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ハルク:グレイ
ハルク:グレイ
ジェフ・ローブ、ティム・セイル、中沢俊介/小学館集英社プロダクション
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総合評価

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    MARVELカラーシリーズ第3弾! このシリーズはジェフ・ローブとティム・セイルが ヒーローのオリジンを再解釈再編成したシリーズで それぞれが過去を思い返すカタチで物語が語られて展開してゆく。 ハルクを色んなアプローチで描いてきた MARVEL史を彼らの手法で再解釈していて ハルクのどこかフランケンシュタインやキングコングのような愛しい人を守りたいだけなのに力があるが故にみたいなところが良い。 でもその2つと違うところはハルクはハルクなだけでなくブルースバナーでもあるということ。 2人は別であって同じというところを絶妙に描いている。

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    投稿日: 2025.07.01
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    ジェフ・ローブとティム・セイルがヒーローの歴史に隠れる心情描写を繊細に描き出すカラーシリーズの第3作。邦訳では飛ばされていた本作が満を持して邦訳された。『バトルロイヤル』の公開によってハルク熱が高まることを見越して…というのは、だったら『エイジ・オブ・ウルトロン』の時の方が展開的にはばっちりだったような。 モノローグ形式だった他のカラーシリーズと異なり、ハルクをよく知る精神科医、レナード・サムソンとの対話の中でベティとの思いを非常に繊細に描き出す。その語り様は正直難しく感じることも多い。なんせ、そもそもわかりにくいたとえ話で話し始めるブルースや、心理学用語満載で返答するレナードが話している上、ところどころ意にそぐわない答えが返ってくることにいら立って話を途切れさせてしまうのだから。だが、そこがむしろハルクを抱えることで不安定なブルースの内面を浮き彫りにしてくれる効果を持つのだ。 ベティとの物語はむしろ媒体であって、ハルク像を描き出そうとしているようだが、それもまたハルクらしいと感じさせるものだ。

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    投稿日: 2017.10.22