Reader Store
『ガロ』に人生を捧げた男
『ガロ』に人生を捧げた男
白取千夏雄/興陽館
作品詳細ページへ戻る

総合評価

2件)
3.0
0
0
1
0
0
  • powered by ブクログのアイコン
    powered by ブクログ

    『ガロ』の編集だった人の回顧録。元になった自費出版本は、一時期サブカル界隈で話題になっていた。 『ガロ』は、つげ義春、根本敬、みうらじゅん、蛭子能収といった異端の漫画家を多く輩出した伝説の漫画雑誌という認識。リアルタイムで読んだことはない。白取という編集者の名前もこの本で初めて知った。 最後にどんでん返しがある、という話を聞いていたので何かと思っていた。読んでみたら、ガロ末期のゴタゴタをめぐる白取氏と中山氏の認識違いという話で、当時を知らない人間としてはそれ程大したどんでん返しでもなかった。 全体を通しては、伝説の漫画雑誌で編集として働いた人の回顧録としておもしろく読んだ。ただ、冷たいことを言うようだが、妻の死についての箇所が長すぎるのではないか?その代わりに白取氏と劇画狼氏の関わりについて、もっと読みたかった。巻末に書かれた劇画狼氏の言葉が刺さった。 「白取さん、一対一で向き合ってくれてありがとう。認めてくれてありがとう。自分のやりたいことに挑戦できる人生をくれて、本当にありがとう。」

    0
    投稿日: 2022.07.11
  • powered by ブクログのアイコン
    powered by ブクログ

    魂がヒリヒリ伝わってきますが、メジャー好きな私にとっては、マイノリティな編集者の人生譚でした。やまだ紫先生を知り得た事は収穫でした。

    3
    投稿日: 2022.06.09