
ママ、最後の抱擁――わたしたちに動物の情動がわかるのか
フランス・ドゥ・ヴァール、柴田裕之/紀伊國屋書店
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総合評価
(3件)3.7
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powered by ブクログ動物に様々な情動が存在するという事例が挙げられている。 アルファオス中心に揉め事を暴力で解決するチンパンジーと、アルファメス中心に揉め事をSEXで解決するボノボ。どちらが倫理的に優れているという議論は不毛だが、どちらの種も今日まで進化の末端に存在していることが面白い。 人類史は戦争史とも言い換えることができるようにヒトは明らかにチンパンジー寄りで、それ故生き残り、テクノロジーが発展し現在の姿があるとは思う。しかしボノボ寄りの種がヒトに替わり文明を持ったらどうなってたか想像してしまう。
1投稿日: 2024.02.12
powered by ブクログ「情動は本能が司り、感情は自我から生まれる」と考えてよさそうだ。脳の部位も異なっており、情動は大脳辺縁系(脳心note)で、感情は扁桃体と前頭前野が担う(とれぴく)。大脳辺縁系の扁桃体は快・不快を判断する(【本能的な情動】大脳辺縁系の扁桃体をわかりやすく解説!)。 https://sessendo.hatenablog.jp/entry/2023/02/01/164809
0投稿日: 2023.02.01
powered by ブクログ動物も人間とほぼ同じ脳含めた身体を持っているので。程度の差こそあれ、人間が保有する情動は、動物も同じように保有していることを生物学的に証明した書籍。
1投稿日: 2022.01.20
