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旅先のオバケ
旅先のオバケ
椎名誠/集英社
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総合評価

13件)
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    久しぶり、30年ぶりくらいの椎名誠。 恐ろしい世界各国での旅の話かとおもいきや、前半はその通りなんだが、後半は変わった(過酷な)旅の話。 どんな過酷な僻地にも、案外、人は生活していることを教えてくれる。一番印象に残ったのは、カンボジアのトゥールスレン刑務所、その近くにキリングフィールドがある。そこはポルポトにより、多くの人が処刑された場所で、慰霊塔が建てられていて、厳かで神聖な場所。そこで、中国人観光客が、大騒ぎをしてvサインで記念写真を撮っていた。霊や神域も中国人には敵わないのか⁈

    55
    投稿日: 2025.07.21
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    図書館で薄本を探していてふと椎名誠の本が並らんでいたので久しぶりにと思い借りました。 アドバードや島田倉庫などの不思議ワールドなものばかり読んでいたので、ノンフィクションは初めて。 ロシアのホテルのヤツはかなりやばい!

    22
    投稿日: 2025.06.27
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    椎名誠が旅先で体験した奇妙な現象や、様々な土地の宿についてのエッセイ。 想像を絶する宿ばかりで相変わらず面白い。

    0
    投稿日: 2025.05.26
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    お風呂に浸かりながら少しづつ読んだ。モリモリ読むと言う感じでは無かったし、読んでいる時のワクワク感も無かった。かといってゾクゾクする感じもなく…椎名さんも歳をとったな、と感じた。

    8
    投稿日: 2024.08.11
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    お初の作家さん。旅先での心霊?現象の話や、世界の僻地のホテルや生活の話など興味深く読めた。しかし寒いところは苦労がすごいな。排泄事情がえぐいて。凍傷の危険に、蚊の大群にたかられる危険。2000匹の蚊にたかられたら発狂しそう。 それにしてもこの著者はお酒をなぜサケと書くんだろう?カタカナだと鮭と見間違えるんだけど…

    0
    投稿日: 2024.06.15
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    表題であるところの旅先のオバケ話は少しだけで、大半は世界各地の宿泊地の経験談でした。椎名さんの旅の話は面白くはあるのですが、このタイトルで手に取る人は積極的にオバケ話を求めている人だと思うので、別タイトルの方が良かったんじゃないかなあ。

    0
    投稿日: 2024.04.01
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    自身の旅にまつわるエッセイ。 最初の2章くらいまでは、旅先での不思議体験が色々と紹介されているけれど、次くらいから普通の(‥‥とは言っても普通じゃないところが椎名さんの旅なのだけれど)旅のエッセイとなっている。 しかし、オバケ系じゃなくてもすごい旅ばかりなのだ。 普通の人じゃなかなか体験できなさそうな貴重な体験を色々されている。 泊まる場所もホテルばかりではなく、そういった宿泊施設がない場所では、廃墟で泊まれそうなところに案内してもらったり、民泊させてもらったり。 日本の便利な生活に慣れてしまうと、カルチャーショックが大きすぎるだろうが(特に排泄系)、そんな旅の中でも、ステキだな~と思ったのが、モンゴルのパオに泊まって生活していた話。 まさに自然に逆らわず、あるがままの自然と一体になって暮らしている様子が印象に残った。

    0
    投稿日: 2022.05.31
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    極寒のロシアの心霊ホテル、モンゴルのゲルにやって来た謎の来訪者・・・。地球を股にかけるシーナのオドロキ旅のエッセイ。

    0
    投稿日: 2021.08.31
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    筆者の旅に関するエッセイですが、怪しい探検隊等とは肌触りが違うように思います。旅の宿での体験が面白く書いてあります。面白くはありますが、おかしくはありません。これまでの面白おかしくという雰囲気とはいささか違うように思いました。少々報告文に近い印象。 「旅先のオバケ」という書名で、心霊関係の本かと思いましたが、そちらの内容は最初にフムフムとすぐに読み終えます。むしろ「オバケ」は心霊にあらず、人の情念こそが「オバケ」なのだ、ということかなあ。この書名をどう読むかで何かが大きく変わるように思います。 人の情念がオバケなら、情念で動く世界情勢もまたオバケ。 しかし、そんなオバケを目の当たりにしながらも、筆者は十分に楽しんでいる、あるいは楽しく振り返っている様子も伝わってきます。 変化を味わうって大切です。

    4
    投稿日: 2021.08.27
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    旅先のオバケというより、いろんな所を旅した思い出話で、オバケの話は最初に少しあったぐらいだった。 でも、それはそれで面白かった。 普通の旅人はまらないような、凄い所に泊まった体験話。あまり泊まりたくない所がほとんどだった(笑)。ただそれが、笑えた。

    5
    投稿日: 2021.08.24
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    椎名誠さんの旅エッセイの中でも、"霊的なもの"に特化したエッセイ。 正直、ここ十数年、椎名さんのエッセイはわりと使い回しのエピソードが多くて、読んだことあるような…という話がとても多い。 ましてや今回のはオバケ話を集めたものなので、確実に以前読んだことある話が満載だった。 もちろん、より詳しく書いてあるし、初聞き(読み?)の話もあったけれど。 若い時の椎名さんは、無人島や秘境にドカドカ行って、ビールをガバガバ飲んでっていう、ワイルド系のイメージだけれど、実は(?)わりと繊細で神経質な部分も持ち合わせている(と思う) だから、一見、霊とか一顧だにしないように思うけれど、実は霊感かある、というのも、なんとなく分かる、 私自身には霊感は無い(と信じる)けれども、読んでてちょっとざわざわする話も多々あって、怖いもの好きさんには物足りないかもしれないが、ちょっとだけ怖い話を読みたい人にはオススメかもしれない。

    13
    投稿日: 2021.08.11
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    椎名誠さんの旅先の風変わりな宿泊経験をつづった一冊。コロナ禍で自由に旅行もできない今、ちょっと旅に出た気分を楽しみたくて読んでみれば、まったく楽しめない体験ばかりでした。とはいえ、氏の語り口調で、ついつい笑ってしまうエピソードがいっぱいです。

    0
    投稿日: 2021.08.05
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    シーナ氏が世界中の宿やら寝床やらで見聞きしてしまった、怖いもの恐ろしいもの。楽しいなあ。でも自分は絶対泊まりたくないなあ

    0
    投稿日: 2021.07.30