
スケッチ・ブック(上)
アーヴィング、齊藤昇/岩波書店
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総合評価
(2件)4.5
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powered by ブクログ英語英文学科川口エレン先生お勧めの一冊。 ぜひ、英語原語版で読んで欲しい短編小説パート2 岩波文庫では上・下巻2冊にわたっていますが、特に上巻収録の「リップヴァンウィンクル」、下巻収録の「スリーピーホローの伝説」をお勧めします。「リップヴァンウィンクル」はアメリカ版浦島太郎と評され、日本では森鴎外が初めてこれを本格的に翻訳し、その際のタイトルが「新世界浦島」となっています。「スケッチブック」はワシントンアーヴィングのイギリス見聞記ですが、上記2冊は世界的に有名な短編小説となっています。英語学習にもこれら2冊をお勧めします。
0投稿日: 2023.05.17
powered by ブクログこのレビューはネタバレを含みます。
思い切りネタバレで。 19世紀アメリカ人によるイギリス関係のエッセイが中心のなかで、 ドイツロマン派風の物語、幽霊花婿が気に入った。この種の話はあちこちにあるけれど、まず間違いなく先立った恋人のあとを追うか、連れ去られて生き残った片割れも死んでしまう悲劇。 それがこの話はおおーっと驚く(ほどではないか)ハッピーエンディングにしてくれた。いいねいいね。 しかし、死んだ本来の花婿の立場は一体? そして、いずれ天国で顔合わせたときにどうするんだろう彼ら?
0投稿日: 2021.03.03
