本作はかなり原作の解像度が高く、著者の方がよーくゲームをやり込み、稲作にも精通されているのがヒシヒシと伝わる出来栄え。改めてサクナヒメが素晴らしい作品だと再認識出来ました。起承転結もバランス良く、すらすらと読めます。どんな形でも良いので、この世界観の続きをもう少しだけ堪能したいですね…

ゲームクリア後の生活を描いたノベライズ。 作者の方は農業研究家かつ小説家の方で、お話が来る前から原作クリア済みのファンなんて、人選完璧すぎませんか？ 内容に違和感がないのがすごい。読みながら、田圃の情景が思い浮かび、登場人物の声が再生されました。これぞ極上のエンタメ。 ココロワヒメが悩みながら成長していくストーリーはとても良く、キャラクターとしてさらに好きになりました。スランプを乗り越えるのはきついよな・・・（実体験） サクナヒメは別のコミカライズも進行しているし、ゲームが終わった後もしばらくこの世界を堪能できそうです。

天穂のサクナヒメをプレイした人にオススメです。 稲作の細かい描写が、目の前で農業に苦労しているココロワを思い巡らせます。 当然のように食べている米の生産の大変さを感じられる作品。 大事に味わって感謝しつつお米を食べましょう。

大好きなゲーム「天穂のサクナヒメ」のスピンオフ小説が発売とあって、すぐに買って読みました！サクナの親友ココロワヒメの話で、ゲーム同様稲作に関しての描写がすごく丁寧。ストーリーもゲームをプレイした方ならすごく楽しめる後日談になっていて大満足。読み終わると不思議と米が食べたくなる！