主人公の夏奈は、夫からのDVに耐えられなくなり殺してしまうが、次の日 夫は何事もなかったかのように帰ってくる。 どういう展開になるのか気になってイッキに読んでしまった。 読み終えた今、奇妙な気持ちともやもやが心の中に残っている。 今思い返すといろんなところに伏線がはられていたように思う。 これがサスペンス小説なのか…、難しい。

自分が犯した殺人を正当化する言い訳は、読んでいて面白かった。冷凍庫の遺体の肉を人に食べさせちゃうとか、憎しみがつのると 本当に恐ろしいことになるんだな…と感じた。 ただ、最後の結末は非常に残念だし、興醒め。まだオカルトの方が良い。

・ 八月美咲『私の夫は冷凍庫に眠っている』 ・ 母から借りた本 いや、もう何なんだ、このタイトルは！ 母のチョイスには時々引いてしまう ・ 祖父の遺した家で夫と二人で生活する夏奈は結婚以来、夫の暴力に耐え続けて来た が、ある夏祭りの夜、思い余って夫の亮を殺してしまう 死体の隠し場所に困った夏奈は物置にあった古い業務用冷凍庫に隠した しかし翌朝、何事もなかったかのように殺したはずの夫、亮が帰って来た ・ え！ホラーなの？と思ったらそういうわけでもない… ということは考えられることは一つ やっぱりか！という感じはあったけど、色々怖い 殺した夫の肉を帰って来た夫に食べさせようとしたり… しかも、レパートリー増えてくし笑 ・ 最初は何じゃ！こりゃ！と思いながら読み始めたけど、意外にハマりました ラストは含みを持たせていてちょっとゾッとした

殺したはずの夫が普通に戻ってきてコワかったです。。。 でも、蒲田と逃げるとか、戻ってきた夫の正体とか、いろいろ納得できませんでした。 スッキリしないミステリーでした。

八月美咲『私の夫は冷凍庫に眠っている』小学館文庫。 ネットの小説サイトに発表されたラブ・サスペンスらしい。先に読んだ桜井美奈の『殺した夫が帰ってきました』にも似たシチュエーションの作品なのだが、こちらはどうか。 真相にそういうことかと納得しながらも、有りがちで、余りのご都合主義的展開に唖然呆然。結果的にはダメな作品でした。 結婚以来、夫の亮の暴力に耐えてきた妻の夏奈は近所で盆踊り大会が開かれている夜に夫を絞殺する。遺体の始末に困った夏奈は物置にあった古い業務用冷凍庫の中に遺体を隠した。 しかし、翌朝何事も無かったかのように夫の亮が帰宅し、その後は異常に優しい夫に変貌する。恐怖を覚えた夏奈は…… 本体価格640円 ★★

面白かった！です。 久しぶりに一気読みできる小説に出会いました。 好みは人それぞれあると思いますが、 ホラー系が好きな方はとても楽しめると思います。 途中まではひたすら怖い、という印象でしたが、 その中でもトリックがしっかりと入っていて、 二度、三度、と違う角度から楽しめる作品でした。 再読というよりかは、ドラマを観たいと思いました！♡