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サッカー4-4-2戦術クロニクル 守備陣形の復興と進化
サッカー4-4-2戦術クロニクル 守備陣形の復興と進化
西部謙司/KANZEN
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総合評価

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    前半部分は4-4-2についてそこそこ詳しく書いてある。実際の試合を取り上げながら解説してくれていて、活字でも試合がイメージできるくらい面白い。 後半は日本代表やブラジル、Jリーグのことが書いてあるが、4-4-2についてあまり触れられていなかったり、ただ事実の羅列をしているように感じた。 前半だけで完結しても良いくらいの内容。

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    投稿日: 2020.12.13
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    フォーメーションの解説をしたら随一の西部氏の4-4-2の復興についての解説本。 WEB上の原稿に加筆の上で本書が成り立っているという説明の後で、1章は、まさかの優勝をしたレスターの分析、4-4-2の10人守備を構築したAマドリードの分析、通常は4-3-3と表記されるバルセロナの4-4-2の守備陣形について解説をしている。 2章は、グランデ・インテルから、セビージャvsバルセロナまでの4-4-2の戦術史であるが、クロニクルシリーズと解説が重なる部分も多い。 3章は、EURO2016の優勝国ポルトガルを中心に、イタリア、ドイツとフランスも分析している。 4章は、日本代表の歴史を書いているが、4-4-2にこだわらず歴代の監督のサッカーのフォーメーションを石井監督からハリルホジッチまで解説している。これも他書と被ることが多いと感じた。 総じていうならば、1章の4-4-2がミランのゾーンディフェンス8人のDFフラットラインから、10人の守備戦術に変わったところの解説が一番良いと感じた。 サブタイトルにあるように「守備陣形の復興と進化」とあるように守備の盛り返してきた現在に対して、次は攻撃側がどのように進化するのか楽しみである。

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    投稿日: 2017.02.10
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    サッカーのフォーメーションを海外チーム・日本代表の歴史をひもときながら説明。海外チームは昔の例はなかなか馴染みがないものの、日本代表の話は懐かしい名前と記憶が蘇ってきて面白かった。本当は動画がセットだとより選手やボールの動き方のイメージがつきやすいものだと思うが、この本は活字だけでもイメージできる。

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    投稿日: 2017.01.07