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小公女
小公女
バーネット、羽田詩津子/KADOKAWA
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総合評価

3件)
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    このレビューはネタバレを含みます。

    いつ読んでもセーラが耐え切れず気持ちが崩れる所が可哀想で辛い。普段はどうにか想像の力で自分を奮い立たせているのに。今日はセーラとミンチン先生の相性の悪さが気になりました。セーラも頑固だし、頑なな態度に大人たちが痛い目を見せてやろうと躍起になっているようで。でもベッキーにしていたように、泣いて見せても扱いは変わらなかったでしょうね。隣にいるのに、名前を聞け、とイライラしますが終わりには素晴らしい開放感があります。

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    投稿日: 2025.06.03
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    小さい頃繰り返し読んだ少女小説、小公女セアラ。 大人になったいま読み返すとエッグいエグい。 こんなに酷い扱いを受けていたんだっけ?とびっくりしました。 P146「お話なのよ。何もかもお話なの。あなたもお話だし、わたしもお話。ミンチン先生もお話よ」という文章を読んで、 桜庭一櫢の『砂糖菓子の弾丸は撃ちぬけない」を思い出しました。 「こんな人生は全部、嘘だって。 嘘だから、平気だって」

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    投稿日: 2024.08.05
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    きつかった 最高の状態と最低の状態の差があまりにも開きすぎてるしどちらにも目を当てられない 本人はプライド高いからそれでいいって言い張っていても十分な教育どころか衣食住もままならないのは読んでて心苦しかった セーラの優しさは自己満足なのではって思う節が多々あってそれが一番きつかった

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    投稿日: 2022.05.01