落ちなかった。やや残念。

    1
    投稿日: 2022.04.14
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    最後の最後に題名の意味が… ただ一本木が隠した真実を記していたら 陽一郎の運命を含め 結末は全く違うものになったのか…

    1
    投稿日: 2022.04.05
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    とてもよかった。 時間がなく区切り区切り読むかたちになったがそれでも引き込まれた。 一気に読むべき作品。 映画化に向いてる。 「おれは首都圏内連続殺人事件の真犯人だ」主人公一本木記者のつとめる新聞社へ届く一通の手紙が届く。 そこから記者と犯人の紙面でのやりとりが続く。 殺人は否定すべきことどが犯人の考え方にもちょっと納得してしまうところもあった。 真実とはなにか、真実を伝えることが是なのか? 報道のあり方というのも考えさせられた。 家族とはなにか、 徐々に明かされていく犯人や真実とても引き込まれた、 犯人も驚いたがまた最後の真実にも驚かされた とても濃厚な作品でした。 みんなに薦めたい!

    1
    投稿日: 2022.04.01
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    ❇︎ 第27回鮎川哲也賞優秀賞受賞作 最後まで読み終えてそこだったのか、 と題名に納得しました。 新聞記者の一本木透が劇場型連続殺人犯と 誌面上でお互いの思想を論じ合う。 犯人が連続殺人を行なっている理由はなにか。 犯人を見つける手がかりを見つけ出す為、 二人のやりとりは続けられ、更なる殺人を 阻止しようと言葉を紡ぐ。 新聞業界の描写がとても緻密で主人公と 作者の名前が同じなので、作者自身も 新聞記者なのかと思いながら読みました。 記者は何を書き何を書かないのか、 そして、そこに真実はあるのか。 犯人との交渉役を新聞記者が行う、 という切り口で進む物語です。

    11
    投稿日: 2022.03.25
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    おっと!久しぶりのどんでん返しに狂喜乱舞(笑)途中のやり取りが多少億劫でしたが、最後まで読みましょう!

    0
    投稿日: 2022.03.05
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    気になるタイトルと帯から、二転三転するんだろうなと予想はついてた。 どんでん返し系はよく読むから、予想当たった!と思った時もあったけど、最後の最後で騙された。 犯人がおこした事件は許されるものではないけど、どこか同情してしまう。 陽一郎くんにとっては辛いだろうけど、前を向いて生きていってほしいと願うばかり。 主人公が新聞記者だから読みにくい文章も多かったけど、事件の詳細がわかるようになってからは一気に引き込まれた。

    0
    投稿日: 2022.02.24
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    主人公と同じ職種なので、随分と細かく新聞社の中身を書いていて、そこら辺は私の日常を描かれているようで面白かった。 事件というか作品として伏線もアリバイ工作も実に巧妙に作られていて、最後犯人は何となく分かっては行っても最後の最後まで点と点が線に繋がることはなかなかなくてそこが「最後に」ようやく線になった感じが私の好きなタイプの小説だった。

    0
    投稿日: 2022.02.24
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    このレビューはネタバレを含みます。

    深い… 複雑に入れ組んだ伏線…ラストシーンでの怒涛の回収… 育ての親と実の親の対峙 愛すべき者を愛さなかった罪 真実の裏にある罪 だから殺せなかった 最後まで読んで、心は苦しくなるし、切ない気持ちでいっぱいになるけど、この感情をどう言い表せばいいのか分からなくてもどかしいです。 一本木記者は、最後、真実を一部伏せて公表することにしただけで、少しは成長したのかな。 息子が、記者に対して父さん…って間違えて呼ぶ一言がエモすぎるなんてこったい! 前半説明が多すぎてキツかったもうちょい分かりやすく書いてたら★5です。

    0
    投稿日: 2022.02.14
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    事件解明に紛争する主人公には どこまでも聖人でいて欲しい 思い込みにまんまとやられた。 ワクチンとの紙面上での死生観の 言葉のやりとりも、 真実が分かってから再読すると まるで別の戦いに変わる 最後の一行まで、着地が読めず 解釈を問われたままだ。 その沼から抜け出せず。 この重量感、けっこう久しぶり。

    1
    投稿日: 2022.02.13
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    本屋さんでなんとなくタイトルが気になって購入したけれど、そのタイトルの意味が分かった時の切なさが…。 著者の名前と記者の名前が一緒なところもまた、読み終わった後にさらに気になる仕掛けになっているところが凄い。(ここは、単なる読み手の感じ方なので深く考えるところではないけれど)

    1
    投稿日: 2022.02.13
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    流石、鮎川哲也賞優秀賞受賞作の出来。少し新聞業務記載が冗長だが、劇場型犯罪と新聞の犯罪報道の攻防と人間の究極的な善と悪を問う、見事なプロットに基づく小説。読み応え満点であまり欠点が見当たらない。面白かった、次回作も楽しみ。

    1
    投稿日: 2022.02.04
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    面白かった。伏線の回収も良い。 要所要所に出てくるフレーズが結構好きだったのでメモ ・雪は降るものではなく、沈むもの ・殺意は生を謳歌しているものに対してのみ湧いてくる 「だから殺せなかった」というタイトルも一度読んだ後だといろいろ深みがある気がする。

    1
    投稿日: 2022.01.20
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    第27回鮎川哲也賞優秀賞受賞作。 久しぶりに衝撃を受けた作品。 新聞紙面が物語の中心ということもあり、 表現が上手いなぁと物語よりも 文章を見ていた前半から、 衝撃的な展開。 表現がうまくできないが、 人に勧めたくなる本でした。 まあとりあえず読んでみ。と 読書してからタイトルを見ると、 悲しいねぇ。

    3
    投稿日: 2022.01.19
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    このレビューはネタバレを含みます。

    後半畳みかけるように 事実というか真実がわかる 江原陽一郎くんが全てを受け入れて しっかり生きてくれることを願う 小説なんだけども それぞれの未来を思ってしまう 著者と小説の主人公の名前が同じなのは なにかあるのかしら

    1
    投稿日: 2022.01.18
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    だから殺せなかった(創元推理文庫Mい13-1) 著作者: 発行者: タイムライン http://booklog.jp/timeline/users/collabo39698 紙上での公開討論を要求する旨が記載されていた。果たして犯人の目的とは WOWOWプライム:22時00分〜 放送開始日:2022年1月9日〜日曜日スタート 公式サイト:https://www.wowow.co.jp/drama/original/dakakoro/ Twitter:https://twitter.com/gouichi1

    0
    投稿日: 2022.01.16
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    好きなアイドルがWOWOWのドラマに出演するので読みました。冒頭が長くて、あまりにも長いので半分読み飛ばしていたのですが、結末まで行くとどうしてあれほど丁寧に前段を描く必要があったのかがわかって辛かった。結末を読んでも微妙に茂の様子が腑に落ちないというかあまりに出来た話でウーンとなってしまったところもある。と言いつつ、まさに雪の沈む今日という日に読めてよかった。陽一郎、幸せになって……(今週から始まるドラマ楽しみです)

    0
    投稿日: 2022.01.06
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    あーー、だからこの題名。 面白いんだけど、仕事やらゲームやら漫画やら忙しくて、なかなか読み進められなかった。 最後の最後の展開だけ、ドキドキしながら読んだ。 新聞はオワコンと言われているけど、この煩雑さでは納得。

    0
    投稿日: 2022.01.02
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    購入済み 2022.05.04.読了 結末は想像できなかったが、ミステリーとしておもしろかったか?と聞かれたら否と答えると思う。 児童虐待や離婚、メディアの在り方など問題提起としてはよくわかる。でも提起の仕方が雑。 登場人物がみーんな家族を捨てているし、真実を伝える為に愛する人を切り捨てることが正しかったのかどうなのか?大事なところで著者の主張がみえない。 しかも一本木の恋人の父親は汚職に手を染めてしまったことには変わりない。いくら娘のことを思っていても愛していても収賄の事実は消えない。犯罪はみんな人間の弱さから起こることでそこに強弱や大小はないのではないか? また太陽新聞紙上でワクチンと一本木記者の人間哲学が語られるがこれがものすごく暑苦しい。 途中から理解しようとすることをやめてしまった。 文章を読もうというより、文字として追うだけに留め、とにかく読破することに努めた。 どうやら、ドラマ化されたようだが、主演は玉木宏だしドラマの方がおもしろく描かれているかもしれない 星2は、おすすめ度

    1
    投稿日: 2022.01.01
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    いや〜面白かった( ´∀`) 読み始め字数が多いし、改行ないし、まさに新聞? うぁ〜読み辛いぞと思ったんですが笑 引き込まれて引きずられる勢いでしたヽ( ̄д ̄;) 犯人はちょっとわかっちゃったんですが その動機、何故新聞紙上で対決したのか 諸々が分からないままラストに突入! 二転三転する真実がもう凄い 字数改行なしの怒涛の告白にドライアイ∑(゚Д゚)笑 切なく悲しいんですけどね…

    7
    投稿日: 2021.12.14
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    まことさんのレビューでポチったのだったかな? どうもこの頃、酔っ払うと、Amazonでポチポチやってしまう(笑) なんだこの本、めちゃくちゃ面白いじゃないか!!! 久々個人的には大ヒット!!! ジェノサイド以来、最高(*≧∀≦*) ワクチンと名乗る連続殺人犯から、新聞記者に手紙が届く。 殺人犯本人にしか知り得ない情報が記述してあり、彼は新聞記者に紙上での公開討論を要求する。 これを拒否すれば、また新たなる殺人が起こると予告される。 まずは、文章が最高に私好み。 そして内容はかなり濃厚。 推理小説の面白みが満載。 そして、ストーリー!! もうどこを取っても文句なし。最高のエンターテイメント。 なんでブクログの評価が★×5ではないのか謎なくらい夢中になれた一冊だった。 最高(≧∇≦)

    34
    投稿日: 2021.12.11
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    まさかの展開で面白かった。 辛すぎる現実だ。そしてタイトルの意味がわかった時にはなんかうわぁと感情を揺さぶられた。

    0
    投稿日: 2021.11.24
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    一本木透『だから殺せなかった』創元推理文庫。 第27回鮎川哲也賞優秀賞受賞作。 最後にタイトルの意味が明らかになり、言い知れぬ悲しみの余韻が続くヒューマン・ミステリーである。無差別連続殺人事件の犯人は誰か、その目的は、主人公の新聞記者と血のつながらない両親に育てられた若者がどのように邂逅していくのか。幾つかの謎と興味が最後まで全く飽きさせない見事な作品。 2人の人物を主人公にした2つの物語が進行する。1つは、著者と同じ名前の一本木透という大手新聞社の社会部記者を主人公にした物語である。こちらがメインの物語と思われるが、もう1つ、江原陽一郎という若者を主人公にした物語も進行するのだ。2つの物語はこの先どの様に交わっていくのだろうか。 歯止めの掛からぬ大手新聞社の売上低迷。ネット社会の拡大と活字離れが売上低迷に拍車をかけているのだろう。まさに今、現実に起きている状況を背景に前代未聞の劇場型凶悪犯罪を描いたミステリーが展開する。 ある日、首都圏全域を震撼させる無差別連続殺人事件の犯人だという『ワクチン』を名乗る人物から犯行の詳細を書き記した一通の手紙が、大手新聞社で社会部記者を務める一本木透の元に届けられる。人間をウイルスに例え、自らをそれを粛清する『ワクチン』に例える手紙の送り主は、新聞紙上で一本木との対決を要求する。ネットによる情報の歪曲を嫌う犯人は新聞の不変性を主張の場に選んだのだ。 報道の倫理と限界に挑む狡猾な犯人…… 本体価格720円 ★★★★★

    15
    投稿日: 2021.11.23
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    【2021年34冊目】 圧巻でした。最初は結構冗長な感じがしたのですが、まずは「記者の慟哭」の内容に打ちのめされ、読み続けることができませんでした。まだワクチンとのやり取りも始まっていないのに、あまりにも深い衝撃。電車の中で読んでいなければ泣いていたかと思います。 続いてワクチンとのやり取りのスタート。理知的な言葉選びで、一体何者なのかとハラハラしながら読み進め、最終的には数度に渡る真実の告白で度肝を抜かれました。 読み終えた時に理解できるこのタイトルもあまりにも秀逸で、しばらく読了後の余韻が続き「だから、殺せなかった…」と呟いています。

    0
    投稿日: 2021.11.23
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    第27回鮎川哲也賞優秀作受賞作。 大賞は『屍人荘の殺人』。 2022年1月WOWOWで連続ドラマ化だそうです。 20XX年5月から7月にかけての首都圏3県で3件の通り魔殺人が起こります。 近くに落ちていたタバコの吸い殻から同一人物のDNA型が採取され連続した通り魔による殺人と断定されます。 太陽新聞の記者、一本木透46歳のところへ首都圏三件の連続殺人事件の真犯人「ワクチン」と名乗る男から私信があり、以後自分の犯行メッセージは太陽新聞の一本木記者だけに送り、反論を2日以内に一本木に新聞に書いて載せろという要求があります。 一本木は、20年前、婚約者の琴美とその父を自殺に追いつめるスクープを書きました。 その後「シリーズ犯罪報道・家族」としてそれを記事にまとめ発表していました。 スクープの代償は、私の未来の「家族」だったという内容です。 そして、ワクチンによる新聞紙上を乗っ取った劇場型犯罪が繰り広げられていきます。 感想は、書くと犯人がわかってしまうので書けません。 もうひとつこの作品には江原陽一郎と茂という血の繋がらない親子の人間ドラマも描かれています。 劇場型犯罪とこの本の著者の名前でもある一本木透記者との論戦を楽しんでください。 社会派作品です。 ドラマの主演は玉木宏さんだそうです。 ドラマを観られる方は先に読まない方がいいかもしれませんね。

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    投稿日: 2021.11.23
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    あらすじ  全国紙「太陽新聞」、社会部一本木、46歳。「シリーズ犯罪報道・家族」で、婚約者の父親を記事にし、二人を自殺に追い込んだ過去を書いた。それが、連続殺人犯、ワクチンからの独占封書のきっかけ。ワクチンは一見関係のなさそうな中年男性を狙う。いずれも家族とは上手くいっていない。過熱するメディアにいらいらしながら一本木も取材していく。  骨太、そしてスリリング。一本木、ワクチンとの往復書簡、江原親子のモノローグ、新聞業界の話など、色々な角度から事件を描いている。途中から、太陽新聞が勢いに乗り、出遅れた他社や週刊誌などが嫉妬しているような場面からどんどんスピードアップしてきた。事件だけでなく、一本木の過去や、江原家族の描写はじんわりきたなー。面白かった。

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    投稿日: 2021.11.09