婚約者に裏切られた？マーシャが王妃付筆頭侍女として仕事に活路を見出して10年、婚約破棄せず結婚せず中途半端な25歳のマーシャの話。 何故かトラブルに巻き込まれるけど、冷静な判断、的確な言葉遣いで問題を処理していくが、さあ、恋愛になると全く小学生？ イラつくのがラウルと王弟妃の行動。はっきりしないし、利発なマーシャの言葉が全く通じなくてこの2人が登場するだけでムカつく。 この2人が登場するだけでテンポよかった話のリズムが、ペースダウンするような、ぼんやり催眠術かけられるみたいな雰囲気になる。ラウルはマーシャの事が好きなのか？冒頭の王弟妃への愛の誓いと勘違いされるようなセリフとシチュエーションはマーシャの誤解？ 面白いけど、ジャンルよくわからないそんな物語スタートです。

自分を裏切った相手との婚約解消もできず、周りから陰口を叩かれているマーシャ。それでも前を向いて、侍女としての役目を果たすマーシャは応援したくなるけれど、それに比べてラウルには腹が立って仕方がなかった。思い込みが激しくて何も見えていないのに、周りからの評判だけはいいなんて。。。10年の婚約期間でプライベートのことには全く目がいかなくなってしまったマーシャだけど、ラウルのことなんか忘れて幸せになる日が来るといいな。と思った。途中で終わってしまったので、次巻が気になるところ。