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パフェが一番エラい。
パフェが一番エラい。
斧屋/集英社
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総合評価

14件)
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    ロイホのてっぺんをキャラメリゼした定番のパフェから、噂には聞き、何度もインスタで目にした憧れのパフェまで様々網羅。 著者来歴によると文学部卒ということで、「パフェ」を様々な独断と偏見(←好意的)により、静かに厳粛に論じているのが、一周回って奇妙な馬鹿馬鹿しさがあり、好印象。 結局のところ、好きなんだからいいじゃないかという主張をいかにも大仰に多角的視点であれこれいうだけに尽きる本(←好意的に)。 美味しそうだなぁいいなぁと、目が眩む羨望の思いで読み終える。あー、果実園今シーズン行ってないなぁ、ロイホってこの辺りないのよね、スプーンがグラス底の形状と全く合ってなくて、ハーゲンダッツのイートインで憤ったわと次々思い浮かぶことがあり、自分の中に意外とパフェが棲みついていることを認識。 疲労感の高まってくる夕方に読むと「食べたい」欲求を制御するのが大変に違いない。

    0
    投稿日: 2025.04.07
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    パフェ評論家の著者がパフェについて熱く、詳しく、情熱的に語る本。 甘いもの好きの自分にとっては眼福な1冊でした。 パフェは音楽であり、ライブであると著者は述べる。 出来上がった刹那の時間を愛す…かつてパフェに対しここまで考えた男はいただろうか?(いたかもしれないが、本で記す熱量がすごい) 読み進めていくうちに、「あの店のパフェ、そういえば食べづらかったなぁ」「考えると○○のパフェはフルーツパーラー系?」など過去自分が行った店のパフェへと思いを巡らせた。 カトラリーや器にまで言及し、作者なりの「パフェとは」に迫っていく。 兎にも角にもパフェへの全肯定がすごい。 ここまで愛し、尚且つ1日1つはパフェを食べると言う著者には尊敬の念を抱く。 ページを捲るにつれ、自分の中で食べたいパフェがあれよあれよと増えていき、Googleマップに複数のブックマークを残していく…。笑 おわりにまで読んで、遊び心にクスリと笑う。 最後まで味わい深く、乙な本でした!

    11
    投稿日: 2025.03.22
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    人によっては大げさすぎる、くどい、と思われるかもしれませんが、私はこの作者さんの力強い文がすごくいいなあと思いました! パフェへの熱量が伝わってきて、パフェってこんなに奥深い世界だったの!?と驚いたり、最近のパフェ高いし……とちょっとパフェから離れていた自分の考えが変わる一冊でした。 パフェという作品を買いにいくならそのお値段も安いもんですね。作者さんの熱量でパフェの見方が変わりました。おすすめ。

    8
    投稿日: 2025.01.07
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    パフェ好きな人の頭の中を覗ける本。 普通なら、確かに一番底が食べづらいときあるな、で終わってしまうところ、本当にパフェが好きだとスプーンにまで意識が向いて、スプーン労働問題にまで考えが至るのがおもしろい。 パフェを一人で食べに行く趣味がある人は特に面白いと感じるかもしれないです。

    0
    投稿日: 2024.06.05
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    2000円超えの食べ物だと思うと高いけど、映画を見る気持ちで食べようって天才の発想だと思った。 いろんなお店のパフェを食べたくなって、とりあえず帰りにコンビニで買ってきた。

    0
    投稿日: 2024.02.13
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    「色々なパフェが紹介されているのかな~」と軽い気持ちで読み始めたら、すごかったです。著者のパフェへの敬意とか、美学が。 パフェの解説は参考になったし、実際にそのパフェを食べたくもなったけれど、それよりも何よりも著者の熱量が印象に残る本でしたね(笑)。 巻末にも写真が多く載っていて、「今のパフェってすごい」と思いました。パフェ写真で日めくりカレンダーを作って欲しいわ~。毎日眺めたい。

    1
    投稿日: 2022.03.17
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    パフェをこよなく愛する斧屋さんによるパフェ本。初めて読んだ方だけど好みのテンポの文章書かれる方でめちゃくちゃ読みやすくて楽しかった。パフェってコスパとかタイミングとか考えちゃって本当に数年に一度くらいしか食べないんだけど、情熱にあてられて食べたくなったな〜は〜〜〜おいしそ〜〜〜〜『あなたなしでは生きていけない』の中の「足し算の発想で生きていきたい」にはハッとした。視点も面白くて単純に飲み物として楽しめた。欲を言えば資料のパフェ写真はカラーが良かったな。

    0
    投稿日: 2022.03.03
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    パフェについて、そんなに考えてこなかった。 パフェ沼は深そう。 ほとんどが東京の店。 高そう。 とりあえず、ロイヤルホストのブリュレパフェに挑戦したい。

    1
    投稿日: 2022.02.05
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    今日、1月7日が命日の芸術家・岡本太郎はこう言った。 「芸術は爆発だ」 私は今日、この本を読みながら思った。 「芸術はパフェ発だ」 パフェ沼、パフェ道、パフェ人生、パフェオタク、パフェ哲学… パフェにハートを捧げた東大出身の元アイドルオタク・斧屋氏によるパフェまるごと本。 見るも鮮やか、語るも鮮やかな、パフェの写真とパフェ哲学。 フルーツパーラーや喫茶店のパフェからの思索が意外なところに着地する。 パフェというものを甘く見ていた自分に喝を入れたい。 惜しむらくはパフェの写真の一部がモノクロなところ。 いやいや、そこは想像の価値あり、として甘受すべきか。 魅力的なパフェばかりで目移りするが、一番異色で印象に残ったのがパフェテリアミル(札幌)の「うにパフェ」。 「パフェは、食べ物ではありません。 パフェは、音楽であり、映画であり、絵画であり、建築であり、文学です。 つまりパフェは究極のエンターテイメントなのです。」はじめに―――パフェは食べ物ではありません より抜粋

    43
    投稿日: 2022.01.07
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    特にパフェが好き!というわけではなかったが、パフェでこんなにも多く、深く語られていることに興味を持ちこの本を手に取った。 グラスの形状やスプーンから、パフェの作り手の意図を推察し、パフェと対話しながら食べる…というところに「なるほどな〜」と思った。 表層から深層に進むにつれて、一つのグラスの中にストーリーが作られている。パフェがそんなに奥深い食べ物だとは知らなかった… もちろん読むと漏れなくパフェが食べたくなる!

    0
    投稿日: 2021.12.29
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    このレビューはネタバレを含みます。

    〇巻末のパフェの写真が鬼。なぜ、カラーにじゃないんだあ! 〇パフェの論文 パフェは食べ物ではない。究極のエンターテイメントだ。 年間365本前後のパフェを食べるパフェ評論家の斧屋さんが案内するパフェの世界。 1:基礎編  ・パフェ沼への道  映画やコンサートの積もりで考えると高くない  ・五感で受け止める  視覚、味覚、嗅覚、触覚、聴覚  ・音楽であり、ライブである  一刻一刻を味わう  ・パフェは遠い日の花火ではない  卒業しなくていいのだ  ・パフェのA-B-A 構造  基本は「表層」「中層」「深層」  ・フルーツパーラー系とパティスリー系  ・パフェとサンデー  ・おうちパフェ  ・パフェと季節 2:応用編  ・出会う前には戻れない  不可逆のプロセスを持つパフェ  ・グラスと対話せよ  パフェグラスによってパフェはパフェとなる  ・食べにくいという楽しさ  やむを得ない魅力  ・自作自演の罪悪感、パフェのルーティン  ・コーンフレーク、いつでもどこでも 〇幕間:フルーツ各論  ・イチゴはお飾りじゃない  ・桃パフェの熱狂  ・ぶどうパフェのポテンシャル  ・各地のパフェに会いにいく   3:発展編  ・パフェは時計か宝石か   フルーツパーラー系…降臨感   パティスリー系…技術の結晶感  ・情報を食べる   予習をする  ・驚きを食べる   未知のパフェと騙されるパフェ  ・一日をパフェでシメる    シメパフェ  ・スプーンの労働問題   一本のスプーンに求められている仕事  ・パフェとデートする   ぼっちパフェじゃない。パフェとデートしているんだ。  ・パフェが一番エラい   作り手、食べ手、パフェの三者関係

    1
    投稿日: 2021.12.07
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    パフェ好きによる、パフェ好きのための本。 パフェの味わい方はもちろん、パフェとの向き合いかたまでも教えてくれる。 紹介されているお店は関東がどうしても多くなっているけれど、見ているだけで楽しいので無問題。 いつの日か行けたらいいなぁと思う、めちゃ高いけど。

    13
    投稿日: 2021.10.30
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    SNSとの相性がいいからか、最近注目を浴び ている「パフェ」。 一年365日、ほぼ毎日パフェを食べ続けてい るというパフェ評論家である斧屋さんという 著者の最新本です。 単に「映える」パフェの紹介だけではありま せん。パフェという食べ物がどういうもので あるのかを、時に物理的に、時に感覚的に( つまり味です)、時に哲学的に(読んでお楽 しみ)語り尽くしています。 甘党でなくても満足感いっぱいの一冊です。

    2
    投稿日: 2021.10.20
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    視点の新しさ、文章の巧さ、とにかく善い。私が好きなのは、カトラリーに言及しているところ。視覚と味わいを優先する事により生じる食べにくさ、それをサポートするポジションであるカトラリーはパフェの一部であるのだなと気付かされる。皆、パフェ食べよう。

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    投稿日: 2021.09.19