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むかしむかしあるところに、死体があってもめでたしめでたし。
むかしむかしあるところに、死体があってもめでたしめでたし。
青柳碧人/双葉社
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総合評価

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     こぶとりじいさん、太ってるわけじゃない、なんていうダジャレをつい思い出すもののどんな話だったかすっかり記憶が上書きされて思い出せない。コブは取ってつけられるんだっけ?と真面目に悩んでしまった。  今時は鬼といえば人を食うのが定番だけど、むかしむかしの鬼たちは人にも情が厚かったと思う。それどころか非力な人の方が情け容赦なく退治するとか。鬼も人もときと共に変化している。  舌切り雀のつづらとおばあさんの性格は読んでみて原作を思い出した。安楽椅子に三年も石の代わりに椅子なのを理解するのに少し時間がかかってしまった。  鬼滅の刃でもインディジョーンズシリーズでも限りなく生き続けられる欲望はよく聞く動機だ。この幾つかの話には若返って延命が果たせるものが登場する。当然ながら自らが生きながらえるために使うと思いきや、そう使いますか・・と推定を裏切られた。  このシリーズはひとまず終結のようでしたので淋しさがありますが、また再開して欲しいです。日本昔ばなしシリーズとか・・

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    投稿日: 2025.11.16
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    昔話を絡めたミステリー。最終巻なんですね。 今回は最初から最後の物語への伏線だったように感じました。

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    投稿日: 2025.11.03