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総合評価

6件)
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    このレビューはネタバレを含みます。

    日本史の教科書で「中先代の乱」なんざ、それこそ室町幕府成立前のちょっとしたエピソードとして、さらっと流される用語に過ぎなかったからねえ…ここまでド派手に戦ってたんだ。すまん。明らかに認識が甘かった。鎌倉、奪還してたんだ北条時行ってば、ってくらいの知識だったわ。よく考えたら、護良親王の惨殺については知ってるのに、その要因が「鎌倉陥落」だったの、すっかり抜け落ちてた。にしても、「敵」を描くのが実に上手いよねえ。足利直義の歴史的評価をきちんと踏まえた上で、時行との論戦というフィクションを巧みに組み込むとかさー。

    0
    投稿日: 2025.03.14
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    泰家おじさんみたいに小物っぽいおじさんが有能だと嬉しい 白兵戦を郎党の子どもたちが頑張って大局は実在した大人たちが動かすバランスがいい これ史実がなければハッピーエンドになりそうなのにね…

    0
    投稿日: 2024.07.31
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    このあたりの史実を知らないから、キングダムみたいな感じで純粋に楽しめてる。ただ同作についてもそうだけど、最終的な経過は知っているから、歴史のifではない以上、儚い末路は避けようもなく…。

    0
    投稿日: 2023.08.23
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    このレビューはネタバレを含みます。

    【あらすじ】 戦場を縦横無尽に駆け回る今川に対抗すべく、時行は吹雪が講じた策で今川の狙いを自身に絞らせることに成功する。わずかな隙が命取りになる状況で味方を鼓舞しながら反撃の機会を窺う! 一方、北条軍を迎え討つために敵大将・足利直義が自ら出陣を決める。大将同士が直接対峙し、鎌倉奪還をかけた天下分け目の大戦へ! ・‥…━━━☆・‥…━━━☆・‥…━━━☆ 感想は最終巻にまとめて記載予定です。

    3
    投稿日: 2023.07.10
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    鎌倉幕府滅亡~南北朝時代の歴史+ファンタジー物語! 今川範満が時行たちの行く手を阻む、小手指ヶ原の戦い。 大将足利直義が出陣する、武蔵井出沢の戦い。 そして念願の鎌倉へ! 第89話~第97話収録。 ・解説上手の若君・・・本郷和人による解説。   今回は、宝石、装身具、鎌倉の防御力、今川家など。   戦での冬の防寒対策とたっぷり盛られた兵力が良かった。 ・SPECIAL THANKS・・・制作に関わる人々のエピソードもあり。 小手指ヶ原での今川の馬への狂気。 足利直義と時行の言葉でのタイマン。 そして、ついに鎌倉へ感動の帰還! 吹雪の超絶剣技やおっさんたちの戦闘能力の高さ、 泰家の調略、何と言っても時行の人たらしの行動力の凄さも体感。 斯波や長尾、上杉、天狗はこれからも登場するだろうなぁ。 宝治合戦で嫡流が滅びてもなお、傍流が歴史に登場する 三浦氏のしぶとさも、なかなかのものだったりします。

    5
    投稿日: 2023.06.20
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    北条時行1度目の鎌倉奪還! 打ち切られた「バンデット」ではたどり着けなかった 護良親王の最期をこちらで読めたのは嬉しくもあり、 この死に方は悲しくもあり複雑な心境です。

    0
    投稿日: 2023.06.13