
総合評価
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powered by ブクログ購入本。タイトルと表紙のイラストに惹かれてブックオフで衝動買いしたもの。初読みの作家さん。読んでみた。 良質な青春連作短編集。面白かった! どの短編も良かったけど、一番良かったのは「怒る泣く笑う女子」。性同一性障害で悩む三崎の苦しみや葛藤、怒りや生きづらさが伝わってくる。心理描写が上手い。あと原田幹雄くんがとにかくカッコいい! どの短編もストーリーの展開が上手で読後感がいい。解説も良かったです。他の作品も読んでみたくなりました。 以下付箋貼った所(ネタバレ含みます) P92 「なあ、三崎って、いつも掃除すげー丁寧にやってるよな。前からなんかいいやつそうだなと思ってた。あとにんじん切るのうまいし」 原田幹雄は太陽的な満面の笑みで言った。「友達になろうぜ」 P98 私は、死にたいと思っていた中学時代のことを考える。生きていれば傷つくことなんてたくさんあるから、傷つくたびに死にたくなっていたら生きていけない、だから簡単に死にたいとか言うな、思うな。という正論があるけど、死にたいと思っている当人には無意味で、私は毎日死にたかった。 誰かと関わることで、人間は、少しずつ変われるものなのだろうか。
20投稿日: 2026.01.31
powered by ブクログ読んでいてわっ、こういうことだったんだ…!ってなる切り口が斬新で面白い。 感情が明確に書かれているわけではないのに、登場人物たちの思いが汲み取れる描写があってステキだなあと思った
1投稿日: 2024.09.16
powered by ブクログ思春期の頃の悩みが気持ち良く描かれている。短編に出てくる人同士が少しずつ絡み合いながら。個人的には、もう少しそれぞれの物語が影響し合うのかと思っていたので、そこは少し残念。登場人物としては出てくるが、それぞれの物語となっていた。
0投稿日: 2022.07.28
powered by ブクログ「誰かのこと好きになると、ちゃんと女になりたくなるんだって気づいた」 「いまのおれは、男でも女でも、林以外の人は好きにならないよ」 ストーリーテラーもよかったし、なにより最後の「僕とじょうぎとぐるぐると」がめちゃくちゃ好きなやつでした
0投稿日: 2022.01.18
powered by ブクログ一人でも大丈夫。皆一人なんだから。と、現役の高校生に読んでもらいたいです。同調圧力の強いこの日本で、一人一人が自立していく過程で助けになる著書だと思います。
0投稿日: 2021.05.05
powered by ブクログ色々抱えている10代の子たちのお話。登場人物が少しずつリンクしていて、短編集だけどゆるいつながりを感じます。 不安感や、性別に対する違和感、家族との関係、恋愛…。ままならない状況でもがいている子たちにちょっとだけ希望の光がさすような物語。読んでいて心がヒリヒリして時々泣きそうになっちゃった。 最後の話が特に好き。最年少10歳の男の子のお話で優しいお兄ちゃんや同級生のぐるぐる(心の闇みたいなものかな)に気づいちゃう。この子も優しい子で… 繊細で敏感で危うくて優しい、思春期特有の感覚がつまった一冊。
1投稿日: 2021.04.15
