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現代の英雄
現代の英雄
レールモントフ、高橋知之/光文社
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総合評価

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    2025年2月22日、19:00~BSトゥエルビで放映中の映画「エージェント:ライアン」の作中で、ライアンの嫁とターゲット?のジジイがレストランで、ワインを飲みながら探り合いをしてるシーンで、この本を読んだのか?って質問があった。「ペチョーリン」って言ってたけど。嫁が「大学をサボって読んでたわ」みたいな事を言ってた気がする。

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    投稿日: 2025.02.22
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     本書『現代の英雄』が刊行されたのは1840年、著者レールモントフが26歳のとき。翌年には旧友との間での決闘により命を落とす。  本書では、主人公であるペチョーリンに関して、恋物語やちょっとした冒険談などのエピソードを折り混ぜて、語り手による語りや手記、本人の日記の形を取って、その性格や考え方、人物像が明らかに(?)なっていく。  ペチョーリンはどういう人物なのだろうか。全体的には、冷笑的で、物事に真剣に取り組むことを避ける人物という感を受けるのだが、細部まで読めば読むほど、理解するに一筋縄ではいかない面が多い。「自意識」の塊のような人物と言えばよいのだろうか。  こうした人物を、26歳という若さで造形したというのが何といっても凄いことと思う。  また、帝政ロシアがカフカス地方に侵攻していた時代状況を背景として、カフカスがロシア文学において占める位置なども理解できた。

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    投稿日: 2023.08.17
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    時代感、世界観バッチシなのに、何だか読みずらかった。登場人物は少ないのに頭に入って来なかったし、「英雄」っていう意味も読み取れなかった。ロシアって広大な大地によって、人間が鍛えられてるような気がして、広大故に、土地の画像などを眺めながら読み進んでも、やっぱり物語自体を掴むことは難しい。共通してるのは、人間力、自立して生き延びる、戦争起こっても精神的にもダメージ食らわないで生き延びそう、流行なんか鼻にも掛けない、こういうイメージは本から摂取できた。

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    投稿日: 2021.05.13
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    『君主論』などのロシア版のようなリーダー論なのかと思って手に取ったが、小説であったので、少し面喰いながら読み始めた。読み始めながらも、「英雄」らしき人物の登場はなく、かといってそれほど「悪人」が登場するでもなく、よくわからずに本文を読み終えた。詳細な解説や年表などで、本書の位置づけや評価がなんとなくわかった。結構有名なものだったようで、浅学を恥じた。現在、本文庫版で順次刊行中の『戦争と平和』を読書中で、それとも共通するのだが、当時のロシアの貴族や軍人の思考や行動、風俗などは非常に特異なものがありつつ、現代にも通じる人間の性がうかがい知れる点は、興味深い。

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    投稿日: 2020.12.20