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鬼哭洞事件
鬼哭洞事件
太田忠司/東京創元社
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総合評価

9件)
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    このレビューはネタバレを含みます。

    27年前に消えた母と妹を捜すと言う依頼。しかし依頼人佐方康之は翌日死亡した。佐方の恋人・桐谷珠恵からの依頼で佐方の父・朋也に会うため鳶笊村を訪れた野上と俊介。 鬼哭洞の中に作られた屋敷。村で行われる神楽の最中に何者かに殺害された朋也。鬼哭洞や神楽の取材の為に村を訪れていた推理作家・烏丸孔明の推理。 徳間書店から東京創元社へ出版社が変更。前作から10年くらい経っているので、色々過去の事件のおさらいっぽいのがあったりする。今回は事件現場が鳶笊村なのでアキや高森警部ら警察関係者の出番が少ないのが残念。 俊介は烏丸との推理で、探偵としての正しい姿に悩んだりして今回も辛そう。終章ではちょっと明るくて良かった。 しかしこれも4年くらい前…。続き出るのかな…。

    0
    投稿日: 2025.11.11
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    このレビューはネタバレを含みます。

    27年前に消えた母と妹を捜す男は、依頼の翌日死亡した。 彼の故郷を訪ねた俊介は、謎の神楽ともう一人の"名探偵"に出会う― 夏の暑い盛りのある日、私立探偵・野上英太郎の事務所を佐方康之と名乗る依頼人が訪れた。 彼は27年前に家を出ていった母親と妹を、父に内密で探しているという。 手掛かりは写真一枚のみだが、野上は調査を引き受ける。 だが翌日、康之は死体となって発見された。 彼の出身地・鳶笊村へ向かった野上と助手の狩野俊介は、洞窟内にある奇妙な邸に住む、余命幾ばくもない村の実力者と会う。 彼こそは康之の父だった―― 隣村に伝わる謎の神楽、佐方家の財産をめぐる確執、そして衆人環視下で起きる殺人。

    0
    投稿日: 2025.11.03
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    今回の話はのめり込むまでに時間がかかってしまった。それは、登場人物がおおく、複雑で、それをきちんと理解しようとしていたことによる。そこが把握できてからは、真相がどこにあるのか興味がわいて、読むスピードが速くなった。ただ、その真相も、んーーーと唸ってしまうようなもので、過去作と比べるといまいちだった。 なんか作中の挿絵、表紙絵の作画が変わってから、だんだんと昔の魅力が減っていっているような気がする。次回作に期待!

    0
    投稿日: 2025.08.12
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    狩野俊介シリーズ。実はまだ一冊も読んでいなかったのですが、問題はなかったと思います、たぶん。というよりこれでまた読みたい本がいっぱい増えてしまった印象かも。 探偵事務所に持ち込まれた人探しの依頼と、その矢先に殺されてしまった依頼人。さらに訪れた奇妙な屋敷で起こった殺人事件。加えてその家に代々伝わる神楽の謎といい、探偵対決といい、ミステリとして美味しい要素がてんこ盛りです。あ、あと猫好きにも嬉しい! あくまでも人間に寄り添おうとする俊介と、冷徹な論理で真実だけを求める烏丸。烏丸のやり口にはかなり腹が立つ面もあるけれど、「探偵」としてはどちらのスタンスも間違ってはいないと思うんですよねえ。だからこそ、烏丸を認め、ある意味自分も同類だと自覚しつつ揺らいでいる俊介の葛藤が痛々しいながらも頼もしく思えました。残酷な事実が次々に明らかになるこういう事件こそ、ある程度の優しさを持つ探偵が必要だと思うのです。彼はきっといい探偵になる……って、もうなってるのかもしれませんが。 あ、でも烏丸、実際にいたら腹が立つけれど、キャラとしては魅力的なので。スピンオフ、ありですよ。

    0
    投稿日: 2022.06.19
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    少年探偵狩野俊介。探偵野上と俊介は依頼人(死亡)出身地へ向う。鬼哭洞屋敷は廃坑洞窟内。神楽の夜,第二の殺人事件。なぜ余命少い病人を殺したのか?俊介の素直で優しい人柄が好印象。

    11
    投稿日: 2022.06.15
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    2022/05/26 読了。 図書館から。 何気なく手に取ったので、 狩野俊介シリーズは初めて読みましたが、 前の話から読んだ方がよかったかも。 俊介君は優しい。 孔明さんは割切った感じですが(大人だしね)、 探偵と小説家では、そもそも違うのではないのかと。

    0
    投稿日: 2022.05.27
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    「狩野俊介シリーズ」の新作ですね。本格探偵小説です。 実に11年ぶりに成りますね。思えば太田さんの本を読み始めたのがこのシリーズでしたから、30年のお付き合いになります。 「月光亭事件」の時は俊介は小学6年生でしたが、今回は中学2年生の夏休みの事件簿に成りましたね。俊介の探偵としての成長シリーズでも有るのでまだまだ続編を期待したいところです。 いわゆる横溝正史風の本格探偵小説ですが、主人公が10代なので同じ年頃の学生さんが読んでも読みやすい文章で物語は進展します。 太田さんは俊介が推理して事件を解決に結び付く過程で探偵のジレンマを描き出します。 事件の解決で傷つく人が出てくる。探偵小説の作家さんの古くからの問題点に誰しも悩み解答は様々ですね。 今回も解答は完全には得られないものの俊介は何かのヒントを受けたようです。読者もまた、何かを共に得られる。太田さんの狙いはそこかも。 新たな探偵の登場もあって次回作の期待が出ました。 巻末に太田さんのあとがきがあり楽しく読めました。

    27
    投稿日: 2022.05.15
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    久しぶりの狩野俊介君。11年振りの新作。無事、お帰りなさい。でも、いろいろ名探偵として悩むことが出て来てるんだね。成長を感じる。第1作から30年と云う事だが、私が最初にこのシリーズを読んだのは27年前。なんか歴史を感じるわ。今回の作品の舞台、なかなか面白いなあ

    2
    投稿日: 2022.02.27
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    このレビューはネタバレを含みます。

    俊介くん、お帰り、の一冊。久しぶりすぎて過去の作品が思い出せない。ライバルの小説家・烏丸が憎らしいクールな切れ者で、メルカトル鮎のよう。野上さんにもう少し頑張ってほしい。

    5
    投稿日: 2021.12.12