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人間の器
人間の器
丹羽宇一郎/幻冬舎
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総合評価

30件)
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    人間の器は常に一定というわけではなく,その時の心のコンディションによって,大きくなったり,小さくなったりします。大切なのは,その心の波の状態を見極め,それに対処して心の船を操ることだと感じました。

    6
    投稿日: 2025.09.23
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    最初は面白いなと思って読んでいたが 途中から題名と方向性変わってないか?ってなりました。 こういう手の話は、言いたいことはわかるけど で?となってしまう事が多い。 この本もそんな感じでした。

    10
    投稿日: 2025.08.24
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    自分としてはそこまで新しい価値観は得られなかった。お金に執着すると人が逃げるという箇所、また自分を捨てられる人が器が大きいという箇所は印象的で生かしいと思った。

    17
    投稿日: 2025.07.03
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    丹羽さんの本はいつも読みやすい。自身の経験を包み隠さず話してくれる。上司、しかも専務にくってかかれる方で、且つそれでも出世できる方はそうそういないのではないか?大企業のトップでも勤務が終われば、ただのおじさん。そんなこと本にしてかけるのだから、本のタイトル通り『器が大きい』方だ。 内容で印象に残ったのは、知識と経験について書かれているところだ。知識ばかりあではなく経験も大切、経験ばかりではなく知識も大切、『得た知識と現場で得た情報や経験が相まって、初て生きた知恵になる』はいつの時も忘れずにいたい。 又、『経験も浅く、力がまだないような人が力を抜けば、仕事が成り立たなくなってしまう。仕事は最初のうちは、力が入りまくるくらい頑張ったほうがいいのです。そうこうしているうちに、力がだんだんついてくる。そして何でも一通り楽にこなせるようになって初めて、「ここはちょっと力を抜いてみよう」という加減ができるわけです』の文面から、昔頑張り過ぎた経験やサボった経験を思い出し、この良い意味の手抜きの仕事感についてもとても納得できた。この本は少し天狗になりそうな時に読むと更に有効な本であると感じる。

    0
    投稿日: 2025.01.21
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    著者の経験等から得られた提言やアドバイスが織り込まれた書。会社や人間関係、生活の場面における指針などを著者が体験をもとに語る。

    0
    投稿日: 2024.12.14
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    丹羽宇一郎氏が「人間の器」について述べた本。 第1章 「人間力」を高める 第2章 「人間の器」は仕事で変わる 第3章 老年をいかに生きるか 第4章 自分の「善なる部分」を生かす の4章からなるが、個人的には、次の点が参考になった。 ・何が起きても「それがベスト」と考える ・自分を捨てたとき、人間の器は大きくなる ・目標はいきなり高い目標を立てるのではなく、低めに設定して、着実に積み上げる ・ベストを尽くしたら、あとは必要以上に反省はしない(落ち込まない)

    29
    投稿日: 2024.07.01
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    中村哲さんのように器が広い人には、なかなかなれないが、色々な心がけは理解できた。今の私は、まず読書で知識を深め、考える力を鍛えたいと思う。

    6
    投稿日: 2024.02.17
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    中村哲さんの紹介は人間の器を示す例として少々語り過ぎかと感じた。これだけ大きく強い器を最後に出されると、前章までとバランスがよくない。

    1
    投稿日: 2024.02.04
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    仕事を行う上での具体的なアドバイスと、哲学的な考え方が書いています。なるほどと思う事と、へぇーと思う事。どちらも、参考にしたいです。

    0
    投稿日: 2023.08.06
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    人間の器とは、今の自分を正直に自分自身で理解して向き合っている許容範囲なのかと思いました。 許容範囲の測る手段がわかりやすく書かれていました。 自分の心と会話するときのワードとして活用していきたいと思いました。

    0
    投稿日: 2023.06.03
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    飾らないけれども力強い人生論。 「どうせダメだ」「何で俺だけ」と、卑屈な気分になる時、読み返したい。 私欲を排除してどれだけ他人に貢献できるか。 これまで私は、「ギブアンドテイクのgiverであり続けることに疲れた」と発言している。まだまだ器の小さい未熟者で、みっともない。反省した。 器を広げるには、自分の中に渦巻く「動物の血」を抑え、「理性の血」を増やす必要があるとのこと。その手段として、丹羽さんの「読書推し」が半端ない。さらには、読書ノートに記録し続ける(アウトプット)が良いとのこと。私自身、細々と読書し、読書会を開催し続ける目的を再確認することができた。「自分のやっていることは間違いない」と丹羽さんに励ましてもらえた気がする。 そして、私は「日日是好日」という言葉が好きだが、丹羽さんの考え方にピッタリだと思った。物事はいつ始めても良い(歳をとってからでも問題ない)し、日々のトラブルは成長するチャンスだから楽しく構えようということ。どんな日でも、意義のある1日になるのだろう。

    6
    投稿日: 2023.06.01
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    丹羽さんの本が読みやすくて好きなので手に取ってみた1冊。タイトルの通り、おそらく丹羽さんが接点を持ったりインタビューなどを目にして器の大きい人だと感じた人について、それぞれの印象的な考え方やエピソードを交えながら「こういう考え方ができたらいいね」ということを短い文章にまとめて伝えてくれています。 で、個人的には器が大きいからそういう考え方ができるのではなく、そういう考え方を持っていたからいい結果を出せたり人から引きたててもらえたりして、結果として器の大きな人と見られるようになった人ばかりだろうなと感じました。特にアフガニスタンの中村哲さんのところは、胸を打ちましたね。一度直接話してみたかったです。

    0
    投稿日: 2023.05.20
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    表題につられて読みました。某商社でトップまで登られた方の、経験談を読みました。と言ったほうがいいのでは。参考になるかもしれませんが、可もなく不可もなしと言ったところです。

    0
    投稿日: 2023.02.23
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    特別なことは何も語っていない、当たり前のことの積み重ねが人間の器を大きくするのだということを語ってくれているのだけれども、それがどれだけ難しいことか、様々な経験、経歴のある方が語るからこそ説得力がある。

    8
    投稿日: 2023.02.11
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    昨年購入。たった今読了。 何冊か前に【20代で得た知見】を読んでからの 80歳の著者の内容は目新しさには欠けた。 そもそも器の大小を分析したところで無意味。 何か起きている時に取り乱さず口を出さなければ一見器の大きい人に映るが、人間には動物の血が色濃く流れているため如何に自分を律するか? 自尊心を捨てた矢先の自分には 【三つ子の魂百まで】の方がしっくり来る。 上記の【人間には動物の血が流れている(後略)】のくだりは4回も登場している。 ∴如何に理性でコントロールするかが筆者の1番言いたいことなのではないか? 絶体絶命な出来事を目の当たりにした場合は 理屈ではわかっても感情を抑えきれない。 筆者も「悪い感情は無理に打ち消す必要はない。 無理やりなくそうとすると自分を偽っていることになる」と書かれている。 でも「『まだ自分はこの程度だな』と自分に対する認識をすれば多少なりとも【人間の器】を大きくすることにつながるのではないか」とも。 甚だ難しい。  2022,11,6〜11 3時間56分

    0
    投稿日: 2022.11.11
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    人間の器とは何か? まえがきで「損得の計算を超えたところで行動できるかどうか」という記載がありますが、自身に当てはめるとまだまだ、というか全然なっていないことが認識できました。 特に印象的だった、自身の「動物の血」と向き合うこと、「仕事で悟るなどあり得ない」こと、まずはこの2つをきちんと認識することから始めようと思います。

    0
    投稿日: 2022.09.18
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    作者について著名な方としか知識のないまま読みました。 多少、年代差は感じるが語りが穏やかで読みやすい。器の大きい人には大きな試練が与えられ、またそれに打ち勝つんだなあ、私の頭の雲の上から優しく語っているような気分です。ただただすごいなあ、こんな人が上司だったらと思わずにいられません(笑)

    0
    投稿日: 2022.07.17
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    第1章「人間力」を高める(人間としての責任を果たす;自分にしかできないことを、やる ほか) 第2章「人間の器」は仕事で変わる(問題を解決できない人の盲点;頭を整理しアイデアを生み出すコツ) 第3章老年をいかに生きるか(歳をとるとしんどくなる人と楽になる人の違い;不機嫌でもいいじゃないか 第4章自分の「善なる部分」を生かす(「悪い心」を持たない人はいない「死」を恐れない人の考え方)

    0
    投稿日: 2022.06.20
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    この本を読んで、毎日を大事に生きていくことを大事にしたいと思いました。 仕事をする上での、モチベーションにもなっています。

    0
    投稿日: 2022.05.25
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    お金は手段。 自分を捨てる覚悟を持つ。 現場が命。第一情報が1番。 力の抜き方が大事だけど、量をこなさなきゃ質は増えない。 雑務を大事にする。

    0
    投稿日: 2021.12.26
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    ●何が起きてもそれがベストと考える。 最善の状態という意味ではなく、その時点ではそれしかなかったという意味のベスト。 ●ベストを尽くすが反省しない。 結果は自分の実力と受け入れ、気持ちを切り替えて清々しい気持ちでいること。 ●時に積極的に諦める=いい身切りを。 時間は生命。時間を無駄にするのは自分の生命を無駄に消費することになる。

    0
    投稿日: 2021.12.12
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    読もうと思った理由 人間の器という言語化しにくいものをどういう風に書かれているのか知りたかったため 気づき ・撤退する勇気や決断はギリシャ・ローマ時代からリー  ダーにとっての重要な要素である ・真のリーダーはいつでも自分を捨てる覚悟をもってい  る必要がある ・仕事で新しいことを構想するときは、考えられること  をすべてアウトプットしてみるとよい ・仕事において大事なことはいかなる立場にあろうと、  現場をよく知ることである ・悪い心でいるときは、つい目をそらしたくなります  が、そういうときこそ、なぜそんな心の状態になって  いるのか意識して向き合ってみる ・必然の運は自分の努力や工夫によってもたらされる 一見、当たり前のこともあるような気がしますが、自分がいつも実践できるとは限らないし、なかなかできないことだと思います。現場を知るということは自分で確信するために必要と思います。心構え、考え方は意識していきたいです。

    1
    投稿日: 2021.11.09
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    器の大きな人間になろうと思うが、なかなか難しい。しかし、努力することにも意味があると思うので、自分は何も知らないということを自覚する、アウトプットも行う、読書で知識を得て、経験を加えて、知恵を得る、部下を褒める場合は、人前で、叱る時は、個別に叱ることを実践したいと思う。

    2
    投稿日: 2021.10.12
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    著者が取り上げているどの項目も大事であり、簡単なようであり、当たり前であり、それができないから悩むのだ、というものである。 多分自分の置かれている環境や時期によって刺さるものは異なるのだろうけど、今は、お金が不安。そんな今だから、お金に執着すると人は逃げていくという言葉は戒めとして胸に刻んでおきたい。 人のためにお金を使えばいずれ回ってくるということを肝に銘じ、自分のためでなく、よのため人のため、家族のために使いたいと思う。

    2
    投稿日: 2021.07.02
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    ・読んだ理由 歴代で一番器の大きかったテラスハウスのメンバーは誰か、という議論になり、「器の大きさ」とは何かについて考えたことがキッカケで本書を手に取った。 自身も器の大きな人間になりたいと思い、何かヒントが書かれていることを期待して読んだ。 ・感想 本書における「器が大きい人」の定義は、他人のために自分を捨てられる人、損得抜きで行動できる人、だということが序盤に語られている。 それ以降の話は、期待したようなものでは無かった。 大半は著者の社会人人生から得られた仕事術が語られるのみである。 「常にベストを尽くして振り返るな」「答えは常に現場にある」「目標は低めに設定する」など、途中から「器」の話はどこに行った?と思わざるを得ない内容が続く。 著者は伊藤忠で社長にまで上り詰めたエリートであり、他にも多くの書籍を出版しているようだが、全て同じ内容を書いており、本の題だけ変えているのでは?と思ってしまった。

    1
    投稿日: 2021.06.26
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    ■題名がちょっと大上段だが、内容は身近な話題で読みやすかった。 ■大きく4章の構成。目次を読むとなかなかキャッチーではある。 ■「人間の器」と聞いて一般的に何が頭に思い浮かぶだろうか。自分でそれを考えながら読むと面白い。

    1
    投稿日: 2021.05.21
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    仕事、生き方について非常に納得感がある。但し、これを実行できるかどうかは別問題。出来たから筆者はここまでになっている。

    0
    投稿日: 2021.05.16
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     中国大使時代の言動に疑問を持ったことがあるが、本を読んだら底の浅さがよく分かった。ここに書かれている程度のことは普通の常識人なら承知していること。  お金をドブに捨てた気になった。

    1
    投稿日: 2021.05.14
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    「たまたまの運」は自力ではどうにもならないが、必然の運は自分で作り出せる。 いくつになっても好奇心を持ってアンテナを張っている人には、次々と面白そうな運や縁が舞い込んでくる。 面白そうなことはとりあえずやってみる。

    0
    投稿日: 2021.05.13
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    財界人きっての読書家である著者が、人間の器を大きくする心の在り様についてまとめたもの。 心に留めておきたい箴言至言が数多。  第1章「人間力」を高める 多様性を求められる現代では「人は人と違うからこそ、生きる意味があります」 人間としての成長を求める時は「まずは『自分は何も知らない』ということを自覚する」  第2章「人間の器」は仕事で変わる リーダーの条件の一つとして「忘れるからこそ新しい発想も生まれるし、現在をベストに生きることもできるのだと思います」 困難に直面し考えられる方策が尽きた時も「『始まりがあれば、終わりが必ずある』と思うことです。終わりのない始まりはないのです」  第3章老年をいかに生きるか 余命宣告を受けた時も「自らの人生を振り返って悔いることよりも、その日その日を自分なりに精一杯生きる。それで、十分ではないでしょうか」 「モノを丁寧に使い切るように、人生も丁寧に使い切るという姿勢こそが、器の大きな生き方に繋がるのではないかと思います」 「これからの人生においては”今”が一番若いのですから、『歳だから…』という暇があれば、アンテナを張って行動を起こしてみましょう」  アフガニスタンに生涯を捧げた中村哲さんの項では 「現在、日本の国内では平和憲法をめぐっていろいろな軋みが生じていますが、少なくとも海外諸国にとって日本が持つ平和憲法は畏敬の対象であり、日本はそのような器を持つブランド国家として期待されていることを忘れたはならないと思います」 現在の憲法論議に一考を促す言葉と言えるのではないでしょうか。

    4
    投稿日: 2021.04.25