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占い日本茶カフェ「迷い猫」
占い日本茶カフェ「迷い猫」
標野凪/PHP研究所
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総合評価

65件)
3.8
11
25
17
2
1
  • ぺぱのアイコン
    ぺぱ
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    個人的にあまり飲む機会のないお茶についての話でつい興味を持ってしまった。 私も旅をしながらその地元のものを使った何かがしてみたいと思った。

    1
    投稿日: 2025.05.18
  • 雪洞のアイコン
    雪洞
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    このレビューはネタバレを含みます。

    出張占い日本茶カフェ(猫もいる)。 実際にあったら行ってみたくなるようなカフェです。 登場するお茶やお菓子も美味しそうでしたが、猫を飼っていた身としては、猫を連れてあちこち行くことに違和感が…。 もちろんストーリー的に猫連れじゃなくてはいけないのですが、やっぱり気になるのはしょうがない。 そこ以外は、とても面白かったです。

    0
    投稿日: 2025.04.16
  • まりしゅのアイコン
    まりしゅ
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    6章からなる連作短編集。 1番印象に残ったのは、3章のお話。 私が祖父母に主人を紹介した時に、 『桜茶』を出してもらったのを思い出した。 標野さんの作品はどれを読んでも 本から美味しそうな香りが漂ってくる 素敵なお話ばかり…

    11
    投稿日: 2025.01.08
  • 本の泉のアイコン
    本の泉
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    お茶を味わいたくなると同時に旅に出たくなる本でした。行く先々の人との交流もあたたかい気持ちにさせてくれました。

    1
    投稿日: 2024.12.22
  • わらいぐま図書室のアイコン
    わらいぐま図書室
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    とにかくお茶が飲みたくなる。そしてタロットの読み解きを分かりやすく教えてくれる。それにしても猫のつづみの存在感が良い。

    1
    投稿日: 2024.11.30
  • ゆののアイコン
    ゆの
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    日本茶の奥深さ、タロットカードや、落語の話がちょこちょこ登場してとても興味深く面白かったです。 短編なので読みさすさも◯! 読んでほっこり、癒されました。

    0
    投稿日: 2024.10.31
  • カヌレのアイコン
    カヌレ
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    このレビューはネタバレを含みます。

    読んでるといつもは飲まない日本茶が読みたくなり何度か入れました。猫を飼ってる身としては、猫とキャリーバッグ持って全国にお茶を入れに行くなんて重いし、猫のトイレもあるし、大変そうだと思いながら読み進めたが、最後に探し物が見つかるところが先祖の愛が深くてとても良かった。少し長いけど、読んだ後満足できました。

    0
    投稿日: 2024.10.24
  • シンタローのアイコン
    シンタロー
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    出張日本茶カフェ迷い猫を営むたんぽぽさんは依頼を受けて、全国を飛び回る。 福岡、仙台、鳥取、東京、奈良。 行く先の土地のお茶、水を使ってお茶を入れる。 悩める人には占いを。 たんぽぽさんは旅しながら捜し物をしていた。 するする読めた。 家族の温かみを感じる作品。

    19
    投稿日: 2024.10.15
  • ポンコツPのアイコン
    ポンコツP
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    様々な場所での出会いから捜し物を見つけるって感じのヒューマンドラマかな? お茶に関する小ネタだけでなく、タロット占いとか後は端々に落語ネタが盛り込まれてるのが面白いですね(*´ω`*) これ読んだあとはお茶を飲みたくなります(*´∀`*)

    1
    投稿日: 2024.10.03
  • 多坂まこなのアイコン
    多坂まこな
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    依頼があれば愛猫のつづみとともに日本全国に赴き、出張カフェを行う如月たんぽぽ。各地の水と茶葉を使った美味しいお茶とご当地のお菓子、そして占いを提供している。客たちは美味しいお茶でひと息ついて、占いの結果に何かを見つけて帰っていく。たんぽぽ自身もあるものを探しており…。 福岡のギャラリー、仙台のホテルのラウンジ、都内の結婚披露パーティー、鳥取のイベント会場、京都のお茶屋と、舞台もさまざま。お茶についても詳しく解説されているので勉強にもなる。美味しいお茶が飲みたくなる一冊。

    1
    投稿日: 2024.10.03
  • まりなん♪のアイコン
    まりなん♪
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    他の作品を読んでとっても期待していて,期待通り,いやそれ以上のほっこりな本! お茶を題材にしてるから余計かな! 日本茶が飲みたくなった! 結婚式のお話は良い人しかいない空間すぎて素敵!

    1
    投稿日: 2024.09.24
  • 歌菜のアイコン
    歌菜
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    猫を連れた女性が日本各地で開く「出張カフェ」を舞台にした連作短編集。それぞれのご当地のお茶や器、お菓子にまつわるお話が面白かった。売茶翁という人がいたけなともこのお話で初めて知った猫のつづみくんも可愛い。

    1
    投稿日: 2024.09.10
  • はるのアイコン
    はる
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    何か1つのことを突き詰めている人、丁寧な暮らしをしている人、豊かな感性をもっている人、私の憧れです。 たんぽぽさんもそんなひとり。自分の専門分野について、もっと詳しい人が出てくると、緊張してしまうところにはとても共感する。そんな中でも、自分を信じていつも通り。 丁寧に入れられたお茶は美味しいんだろうな。茶葉と対話するってどんな感じだろう。私も丁寧にお茶を淹れて、ゆったりした気持ちで過ごせる時間を少しでも持ちたいな。

    0
    投稿日: 2024.08.06
  • 紺のアイコン
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    猫につられて読んでみた。 短編集は苦手意識があったけど、連作で話が繋がっているし、主人公のたんぽぽさんと猫のつづみくんの話は一貫しているので、読んでいて楽しかった。 全体的にはほのぼのとお茶を淹れたり飲んだり、占いを通して様々な人たちの人生に少し触れられたり、登場人物はみんな穏やかでどこか凛として、こちらも豊かな気持ちになる話ばかりだった。 最後はちょっと感動的な話。この続きの物語が気になる。 お茶道具を揃えて丁寧にいれる美味しいお茶を飲みたくなった。可愛いタロットカードも探してみたい。

    0
    投稿日: 2024.06.19
  • mihoのアイコン
    miho
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    癒される短編集。 最後緊張のシーンもあり、感動もありで満足感が高い。 お茶が好きになったし、色んなお茶を丁寧に入れたいと思った。

    1
    投稿日: 2024.06.15
  • すいかのアイコン
    すいか
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    ”猫”につられて読み始めました。 猫の登場にも癒されますが、毎日何気なく飲んでいるお茶の奥深さも知れました。

    1
    投稿日: 2024.06.04
  • 湖永のアイコン
    湖永
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    トランクひとつと愛猫を連れて全国を巡る出張カフェ。 水も茶も現地調達で、器も出張先のギャラリーのを使用すれば売り上げにも繋がる。 そして、お茶菓子もその土地ならではのものならお客様からも馴染みがあって、気軽にお茶していただける。 しかも悩みがある人ならば、たんぽぽさんの占いまで…。 心がほんのり温かくなる癒し系、全6話の連作短編集である。 お茶といっても難しい作法はなく、気軽に美味しく楽しんで貰えれば…というのが、肩が凝らなくていいのかもしれない。 ところどころに小噺もあったりするのも和む。 そして、なんといっても各地のお茶を知ることができるのは興味深い。 最終話では探し求めていたものが…。 『現代の売茶翁』、お茶に真摯にに向き合い心から寄り添いながら接するからこそ、茶が、器が、手元に届いたのかも。 ーーーーー本文よりーーーーー お茶は誰の暮らしの中にも当たり前のように存在しているものだ。それだけに見過ごされることも多い。 でもお茶は入れ方ひとつで味が大きく変わったり、産地や製法の違いで楽しみ方も違う。 味わいだけでなく、心をほぐす力もある。 あって当たり前のものだからこそ、主役になることはなく、控えめに、でも確実に誰にもでもよりそうものになる。

    57
    投稿日: 2024.05.10
  • URIKOのアイコン
    URIKO
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    日本茶の出張カフェ、タロット占いつきというコンセプトは面白いですね。フリーでこうやって得意を仕事にするって、今時っぽくていいですね。 一話目が福岡舞台で興味をぐっと惹かれたのは、わたくしの個人的な事情。八女市星野村の茶の文化館にも行ったことがあるので、ちょっと心をつかまれてしまいました。 お茶といっても玉露や煎茶、そして茶器、落語までうんちくがいっぱいつまった本でした。あまり知らない世界なので、興味深かったです。お抹茶を使用したいわゆる茶道については文章で読むことがあっても、玉露煎茶はあまりなかったので面白かった。 一話ごとに登場した茶葉や水、茶器について、扉頁に記されているのがよかったです。なんというか、SNSとかでこだわりのある人が投稿した美しい写真のような感じでした、全体的に。好きな人にはたまらないだろうし、作者のひとつひとつの物へのこだわりが感じられます。 ただ、小説としてはどうかな。色んなうんちくを詰め込みすぎだし、やはり誰にも感情移入できない。表面的な感じが否めません。実際の暮らしだったらこういった表面的なことって往々にしてあると思いますが、小説なので、読み手の感情が動くようにもうちょっと背景が見えたり、人物に深みがあって欲しいなと個人的には思いました。最後の短編なんかは、もっと深く掘り広げられたらよかったのに、とちょっと惜しい気がしました。 やっぱり私には合わないかな、という感じです。 読書の記録をつけだして、昔より絶対的に読書量が増えたということもあり、合う・合わないが割と自分の中ではっきりしてきました。(でも、借りたりするとありがたく何でも読んでしまいますが・・・) 短編集とか、こういうほっこり系の作品を続けて読んでいると、ぐっと濃い物語や、読んでいてうっとりするような日本語の本を読みたくなってきました。 今回も辛口レビュー。申し訳ございません。

    38
    投稿日: 2024.05.08
  • 華の姉のアイコン
    華の姉
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    ドードーが面白かったので手に取りました。 緑茶をよく飲むのでとても楽しめました! 最後まで読むと意味が分かり、もう一度読み返したくなりました。 落語のくだりもあって面白いです。 タロットカードは学んでみたくなりました。 作中に出てきたお菓子をいつか食べてみたいです。

    1
    投稿日: 2024.05.01
  • みんみんのアイコン
    みんみん
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    日本各地を巡りながら出張カフェで出会う人々。 優しい人ばかりだけど、優しいからこそ悩んでいるような人たち。出てくる人みんな素敵。(ねこのつづみも!) 日本茶にも占いにもあまり興味は無かったが、作品の雰囲気がアッサリしていたので読みやすかった。

    10
    投稿日: 2024.04.20
  • こてつのアイコン
    こてつ
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    すごい!素敵な小説に出会えた。 読んでる途中で既にもう一度…いや何度も読みたいと思わされた。 愛猫つづみを連れ日本全国のイベントやギャラリーに出向く出張占い日本茶カフェ「迷い猫」を営む如月たんぽぽ。 タロットカードを使った占いとご当地のお茶とお菓子を提供しながら訪れる人達の心を癒し、導いてくれる。 日本茶、器…もうこの響きに完全に心持っていかれました。 お茶のあれこれも沢山知れて(^^) 大好きなものオンパレード! たんぽぽや家族、友達、各地で出逢う人々…皆魅力的で読みながら自分の心の雑念や汚い部分が清められ、スーッと浄化された気分になる。 たんぽぽさんが入れてくれたお茶を味わいながら(実際は自分で淹れたお茶だけど)本書に浸れました。 最後は家族それぞれの想いが心に響く。 読み終えるのがもったいなくてゆっくりゆっくり味わいながら…あー、もう読了しちゃう〜…と思ったら…きっとこれ続編あるよね!って喜び爆発(^.^) 何度も読み返したいし、続編に期待大! 楽しみに待っていよう! 特に旅が好きな訳ではないけれど本書を読んでいてなんだか知らない土地にふらっと行ってみるのもいいいなぁと思ってしまった^^;

    18
    投稿日: 2024.04.14
  • natsuki813のアイコン
    natsuki813
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    愛猫を連れて日本全国を巡りながら、出張カフェ 「迷い猫」を営んでいる如月たんぽぽ。占い師と しての顔も持つ彼女は、ご当地のお茶、お菓子を 出しつつ、訪れる客の悩みを聞いていく。そして 彼女もあるものを探していて…。

    2
    投稿日: 2024.04.09
  • ☆ベルガモット☆のアイコン
    ☆ベルガモット☆
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    #標野凪 著者の標野さんは福岡で開業し現在は東京の現役カフェ店主らしい。薬院文月や喫茶ドードーの本は図書館予約待ち長いのでこちらを試しにお取り寄せ。 出張日本茶カフェを営む主人公たんぽぽさんと飼い猫のつづみ達に同行して旅気分で読める。 現地の茶葉に水、菓子や器も土地のものを用意し、依頼主さんとの希望を聞きつつ占いや迷い猫カードも活用して楽しいひとときを演出。行く先々でのたんぽぽさんと触れあう人たちの笑顔や、気持ちがリセットされて前向きになる様子が自分にも波及されるよう。 売茶翁について、栄西のお茶に関する日本最古の本『喫茶養生記』を記し喫茶文化を広めた功績、日本の最北のお茶は茨城県の奥久慈茶や新潟県の村上茶、製茶の最北だと手摘みは秋田県檜山茶など様々な産地があること、緑茶は摘み取ってすぐに熱処理するが紅茶は摘み取ってしばらく酸化させて加工など、豆知識が随所にある。 星の文化館、不老水、背振山、有田焼、小石原焼など九州ではなじみのある場所が触れられていてワクワクする。 文中に紹介の和菓子、鶏卵素麵、霜ばしら、若草、山川、奈良饅頭がどれも美味しそう。 器探しまでの謎解きと祖父母夫婦への曾祖父との思いをたんぽぽさんが届けるところで終わっているが、続きがありそうな余韻。 ま 廻り道 よ 寄り道もまた い いずれをも ね 願いにつながる こ 古都の春の日

    27
    投稿日: 2024.03.15
  • まるもちのアイコン
    まるもち
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    最終話であんなに泣くとは思っていませんでした。 思いは言葉にしないと伝わらないけど、どうしても言えないって事もあるから。 だから人は言葉以外の方法で思いを残したりもするんでしょうね。 残したところでその思いが伝わるかどうかは分からないけど。 それでも溢れる思いを消す事なんて出来ないから。 読み終わった後、凄く良いお話だったなと思える一冊でした。

    3
    投稿日: 2024.03.15
  • こっふのアイコン
    こっふ
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    絵本屋クッタラを読んだ時に、シン…と静寂があるのにひたひたと進んでいく空気がおもしろくて気になった作家さん。 その後喫茶ドードーを読み、他にも書いてないかな、と目にしたのがこの本。 見事にお茶が飲みたくなったし、占いもやりたくなった。 落語も聞いてみたい。 出てくる用語が知らないものが多かったので、調べながら読んだら時間がかかったけど、その分新しい世界をちらりと覗けておもしろい。 たぶん実際にお茶を飲んで、占いを受けて…とするとここまでの静謐さと満たされた感覚は味わえないんだろう。 言葉にして、文字で読むからこそ得られる要素と感じる。

    2
    投稿日: 2024.02.23
  • tsucchyのアイコン
    tsucchy
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    茶器と占い道具を持ち、猫を連れて、各地に出張するカフェ?。 地元の茶葉を使った、いろいろなお茶が紹介される。 出張先で探す幻の器 祖母との思い出 幻の器から曽祖父の想いが明らかに

    2
    投稿日: 2024.02.18
  • しまにしひろこのアイコン
    しまにしひろこ
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    『出張カフェ承ります。どこへでもお道具ひとつで参上します。』 日本全国津々浦々を愛猫と共に旅をする主人公、如月たんぽぽ。 出張カフェを営みながらその先で彼女もある物の行方を探す。という物語でした。 6話、話が収められているのですが、1話ごと始まりのページにその話に使われる、茶、水、菓、器が書かれています。それを見るだけで「わくわく」して、話を読んで「うきうき」しました。 詳しくはないけれど、どれも興味があるものでした。 そして、「占い日本茶カフェ」なのでタロット占いのことも書かれています。 また、話の途中で父親が好きだった落語の小噺も出てきました。 色々とてんこ盛りの感じがしましたが、面白かったです。 続編が出たなら読んでみたいと思っています。

    30
    投稿日: 2024.02.17
  • rieのアイコン
    rie
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    主人公は如月たんぽぽ 32歳。 愛猫の「つづみ」を連れて日本全国を巡りながら 出張カフェを営んでいる。 お茶を楽しみながら、タロットカードで占うこともできるカフェなんて面白いかも。 たんぽぽのいれる温かなお茶と占いで 心がほぐれてまた新しい1歩を進んで行けそうです。 お茶の産地や、いれ方も色々あり興味深かったです。

    2
    投稿日: 2024.02.08
  • Tsubomi Sakuraのアイコン
    Tsubomi Sakura
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    おもしろかった! お茶について詳しく知りたくなったし、色々勉強になった。タロットのことも知れた。 違う作品も絶対読む♬

    1
    投稿日: 2024.01.11
  • epiのアイコン
    epi
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    全国どこでもお道具箱ひとつで参上、出張日本茶カフェをしているたんぽぽさんのお話です。 ほのぼのした世界観がお好きな方、お茶や器など和のものに興味がある方、特におすすめです! カフェといったら、どうしても実店舗がないとできないイメージがあったので、出張カフェとは?って感じだったのですが、、ちょっとしたスペースがあれば、手軽にお茶が楽しめるという、出張カフェだからこその良さがよくわかりました。 全体的にお茶と器の専門用語や難しい読み方の漢字が多く、落語もちょこちょこ入ってくるので、文学的な方(?)は楽しめるのではないでしょうか。私は読みながらちょっと混乱しちゃったので、読むのに時間がかかりました。 でも、お話自体はおもしろいですし、たんぽぽさんが探している「さがしもの」も果たして見つかるのか、、心がじわ〜っとあったかくなるような結末でした。

    0
    投稿日: 2023.12.10
  • curicaeのアイコン
    curicae
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    お茶、猫、タロット占い、地方のこと、文学のことなど、好きなものが盛りだくさんの内容で、そしてとても丁寧な会話や動作。 心が温かくなる作品。

    0
    投稿日: 2023.11.26
  • ルーシー☆のアイコン
    ルーシー☆
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    標野さん4冊目。 お茶と旅が好きなので、読んでみた。 行き先で出会う人たちとの温かい交流がいい。 私も少し前に茶道を習ったので、祐気取りと言って、自分の吉方位へ行って、湧水を汲んできて、そのお水でお抹茶を点てて呑んだりしてたので、すごく親近感が持てた♪ 売茶翁のことも初めて知り、煎茶も奥深いのだなあ、と勉強になった。 ほんとにお茶を飲んだ時みたいに、ホッとする一冊。

    1
    投稿日: 2023.09.21
  • ヒュナのアイコン
    ヒュナ
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    凄く好みの作品だった! お茶と旅する物語 たんぽぽさんと猫のつづみくん、お茶を入れに旅出張 お茶に詳しくないとしても、その地域に寄り添ったお茶を丁寧に煎じてくれるから興味をそそられ楽しめる 地域差によってお茶の味がどのように違うのか、それらがすーっと伝わってくる 緩急の激しい物語でないからこそ、お茶を飲むようにホッと一息 お茶と共に、悩み事もゆっくりゆっくり中和させてくれる 本当にお茶には気持ちを落ち着ける力があるのではないかと思ってしまう 私もお茶に導かれ、久々に温かなお茶を入れて飲んでいた! お茶は身近なものだけど、だからこそなかなか自分で入れることってないんだなとしみじみと感じられる 私もたんぽぽさんの入れたお茶を飲んでみたいなー! 甘みのあるお茶ってどんな感じなのだろう 新茶のお茶に興味をそそられる

    16
    投稿日: 2023.09.12
  • かおっぴのアイコン
    かおっぴ
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    お茶が大好きですが、普通に入れて飲む程度でした。 この本を読んで茶道具を揃えてちゃんと入れてみたいと思いました。 ほっこり和むお話でした。 癒されたい方におすすめです。

    0
    投稿日: 2023.09.07
  • yukibokkoのアイコン
    yukibokko
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    ネコ好きなので、つい手に取る。 まったりしたい時に出会ってよかった。日本茶についてあまり詳しくないが、丁寧にお茶を淹れて飲みたくなった。いや、自分ではうまく入れられないので誰かに入れて欲しい。 内容は短編だが、全編通して探し物をしており、その都度出会った人とのエピソードにほっこり。

    0
    投稿日: 2023.09.04
  • motomari3のアイコン
    motomari3
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    お茶も紅茶も好きなので、こんな淹れ方してみよう、と真似したくなるものがたくさんあった。桜餅も食べたい!猫に関しては好きすぎて心配性の為、旅に同行するシーン、脱走しない?と、とても心配になった。素敵な出会いがあり、幸せな物語で続きが読みたい。

    1
    投稿日: 2023.08.26
  • きりんの奥さんのアイコン
    きりんの奥さん
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    本文を引用して『準備の途中だというのに、思いつくと止められない。脱線だらけだ。』まさにその通りな主人公であり、その通りな物語だった。 お茶、器、水、タロット占い、売茶翁、落語などなど…。その分、登場人物の印象はとても薄い。第六話で全貌がわかるが、それにしても色々触れすぎていて、蘊蓄が出てきたら軽く流して読んだ。 喫茶ドードーが面白かったので、こちらの本にも手を出したが、こちらは合わなかった。

    0
    投稿日: 2023.08.15
  • mikkeのアイコン
    mikke
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    ある物を探しながら出張占い日本茶カフェを開く女性が旅先での出会いで"売茶翁"を知り、売茶翁との繋がりを感じながら探し物に辿り着く話。 タロット占いも日本茶も好き(詳しくはない)なので、気になって購入。 煎茶が産地によって味が違うと、意識して飲んだことがなかったのでいろいろなお茶を飲んでみたいと思いました。 売茶翁やその他お茶に関する知識が散りばめられていて興味深かったです。

    1
    投稿日: 2023.07.15
  • matatefumiのアイコン
    matatefumi
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    出張で日本茶カフェを営む主人公と愛猫つづみくんの短編集。 日本各地の茶葉や、出先の湧き水、お菓子を提供されるだけでなく、そんな淹れ方もあったのかと、つい真似してみたくなるアレンジも紹介されています。 著者の方がお茶にとても造詣が深いことがうかがえる内容です。 物語自体も、ただお茶を紹介するのに留まらず、主人公の旅の目的としての探し物(最後の風呂敷の畳み方は、個人的に嬉しかったです)、出張先のお客さんの背景といったサイドストーリーや、随所に登場する売茶翁や落語の紹介も、読んでいてとても楽しめました。 続編希望です^^

    1
    投稿日: 2023.07.04
  • sirolatteのアイコン
    sirolatte
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    色んなお茶の楽しみ方があるんだな。氷で作る冷茶とかシェイカーで作る冷抹茶とか…真似してみたい。 猫の出番は余りなく、なぜ猫を連れて行くのかもイマイチ不明だった。

    1
    投稿日: 2023.06.23
  • はるかのアイコン
    はるか
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    急須と茶器だけを持って、全国各地で出張カフェとは面白いですね! 出張先の茶葉、水、茶器、お菓子にこだわるのも凄いです! 隠れた名品を見つけれそうです!! 売茶翁のことやお茶のこと、色々勉強になりました! お茶=抹茶のイメージでしたが、様々なお茶があり、深すぎます!

    2
    投稿日: 2023.06.17
  • フリージアのアイコン
    フリージア
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    如月たんぽぽは茶道具を持参して各地を移動しながら占い日本茶カフェ『迷い猫』を開いている。 八女の玉露で作る氷茶と鶏卵素麺、桃生茶の手煎りほうじ茶と霜ばしら、バタバタ茶、桜茶、シェーカー冷抹茶と山川、大和茶と奈良饅頭などのお茶と和菓子。どれも味わいたくなった。 煎茶の種類や味わい方、器、お茶の入れ方などとても興味深かった。煎茶の祖と言われた売茶翁のことも初めて知った。『売茶翁茶器図』も調べたりして、楽しかった。 猫のつづみも含めて、ほのぼのとして心を穏やかに前向きにさせてくれた1冊。

    1
    投稿日: 2023.06.12
  • shuwachoのアイコン
    shuwacho
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    このレビューはネタバレを含みます。

    猫のつづみを入れたキャリーバッグとお茶のお道具箱を入れた赤いトランクを持って、たんぽぽさんは「出張カフェ 迷い猫」を日本のあちこちで開店する。 地元のお茶を地元のお水で、地元の器に淹れて、地元のお茶請けと一緒にいただく。 玉露を氷でしずく、手煎りのほうじ茶、2本の茶筅を使うバタバタ茶、シェイカーの冷抹茶、お茶の楽しみ方も様々で、旅行には行きたくなるし、丁寧に淹れたお茶も飲みたくなるし。 更に、江戸時代の売茶翁に、落語、たんぽぽさんが出張先で探すものと盛り盛り。 いろいろ詰め込み過ぎてしまって、人との出会いの印象が薄まってしまったようで、少し残念。 それでも、たんぽぽさんが振る舞ったお茶とタロット占いが結ぶ縁が温かくてほっこりした。

    3
    投稿日: 2023.06.09
  • 158のアイコン
    158
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    愛猫のつづみ(雄のはちわれ)を連れて、日本全国を巡って出張占い日本茶カフェ「迷い猫」を営む如月たんぽぽ。彼女は全国巡りをしながら幻の器を探している…。連作短編集。 おいしいお茶はカフェを訪れた人の心に寄り添い、そっと解きほぐしていく。登場人物たちがみんな優しい。癒し系の小説だった。

    0
    投稿日: 2023.06.03
  • 海と青硝子のアイコン
    海と青硝子
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    各地の美味しい茶葉、水、茶菓、茶器を揃えて、心を込めて淹れるお茶。素敵だなぁ。愛猫・つづみくんは裏店主のような貫禄だし。そして、お茶のご縁で、曾祖父・阡鐡の幻の器を探すというから、ワクワクが止まりません。桜色の汲み出し茶碗「秋月」がたんぽぽの手許に! でも、阡鐡の器はまだ何処かにある、という情報がラストに入りましたから、続編を待つとしましょう。

    3
    投稿日: 2023.05.16
  • MARINのアイコン
    MARIN
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    緑茶を1年中飲んでいる私にはピッタリの1冊でした。読んでいるだけで癒されました。 新茶がどういう物なのか知れたので、大好きな知覧茶の新茶を買ってみようと思います! ほうじ茶の作り方も驚きだったし、落語の話も面白くて、色んなジャンルが盛り沢山の内容が、とても勉強になりました。 普段はコーヒー派という人でも楽しく読めるんじゃないかなと思います( ¨̮ )

    2
    投稿日: 2023.04.28
  • ささのアイコン
    ささ
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    お茶って素敵ですよね!! 日本人の技術の結晶というか何と言えばいいのか‥ とにかく美しいです 私自身は遠出しないのですが、ついつい旅行したくなるような作品。 特に氷茶?飲んでみたくなりました!!

    2
    投稿日: 2023.04.24
  • 夕那のアイコン
    夕那
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    日本茶はあまり飲まないけど、飲んでみたくなる。 詳しく知りたくなる。 美味しい入れ方を覚えたくなる。 タンポポがつづみと一緒に行った場所に行ってみたくなる。 そんな話。 読んでると落ち着く。 のんびりとした時間を過ごせる本。

    1
    投稿日: 2023.04.20
  • charlie-irukaのアイコン
    charlie-iruka
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    コーヒーよりお茶派なんでこういうの好き。 占いや、落語の話もあり、だいぶてんこ盛りです。 お茶にはいろんな飲み方があり美味しそう。

    2
    投稿日: 2023.04.11
  • 万年筆好きムギムギのアイコン
    万年筆好きムギムギ
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    表紙の絵が可愛かったので、ジャケ買いしました。 うちの猫と同じハチワレも描かれていたので。 主人公と一緒に旅行をしている気分に浸れました。 ご当地のお茶やお菓子、陶器について詳しく書かれており、その土地に行きたくなりました。 中でも、お茶に関しての記述か多く、とても勉強になりました。 ストーリーは、ほっこりするものばかりで、最後はほろっと泣けました。 優しい小説でした。

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    投稿日: 2023.04.10
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    こまい
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    如月たんぽぽは猫のつづみを連れて 依頼があれば お茶とお菓子をふるまいながら 占いをして 全国を巡っている 出張カフェ「迷い猫」 日本各地のお茶とお菓子 落語や日本文学を混ぜて描く人情もの たんぽぽがお客様に渡す 「迷い猫カード」のメッセージが素敵 じんわりと心が温まる1冊

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    投稿日: 2023.04.10
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    さや
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    最近他の作品を読んで気になっていた作家さん。 これを読むといろんな場所に旅をしたくなるし、美味しいお茶が飲みたくなる。 可愛い猫とお茶に真摯に向き合うたんぽぽの素敵な縁に溢れたほっこりした話。 まだ読んでいない作品も読んでみたくなりました。

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    投稿日: 2023.03.15
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    yumi
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    標野さんの作品は「今宵も喫茶ドードーのキッチンで。」 を読んでこの作品を手に取りました。 最近になってカフェにまつわる小説に嵌って 様々なカフェ小説を読んでいますが、 日本茶を題材とした小説はあまり目にしたことがなく、 読んだこともなかったので興味深かったです。 著者はカフェを経営していることもあるので、 カフェに対することは専門的だと思いますが、 出張先でお茶を入れる地元の水をはじめとして、 焼き物、お菓子、そして売茶扇の話や落語の噺などと 盛沢山に描かれていたので知らないことが 沢山学べて面白かったです。 日本人に一番馴染のある日本茶なのに 知っていることがあまり無いので これからはもう少し日本茶にも興味を持っていきたいと 思うとともに、文中にもあったように 「知ったかぶって頭でっかちになっているよりも、 素直にお茶の味に向き合えばいいですよね」 という言葉のようにお茶の味を楽しみたいと思いました。 まずは焙烙を買って丁寧にお茶を淹れて ゆっくりと飲んで幸せな時間を作りたいと思いました。 お茶についての知識が深まり、 そして心も身体もほっこりとする作品なので、 疲れた心を癒すための一冊にお勧めな作品だと思います。

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    投稿日: 2023.02.07
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    村井
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    初めは表紙の可愛らしさに惹かれて購入しましたが、お話もたんぽぽとつづみがそれぞれの地で一歩一歩進む温かい物語で、ゆったりのんびり読み進めることが出来ました。個人的には第5章と第6章が好きでした。そして紅茶に抵抗がある人もいることを初めて知りました。控えめで目立つことはなくても、なくてはならない存在のお茶のように、自分もなりたいな、そう思わせてくれる穏やかな物語でした。また現役でカフェ店主をしている方が書かれているという部分もとても魅力的だなと思いました。

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    投稿日: 2023.02.07
  • bamboofield0207のアイコン
    bamboofield0207
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    最近コーヒーとディーバッグの日本茶ばかり飲んでいたが、久々に急須で色々淹れて飲みたくなった。あちこち移動するので、旅の風情もあり、お茶と占いで気持ちを切り替える人々の話もほっこりした。仟鉄というのは、作者の創造なのだろうか。調べてみたがよくわからなかった。

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    投稿日: 2023.01.14
  • skyufoのアイコン
    skyufo
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    色々なお茶の淹れ方があるんだなと感心した。 地元の話なども出てきて良かった。 話中でも、お茶の話だけでなく多彩なジャンルのものに触れており、飽きがこないで楽しめた。

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    投稿日: 2023.01.03
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    愛ちゃん
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    日本各地のお茶、お茶菓子、器、水を紹介しながら 縁の器を探すお話。 とにかくあれもこれも要素を詰め込みすぎ。タロット占いや猫、落語に紀行文。 日本各地のお茶、という強い主軸げあるので、それを生かした構成をしてほしかった。

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    投稿日: 2022.12.08
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    はなちゃん
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    依頼があれば、どこへでも。 依頼のあった県のご当地のお茶とお菓子、お水を使いながら、お茶やタロット占いを通して人々の悩みを解決していく、6つのお話からなる短編集です。 お茶についてとても詳しく書かれており、また合間合間で お茶や器に関する面白い落語も盛り込まれていて読んでいてとても面白かったです! そして、よくある”茶道”の仕来りやイメージを良い意味で壊してくれて、お茶についてもっと知りたくなりました!

    0
    投稿日: 2022.10.10
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    Ellie
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    日本全国へ出張する占い日本茶カフェ。 その土地の水と器を使ってお茶を提供する。 日本茶の色んな飲み方を提案していて、興味深かった。 この作品に限らず、何年か経ったら、スマホでお店までのルート検索する描写が読み手に伝わらなくなってしまうとしたら残念だな、と思ってしまった。

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    投稿日: 2022.09.23
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    のん
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    ☆3.8 ほっこり温かい気持ちになれる物語でした❁⃘*.゚ お茶を飲みながら読みたくなる一冊です!

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    投稿日: 2022.08.17
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    リョウスケ
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    主人公が全国かけて出張式カフェを出してそこで出会う人々の悩みをお茶や占いを通して人物なりに考え成長していく姿が見れる心温まる内容でした。

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    投稿日: 2022.07.05
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    maron-book
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    猫の絵柄のタロットカードなら絵が怖くなくていいなぁ、美味しいお茶を頂きつつ占って欲しいです☆こんな出張カフェに出会えたらラッキーですね

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    投稿日: 2022.04.30
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    hazel8483
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    荷物は茶道具一色、お供は猫一匹。 依頼を受けて出張日本茶カフェを開く 占い師でもある如月たんぽぽ。 実は旅をしながら、ある器を探していて…。 お茶のうんちくが少し、お悩み解決が少し。 ほんわかあったかめのお話が6編。 和みますなぁ。 ちょうどドラマで見た「売茶翁」のことが 各話をつなぐ糸のようになっていて めっちゃ興味をかきたてられました〜。

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    投稿日: 2021.10.25
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    つまちょ
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    大満足 読んだら間違いなくお茶が飲みたくなる… 産地ごとに違うお茶の情報がサラッと詳しく書いてあるから、物語に厚みがある。 登場人物はフィクションとのことだが、実在の人物が登場しているのかと思うほどリアリティがあった。 各地で出会った人々のご縁やエピソードがつながって、ラストへと続いていくのは心が温かくなる。 最終章は穏やかな物語が一変、ピリリと緊張感のあるラストバトルな展開。かっこいい 全体的に日本の風景や情緒をさりげなく、でもじっくりと感じる。 読後はたんぽぽさんのお茶を飲んだみたいにほうっと、そして爽やかに癒された〜

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    投稿日: 2021.08.29
  • tuppenceのアイコン
    tuppence
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    このレビューはネタバレを含みます。

    猫のつづみを連れて出張カフェを開くたんぽぽ。 まじめで勉強熱心であたたかい。 お茶って、奥が深いな。 シェーカーを使って入れちゃうたんぽぽにはびっくりしたけど、発想の柔軟さが素敵だと思う。 その真摯な姿勢が探し物への道を開くのが嬉しい。 よかったね、たんぽぽ。

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    投稿日: 2021.06.06