
総合評価
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めちゃくちゃ面白い! 〜あらすじ〜 これは、人間と能力者がいる世界で人間主義国の王女として生まれたが人魚(能力者)として生まれてしまったミオの物語。
0投稿日: 2024.01.22
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Twitterの広告で見かけ、かわいい絵柄で話も興味があったので、全7巻を一気読みしました。 人間ではない異能力を有した「能力者」(いわゆる妖精や神獣)と普通の人間とが両存する世界のうち、「能力者」を粛清や追放により排除処分する国王の娘でありながら人魚として誕生したため、秘密裏に養育された姫君ミオの物語です。 人間体として憧れの婚約者(他国の王子)に嫁ぐことを目標に服薬と矯正に励む籠の鳥生活を送らされていたミオが、ある人物との出会いをきっかけに外界を知り始め……というのが序盤のお話の骨子でした。 ミオが理不尽な境遇に耐えつつも、密かに自身と同じ国内の能力者の処分内容(りぼんの連載漫画なので希望的なものしか明かされませんが)について資料調査していたという事実が明かされた時点で、「この姫様、ただ者ではない」と思っていましたが、その後の急展開で彼女が生来有する王族としての(そして恐らくは彼女の本当の正体としての)豊かな資質の片鱗も現れます。 古典的な恋愛ファンタジー少女漫画の体を取りながら現代的テーマも取り込んでいて面白いので、1巻が肌に合うようでしたら2巻以降もぜひどうぞ。
0投稿日: 2023.05.03
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表紙の絵柄がとても好みなので読んでみた 主人公のミオ姫が心優しく、強くて、その影響が周りの人にも広がっていって味方が増えていく まだ一巻しか読んでないから分からないところも多かったが、絵柄も綺麗だし、ストーリーもとても面白いので続きが気になる!
2投稿日: 2023.03.26
powered by ブクログオビの文言「人魚姫の冒険ファンタジー」の印象からぽわんとした話をイメージしていたが、思いの外にシリアスなドラマが展開する。 一定の割合で、先天的に何らかの異能を備えて誕生する「能力者」が存在する中世西欧風の世界観。 この能力を「呪い」として差別・誹謗する思想が強い国に姫として生まれ、自らも人魚の能力を備えた主人公・ミオが自身をはじめ自国内の能力者に向けられる差別に王族としての自覚と共に立ち向かうストーリー…の旅立ちまでのパートが収録。 既に運命の相手と思しきチカ王子=ユウリはすぐ横にいるが、決して助けられるだけではない強いヒロイン像。 と、物語の筋としてはぐうの音も出ないくらい非常にオーソドックス。 『ミオの名のもとに』の原形だったという作品「旅立ちのエノ」の前編も収録。 おおよそのテーマは「ミオ」と同様だが、こちらは見世物小屋での話ということで直感的な’嫌らしさ’が漂う。 「天使が口づけすると怪我が全回復する」という設定は扱いが難しいね。 ヒロインがあちこちでキス魔になるのじゃ収拾がつかないしな…。 1刷 2021.9.23
3投稿日: 2021.09.23
