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猫はわかっている
猫はわかっている
村山由佳、有栖川有栖、阿部智里、長岡弘樹、カツセマサヒコ、嶋津輝、望月麻衣/文藝春秋
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総合評価

25件)
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    この本棚に「猫」で検索かけたら17冊も読んでいた。これが18冊目である。 アンソロジーもあるので、ニャンコ好きな作家さんは多いんだなあと感心するニャンコ好きな自分である。 1番バッターの村山由佳さんの作を読みながら、ずっと前から読みたいと思いながらも650ページの大作にためらっていた「風よあらしよ」に、やっぱり挑戦しにゃきゃあと思った。

    6
    投稿日: 2025.08.03
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    猫を飼っている身として、しみじみ色々なことを考えさせられた作品。 短編集なので、各々の作家さんの色が見れてよかった。 ちょっと強引すぎない?という内容もあったものの、フィクションなので我慢。 個人的には最後の話が好きでした。 生まれた時から家に猫が絶えずいますが、今までそういう視点で猫を見たことがなかったので新しい気付きになりました。 最後の話だけでも読んで欲しいなぁ

    1
    投稿日: 2024.10.31
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    ほっこり系からミステリーまで。猫にまつわる短編集。個人的には村山由佳さんの「世界を取り戻す」と長岡弘樹さんの「双胎の爪」、嶋津輝さんの「猫とビデオテープ」が良かった。

    6
    投稿日: 2024.10.07
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    最後のお話が好きかな 猫は媚びたりしない 自分のしたいようにしている 自分だったら どんな猫ちゃんストーリーを考えるかな

    0
    投稿日: 2024.08.31
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    読み終わり。まさかのホラー要素が出てきたのは少しびっくりしたけれどとても良かった、特に最後の話が好き。

    0
    投稿日: 2024.02.13
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    「世界を取り戻す」雑誌編集者の九美が取材で行った動物病院で出会ったのは。 「50万の猫と7センチ」野良猫ニャアとのドタバタ生活。 この2つが一番好き。 「猫とビデオテープ」十年ぶりに見た旧友の名に思い出がよみがえって。 権田が「私」に渡したかった中身に笑ったー。美しいよし子こさん見てみたい。 「幸せなシモベ」妊娠した姉から「王子様」ミャオを預かることに。 人見知りで不愛想なのといじけて愛想がないのは別、という言葉にハっとなった。確かにそうだ。自分を偽らずに自分でいる。猫からの教え。

    4
    投稿日: 2023.03.30
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    「母親」である部分は私の中の一部であって全部じゃない。 「母親」を全うするだけでは埋まらない空洞があって、「妻」を加えてみても、まだ埋まらない。

    3
    投稿日: 2023.02.19
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    動物病院の院長から、猫は一生に一度だけ人間の言葉 をしゃべるという話を聞いた主人公が、余命幾ばくもない 老猫を引き取ることに…。(村山由佳「世界をとり戻す」) その他、有栖川有栖や阿部智里など、現代の7人の作家 が「猫」をテーマに描いたバラエティ豊かなアンソロジーで す。

    2
    投稿日: 2023.02.07
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    初めて読んだアンソロジー。 『猫』とつくものは何となく読んでしまう。だけど、中にはちょっと好みじゃないのもあってパスしてしまったものも…。 村山由佳さんの『世界を取り戻す』はよかったです。

    2
    投稿日: 2022.12.16
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    いろんな作家さんが描く猫のアンソロジー。 猫はわかっている。 ・・・多分(笑) 基本的に人間は猫に振り回されるし、それを存外悪くないと思ってるよね(笑)

    0
    投稿日: 2022.11.18
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    猫ちゃんに纏わるお話7つ。有名な作家さんでも猫のことになるとメロメロになっちゃうのかなとか、よく耳にする生態も改めて文字にすると可愛さが倍増するのかなとか。とにかく猫愛が溢れてくるのが面白かった。長岡さんのミステリーもさすが怖いところをえぐってくる。本質はいかに。 真実は知らない方が幸せということもあるらしい。箸休め的に色々なお話が読めてよかった。

    3
    投稿日: 2022.09.28
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    猫に深く関わっている物語もあれば、ほんの一部分にかませて描かれているものもありますが、どれも面白かった。 「世界を取り戻す」 最近猫を亡くした身としては、共感できる部分が多々ありました。日常生活の中で描かれる猫と登場人物の絡みが泣ける。。第1弾もあるのかな?ぜひ読んでみたい 「50万の猫と7センチ」 作者の実家でかっているリアル猫のお話。家族として迎え入れるまでの経緯やとある事件にハラハラドキドキしつつ、最後はハッピーエンドというオチがお気に入り。 「双胎の爪」 猫からこんな風に話が転がるものなんだな、と驚きました。悲しい話の中で追い打ちをかけるストーリーが逸脱。

    0
    投稿日: 2022.03.08
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    猫小説アンソロジー。猫好き必読。もうどれを読んでも可愛い! 全部可愛い! ミステリ好きとしては有栖川有栖「女か猫か」、長岡弘樹「双胎の爪」がお気に入りです。だいたいほんわかとした幸せなムードの物語が多い中、ざっくりと残酷さを突き付けられる「双胎の爪」はインパクトがありました。 描かれた猫の魅力に一番のめりこんでしまったのは阿部智里「50万の猫と7センチ」。はらはらどきどき、笑いあり涙ありの一作。だけどそのようにさまざまな感情に振り回される人間たちをよそ目に、猫ときたらもう……! このオチには脱力せざるを得ませんでした。だけど猫ってこういうものだよね。猫の魅力ってこういうところなんだよね……と猫好きの人間が諦めてしまうことを、猫はわかっているに違いありません(笑)。

    1
    投稿日: 2022.02.28
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    借りた本。自分では絶対選ばなかった本。 でも、村山由佳さん、阿部智里さん、望月麻衣さんの話を読んで、ちょっと猫、おもしろい?と思った。 今まで猫と全く接することがなかったけど、もう少し興味持ってみようかなと思うきっかけにはなったかな。

    1
    投稿日: 2022.02.15
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    このレビューはネタバレを含みます。

    猫にまつわる7編の短編。それぞれに猫の特徴をよく捉えている作品たち。 阿部智里さんの『50万の猫と7センチ』は、タイトルからはどのような内容なのか全く想像できなかったが、一匹の茶トラとこの猫に関わりを持つようになった一家の物語は、これはもしかしてドキュメンタリーなのかと思えるほどにリアリティがあって、ほっこりしたりハラハラしたりして愉しめた。 それにしても、「猫に九生あり」という諺は聞いたことがあったが、一生に一度だけ、人間の言葉を喋るとは知らなかった。そんな馬鹿なとは思えず、彼らならやりかねない!

    0
    投稿日: 2022.02.13
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    猫はわかってる 私も猫のたいていの事はわかってる 今回読んで私はミステリーは好きじゃないってわかった

    0
    投稿日: 2022.01.26
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    このレビューはネタバレを含みます。

    【収録作品】村山由佳「世界を取り戻す」/有栖川有栖「女か猫か」…学生アリスと江神部長/阿部智里「50万の猫と7センチ」/長岡弘樹「双胎の爪」/カツセマサヒコ「名前がありすぎる」/嶋津輝「猫とビデオテープ」/望月麻衣「幸せなシモベ」 猫好きの愛が溢れている短編集。読んでいるとかわいいのはわかる。

    5
    投稿日: 2022.01.17
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    猫モチーフのアンソロ。人と猫の繋がりみたいな話で、村山由佳さん、阿部智里さん、望月麻衣さんの作品はああこれは猫経験が非常に豊富な作家さんだなと読んで解るが、別の作家の密室仕立ての話とガールズバーでブチ切れる話は猫を小道具に使い書いてみましただけ感が凄い。表題に近い「猫をわかってる」人選はもっとあったんじゃないだろうか。

    1
    投稿日: 2022.01.07
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    世界を取り戻す 村山由佳/女か猫か 有栖川有栖/ 50万の猫と7センチ 阿部智里/双胎の爪 長岡弘樹/ 名前がありすぎる カツセマサヒコ/ 猫とビデオテープ 嶋津輝/幸せなシモベ 望月麻衣 ねこ ネコ 猫 猫だらけ キャーー! みんな可愛い奴らですハイ

    2
    投稿日: 2021.12.20
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    猫をモチーフのグッズを手に取ってしまい、後で後悔することが多い。 猫のアンソロジーも同じ傾向があると思うが、この本は、なかなかよかった。 小道具として猫を使う作品は比較的多いが、猫への思いを正面から書いた秀作に出会えて、うれしい。 特に好きなのが阿部智里さんの「50万の猫と7センチ」 「同じ地球に生きてはいるが、私達人間と彼らでは、見ている世界は全く違う。それがちょっぴり重なりあって、奇跡的に交流が成り立った瞬間は、だからこそ尊く、すばらしい」 人とペットと呼ばれる動物との関係の極意かも。でも、人と人の関係も、実はそうかも。

    1
    投稿日: 2021.12.11
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    猫がつくタイトルに惹かれて読んだけど どの短編もつまらない。ストーリーも お話の設定も猫に関する記述もなんかちょっとダメでした

    1
    投稿日: 2021.12.10
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    このレビューはネタバレを含みます。

     To Kill Timeな短編集。  作家さんは、村山由佳、有栖川有栖くらいしか知らない。あとの作家さんはラノベ系?  もとより軽い読書と思って読んだから、軽い話ばかりでよかったのだけど、やはり作家のネームバリューと作品の質は比例するものか? よう知らんけど。  となると、読む順も考えないと、だんだん尻つぼみになってもつまらんと、冒頭にある村山作品を読んだあとは、お尻のほうから読んで、最後に有栖川作品ということにした。  村山作品はさすがだね。登場人物がそれぞれ際立つ造形もだし、「猫は、一生に一度だけ、人間の言葉を喋るん」という獣医のなにげない一言が効いてくる。  巻末の最終話だった望月麻衣の「幸せなシモベ」も悪くない。猫の超然とした生きる姿勢から自分の魅力に気づいていく主人公。「自分を偽らずにいる存在は、どうであろうと、魅力がある」 真理だ。  以下、お尻から遡って読む・・・  嶋津輝 「猫とビデオテープ」は悪くないけど、猫、なくても成立じゃね? オチのビデオテープも「それ?」と、なんだかなー。  カサツマセツコ 「名前がありすぎる」こそ、猫、ほとんど関係ない。  長岡弘樹「双胎の爪」は、女性の恐ろしさを描くが、猫は出汁使われた程度。  阿部智里「50万の猫と7センチ」は、割と作家の実録なの?と思わせる感じで悪くない。「オカマバーでぼったくられた気分だ・・・」と嘆く親父さんのひと言が笑えた。  有栖川有栖 「女か猫か」は、読み始めてすぐ、あぁ、「学生アリス」シリーズの一環なのね、と。それなりにしっかりした作品だけど、手練れの作家、こんなのチョチョイノチョイと朝飯前に書いちゃうんだろうな。ファンは楽しいのかもしれないけど、猫は、どうでもよい作品。 推理小説、探偵小説のシリーズものって、だから好きじゃない。  結果、ふつうに降順で読んだので良かったかな。どうでもいいけど(苦笑)

    1
    投稿日: 2021.10.30
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    このレビューはネタバレを含みます。

    世界を取り戻す 村山由佳 女か猫か 有栖川有栖 50万の猫と7センチ 阿部智里 双胎の爪 長岡弘樹 名前がありすぎる カツセマサヒコ 猫とビデオテープ 嶋津輝 幸せなシモベ 望月麻衣

    0
    投稿日: 2021.10.11
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    ――  猫にもいろいろ居るように。  アリス目当てで珍しく猫短編集など読んでみたけれど(『猫は見ていた』に収録のエア・キャットを他で読んで気に入ったのもある)、猫好きにもいろいろ居ますなぁ。  にしても短編というのはどうにも、良いところも悪いところもはっきり出ちゃうよね。いまいちかなぁと思っていた作家さんのはやはりいまいちだし、反対に思わぬ出会いもあったりで、まぁほんとに肌が合うかどうかなんだけど…  そうねぇ。結局のところキャラクタ、或いは物語そのものにさえ、生命性を感じてしまうタイプなのよね。極端に云うなら作家の仕事は、生まれてきた物語を伸びやかに世に放ってあげるブリーダー的なものなんじゃないかと思っていて、きっとその育て方? に好き嫌いが出てくるのだ。キミはこういう物語なんだよー、みたいのが嫌いで、だから登場人物Aくんはこんなふうに感じてこんなこと口に出しちゃおうねー、みたいなキャラクタが苦手になりがち(そんなこと云ってるから満足に書けないんだと云う思いもあり〼)。  その点、猫をキーワードに上手にテーマを定めた短編は楽しく読めましたね。なるほど猫っぽい物語、ということなのかもしれない。  なんでも猫派犬派、って分ける風潮をそこそこ面白がって居たけれど、遂に物語にまでその魔手が!  総合2.5ってとこかしら。にゃんにゃん。なら2.2か?

    1
    投稿日: 2021.10.10
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    【人気作家による猫アンソロジー。文庫オリジナル!】〈猫は一生に一度、人間の言葉を話す〉〈姉から預かった猫が私の人生観を変えて…〉愛しくもミステリアスな猫が大活躍の七編。

    0
    投稿日: 2021.09.17