
総合評価
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powered by ブクログ本当は、声高に平和を叫ぶより、こうしてひとりの人が生きていた道筋から丁寧に伝えていくことの方が、ヒトの心にはしみるのだろう……と思いながら、平和運動に携わってきました。 一時、自分の立場とココロがばらばらなような気がしていたけれど、この立ち位置でも、ヒトの心に伝わる伝え方をしていけばいいのではないか。最近は、そんなふうに思っています。 このお話は、今でも平和のことに関わる私にとっての、ひとつのモデルです。
0投稿日: 2009.10.09
powered by ブクログ原爆のこわさ、かなしさ、そして原爆が落とされたことが遠い昔の他人事ではないということに気付ける。 すばらしいストーリーテリング。
0投稿日: 2009.09.29
powered by ブクログこういう本は評価するのが礼儀みたいな感じにどうしてもなります。しかし、だからこそ、天邪鬼的な気持ちが湧き上がります。戦争、しかも原爆を描いた作品としての切り口は新しいですし、作者の一生懸命さも感じられます。ですが、僕にとってこの漫画は厳しかったです。若い女の人の絵が似ていて区別が付きません。名前も沢山出てきて誰が誰だか分かりません。なので、話がどうなったのかについていけませんでした。つまりストーリーが分からなかった。読解力というか識別力、記憶力がない、お前が悪いと言われそうですが、その能力がない僕にとってはよく分からない漫画だったということです。
0投稿日: 2009.09.28
powered by ブクログ戦争の残したツケ。 この作品には、目を覆いたくなるような残酷さもなければ、悲鳴や断末魔の聞こえてくるような描写もない。 戦争の残した悲しいツケに翻弄された一人の女性の姿があるだけ。 読み終えたときに、涙の一筋も大きな衝撃をもなかった。 ただ、心のどこかにうつろな部分ができた。 空白の部分ができた。 やがてその空白には一つの苦々しさとにじむような悲しみが生まれた。 そんな作品でした。 ありきたりの平和教育よりもこういった作品を静かに一人一人が読むこともまた必要なんじゃないかな。
0投稿日: 2009.08.21
powered by ブクログ秀逸。 数ページなのに、ものすごい量のメッセージが入っている。 生命感があり、希望があるのだけど、やっぱり悲しい。だからこそ悲しい。 図書館などに積極的に入れてほしい。 数カ国で翻訳されているようですが、 核保有国の人々には特に読んでいただきたい。 今なお生き延びてしまったと苦しむ人々がいる。 原爆だけでなく、戦争とはそういう愚かなもの。
0投稿日: 2009.08.16
powered by ブクログ上娘の希望で今年、8月6日当日の広島を訪れてみた。彼女をそう思わせた1つの理由はこの本だろう。ヒロシマは、私自身にとってはある意味、近くに感じようとしてもなかなか近くの出来事だという実感がわきにくい存在だった。それをぐんと近づけたのは、原爆にあったことをどうとらえてよいかわからないというこの本の主人公が唯一わかっていることとして述べた、”「死ねばいい」と誰かに思われたということ”という一節。人の人に対する「悪意」という視点は、胸にすとんと落ちた。だいぶん前に読んだオンダーチェの『イギリス人の患者』で、原爆がアジアに落とされたことに触れ、「有色人種に対してでなければ落とされなかった」とやはり有色人種のインド人工兵が怒るシーンがあった。そのときの目から鱗が落ちる感じに通じるものがある。薄いけれども重い読後感のある本である。*余談だが、今回、広島を訪れて、この本の登場人物の名前が広島の町の名前にちなんでいることに気がついた。「皆実」さん、「旭(あさひ)」くん、というのはちょっと変わった名前だなと思っていたのだが、そういうことでしたか。
0投稿日: 2009.08.06
powered by ブクログ「知らなくてはならない」物語。 でも、あんま押し付けがましくない。 あの爆弾が落とされるまでそこには「日常」があり、そしてそれは何よりも尊い「日常」であった。 「戦争」や「ヒロシマ」はもちろんのこと、自分自身の「日常」への意識の低さに気付かされた気がする。
0投稿日: 2009.07.19
powered by ブクログ「無知は罪なり…」というソクラテスの格言があるとか無いとか。 他国の人と対等に話すにあたって、よく自国のことを話せなければというような話がありますが、 現代の「日本」という国のアイデンティティの柱の一つに、唯一の被爆国(作者あとがきにもありますが『数少ない』が正しい表現でしょうか)という点があると思います。 自分自身、関東圏の生まれということもあり、自ら意識して触れようとしないと、「原爆」「被爆」という現実に、触れることの無い環境に育っています。 それでよいのか? イデオロギー的な表現、姿勢が一般的に嫌悪感をもたれる一方で、かたやネット上での極左的とも言っていい程のナショナリズムが幅を利かせる現代に、 いったん、自分で考えることを始めてみようよ、というきっかけとして、とても良い出会いを与えてくれる本だと思います。 こういった作品を読むと、漫画というのは、行間を読ませる「詩」に近い表現媒体だな、と感じます。
0投稿日: 2009.07.07
powered by ブクログいろんな思いを感じる漫画です。 歴史に疎くても歴史が嫌いでもこの漫画を嫌いになっちゃダメだと思う。
0投稿日: 2009.07.07
powered by ブクログすごいいいマンガだと思います。広島で爆弾が投下されてから50年も過ぎましたが、変わりことなくその事件の影響を受けつつある人もまだいるという事実を、切なく描いています。いろいろ考えさせられました。
0投稿日: 2009.06.25
powered by ブクログ戦争マンガということで怖いのかとおもったのですが、 絵柄がやさしかった上に、すごく人間らしくて 当たり前の不安とか当たり前の喜びとかがきちんと描かれていただけに、 これまで読んだどんな戦争マンガよりもずしっときました。
0投稿日: 2009.06.18
powered by ブクログ映画の原作だった本。 かわいらしい絵だが、描写はリアル。 戦争の残した傷跡が描かれている。 戦争を知らない世代が多くなった今も 忘れてはいけない、大切な記憶。
1投稿日: 2009.06.08
powered by ブクログ前半は、原爆症になった女性の話。後半は、その人と血のつながった姪?の話。 この本は、不幸だと言う雰囲気がないため、そのせいか、長生きしたら幸せになれるのだろうなぁという思いが強くなってしまいました。 当たり前の幸せ&平和がありがたいです。
0投稿日: 2009.05.20
powered by ブクログ恨み言も何もない静かなありふれた日常にくっきりと刻まれた原爆の足跡が、いくら時代が流れようとも、薄れることなく全ての人々の隣に存在しているということに気づかせてくれます。共にある根深い問題についても、答えが出なくても常に考え、心に留めておかなければならないと痛感させられます。
0投稿日: 2009.05.10
powered by ブクログ凄く評価が高いので、今更読んでもなぁと思っていたんだけど、機会があったので読む。 短いマンガなのだけれど、1コマ1コマの情報量が多く(かちかちに書いているわけではない)、とても読ませる作品だった。 前評価が高いので、読んでがっかりしそう……と思っている方が読んでも後悔しないと思う。
0投稿日: 2009.05.08
powered by ブクログ原爆を扱う作品のイメージにあるような、おぞましいシーンはひとつもない。 原爆ときけば、街が惨状になった一瞬だけを想像してしまう。けれど実際には被爆してその後も生きてきた人達、その子供、孫の世代の人達がいるわけで、その人たちの思いを考えたことはいままでなかった。 何も悪くない、それどころか被害者のはずの人達が、生き残ったことで罪悪感を覚えて苦しんだり、偏見を向けられたりする。こういう現実がある以上、何十年経っても、太平洋戦争は遠い昔の話ではなくて、現在とつながっているものなのだと思う。
0投稿日: 2009.04.19
powered by ブクログ貸していただきました☆ 1冊で完結している漫画なのに、 詰め込まれる時代の想いみたいなのが圧倒的で、 平和にしか身を置いたことのない自分に、 当時の多くの人が味わった、胸がひきさかれんばかりの 無念さを教えてくれた。 売るための漫画じゃなく、伝えるために描かれた漫画。
0投稿日: 2009.04.10
powered by ブクログずっと以前、本屋でチラ見してから、心のどっかに引っかかってた本。 今回見る機会があって、初めて被爆者のその後の話なのだと知りました。 軽くはないけれど、必要以上に重くない、そっと寄り添うような本です。 弱虫なので、本当に正面きって取り組むことの出来なかった問題に、そっと入れさせてもらえた。 そんな本でした。 この手の話が苦手な人にこそオススメ。 いろんなことが「今」なんだ。
0投稿日: 2009.04.03
powered by ブクログヒロシマの原爆がテーマ。 最初読んだとき、とても衝撃を受けて、そして感動しました。 表紙がとても綺麗です。ずっと読まれていく本だろうと思います。 http://cafe-mizutama.jugem.jp/?eid=175
0投稿日: 2009.03.05
powered by ブクログ戦争・・・ のことを、どれぐらい考えずに過ごしてきたんだろう。 ふわふわした可愛い絵に惹かれて手に取ってみたら、予想外に衝撃的なマンガ。 日本にもこんな戦争があった。 こんな亡くなり方をした人がいた。 わたしは戦争のこと何もしらない。 ━十年経ったけど、原爆を落とした人は私を見て「やった!またひとり殺せた」とちゃんと思うてくれとる?
0投稿日: 2009.02.26
powered by ブクログ漫画です。 でもただおもしろい漫画じゃありません。 広島の原爆投下を題材に書かれたものです。 何度も何度も読み返しました。 たくさんの方に、いろいろな方に、何度も何度も読んでもらいたい一冊です。
0投稿日: 2008.11.26
powered by ブクログもっと長いものだと思っていたけど、短かった。でも、この長さがちょうどよい。この厚さならば、文庫の大きさではなくせめてB5版くらいで出してほしい。絵も小さいので、見にくい。 深い闇を描き出すと同時に、すごい爽やかさが残る。
0投稿日: 2008.09.24
powered by ブクログ「ヒロシマ」を「温かく」描いた作品だと思います。 「ヒロシマ」+「マンガ」という組み合わせでいくと、私たちの世代は「はだしのゲン」の印象が強く染みついているのではないでしょうか? 「はだしのゲン」が描く「ヒロシマ」には、原爆の恐ろしさや陰惨さと同時に、そこで生き抜く人々の「強さ」がありました。 「夕凪〜」が描く「ヒロシマ」は、生き抜く人々を「温かく」描いている点が印象的です。 この「温かさ」があるからこそ、かえって「ヒロシマ」の恐ろしさ、陰惨さが浮き立ちます。 こういう「温かさ」に包まれた作品ばかりでは、「ヒロシマ」がおとぎ話のようになってしまう気もしないではありません。 が、しかし、こういう作品は必要であると思います。 「はだしのゲン」のような、原爆の恐ろしさをショッキングな描写とインパクトで伝えてくれる作品と、この本のように、その時代を生きた人々(と、その子や孫)を温かく見つめた作品の双方が必要であると思いました。この双方があってこそ、「ヒロシマ」という出来事のイメージが奥行をもって伝わってくると思います。 ストーリー、人物描写は、間違いなく一級品です。(買ってから2日で5回読み返しました。) 是非、読むべき作品であると思います。
0投稿日: 2008.09.22
powered by ブクログ短い短編のお話で一部、二部と違う時代に生きる女性のお話です。 原爆という悲劇から10年後の広島を生きる女性と、戦争を知らない時代昭和62年の時代に生きる女性、この二人の女性のお話です。。 たぶんさらっと読めてしまうだけに、それだけで終わってしまう読後感もあるかと思います。。 広島、原爆。。そんな先入観で身構えて読んでしまうだろうし。。。 話の中のストーリーが、戦争や原爆、被爆者そういものをメインに話が進んでいくわけじゃないんです。。 こうのさんの、ほんわかしたタッチの暖かみを感じる絵の中で、普通に日常を送る女性の話が進んでいくんです。 でもそんな日常にも、その土地「広島」で生活している。。 生まれるという事には。。 どうしても避けて通れない重い現実が誰もの心の底にある。。 ほんと。。あまりにも女性の普通の日常にも。。 影をおとす「広島」におきてしまった事実というものが。。 女性として余計に身につまされ、つらくて、悲しかった。。 もっときちんとした「原爆」についての書物を読むよりも、 その重みを感じてしまいました。
0投稿日: 2008.09.20
powered by ブクログ大きすぎるテーマと真摯に向き合っている。 暗くなりすぎずゆるゆると描いているにもかかわらず、 ブレていないのがすばらしい。 なんというか、 言葉を失う。
0投稿日: 2008.08.20
powered by ブクログ広島原爆の漫画。 原爆というと落ちる前や落ちた直後の悲惨さばかり取り上げられるけど、これは原爆が落ちてから10年後と数十年後の話。 私たちにとって原爆は昔の過去のことだけど、被爆者の方や家族や子孫の方たちにとっては今も終わらない出来事。 これはそういうことを思い出させてくれる漫画、一度は読むべき漫画。 「夕凪の街」の終わらない終わり方がよかった。
0投稿日: 2008.08.18
powered by ブクログもしあの日『広島』にあの兵器が落ちなかったなら 『ヒロシマ』と世界に呼ばれることなど無かったはずだ あの痛みはいまも続いている 反対に その痛みは知られていないこともあるように思う 忘れたいような過去だとしても 『ヒロシマ』から目を背けてはいけないよと静かに訴えてくる 重すぎて巧く言葉にはできませんが 読んでよかったと思える作品 柔らかい画の中に胸が詰まるような切なさがある
0投稿日: 2008.08.14
powered by ブクログ初めて漫画を読んで泣いた。 戦争の痛ましさ、 それに相反する人の心のあたたかさ。 すべて同じ人間がもたらしたものだ。 ヒロシマは私が学生時代過した身近な街。 この漫画を原作とした映画をこの街で見た。 すすり泣く人の声に、現実に起こりえたことだと実感させられた。 映画館から出たときに見た美しい街の底に眠る とても悲しい出来事。 セリフのひとつひとつが とても大切な意味をおびた作品。 中でも「私は確かにこの二人を選んで生まれてきたのだ」に含まれた意味の大きさ。
0投稿日: 2008.07.29
powered by ブクログ日本に帰国中に読んだ1冊。 文芸書ではなく、コミックである。 日本では新聞紙上でも大きく取り上げられたという。 広島の原爆被爆者をテーマにした作品。 作者のこうの史代氏は広島市の出身だという。 広島に住む人にとって、今も「原爆」による被害は静かに続いている。 友人もかつて婚約者の母親が被爆者だということで、彼のほうから泣く泣く婚約を取り消したいと申し出られたという悲しい出来事に直面している。 広島に原爆が投下されて今年で60年が過ぎる。 それでもなお悲劇は続いている。 「アメリカが広島に原爆を落とさなければ、まだ戦争は続いていた」 アメリカ人の多くが、原爆投下をそう意義付けていることに、いつも釈然としない思いを抱いてきた。 日本のコミックが大ブレークしているアメリカで、この作品が翻訳されて多くの人の手に渡れば…そう思わずにいられない。 第8回文化庁メディア芸術祭受賞作品。
0投稿日: 2008.06.27
powered by ブクログあの戦争から10年後の広島を舞台にした「夕凪の街」、42〜59年後の広島と東京を舞台にした「桜の国」を掲載した漫画。「広島のある日本のあるこの世界を愛するすべての人に」原爆とは、戦争とはなんだったのかと問いかける。 被爆直後に亡くなった人もいれば、後遺症で苦しみ亡くなった人もいる。そして、その後遺症によってさまざまな差別を受けてきた人もいる。この本は、「はだしのゲン」のように原爆が投下された日を描いたものではないが、強烈なメッセージ性を持った作品であることに変わりはない。 去年、広島に行き、平和資料館を訪れたときのショックは今も覚えている。 「10年たったけど、原爆を落とした人は私をみて『やった!また一人殺せた』って思ってくれとる?」 といった言葉が、とても重い。
0投稿日: 2008.06.26
powered by ブクログ漫画のスケールではない! 広島の原爆についての無知さ、そしてそこに生きる人々の心について知らないことに気付かされた。
0投稿日: 2008.06.05
powered by ブクログこの漫画にはものすごい思い出があります。普段漫画は読まないのですが、高校のとき大切な友達に貸してもらって読みました。 とても短く、内容を把握するだけなら20分で十分読めます。でも、これは長さの割に色んな事を伝えていると思いました。ディテールがとても細かいし。 ヒロシマ、の話ですが、主に戦後の話です。戦後から現在まで実際に続く具体的な悲しみに、苦しくなりました。 『あのとき、何が起きたかはみんなよくわからない。ただ、誰かに死ねばいいと思われていた事だけはわかっている。思われたのに、生き延びているという事。』 今でも続く苦しみの連鎖。神様が僕たちを愛してくれてるなら、なんでこんなことが起こるんだろう。 カラマーゾフの二男、イワンの言った事を思い出した。 『神は僕らをユークリッド的な認識を持つ様な人間とした。だから神は認めるが、神の世界は認められない。事実、殺されていく子供に何の罪があるんだ。』
0投稿日: 2008.05.25
powered by ブクログこの本は・・・ 思い返すだけで胸がいっぱいになって、 鼻の奥がつーんとします。 原爆、ヒロシマ・・・と聞くと、 重い内容かと思われがちですが、 まったくそんなことはなくて、むしろ淡々と、 毎日の生活を綴っている、 とてもとても穏やかで美しい内容・絵のマンガです。 ヒロシマ・ナガサキの負の遺産は、 日々の生活の中に紛れ込み、 ほとんど分からないけれど、 でもそこにあるということを、 忘れてはいけない、ということを教えてくれます。 私の中の「漫画ベスト3」に間違いなく入るでしょう。 今まで4人の友人に貸しましたが、 全員が読後しばらく放心していたと言います。 そのうち2人は、読後、自分で購入したそうです。 毎年、この日が近づくと、 考えずにはいられません。 マンガを読む人も、読まない人も、 戦争に反対の人も、賛成の人にも、 ぜひ読んで、何かを感じていただきたい1冊です。
0投稿日: 2008.05.16
powered by ブクログ一言一言が衝撃的だった。 今までそんなに原爆について考えたことがなかったからか、この本にいろいろと教えられたような気がする。
0投稿日: 2008.05.15
powered by ブクログ広島に住んでいた4年間。その間に原爆と向き合いたいと思っていた。 でも、なかなかできなかった。 映画でこの作品の存在を知って、読んでみたいと思った。 すぐに読めてしまうのに、読後のいろんな思い・気持ちはずしっと重く、うまく表現できない。 特に、「夕凪の街」はいろいろと考えさせられた。 主人公のことばのひとつひとつが、何気ないけど、重くて深い。
0投稿日: 2008.05.15
powered by ブクログかなりの衝撃を受けた漫画。 原爆が落とされた広島、その10年後から物語がスタートし 原爆という兵器が後々の世代にまで肉体的にも精神的にも影響を与えていることを じんわりと押し付けがましくなく伝えます。 すごく薄い本なのに伝えられたことが沢山ありました。
0投稿日: 2008.05.14
powered by ブクログ昭和30年、灼熱の閃光が放たれた時から10年。ヒロシマを舞台に、一人の女性の小さな魂が大きく揺れる。最もか弱き者たちにとって、戦争とは何だったのか……、原爆とは何だったのか……。
0投稿日: 2008.05.12
powered by ブクログ広島の若い世代が生んだ作品であることに注目したい。 地獄を体験してなお「生きている」後ろめたさ。 『父と暮らせば』にも亡くなった友の母親に「なんであんたが生きているのか」と言わせるシーンがあった。生き残った者たちに「幸せになってはいけない」と思わせるむごさを思う。 映画を観るので再読した。 作成日時 2007年08月24日 07:08
0投稿日: 2008.05.12
powered by ブクログ原爆投下から10年後、広島に実在した「原爆スラム」で生活する娘・皆実の恋愛、心の内面を描く「夕凪の街」。 物語は現代の「桜の国」に移り、全3部の構成。 昭和30年から現代と移り変わるストーリーの展開、原爆の影響を受ける人物たちの心情の表現が見事。 全3部と量こそ少ないが満足度は100点です。原爆をテーマとした名作は多いですが、本作もその中の一つといって過言ではありません。
0投稿日: 2008.05.11
powered by ブクログトーンや定規を使わない素朴なタッチで描かれる、皆実、七波、京花の、明るくかわいらしく、そして広島弁が愛らしい3人のヒロインたちの表情。こんなさりげない描線で、いや、さりげない描線だからこそか、豊かな感情が表現されている。そのせいか、「被爆」という重い悲痛なテーマがドスのように突き刺してくるのだが、読後感はとても爽やか。コマ処理(=時間処理)が巧みで、3章あわせて100ページもないマンガとはとても思えない物語が味わえる。
1投稿日: 2008.05.06
powered by ブクログ苦しくてせつない…。 可愛い絵柄で内容はものすごく重たいです。 戦争は多くのものを犠牲にするんだなと思いました。
0投稿日: 2008.05.02
powered by ブクログ広島の傷跡が、後になっても後になっても浸みてくる。 政局から戦争を見るよりも、現場の気持ちを大事にしたい。 それが一番の、リアル。
0投稿日: 2008.04.29
powered by ブクログ普段、目をそむけていることに、そっと静かに指差してくれているような作品。 あれから10年。50年。まだ100年もたたない、この国の傷痕。
0投稿日: 2008.04.19
powered by ブクログ原爆の惨禍を生き延びた、一人のごく普通の女性のかなしみを、優しい絵柄で穏やかに淡々と描いた作品です。 戦争の悲惨さを声高に訴えているわけでもなく、凄惨な描写があるわけでもありません。 だからこそ、胸に迫ってくるものの威力がすごいです。 いわゆる反戦漫画で、これまで心にこんな突き刺さり方をしたものは、他にない。 今、一番人にお薦めしたい1冊です。
0投稿日: 2008.04.12
powered by ブクログはじめは、井上ひさしの「父と暮らせば」のパクリかと疑っていたのですが、凄いです名作です。この雰囲気と過去と現在の交錯する瞬間の描けっぷりにまいりました。
0投稿日: 2008.03.31
powered by ブクログまだ発売して間もない頃、何の予備知識もなく購入。 その後、平成16年度の文化庁メディア芸術祭大賞。 嗚咽を我慢するのに苦労しました。 ヒロシマのお話だったのです。 広島でなくヒロシマ。 唯一、原爆を実戦に使われた国、日本。 こういうアプローチの仕方があったのか…。
0投稿日: 2008.02.20
powered by ブクログ久々に漫画を読んでショックを受けました。 可愛らしい絵柄で淡々としているから余計にひとつひとつが染みる。 何も悪いことなどしていないのに、せっかく生き延びたのに、幸せを得る事に罪悪感を抱えなくてはいけない悲しさ。その悲しさが何世代にも亘って今も続いているという現実。 読んで良かったと思います。
0投稿日: 2008.01.12
powered by ブクログこうの史代さんのファンになったきっかけの本。はじめて手にした時は、こんな薄い本なのか!と思いました。読んでみると、その奥の深さにおどろきました。ここから、こうのワールドへ入っていったのです。
0投稿日: 2008.01.08
powered by ブクログ夏(に限らないけど)には必ず読み返す1冊。 「夕凪の街」最後のモノローグはとにかく読まないといけない。「やった!〜」以降のくだりは、とても新鮮で衝撃でした。 最初は「桜の国」の印象がややぼやけていたのですが、読み返すほど、「夕凪の街」からの繋がりが見えるにつれ、一コマ一コマが味わい深くなります。
0投稿日: 2007.12.08
powered by ブクログ敗戦後、人々は戦争について語る自由を奪われた。 今は書く事が許されつつあるが、変わりに体験者達が語れる事が少なくなっていく。 この体験を後世に伝えるには、作品を残すしかない。 作者は戦後生まれ。直接的、間接的にも被爆したわけではない。 では原爆投下と言う人類の愚行と、そこに生きる人々を描く事は 体験した者にしか出来ないのだろうか。 その疑問の答えをこの作品で作者は痛々しいまでに描き上げたのだと思う。 この話には原爆投下直後の情景は描かれず直接的な描写も少ない。 ただ淡々と、半ばユーモラスに描くことでいっそう、その問題を浮き彫りにし象徴的にする。 単純な「夕凪の街」のあらすじは、一人の女性が広島で被爆し、その10年後に亡くなる。 ただそれだけの話である。それだけであるが故に、この作品は恐ろしいのである。 そして後半の「桜の国」は彼女の死から50年後の現代に生きる人たちの物語である。 断ち切られた生の新たな芽吹き、繋がりは暖かくも切なく哀しいものである。 私は何度読んでも涙ぐんでしまう。 恥ずかしいが、死んでしまった人は涙を流すことすら出来ないと思うと止める事が出来ないのだ。 原子爆弾は「ただの爆弾」ではない。連綿と続く生を砕く人類の罪でしかない。 ぜひ読んで頂きたい作品である。そして忘れないでいて欲しい。
0投稿日: 2007.12.03
powered by ブクログスクリーントーンをまったく使わない、細い手描きの線を重ね合わせた描画で、素朴でほわほわした雰囲気の漫画。トタン屋根の連なるスラムの風景なんか、滝田ゆうの絵柄に似ているなあ、と思っていたら、あとで知ったけど、作者、滝田ゆうが好きなんだって、やっぱり。物語は原爆投下10年後の広島を描く『夕凪の街』、その32年後の東京『桜の国(一)』、そして平成16年の東京『桜の国(二)』の短編三部作。三篇の通奏低音として流れているのは、「ヒロシマ」。その重いテーマをほわほわの絵柄と飄々とした広島弁で描いている。実は、1回読んだだけじゃ、よくわからなかった。なぜ、皆美はノースリーブのワンピースを拒んだのか、とか。3作目に出てくる「元春伯父さん」って誰だったっけ…?とか。緑地でお父さんが会って一緒にお弁当を食べている人は誰だろう…?とか。何度か繰り返し読んで、ああ、そういうことだったのね、と気づくと、その時、ずしん、と何かが刻み込まれる。きっと小説だったら、これこれこういうわけで、と言葉で語られる事柄が、せりふのないひとつの絵で表現されている。この感覚を味わうのは漫画の醍醐味のひとつだ、と思う。そしてもうひとつ。最近のデジタルな絵を見慣れた目に、この頼りないような手描きの線描は、古くさいというより新鮮だった。それは大げさにいえば、ひとつの世界観を取り戻したような感覚。定規で描いたような、コンピュータで色付けしたような街を、それが「普通」だと思ってふだん見慣れていた。しかし、いったん、この「手描きの眼」とでもいうのだろうか、その眼で街を見ると、瓦屋根はゆがみ、電信柱はざらざらとした感触になる。きっぱりとした線で整然と並ぶ景色も、均一に塗られた背景も美しいとは思うけれど、息が詰まる。そんなとき、ゆるやかな線で丁寧に描きこまれた、この絵を見ると、ほっとする。その感覚は、自然素材の手づくり雑貨に心魅かれる感覚と似ている。でも、最近のエコブーム、スローライフブームの中で、洗練されファッション化されてきたそれとは違う、もっと魂に深く触れるような根源的な感覚。それは「ヒロシマ」というテーマが描かれているから感じることかもしれない。だとしたら、主題に近づくための方法としての漫画が、まさに成功しているということなのだろう。
1投稿日: 2007.12.02
powered by ブクログ「広島のある日本のあるこの世界を愛するすべての人へ」 「ヒロシマ」「戦争」という事柄からずっと目を背けて、一体戦争っていうものは本当はなんなんだろうってずっと思い続けていた私が、初めてこの漫画で実感として戦争、原爆と言うものがどういうものであったのがやっとすこし分かることができた。 今までの知識なんて全部ブッ飛ばして、そこにいた人間の事をやっと少し分かったような気がした。 知ろうとしないことが、一番かなしいんだ。
0投稿日: 2007.12.02
powered by ブクログここで漫画の感想を書くのは珍しい。というか、最近はまったく漫画を読まないので、個人的には珍事であります。この本は映画を観たのが先で、原作を読みたくなったら、たまたま漫画だったということ。100ページほどの薄い本ですが、とても中身は濃いと思います。まぁ、見る1カット1カットが、映画のシーンがかぶるかもしれませんが。人前ではあまり読まない方が。。気をつけないと落涙します。
0投稿日: 2007.12.02
powered by ブクログ同じ街にいた全ての人が同じ体験をして、そのつらさだってみんなが共有しているはずなのに。それは、たった一人で抱えていくしかないのか。一人で苦しんで、耐えていかなくちゃいけないのか。みなみちゃんが、自分一人幸せになっていいのかと、不安になるほど。いいに決まってるよ。 評価を、どうしていいかわからない。ものすごく影響力のある作品だけど、それが怖くて、頻繁に開くことはできないと思うので。
0投稿日: 2007.11.17
powered by ブクログ絵というより、内容がよい。広島の学校にいた頃、原爆に関する授業が多かったのだけど、その授業の重要性がやっと分かった気がした。
0投稿日: 2007.11.03
powered by ブクログ広島方面の人はこういう話を小さい時からすごい聞かされたり勉強してたりするんだろうな・・・ 実際秋田にも原爆は落とされてるのにそういう話は語り継がれないのは何故だろう?
0投稿日: 2007.10.15
powered by ブクログ平成の世に突如として現れたヒロシマものの金字塔的作品。肉体的な「苦しみ」の描写を極力抑制してあるだけ余計にこころの「痛み」が伝わってくる。後世まで読み継がれてほしいマンガのひとつ。
0投稿日: 2007.10.10
powered by ブクログ今まで原爆についての勉強をさせられたけれど、その何よりもこの本を読むことによって、ようやく少しだけ原爆のことが分かった気がしました。
0投稿日: 2007.10.08
powered by ブクログゲンと同じ時代を生き、ゲンとは全く違う生き方をした被爆者の話 第8回文化庁メディア芸術祭マンガ部門大賞 第9回手塚治虫文化賞新生賞受賞 2007年夏映画化
0投稿日: 2007.10.03
powered by ブクログこの作品は静かに原爆の悲惨さを伝える。 まだ原爆の被害は終わっていないことを教えてくれる。 私たちは知らないことが多すぎる。 それはなんと罪深いことなのだろう。 映画も絶対観よう。
0投稿日: 2007.09.26
powered by ブクログ春に広島へ行ったのですが、その時、原爆資料館へ行きました。 見るのも辛い数々の映像や展示品・・・改めて、平和の大切さを感じました。 その資料館にも負けないインパクトをくれたのが、この漫画です。 映画は未見ですが、いずれ観たいと思っているし、この漫画も多くの人に読み継がれて欲しいと思います。
0投稿日: 2007.09.25
powered by ブクログ映画になるってことで、漫画とは知らずに読もうと思った本です。最初は3つのお話のつながりがよく分からなかった。2回読んだらよく分かりました。世代を超えてつながっていく原爆の差別とか、生き残ってしまったことを悔やむようにさせてしまった原爆の影響が書かれている、深い本です。
0投稿日: 2007.09.23
powered by ブクログ春の暖かい夕焼けの街の描かれた表紙を見て『ヒロシマ』の話だとは思いもよらなかった。 『街角花だより』のような話だと思った。 こうのさんの漫画は、非常に描きなれているんだろなぁというテンポのよさとぬくもりのある優しい線が魅力。柔らかい線と『ヒロシマ』のイメージが最初一致しなかったけれど、読んでその第一印象が誤りであったことに気が付いた。 あの日亡くなった多くの人々は(そして今も世界中で殺され続けている人々は)こうのさんの描かれる絵のように、気分が良ければ鼻歌を歌い、銭湯でごくらくだといい、寝そべって行儀がわるいとしかられ、好きな人の何気ない一言に一喜一憂するような、市井の人々だったのではないのか。 こうのさんの絵だからこそ、それが余計に心に響く。 そして、なんでも自在に描けるであろうこうのさんでも、『何も描かない』という漫画の描き方もあるのだと、とても重く受け止めた。 是非、ご一読を。
0投稿日: 2007.09.22
powered by ブクログおもしろい/おもしろくないとか、絵のタッチが好き/嫌いとか。そういうのに関係なく、みんなに読んでもらいたい。
0投稿日: 2007.09.10
powered by ブクログ一発の原爆投下により変わってしまう 三世代に渡る人生の意味、差別、偏見 静かななかに平和へのメッセージが 一コマ一コマに凝縮されていると思います。
0投稿日: 2007.09.02
powered by ブクログ(2007.8.9)こうの史代 忘れられない作品になりそう。ずっと手元に置いておきたい一冊。原爆を生き延びた人の居心地の悪い思い。「生きてちゃいけないのかも。私だけ生きてるのはおかしい気がする。」そんなことあるはずないのに。 井上ひさしの『父と暮らせば』と重なった。
0投稿日: 2007.08.25
powered by ブクログ生きることの喜び。生きることのつらさ。生きることの責任。 そして、平和への願い。 戦争中に原爆で亡くなった方以外にも、戦争後も生きて、その後に原爆の影響で亡くなった方沢山います。そして、その方たちの子孫も沢山います。 僕は、この作品に触れるまで、そんな当たり前のことを気にも留めずにいました。 原爆後を生きた人たちの、当たり前のような日常にある原爆の爪あとに触れたとき、僕の中に、なんとも言えない悲しい気持ちと、軽い衝撃が沸き起こってきました。 生きるということを考えさせられる作品。 「生きとってくれて ありがとう」 まともに生きなきゃ、あきまへんな。
0投稿日: 2007.08.19
powered by ブクログ62回目の夏を迎えた今日 すべての命ある人へ この本を読むことを勧めます人類最初の原爆を投下された広島のあの日 と 現在が描かれる。声高に平和や戦争反対を訴えるのではなく静かに静かにその意味を描く。戦後生き残った人がどんな思いで暮らしてきたか。生き残った事に対して素直に喜ぶこともできず、生きている事の意味を見つけられず、苦しむ姿が心に痛い。生きていてもいいのだ と 亡くなった人のためにも生きていかなければならないのだ と その存在の意味をみつけることが出来れば少しは肩の力も抜けるかもしれない。どんな大義名分を掲げたとしても、戦争が 「人を殺す」事に変わりはないということをもう一度 62回目のこの日に考えて見なければならないと思う。
0投稿日: 2007.08.15
powered by ブクログ祖父の本:原爆の記の復刊 に関する記事にコメント下さったブタミさんのコメントに、レスを付ける為、予備知識のなかった夕凪の街 桜の国について調べてみたらびっくりした・・ これは是非、原作であるコミックを読まねば・・と、直ぐにネットで注文しました。 映画のノベライズ版もあったのですが、ここはやっぱり原作のコミックってものでしょう。 120ページの短いコミックは三部作になっていて、夕凪の街一部では被爆した家族の10年後、昭和30年初期が時代背景となっている。 ここではお針子をしている皆実を主人公に、10年たっても消えない被爆後のあらゆる経験、その経験による葛藤や云われ無き差別などが描かれている。 10年たって生きていた皆実の体調に変化が・・ 身体の自由もきかず、物も見えなくなった皆実が最後に思うこと・・ ”10年たったけど、原爆を落とした人は私を見て『やった!また1人殺せた』と、ちゃんと思うてくれる? ひどいなあ てっきり私は死なずにすんだ人かと思ったのに” 終わっていない・・ほんと、終わっていないんだよね・・なら、いつ終わるの? 桜の国一部 1987年、皆実の弟:旭一家を軸に物語りは始まる。 旭は千葉に疎開して被爆は免れたが、七波、凪生二人の母は被爆している。 喘息で田無の病院に入院している弟:凪生、男の子みたいに元気で野球少女の七波の子供時代が、新井薬師を舞台に書かれているが、退院して通院治療になった凪生のために、一家は新井薬師から田無に引越しした。 桜の国二部 2004年、成長した七波はOL,凪生は医大生になっている。 研修先の田無の病院で、新井薬師時代、前の家に住んでいた同級生:東子が看護士として働いていた。 母と祖母が亡くなった新井薬師の思い出、封印したい思い出は、大の仲良しで憧れだった東子さえも封印したのに、再会してしまう二人・・ 父の旭は退職し、最近、挙動がおかしい。 偶然会った東子とともに、父:旭のあとをつけると・・・ 凪生と東子は恋仲になっていたものの、東子の両親に交際を反対される。 凪生は一通の手紙と共に東子から身を引く。 ”喘息が、環境のせいなのか、持って生まれたものなのかは判りません。今は元気です。” 私も物心ついた時には既に喘息持ちだった。 妊娠したら、あまり妊婦がならないみょうちくりんなホルモン関係の病気になった。 一回目だけかと思ったら、二回目はもっとすごい状況になった。 でも、生んだらけろっとその症状はなくなった。 後天的なものなのか、先天的なものなのかはわからない。 私は、結婚に反対されることもなく、みんなに守られて、新しい命を2人、この世に生み出せた。 それこそが、天国にいるおじいちゃんを安心させてあげられることだと思っている。 父から私に、私から娘たちに・・そして未来に・・命のリレー 経験した者にしかわからない地獄、口にするのもつらい記憶、経験していない者も知らなくては行けない事実。 二度と同じ過ちを繰り返さないためにも目を背けてはならない。 もし、終わりがあるのだとしたら・・ それはこの世から核兵器がなくなった時だろう。 祖父や父は生かされた恩返ししたと思う。 私は何をすればいいのだろう・・・
0投稿日: 2007.08.14
powered by ブクログ半年前くらいにとても評判になった頃に、買おうか買うまいかいつも悩み、そして買っていなかった本。やっと買ってみた。恐ろしくよかった。なによりも、視点が生き残った人だから。なんだかとっても同時代の人間の問題として、本当に、「あの時代」の出来事として絵空事に悲しんでみたり、悲しがったり、憤ったりするべきだと思わずとも、悲しくなったり、悔しくなたり、自分が情けなかったりする。 これは人に、買って、差し上げたくなる。
1投稿日: 2007.07.31
powered by ブクログアマゾンでレビュー192件!!!みんな大絶賛!!! 私は図書館で借りた。何つーのかな。 なんとも言えないな。 これはお勧めとかじゃなくて、読んどかなきゃいけない本だと思う。
0投稿日: 2007.07.24
powered by ブクログ連作3編で100頁足らずですが、めったにない名作です。気がついたら4回も読みかえしていました。ヒロシマを主題にしたコミックで、こんなに心を動かされた作品は今までになかったと思います。
0投稿日: 2007.07.07
powered by ブクログできるだけ多くの人の目に触れてほしいと思いました。この本に書かれていることは絶対に忘れてはいけないことの一つなのではないかと。
0投稿日: 2007.06.10
powered by ブクログそれほどたくさん読んでいるわけではないけれど、今まで自分が「被爆」に関して見聞きしたあらゆる物語のなかで、もっとも強いものを残した作品。 核問題、なかんずく「日本の核武装」を考えるなら、ぜひ読んでおいて欲しい。世界でたった一国、抵抗能力のない民間人を核兵器の実験的使用で虐殺された経験を持つ国民が、こうしたことどもを忘れてはいけない。そして、どうしたら良いのかを「自分のこと」として徹底的に感じ、考え抜いて、そして「選択」しなくてはならない。 ……と痛感したのは読んでからずっと後のコト。読んだときはもう、圧倒され打ちのめされ、呑みこまれ、そして最後に優しく包み込まれた。
0投稿日: 2007.06.10
powered by ブクログ原爆投下から10年後を舞台にしたお話。淡々と流れていく日常風景、なのに悲しい。戦争とは人のこころを蝕み、後世にも傷跡を残してゆくんだと知った。
0投稿日: 2007.06.10
powered by ブクログここにあるのは原爆を浴びた普通の人の話。原爆を浴びてない普通の人の話。特別に弱かったり強かったりしない普通の人の話だからこそ、なまなましく胸にひびく。
0投稿日: 2007.06.07
powered by ブクログこれは絶対読んだ方が良い。原爆は、被爆者にだけでなく後世の人々にも危害を齎しているのがよくわかった。
0投稿日: 2007.05.28
powered by ブクログ原爆の話が、可愛い絵で描かれていて、心に響いた。グロイ絵で表現されることの多い原爆の話だが、これは違う。違うのに、ちゃんと怖くて、悲しい。
0投稿日: 2007.05.27
powered by ブクログ仰々しさがなくとことん静かな分、苦しみや絶望を感じた。じわじわと侵食していくかのような柔らかな絶望。けれど、簡単に拭い去ることなどできない程深い絶望。
0投稿日: 2007.03.06
powered by ブクログ何度も何度も読みました。けど、まだまだ「読み終える」ことはできそうにありません。こんな思いをした漫画は初めて。
0投稿日: 2007.02.11
powered by ブクログ味がある。かわいらしげな絵の中に棘がある。刺さった事すら最初は気付かないかもしれないけど、じわじわっと痛みがくる。戦争は決して終わってないんだってことを静かに語られるのが一番こたえるのかな。
0投稿日: 2007.02.11
powered by ブクログ私は広島にも行ったことはないし、戦争すら直に体感したことは一度もない。 こんなことが半世紀前に起きていたなんて信じられない。信じたくない。 でも事実。本当の話。 読み終えてからは戦争のこと、当時のことをもっと知りたいと思えるようになった一冊。
0投稿日: 2007.02.11
powered by ブクログ広島を題材にした作品。ほのぼのとした絵柄で、たんたんと話が進んでいくが、じんわりとそしてしっかりと心に残る。
0投稿日: 2007.01.20
powered by ブクログ原爆・戦争の恐ろしさを間接的に、そして感覚的に感じることができた作品。柔らかな絵柄ながら、読む者に与える強烈なインパクトには脱帽。
0投稿日: 2007.01.09
powered by ブクログ漫画の感想云々より、読後に自分を見つめなおしたくなります。とにかく手にとってほしい一冊ですが、気軽に手に取ると打ちのめされるので、気持ちが弱っていないときにどうぞ。
0投稿日: 2007.01.08
powered by ブクログ『原爆』といえばやはり目を覆いたくなるほどのえぐい描写で悲惨さを表す作品が多いと思います。 この作品にはほぼそういう描写はありません。 しかし台詞や絵の表現法(白い背景に文字だけなど・・・)でこの作品は『原爆』の恐ろしさを表しています。 絵ではない部分で静かにしのびよる『原爆』の「静」の恐怖を表しているように思えました。 「戦争作品は恐くて読めない」という方はぜひオススメします。 この作品は十分に「戦争の恐ろしさ」を伝えてくれます。
0投稿日: 2006.12.29
powered by ブクログ原爆の漫画っていうと見ていて、読んでいて辛いものが多く敬遠しがちなものもありますが、この作品はソフトタッチで描かれ敬遠していた人にも読みやすくなっています。内容はある被爆した家族、その二世にまたがった生活を描いていて、直接的には原爆による悲しみや苦しみは「はだしのゲン」に代表される作品程は伝わってきません。ただ家族の中にはヒロシマ、原爆は確かにあるわけで、登場人物の原爆への思いがじわじわと訴えかけてくるものが感じられます。もしヒロシマ関係の作品をタブーとして避けていた人にはいい作品だと思いますよ。こうの史代さん描く女性はやわらかだけど強くてお気に入りなのです。
0投稿日: 2006.11.13
powered by ブクログ僕の中で原爆だとかヒロシマだとかってのはもうとっくに終わったこと、過去のことっていうふうに思ってるとこがあって、最初はちょっと違和感を感じた。重苦しいなぁ、とか、いい子ちゃんな漫画だなぁ、とか思って読んでいた。画もそんなに好きなふうな感じではないし。けれど、「桜の国」の方を読んでいて、これは結構すごいんじゃないのかなぁ、と思った。ヒロシマはまだ終わっていないんだなぁ。というか、終わらせてはいけないんだなぁ。(06/10/20)
0投稿日: 2006.11.12
powered by ブクログすごくオススメ!「ヒロシマ」の話しである。時代の違う二つの話しから構成されるが、密接につながっており、まだ「ヒロシマ」は終わっていないと考えさせられる物語。漫画であり、100ページ程と長くは無いが、何度読んでいい。
0投稿日: 2006.11.06
powered by ブクログヒロシマ(広島じゃなくて)と関わりがある2人の女の子のそれぞれの物語。たんたんとした中のユーモアと、別にことさら悪人とか出てこないんだけど、人を見る目の的確さにやられ、隅から隅までくり返し読んだ。 でもそんなこともなにもかも、「うちはこの世におってもええんじゃと教えて下さい」という台詞の前には意味なしだけど。
0投稿日: 2006.11.03
powered by ブクログポスト「はだしのゲン」。 や、俺がヒロシマ舞台のマンガを他に知らないだけですが。 「夕凪の街」の方は、静かな悲しみが、心を満たしてくる。特にラスト3ページは、パッピーエンドを予想していただけに、余計切なく、辛い。 「はだしのゲン」では、そのラストで、主要登場人物は広島に別れを告げて、未来を目指した。 この作品は、ゲンたちが旅立った「未来」に生きるヒロシマの人々が、広島の過去と現在を繋げる物語だ。 しかし夕凪の街だと、主人公が「腐っていないおばさんを選んで下駄を盗む」のにも罪悪感を感じているが、「はだしのゲン」だと骸骨に字書いて米兵に売ったりしてるんだけど。この辺りの感覚の違いは、男性漫画家と女性漫画家の完成の違いなのか知らん。
0投稿日: 2006.10.04
powered by ブクログ原爆がテーマの割にさらりと読めるのですが 読んだあとに心に残るものは大きいです。じんわりと考えさせられます。
0投稿日: 2006.10.03
powered by ブクログ表現者としての役割を、きちんと果たせている人だと思う。本編もすばらしいですが、どうか最後のあとがきまで読んで欲しい!みんなの気持ちを代弁するかのごとく、みんなが、のらりくらりとよけてきたことと、静かに見詰め合う気持ちが分かります。かなりお勧めです!!
0投稿日: 2006.09.22
powered by ブクログとっても薄い本です。 戦争で生き残ってしまった者の罪悪感。自分は幸せになってはいけない。 悲しい?感動?泣ける?どれにも当てはまらない思いでいっぱいになります。 〔映画化〕麻生久美子なんですな 納得。
0投稿日: 2006.09.20
powered by ブクログ日本で生まれ育ちながら、遠い遠い存在だった原爆・広島。恥ずかしながら、このお話を読んで、改めて本当にあったことなんだと考えさせられました。 やった!また一人殺せたと思いながら、戦争をする人はいないでしょう。でも、人が人を殺すというのが戦争という現実なんだ・・と、心にささりました。
0投稿日: 2006.09.14
powered by ブクログ911から5年だな、ということで。近代史の資料を同世代の中では比較的読んでいる方だと思いますが、一方的な正義なんてまずどこにもない。戦争中の行為、裁判、処遇、それらすべて潔白と言い切れる国があるのなら教えて欲しいくらいですが。そういうわけで、一方的なイデオロギーが前面に出た本には不信感がありますが、これは一方的な糾弾に偏ってはないので、読んでよかったと思う。身近に例があるかどうかに感じ方もよるとは思いますが、これを招聘した戦争が、広島・長崎から遠いところにいる人々の熱狂に支えられていたことが、ほんの少しでもこの時代の記録を読めばわかるはず。だからこそ、今いろんな人に読んで欲しいと思う一冊。安易な怒りが、どういう結果を生むかということを。
0投稿日: 2006.09.12
powered by ブクログ原爆が落ちて10年後、さらにその後、現在の話。原爆を落とした人は、10年たって今だって「また死んだ!」て喜べるのか?
0投稿日: 2006.08.19
powered by ブクログ今の季節にすごく合ってますね。ぜひこの機会に読んでください。戦争被害者が心の傷をいつまでも主張するのは、どうしていいか困ってしまいますが(相対性というか個人差のあることだから折り合いがつけにくいから)、それ以外にも戦争被害には点ではなく線のものがあるんだなあと思いました。縦に四つ割るコマ割も新鮮だし、テーマとはほとんど関係ないけど、野球が好きな女の子が出てくるってのも泣かせるよな。今でも野球が好きな女の子を輩出できるのかどうか知りませんが、そういう県は日本で大事な県の一つです。でも、ジャイアンツやヤクルトについて、そもそも野球について何も知らない東京の女の子はたくさんいるけど、俺が広島を旅行した感じだと、女の子でも皆金本への恨み節が吐けるし、本当に素晴らしい県だと思った。
0投稿日: 2006.08.06
powered by ブクログ重いけど忘れてはいけない「原爆」「広島」「戦争」を、身近に引き寄せて、今の自分につながることとして感じさせてくれる。 どこかの書評で、「ピアニシモの強さ」と書かれていたけど、まさにそんな感じ。果てしなく優しいタッチの絵だから余計に強く迫るものがる。
0投稿日: 2006.07.27
powered by ブクログ原爆をテーマにした作品。絵が素朴だし戦時中を描いているわけではないので、そういうのは苦手、という人でも面白いと思います。
0投稿日: 2006.07.23
