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ブラックジャックによろしく 完全版1
ブラックジャックによろしく 完全版1
佐藤秀峰/佐藤漫画製作所
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総合評価

93件)
4.0
24
34
23
2
0
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    このレビューはネタバレを含みます。

    大学附属病院研修医としての立場から描かれる医療漫画。新人研修医が今の医療のあり方に対して、葛藤する様子が読んでいて苦しいが、面白い。 病院にとって、また、医者にとって、あるいは、患者にとって最良の選択が何なのかを考えさせられる。 第一外科、内科編が一巻の内容。主人公の上司が自身の出世や医療資金のことを優先的に考えるので、「敵」に見えてしまうが、本当は主人公のように優しさがある医者だと受け取れる。この上司も以前は主人公のような考え方を持っていたと思うと、病院という組織の闇を感じ取った。

    2
    投稿日: 2025.05.19
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    https://paz-library.opac.jp/opac/Holding_list?rgtn=00049416

    0
    投稿日: 2025.01.29
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    養老孟司氏が本書を紹介していた。『ブラックジャックによろしく』は、医療の問題を正面から扱っていると。 本書の存在は以前から知っていたものの、読む気にならなかったが、養老孟司氏のこの言葉をきっかけに全13冊を購入して、読み始めた。 「普通である」というコンプレックスを克服すべく猛勉強し、親にも期待され、医者になった主人公。 「命を救う医者」という理想をかかげて努力してきた主人公だが、現実とのギャップに苛まれる。 まるで、金八先生を目指して教師になった人が、その現実に打ちのめされるかのように。

    0
    投稿日: 2018.07.22
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    永禄大学医学部を卒業し、研修医として働き始めた斉藤栄二郎(さいとう・えいじろう)が、日本の医療制度の問題に直面し葛藤する姿を描いた作品です。 第1巻では、日本の救急医療や医療財政の問題に当惑し、医者という職業の意味を問い始めます。そして、38歳で心筋梗塞の宮村和男(みやむら・かずお)という患者を受け持ったことから、彼のうちにくすぶっていた医療に対する疑問がますます大きく膨らんでいきます。 もう少しヒューマン・ドラマ的な内容を予想していたのですが、意外に社会派的な作風だと感じました。

    0
    投稿日: 2017.06.11
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    勉強になる。 しかし内科篇で「CXが91%~」だの言っていたが 実際の現場で先生の口から91%とか93%なんて聞いたことないな。ふつう、75、90、99、100(CTO)とかじゃないのかな?

    0
    投稿日: 2016.02.02
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    こんなに号泣しながら読んだ漫画は初めてかも。特に双子の新生児の回は切ないです。でも、素晴らしいです。

    0
    投稿日: 2014.08.19
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    このレビューはネタバレを含みます。

    佐藤秀峰作の研修医を通して数々の医療現場を描くストーリー。 はじめはよくある、医者と患者を通していろんな人間ドラマが描かれるのかなぁと思っていたが、急に展開がシリアスになっていく。 このマンガは医療マンガというよりは、人間の心理、偏見、医師不足、日本の病院制度への不満など投げかけているテーマが壮大である。 これを鵜呑みにするのもよくないとは思うが、確かに知人の大学病院関係者に聞いた話でも大学病院と市民病院の格差があったり、医局の権力争いもあると聞くのであながち外れていなさそうだ。 主人公は何事にもまっすぐで行動力がすごい。こんな人はそうそういないと思う点でマンガ的である。 これを見てそれでも医者になりたいと思う人は何人いるだろうか。。。 医学部を目指す人にぜひ読んでほしいと思った。

    0
    投稿日: 2014.03.02
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    医療現場の事は全く知らない。知らないけど、知らないままの方がいい事だってある。勿論マンガの世界の出来事でしかなく、全てを鵜呑みにするのもどうかと思うが、現実と重なる部分も少なからずあるんだろうな。こういうマンガは評価が非常に難しい。

    0
    投稿日: 2013.05.31
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    医者の実態が良く分かる作品だった。 と同時に、医療現場で立ち会う、 悲しみや苦しさを知り、 世界観が広がった気がする。 医者は忙し過ぎる、 特に研修医は、 体力勝負の世界で、 様々な問題に悩む主人公は、 不器用で偏っているけど、 希少な存在かもしれない。

    0
    投稿日: 2013.05.08
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    全巻通して一気に読む。 主人公はイチイチめんどくさくて偽善的でイライラする。しかし、読み進めていくと考えさせられることがたくさん出てくる。いくらかあり得ないとこも我慢して読む必要はあるが、心に響くところも多々あり。 最後まで主人公を好きにはなれなかったが。

    0
    投稿日: 2013.05.01
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    青くさい正義感を持った研修医が、大学病院のしきたりや日本の医療問題とぶつかりながら、真摯に患者と向き合おうとする。 Kindleで全巻無料で読めるので、ぜひ。

    0
    投稿日: 2013.04.07
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    【全巻読了】 医療現場に関して 知らないことがいっぱいで、 夢中になって読み進めてしまった。 患者の葛藤の様子がとてもよく描かれていて、 「ああ、そういう気持ちになるんだ」と、 なんというか、勉強になった。

    0
    投稿日: 2013.03.18
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    生きていれば必ずお世話になる「お医者さん」 その医者の知られざる裏?を書かれたお話。 主人公は研修医の斎藤英二郎。 医者と言えば、一見金持ちなイメージがあるが、蓋を開ければ 研修医なら一日平均労働時間16時間、月給が3万8千円! 日給ではなく、月給ということには驚いた(゜o゜) そして、研修医さんは、当直(24時間その病院に勤める)アルバイトをするという…。 読んでて、驚くところが多々あったけれど、何といってもお医者さん…。 日本の医療は大変だと気付かされた1巻でした

    5
    投稿日: 2013.02.11
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    このレビューはネタバレを含みます。

    1巻だけ過去に買って読んでいたので再読。 電子書籍で今だけ全巻無料コーナーにて 1〜9巻まで読了。(2/10) 風邪で寝込みつつ(良くなってきたとはいえ) 続きが気になりつい読んでしまった。 双子、赤ちゃん、未熟児で産まれた回では …私も↑で産まれた故、一言言いたい。 障害もなく、未熟児で双子でも 普通に育つことが出来た。 …大人の都合で殺されたくないなと。 実際私は、なかなか泣かないので、 危なかったと言われた。 保育器に2ヶ月位二人で入っていた。 あの双子の話には、涙が止まらなかった。 兄が弟を思って死んでしまうのも 堪えた。 実際、赤ちゃんのときは、テレパシーも 双子ならあるのではないかと思った。 赤ん坊の立場なら、 殺さないで欲しいと切に思う。 それだけに、親の立場になったら 絶対にそうはしたくないと思った。 ◆◆2/11に13巻まで読了。 続編も読みたくなってきた。

    0
    投稿日: 2013.02.11
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    このレビューはネタバレを含みます。

    タダで読めたので全巻読破。今では「アレな人」として有名な佐藤秀峰作品に初めて触れる。「バチスタ」「医龍」「ゴッドハンド輝」など一連の医療ドラマブームの火付け役といったイメージ。「死にたくなければ夜は車に乗るな」などは今や非常に有名な文句で、社会に問題提起した役割は大きい。 主人公が研修医で医療技術があるわけでもないのに、荒唐無稽な行動が次々と承認されていく過程には違和感。キャラクターの成長譚としては医龍の方が面白く、救いもあった。 主人公を含めた医者たちの考えに同意できない面も多いが、医療を取り巻く群像ドラマとして秀逸。しかし社会派によくありがちな「自分が開眼している問題に対して無関心でいたり、啓発されていない人間はすなわち悪人である」という語調が強いところもある。

    0
    投稿日: 2013.01.20
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    売る前にもう一度、と思って読み直し。それぞれの編につき、異なった意見を持つ部分も多々あったけど、それに対して“それは違う”って思うだけじゃなく、『そういう意見もあるよな』って思えたし、感動的な場面も結構あって、総じて考えさせられる良い作品だった。それにしても、いつの間にこの作品に対してどちらかというとネガティブな印象を持つようになってたんだろう?と思ってたら…

    0
    投稿日: 2012.12.24
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    「医者って一体 なんなんだ……?」  連載開始当時は中学生だったこともあり、ただただ「よくわからない難しいマンガだなあ」としか思わなかった。あるいは、そのリアルな医療現場の描写を捕らえて「グロい」と表現してみたり。しかし、今になって読み返してみるとスゲー面白いマンガだった。なるほど、こんな話だったのか!  その道のプロにしかわからない事情というものは存在する。コンビニ店員にはコンビニ店員にしかわからない何かがあり、それを共有しているだろうし、営業のサラリーマンだって、営業のサラリーマンにしかわからない何かがあるはずだ。そしてそれは、医療現場も同様である。医療現場では当然のように行われていることも、部外者――多くの人はこの部外者にあたるが――には全くわからない。本作の主人公「斉藤英二郎」は、研修医という立場ながら、いわば部外者の視点から医療現場を見ていくこととなる。そこにある「一般」的な思考との乖離に悩まされながらも、医療・医学とは何たるかを知り、また読者に伝えてくれる。  もちろん、誇張もあるだろうが、町医者も含め、多くの医者がこのような道を通ってきていると思うと、非常に興味深い。医療という現場について考える取っ掛かりとして本書は使えるのではないだろうか。できることなら、実際の医療に携わる方々の見解も聞いてみたい。  また、マンガ作品としても品質の高いものだと思う。主人公の成長ストーリーやお涙頂戴の感動ストーリー、多くの要素を孕んだヒューマンドラマとしても一級品である。  出版社とのごたごたによって、また、佐藤さん自身の抱えるトラブルによって、本作は非常にスキャンダラスな色眼鏡によって語られることが多いが、せっかくの「著作権フリー化」。是非、多くの人に目を通してもらいたい作品である。 【巻数】全13巻 【掲載誌】モーニング 【連載年】2002年~2006年

    0
    投稿日: 2012.12.05
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    BookLiveで完全無料となっていたので、いま使っているi文庫やiBook以外の電子書籍にも触れてみようかなと思って読んでみた。 しかし、まあ、読んだことの無い人は一度読んで見るべきですね。大したものです。漫画以外の形で発表されたとしても、相当すさまじい作品になったと思います。 命とはなにか。中途半端に考えるくらいなら、この漫画を読んだ方がいい。

    0
    投稿日: 2012.11.24
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    医療の正体!? 【内容】 主人公は普通の研修医。いい医師になりたいと思っていた。 が、実態を知るにつれ、医局のシステム、日本の医療のありように疑問を募らせていく。 【感想】 アプリで読んだ。あまり興味はなかったけど、無料にしてくれたので、つい。 あくまでもエンタテインメントだし、どこまで実態なのかはわからない。 海堂尊さんの小説なんか読んだり、ときどき医療関係の記事なんか読んでるかぎり、誇張はあるにしても、こんなものなのかもとは思える。 患者になる前に読んでおくべきかも? (2012年11月18日読了)

    0
    投稿日: 2012.11.18
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    結構重いテーマであったが、日本に生き、医療を当てにしている者として、知っておかなければならない内容であった。これが、現実なのかはわからないが疑う姿勢は必要だし、医者という人間に対しても意識が変わる。斎藤がどうなっていくのか気になるので読み続けたい。

    0
    投稿日: 2012.11.15
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    社会の中で生きる人は大なり小なり責任を背負っている。みんなその責任の重さにビビりながらでも多くの人が立ち向かい、己と勝負しギリギリのところで勝っている。そんな積み重ねが人生なのかもしれないと思った。 iPhoneの方はApp storeで全巻無料でダウンロードできますよ。

    0
    投稿日: 2012.11.09
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    月給3万8千円 研修医 夜勤バイト 斎藤英二郎 悪い=強い ウナギ ゴッドハンド 体育会系 点滴千円財政圧迫 ブドウ糖 200kcal 永禄大学 心筋梗塞1/20 3位 宮村さん 信濃町 酒屋 内科 佐藤 秀峰(さとう しゅうほう、1973年12月8日 - )は、日本の漫画家。北海道中川郡池田町出身。札幌市立手稲宮丘小学校、札幌市立宮の丘中学校、北海道札幌西高等学校卒業、武蔵野美術大学造形学部映像学科中退。妻は同じく漫画家の佐藤智美

    0
    投稿日: 2012.11.03
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    無料購読なので13巻を一気読み。改革のパワーは、若者の特権。普通、ここまで、自分の意思が貫けるかは、疑問だが、理想としては、医者にはこうあって欲しいと思う。

    0
    投稿日: 2012.10.29
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    無料アプリなので、読んでみた。 すごく面白かった! がんの告知、精神科の話が印象的。 生きる意味って分からない。でも死にたいか、って言われたらそうじゃない気がする。もうすぐ死ぬなら、多分精一杯生きたいと思う。そのとき、私は何をしたいか、それを考えながら生きたい。そう考えると、この世の中捨てたもんじゃないんだよね。期限付きなら、精一杯生きたいもん。で、実際、期限付きだもんね、希望をもって生きよう。 がんになったら、抗がん剤治療したいかなぁ。それはそのときにならないと決められないけど、告知はして欲しい。私は自分で決めたい。 精神障がい者には、私、偏見があった。精神障がい者の人の犯罪率が、病気ない人より少ないとは知らなかった。 病気なんだ。きちんと理解していなかった。できれば関わりたくないって考えていた。私、差別する人間になりたくない。変われるかな私。。

    0
    投稿日: 2012.10.27
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    全巻無料で読めるということで読んでみたら、とても考えさせられる話だった。 生きるってなんやろうとか死ぬってなんやろうとか、それ以外にも、いろいろ。 いい本に出会えた。

    1
    投稿日: 2012.10.25
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    現実を胸に突きつけられる作品で 心に響かずにはおられません 読後は厳しく地べたに突きおとされた感じがするけれど それでも読み終わったあとはほのかに風が吹き抜けた感じとゆうか、そういう前向きな感じに 「俺も諦めたり負けたりしてちゃいけない」っていう勇気を貰います。 本当にいつかドラマ化して欲しいと願っています でもはっきり言わしてもらうと「BJによろしく」はそこらへんの娯楽と同列に見られる「漫画作品」なんかではないことは明らか。 なんと言えばいいのか… 現実を伝えるという意味で新聞や週刊誌のようなものとも違うし 小説や映画ともまた異質な印象を受ける とにかく「BJによろしく」を通じて、普通ならば目を背けがちな社会問題に全身全霊で向き合い そして心をえぐりだされるような訴えが感じられる 現実の医療の抱えている、理想論ではどうしようにも出来ない「命よりカネ」的な問題点 医者や患者、またその周りの人々との葛藤 何よりも一番はその中でないがしろにされて救いのない患者の悲しさや悔しさへの共感だろう ここまで現実を綺麗事でなく正面から訴える作品はこれと「ライフ」くらいしか知らない。 読んだことのない人のために説明しておくと ある大きな大学の附属病院に研修医の斉藤というのがいて そういう現代医療の現場の抱えている問題に対して 無力ながらどうにかしようとして患者の側に立とうとするんだけど それは上の立場の人間や関係者に取っては現実を無視した理想論や綺麗事の行動でそのたびトラブるわけで しかし結局何も変わらないわけで… 斉藤というのは 心が清く正しく美しく不正に対しては厳しくありいつも愛に溢れて誰からも好かれる性格で、苦しむ患者を救おうと思っている医者として理想とすべき人間 …などではなく あくまでも生まれも育ちも「なんとなく」を地でいくようなヤツなんだけど 人の心を大切にしない人間ではないし 自分がおかしいと思うことに対してはトコトン正直にその気持ちを大切にする人間だと思ったね おそらくモデルは誰でもない どこにでもいる普通の一研修医を描きたかったんだろう 現実には「ブラックジャック」のように生きていく無免許の天才外科医なんていはしない。 そんなカッコイイヒーローの医師なんて簡単にはいやしない。 分かんないけど、それでも現代で必要とされてるのはこういう地味で、時には間違いも犯すけど自分に嘘をつかないまっすぐな人間、なんの権威もないけれど物事に対して真剣にぶちあたっていける人間なんじゃないかなって感じました。 世界は変わらないことを受け止めながらそれでも 周りは共に一歩進んでゆく 「納得」よりも感動させられる 病を考えること 死を考えること それは人生とは何か 生命とは何かを考えることでもあるように感じた

    0
    投稿日: 2012.10.24
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    主人公ちょっとうざったいけど、じゃなきゃ主人公じゃないから仕方ないかな。イデオロギー過剰めだけど、外野だからそんな風に斜に構えてられるんだなーとも思う。とりあえず医療の裏側とかそれだけで面白いよね、NICU編が一番好き。

    0
    投稿日: 2012.10.18
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    Book Liveの電子書籍で無料だったので13巻まで読んでみた。 研修医の初めの救急救命科で研修医が鍛えられていながらも、医者不足と既存制度の中で生きる院長との衝突、医師はなんなのかなど、単にいまの医療制度を非難する内容なのかと感じ、がんと取り組む医者と抗がん剤のしくみや患者を無理矢理生かそうとするのは著者の勝手な意見だと思っていたが、精神科でのインターンあたりを読み進めるうち、この佐藤秀峰さんは、社会派人権派の記者で社会に対し言いたいことがたくさんあるんだろ強く感じた。 かれは作品を読んで欲しいためにきっと著作権を放棄したに違いないとおもう。 初めのうち読み進めるのは大変だが、だんだんしっかりした話になるので、ぜひ読んで欲しい。

    0
    投稿日: 2012.10.16
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    Webで無料公開されていることもあって、全部読んでみた。 医療はどうあるべきかについて、考えさせる漫画だった。お医者さんにお世話にならない限り普段そう知ることのない世界を、世の中に明らかにしている点で意義がある。

    0
    投稿日: 2012.10.16
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    ドラマは、極端だからドラマになる。大学病院の医局、研修医が主人公の漫画。本当に、大学病院はこのような状態なのだろうか。それとも、ドラマにするために極端にデフォルメされているのか。App Storeに登録された「無料で全巻!ブラックジャックによろしく」というアプリをダウンロードして読み始めた。全13巻が無料、引き込まれてしまった。残念ながら、このアプリ、ズームアップできないので、細かい文字が読めないことがある。でも、漫画なので、雰囲気で読み進められる。寝不足の予感。

    0
    投稿日: 2012.10.16
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    このレビューはネタバレを含みます。

    以下リンクでブラックジャックによろしくは、作者本人によって無料配信されています。 http://p.booklog.jp/users/satomanga 本作は漫画喫茶かどこかで8割がた読んでいたけど、この度、無料で読めるということでiPadで読みなおした。佐藤秀峰はかねてから著作権・電子書籍問題に積極的に発言し活動している。 佐藤秀峰はブラよろしか読んでいませんが、ブラよろを読み、こういう無料配信活動をしているところから想像するに、社会問題に強い関心がある作家なんだろうなあと思いました。 ブラよろで主に言及されているテーマ(医療問題)は、 ・大学病院の派閥による弊害 ・NICU ・がんと抗癌剤と終末医療 ・精神病と社会 だったかな。思い出せるところ。 知らないことも多くためになった。 惜しいとしたら、恋愛ストーリーのほうですかね。結局、主人公自体を「良い医者」として描かざるをえないですから、一番最初に惹かれた怪しい雰囲気の赤木看護婦に気持ちが揺れつつもたいした問題は起こらず産婦人科で出会った芋っぽい彼女と結婚するというおち。 そこら辺は作者の狙いとは一切関係ないんだろうけど、もう少しドロっと書いてくれたらぐっときたかもしれない。いやね、中途半端に濡れ場書くならね。濡れ場が最初から無いならいいですよ、そういうものだと思って読むから。 中途半端な濡れ場は編集部の支持ったりして。 どちらにせよ佐藤秀峰の漫画界において明らかに特異なやり方には注目せざるを得ない。ブラよろ全巻無料配信のインパクトは凄まじいし、別作品にも興味もつきっかけになる。

    0
    投稿日: 2012.10.12
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    前から読みたいなと思っていたマンガが無料で世の中に公表されるとは。。。 Times are changing. (★評価は読み終わったときに(読了できるかは無料公開時間次第か))

    1
    投稿日: 2012.10.06
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    いつの間にか無料公開になっていたので再度読んでみた。生や死や差別といった目を背けてしまいがちなテーマに向き合うことを求められるマンガ。重いですが、ぐいぐい引き込まれるものがあります。オススメです。

    0
    投稿日: 2012.05.22
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    医療現場の実際の問題点を非常にリアルに取り上げてる漫画 面白いし為にもなる 5巻くらい?まで購読してたけどリアルな医療問題だけに重過ぎる無いように耐え切れなくなって読むのをやめてしまった・・・

    0
    投稿日: 2012.04.20
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    医者って何なんだ?と考えさせられる漫画。斉藤先生は医者と言うより患者さんの立場に立ちたい人なんだよな。でも医局の中ではYESマンでいることが問われる。そこから逃げ出したくて苦しんで最後は自分で道を見つけて旅立っていくところは先生らしくていいなと思った。

    0
    投稿日: 2012.01.23
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    このレビューはネタバレを含みます。

    20111118 *** 「医者って一体、なんなんだ?」 超一流の永禄大学附属病院の研修医・斉藤英二郎、月収わずか3万8千円。同大学医学部卒業から3ヶ月にして、初めて一人で患者を受け持つことになる。 研修医・斉藤は理想とかけ離れた日本の医療の矛盾に苦悩しつつも、懸命に日々を送る! 連載早々大反響を巻き起こした衝撃の医療ドラマ、堂々の登場!! (漫画on webより) *** 「天下の永大」医学部を出て研修医となった主人公。 研修医としての「月給」はわずか3万8千円で、それだけでは到底食べていくことができない。従って、他の病院での当直というアルバイトをして稼ぐことが必須になるのだが、医師免許を手にしたとはいえ、先日までただの医学生だった主人公には運ばれてくる急患に対処することができない。それでも、カネがなくては生きて行けない――ついに、たった一人で当直のバイトを引き受けることになる主人公。そこへ交通事故にあった患者が運び込まれてくる。「こんな大手術、やったことがない。僕には無理だ」 結局主人公は逃げ出すことしかできなかった。 医師になるということがどういうことか、どんな覚悟がそこに必要とされるのか。 「医局」の存在と、医学界でのし上がるための「掟」。「一流」の落とし穴。イメージと現実とのギャップに振り回され、次々と難題を突き付けられてゆく主人公。彼がこれからどのように成長してゆくのか、続きがとても気になった。

    0
    投稿日: 2011.11.19
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    いつまでもとんがっていたい。 時代や社会に揉まれて丸くなりたくない。 自分の生き方や信念を曲げない主人公の生き方から学び、 折れそうになった時も自分を通す生き方をしようと心がけている。

    0
    投稿日: 2011.06.20
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    第一外科編。 統計に基づいて、リアルな数字をつきつけられると、医学界ってやっぱり常任にははかりしれない世界なんだな~って思う。 大学付属病院派閥とか、医局内の権力争いばかりせずに、斉藤先生みたいな先生ばかりだといいのにな。

    0
    投稿日: 2011.06.19
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    リアルな医療現場を描いていく話ですね。医局とか研修医制度をどうこうはもう手がつけられないね。 絵は粗め。

    0
    投稿日: 2011.04.25
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    いかにもリアルな作品です、って気配が漂っているけど、そういうのを期待して読む作品じゃないと思う。コイツは医療を背景としたエンターテイメントなのです。医者の友達が「こんなのありえねーし」って言ってたし(ムサシ)

    0
    投稿日: 2011.02.16
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    中学生が風邪で救急外来へ行って、出された薬がシロップだった…若い医者だったので手違いだったとは思うけど…「ブラックジャックによろしく」がさらに身近に感じた。 RT @satoshuho

    0
    投稿日: 2010.11.13
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    『ブラックジャックによろしく』全巻 佐藤秀峰(講談社) ドラマ化もされた作品。 是非とも漫画の方も読んでみて頂きたいです。 独特な絵ですが、とても力強くて演出も見事です。 漫画であり、物語であり、だからこそ誇張され過ぎているのかもしれない。 にも関わらず、非常に生々しさが感じられます。 扱うテーマは心臓外科に始まり、がんや精神科医まで様々なものがあります。 特に大阪池田小事件を取り込んだ、精神科医の回の読み応えは抜群でした。

    0
    投稿日: 2010.11.12
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    1巻~13巻 これって何巻まで出ているんでしょうか? 途中で買わなくなっちゃたんですよね。 絵はあまり好みじゃないけど、話は面白いと思います。 あるネット本屋のレビューで「この本はとんでも医療ネタで読者を煽っている」という書き込みを見ましたが、そういう本ではないと思います。 あくまでもフィクションですし。 本に書かれたりTVや映画で表現される医療現場が現実と違うのは、もうみんな承知のことですよね

    0
    投稿日: 2010.06.16
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    一言でいえば重い!! けど、いろいろ考えるきっかけになったな。 医療系だし。 にしても、重い!!!!

    0
    投稿日: 2010.06.05
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    なんとなくご縁がなくて読みそびれてました。 1日平均労働時間16時間、月収3万8千円。 お友達には月収マイナスの大学病院勤務医もいるので、 お小遣いがもらえるだけラッキーだろうって感じですが、 とても読み応えがある漫画です。

    0
    投稿日: 2010.05.29
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    大学病院の研修医の話。 設定も描写もかなりリアル。現場を知っているとぎよっとする。手術室内の背景など、実際に使われている麻酔器やモニタ類などが非常に正確に描かれており、主人公のとるある意味突拍子もない行動に現実性を留めていてくれる。(手術室看護師が手術中ピアスしているなど、やや間違った描写もあるが)。 膵臓ガンの話まではよくまとめられていたが、神経科の話になってからやや冗長な感じがある。テーマとして非常に重いので、語りたいことを中途半端にしないという点では良いが、読み物として見た場合、読者離れを起こしそうな感もある。(-1) 主人公の行動が若干美化されているので星-1。

    0
    投稿日: 2010.05.18
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    全13巻。研修医からみた医療のダークな部分をピックアップしてる。 看護師に興味のあった自分としては、同じ医療現場ということで読んでみた。救いのない話が多いので、落ち込んでしまった。主人公に共感&感情移入はできなかった。 2010.5.18

    0
    投稿日: 2010.05.18
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     『ブラックジャック』というのは今は亡き手塚治虫氏の名作で、大金で神業の手術を請け負う無免許医が主人公の話であった。それなりに人間の命みたいなものがテーマであたいも好きな作品だから全部持ってる。だけどその破天荒な設定から、現実離れしたマンガの世界として奇想天外な話が展開する。  ところでその名作をタイトルに盛り込んだ本書もやはり医学の世界に題材をとった作品なのだ。まあ、結構ヒットして昨年はテレビドラマ化されたから知っている人も多いと思う。実はあたいもこのドラマを見て、本を買う気になったのよ。けっこうミーハーなのかもね。  本書はマンガっちうより劇画だね。主人公は斉藤英二郎という研修医だ。研修医というのは国家試験を受けて医師免許をとったあと指導医のもとで臨床研修を受けている医師をいう。医師免許は持っているものの実地経験はなく、初めて医療の現場を体験することになるのだ。もちろん医師なのだから医療行為に直接携わることになるし、病院にとっては貴重な労働力でもあるし、かなりハードな(研修という名の)労働を強いられるし、その対価の賃金もきわめて低い(本書中では三万八千円と示されている)。だからアルバイトをせざるを得ないし(これは高い!)、もっとも今年(二〇〇四年四月)からだいぶ改善されたとは聞いているけど(研修の義務化、適正な給与支給とアルバイト禁止など)。  制度的なことはともかく、研修医として、またアルバイト医師として医療現場で主人公斉藤英二郎が初めて人間の生き死にと出会い、それに向き合う様々な医師の所為をまのあたりにして、葛藤する姿を描いたのがこの作品だ。題名の「ブラックジャック」が手塚の『ブラックジャック』のことであるが、それは医師の心を指し示している。手塚の『ブラックジャック』は無免許医という医師にあらざる医師が医師である医師の倫理を批判していくことで人間の命や生き方を問い詰めているのであるが、本作品はそうした手塚の『ブラックジャック』に描かれた医師の目指すべき心を追い求めるがゆえにぶつかってしまう現実の医療の矛盾を描こうとしているのだ。  そう教育の現場でも言うではないか、「理想と現実はちがう」と。それですよ。  「人間の命のたいせつさ」については誰でも言うし、「同和」教育でもキーワードになっているんじゃないかな。しかし、それはただ「命はたいせつです」とお題目を唱えているのにすぎない。人権作文には「命はたいせつでぇす」とかなんとか書きながらお友だちナイフを突きつけたり、シカトして死にたくなるまで追い詰めたりすることはよくあることでしょ。  問題は生と死が具体的に自分の問題として体験していないことにあるんじゃないかな。手塚版『ブラックジャック』は言うならばフィクションの中の理念としての「いのちのたいせつさ」なんだろうね。そして、現実の医師はもっと割り切れない生と死の現場に出会うんじゃないかな。そして子どもたちも(教師たちも)ほんとうは現実の割り切れない生と死の問題に直面してみる必要があるんじゃないかな。まぁ、マンガの中でいいからさ。このマンガは研修医(まさに現実に人の生き死にと初めて出会う人間、つまりキミの分身さ)の眼を通してそういう現実と向き合わせてくれる。  研修医の話だから、いろんな科を回って行くことで話は展開する。とりあえず、今刊行されているところまではどういうふうになっているかを見てみようか。  第1巻 第一外科編   第2巻 循環器内科編  第3巻 ベビーER編① 第4巻 ベビーER編②  第5巻 がん医療編①  第6巻 がん医療編②  第7巻 がん医療編③  第8巻 がん医療編④  第9巻 精神科編①  まずは、外科という派手な世界から話が始まる。第1巻、第2巻ですでにこの主人公は安直に医師であることになりきれない自分を発見する。つまり、患者の死を自分の問題として受け止める存在として医療現場から締め出されかねないギリギリの存在に身を置くことになるのだ。第3巻、第4巻はベビーER、つまり小児科の緊急治療室に舞台が移る。まだ意見表明もできない赤ちゃんの命と人権が突きつけられる。そう、これは医療の現場に題材はとっているものの教育の問題なのだ。これを読んでいる教育関係者ならこの巻で問われている問題の議論に参加できるだろう。  第5巻~第8巻はがん医療編だ。がん、つまりこの病は人間の命が神と医師によって弄ばれる領域だと言えるのではないか。このマンガでは例えば抗がん剤の投与をめぐってさまざまの事件が展開する。まさしく命について一通りの定式(「命は大切」とか)では解決できない問題が提示されているのだ。しかも、われわれはみなこの巻の中の登場人物である患者になる可能性を持っている。持っていると言うよりかなりの人間が生死にかかわらず体験させられるんじゃないかな。その時になって自分の人権とか生き方とか問うても慌てるだけ。今のうちに考えておこうよ。  ここまで読んでくればかなり疲れるんだけど、七月に第9巻が出た。精神科編だ。ここでは精神科を取材する新聞記者が登場し、主人公とやりとりをする中で話が進む。この巻では「差別」という言葉が出てくる。そのことだけで読者諸氏は読んでみる価値があるだろう。 ★★★★ これは医療現場の話ではなく、人間の尊厳をめぐる話だと考えていい。つまり、本書は教育現場の話なのだ。また、中学校の生徒たちなら道徳教育の教材に使えそう。「心のノート」や各種「人権読本」よりは生々しく人間の尊厳についてリアルな議論ができる。尤も医者にかかるのがちと怖くなるかもね。

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    投稿日: 2010.04.04
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    絵はとにかく、内容がちょっと面白かった。 泣けるとこもあって。 ちょっと目を反らしたい所とかあって、これがリアルなのかな?と思ってしまう

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    投稿日: 2010.03.23
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    独特な絵のタッチ、若さゆえの猪突猛進?な主人公、人の生と死。 深くて暗い話の中にも希望の光がさしていたり。 第二部の方は読んでいないのですが、第一部は好きでした。

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    投稿日: 2010.03.08
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    手塚治が描いた『ブラックジャック』。 言わずと知れた名作です。 その名前を頂いた(勝手に?)この作品も、 現代医療・現代社会にメスを入れる素晴らしい作品。

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    投稿日: 2010.02.14
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    今更ですが読みました。 「最終的に身体を触るのは医者だ」という恐怖は、経験した人間にはしみるはずです

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    投稿日: 2010.01.09
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    感動もするし、すごく勉強にもなります。 医療の深刻な問題を 患者と医者、両方の目線から見せてくれました。 最後の精神科での話が特に心にずしんと来ました。

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    投稿日: 2009.07.18
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    「くち」でこう、気持ちが伝わってくる絵ですね。 がん医療あたりの絵柄が一番スキです。 表紙は1巻と6巻かな(´・ω・`) 日本の医療にイラッとも悲しくもやるせない感が溢れてきます。 患者が元気になると私も嬉しくなりますよ♪ しっつこい研修医主人公に心動かされますねー。いやぁ熱いv 斉藤先生かわゆw

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    投稿日: 2008.11.10
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    僕は今まで出会った漫画の中で、これほど心を動かされた作品を知らない。 『寄生獣』『伝染(うつ)るんです。』『無謀キャプテン』も僕にかなりの衝撃を与えたが、この『ブラックジャックによろしく』は僕に涙させた・・・。 しかし、実は… 最初はあまり好きではなかった。 それは、テレビの影響があったからだ。当時、妻夫木聡主演のTBSで、この作品がドラマ化されたが、正直この妻夫木聡の演技が好きではない、というか、下手すぎる。 (さらに僕の好きな漫画のひとつ『ドラゴンヘッド』の映画化で映像にはかなり心惹かれたが、主演の妻夫木聡とSAYAKAには幻滅した。でも、ノブオのメイクはGOOD!) 少し、話がそれてしまったが、こういった理由で漫画にもあまり興味を持っていなかった。 だが!だが、しかし! ある日、会社の昼休みにコンビニに立ち寄り、ふと漫画コーナーを見ると、当時の最新刊があった。 何気に、それを手に取り、立ち読みしてみた。泣いた。いや、実際は泣いてないが、でも、涙がこぼれそうなくらい辛い気持ちになってしまった。 思わず、周りを見渡したくらい・・・。 ちょうど、『がん医療編』で作品史上、最も重いテーマな上に、あの家族旅行でのあの台詞・・・。初めて、その本を読んだというのに・・・、その前の話も、主人公や他のキャラクターの性格もわからないのに・・・、心が揺れてしまった。 やはり、生と死というテーマだけに作者は本気で取り組んでいるし、僕も本気で読んでしまった。 その後、すぐ本屋に走ってしまった。 そして今、最新刊は日本人がタブー視してきたテーマに取り組んでいる。さらに真剣にこの作品を読まなくてはいけなくなった。 僕の心の師のひとり『手塚治虫』先生は人間の生と死という重いテーマにエンターテインメントを加えて、『ブラックジャック』という作品を作り上げたが、佐藤秀峰はできるだけエンターテインメント性を排除し、人間の生と死について考えさせられる作品に仕上げている。今の時代だからこその作品と言える。 確かにこの作品は、テーマがテーマだけに、賛否両論で批判もものすごいらしいが、そりゃ当然であって、こんなに重いテーマを正面からぶつけているがゆえのことであって仕方がないと思う。 人間の生き方に正解も不正解もないからね。 『生』と『死』について深く考えさせられる作品です。

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    投稿日: 2008.10.14
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    がんの回は何度読んでも号泣する。 ここまで真摯に人の生と死に向き合って、考えさせられる漫画ってそうそうないよ。なんかもう学校の推薦図書にしちゃってもいいんじゃないのかと思います。

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    投稿日: 2008.09.18
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    研修医の話です 病院とはどういうところなのか、医療とはどういうことなのか そういうのを考えさせられる作品です

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    投稿日: 2008.07.30
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    ただの研修医、斉藤の葛藤を描いた作品ではないです いつか私たちにも降りかかるかも知れない今の日本の医療の抱える問題を鋭くとらえています

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    投稿日: 2008.07.16
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    とりあえず4巻で泣き、8巻で号泣。重い話なんですよ。かるくマンガ本を読みたいと思ってる方は読まない方がいいです。

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    投稿日: 2008.06.29
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    医者って一体、なんなんだ? 超一流大学病院を舞台に描く衝撃の医療ドラマ 驚異的反響!医療界騒然!! 超一流の永禄大学付属病院の研修医・斉藤英二郎、月収わずか3万8千円。 同大学医学部卒業から3ヶ月にして、初めて1人で患者を受け持つことになる。 研修医・斉藤は理想とかけ離れた日本の医療の矛盾に苦悩しつつも、懸命に日々を送る! 連載早々大反響を巻き起こした衝撃の医療ドラマ、堂々の登場!! 『ブラックジャックによろしく』を読んで4月の春の午後の昼下がりの眠気がすっとんだ。日本の救急医療の現状、研修医の現状、大学医局講座制の現状があからさまに語られている。――(国立長野病院副院長・武藤正樹) 大学病院は、治療よりも研究と教育が先行しがち。そこでの研修医の身分の扱い、医局の派閥。その現状から目をそらさず、医療は万全でないこと、不確実で限界があること、そして人間がおこなっているという当たり前のことを、いまこそ私たち患者は認識すべき

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    投稿日: 2008.04.01
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    研修医漫画。タイトルは?な感じだが中身はひどくシリアス。そういう意味で非常におもしろかったしそういう意味でグロテスクでもある。巻が進むにつれ絵柄変わってきてるけど。がん医療編には泣かざるえない。

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    投稿日: 2008.03.13
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    重いです。 この漫画家さんが描くと重くなるのか、重い内容のものを描くから重いのか(笑)。 生命を取り扱っているので重くてあたりまえなのですが、読んでいると苦しくなるほどに重いです。

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    投稿日: 2008.01.15
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    これで日本の医療の現実を学びました。知らないことが多すぎた。 やっぱり医者も人だ。 考えさせられることの多い作品でした。

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    投稿日: 2007.12.23
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    とりあえず古本屋で12巻買ったけど 最後まで読めるかなぁ。 読むのしんどいです。 感動って流れになっていくんだろうけど 卑屈になりそうですね。

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    投稿日: 2007.03.26
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    【全13巻】医者って一体、なんなんだ? 超一流大学病院を舞台に描く衝撃の医療ドラマ 驚異的反響!医療界騒然!! 超一流の永禄大学付属病院の研修医・斉藤英二郎、月収わずか3万8千円。 同大学医学部卒業から3ヶ月にして、初めて1人で患者を受け持つことになる。 研修医・斉藤は理想とかけ離れた日本の医療の矛盾に苦悩しつつも、懸命に日々を送る! 連載早々大反響を巻き起こした衝撃の医療ドラマ、堂々の登場!!

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    投稿日: 2007.03.21
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    「医者って一体、なんなんだ?」 全13巻 連載が終了してから見つけたのですが、 一気に買い揃えてしまいました。 人はいつか死ぬんですよね。 いろいろ選べるんですよね。

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    投稿日: 2007.03.09
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    この本読むと研修医の実態が 良く分かる。過酷な世界なんですね。しかし主人公の佐藤の まっすぐで熱い性格すごくいい!

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    投稿日: 2007.02.17
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    医療とは「生命」を求めるものなのか、それとも「命」に、「運命」に逆らうためのものなのか。あなたは「生きたいですか?」

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    投稿日: 2007.01.29
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     誰でも病院を利用することはあると思うので、読んで損はないと思います。普段から、医療問題や生命倫理について考えることは、「いざ」の時の動揺を軽減してくれるかもしれません。

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    投稿日: 2006.09.21
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    研修医の主人公の視点から、医療の問題提起をしているお話。 主人公は葛藤しっぱなしで、読んでてモヤモヤします。 あれが全ての病院である話ではないにせよ、そういった問題が現実にあるんだろうなと思います。 大きな病気をしたときは知り合いに頼ろう、と誓ったマンガ。

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    投稿日: 2006.06.23
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    思ってる以上に大変なんだな医者って。これからの医療はどうなっていくのか。考えさせられます。(13巻まで購入済み)

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    投稿日: 2006.06.02
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    ドラマ化もされた大人気漫画。 私は漫画読んでからドラマ見たんだけど、あんまりドラマは好きになれなかった。 この佐藤秀峰さんの線がスゴイ。迫力がビリビリ伝わってくる。

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    投稿日: 2006.05.30
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    衝撃的!! 大抵は医療というとすごい医師とか 天使のような看護婦とか、夢のある題材が多い中、この作品はドロドロした裏側をリアルに描いていてすごく引き込まれました。

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    投稿日: 2006.05.27
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    内容がめっちゃ濃い。かなり医療について詳しく描かれてる。いい話ばっかりで、毎回泣かされました。 ドラマより断然コミックで読んだほうが迫力あるしオススメ。

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    投稿日: 2006.05.06
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    おもしろいというより、切ないというか、つらいというか。現実って厳しいですが、正しいことがいいことだってときも、ないわけじゃないんですよね。

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    投稿日: 2006.05.04
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    この本はやばいです・・・ 今もう12巻くらいまででているのかなぁ なんか毎回読み終わるたび衝撃・・・ 看護師である私は最近医療もののドラマとかに現実との差を感じ白い目で見ていますが、この本はリアリティありすぎ!! 目が離せません!!

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    投稿日: 2005.11.14
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    現代医療の問題について切り込んだ作品。タイトルが秀逸でそれだけで引き込まれた。読むと病院に行きたくなくなりますw

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    投稿日: 2005.09.22
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    いやー・・・。 こんなに考えさせられる、ここまでリアルな漫画は他にはないでしょう。 怖いね、病院。 医者をどこまで信用していいのかわからなくなる。 でも、これを読んで損はしないと思う。 感動。号泣。混乱。不安。 読んでていろんな感情が自分の中から溢れるのを感じた。

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    投稿日: 2005.09.14
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    某都立病院のICUの家族待合室には本書が置いてある。 無神経なのか?寛大なのか? 自信のあらわれであると思いたかった。

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    投稿日: 2005.08.07
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    研修医の話。ドラマにもなりました。医者としての本分と実際の医療現場の価値基準の違い、主人公の葛藤、無慈悲な現実、勉強になります。 一応、3巻までよんでます。

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    投稿日: 2005.06.14
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    現代の医学に鋭くメスを入れた衝撃のストーリー展開、病院に行くのが怖くなるマンガです。でもついつい引き込まれてしまうのは、病院の中での患者の人間模様が暖かく応援したくなるからでしょうね。奮闘する主人公の正義感も良いです。しかし最近はストーリーが横ばいで残念。もうちょっと彼の成長を早めても良いのでは??

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    投稿日: 2005.05.21
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    【医者とは医療とは。ひたすら問い続ける孤独な戦い】  医者の実体。それはいまいち掴みにくく、医者以外の人にはわかりにくい状況だ。そんな閉鎖した舞台を切り裂き、白日の下にさらしたとでも言うべき作品が登場した。手がけるのは、海難救助をテーマ、に命をかけた状況と、そこでの心情を迫力ある描写で描いた「海猿」の佐藤秀峰。  超一流医学部を卒業したばかりの研修医・斉藤栄二郎。月給わずか3万8千円、労働時間16時間という過酷な研修の中で彼は1人の患者を任される。しかし結局その患者は死亡。この事件をきっかけに、担当医や病院の制度、生命の尊厳など様々な矛盾に直面し、彼の葛藤が始まった。  ストーリーの中で浮かび上がってくるのは、医者も人間であり、そしてこれは人間のドラマなんだということ。出てくる医者や患者はとても人間くさく、アクが強い。だからこそ物語が迫力をおびて訴えかけてきて、より主人公の視点に共感することができるのだろう。これは最後にすべてが解決される、さわやかな感動作ではない。しかし、泥臭く、無力で、無様な彼に、あたたかい希望を感じるはずだ。  医者のマンガというと真っ先に思い浮かぶのがブラックジャック。医療マンガの最高峰ともいえるブラックジャックに向けたオマージュ、というより挑戦でもあるように思う。(02.08)

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    投稿日: 2005.01.17
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    生きるって難しいなぁ、と考えさせられる漫画。この臨場感はすごい、の一言。たまに、すごい泣ける話があります。

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    投稿日: 2004.12.11
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    若き医者の卵であるインターンの医師を描く。医療現場の闇をこれまでにない視点で捉えているので面白い。ただ、知れば知るほど気が滅入ってくる医療の現実には、ただやるせないものがある。

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    投稿日: 2004.11.27
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    これとゴッ輝(週マガに連載中のゴッドハンド輝)をあわせ読むとちょうどいいバランスだと言うのが自分の持論です。

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    投稿日: 2004.11.24
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    ハッキリ言って、絵は好みじゃない…。これに近いことが現実で起きているのは怖いです…。めったに医者行かないけど。

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    投稿日: 2004.11.23
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    医療問題を媒介にしてるけど、突き詰めていけば人間ってなんだ?ってことなんでしょうかね。答えなど出ない問題を真正面から描いた作品です。僕は何度か泣きました。

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    投稿日: 2004.11.12
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    (2〜4巻の感想も含んでいます)近頃ムショーに気になっていた今作、入手したので全巻イッキ読み。色んなところのレビューで「これ読むと大学病院なんてずえったいに行けない」って書いてありましたが、ホントそうだよなあ。そしてこの内容がある程度事実に即したものだとするならば、テレビで放映されている病院系ドラマに出てくる熱血なお医者さんなんて所詮作り物の世界の中の人なんだなあと思ったり、よく2時間スペシャルとかでやってる『救急病院24時』とかに出てくるお医者さんなんて本当はいないんじゃないの?なんて思えてしまう。どんな仕事でも自分が描くように理想的にはいかないものだとは思うけど、医者は人の命を預かる商売。医者にとっては何千何万のうちの1つの命でも、自分やその周りを取り巻く人々にとっては、たった1つの命。お医者を選ぶ際にはくれぐれも慎重に。次巻も春には発売との事。そしてドラマ化も。楽しみ。

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    投稿日: 2004.11.11
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    医療マンガの問題作として有名ですな。 胸が痛んだり色々考えさせられますが、読んで損はないと思います。

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    投稿日: 2004.11.06
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    ドラマ化された事もあるので有名過ぎになりましたが、御存知、リアル医療舞台(特に裏側)の漫画。 かなりリアルに且つタブーに挑戦していて素晴らしい出来だと思います。

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    投稿日: 2004.10.25
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    ブラックジャックは出てきません 名医も出てきません 大反響・話題沸騰のリアルを追求した医療ドラマです 主人公の斎藤は何の力もない研修医です 医者、病院、医学・・・ 人の生活にに馴染み深いはずなのに、そこはあまりに隔離された世界です 矛盾を見過ごせず、やりきれず、必死の抵抗をする斎藤の奮闘がよりリアルに描かれています イロイロと考えさせられる作品です 斎藤や患者、医者達が不意に発する一言がガツンと胸を打ちます 泣けますよ 「海猿」の佐藤秀峰氏の作品 絵や表現にかなりアクがあって、人によっては受け入れづらい面もありますが、 必死なところの描写なんかがこの作品に非常にマッチしていると思います

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    投稿日: 2004.10.13
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    医療をテーマにした漫画ですが、福祉を学ぶ学生は絶対に読むべき作品。 患者(クライアント)との接し方。 障害児、生命倫理、差別、精神障害、ターミナルケア…。 このマンガから学べることはたくさんあります。

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    投稿日: 2004.10.06
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    夜間の病院には研修医しかいない−−−それは大学病院などを除けば珍しい事ではない・・・ むしろ日本中の病院でそれが常識なのだ。 死にたくなければ夜間に車に乗ってはいけない。万が一事故を起こしたとしても、まともな医者に診察してもらえる可能性はほとんどない・・・

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    投稿日: 2002.09.04