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四十歳、未婚出産
四十歳、未婚出産
垣谷美雨/幻冬舎
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総合評価

75件)
3.8
15
28
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1
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    このレビューはネタバレを含みます。

    どうなるの、と結末が見えずに一気に読み終えました。 子供の父親、その彼女がお腹の中の赤ちゃんの命を奪おうとしている描写がゾゾっとして、これはミステリー要素ありなのか、と何度も思いました。 納得できないのは、子供の父親がDV野郎で、最低で、そんな人の血を引いている子供の行く末が‥とか、考えちゃいました。

    0
    投稿日: 2026.01.10
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    おもしろかった。最終的にはなんとかなるのがうれしい 戸籍が重要視されてるのは日本だけ、というのが印象的だった

    0
    投稿日: 2025.11.28
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    題名にインパクトがあり、手に取った。 未婚母の進む道は険しいと感じさせられたが、最終的には助けもあり社会全体で協力していく方向に進み、シンプルに子どもが産まれて育つということの尊さを思い知った。 どんな状況であれ、子どもは本当に尊い。 周りに振り回されることも多いが、無事に生まれて育てられることの幸せほど、尊く幸せなことはないと、読んで思った。読み終わるとほっこりした。 家族ってどんな形でもよくて、お互いを尊重し助け合えるなら、それが、家族なんだなぁと思った。

    0
    投稿日: 2025.11.11
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    40歳のキャリアウーマンなら、既婚独身に関わらず1度は、悩むことではないでしょうか、出産育児にはやっぱり期限がないようである。  男性と違って、やり甲斐のある仕事を手放しでまで、今休むと中々戻れない現実。  産休、育児休暇や時短が取れるとしても周りのホローがなければ、バリバリ仕事することは難しい。  結婚はしたくないけど、子供は欲しいとよく聞くけれども、育児はそんなに容易くはないです。  自分の時間が無くなる覚悟が必要です。エピローグにあるように身近な助けがある事が必要です。

    0
    投稿日: 2025.11.05
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    このレビューはネタバレを含みます。

    いろ~んな角度からふ~むと思うことが多々あった。女が働くこと、男が働くこと、人として働くこと、子供を産むこと、子供を育てること、子供視点からの世界観、外国人がこの日本で働くこと、外国人の子供が日本の学校へ行くこと、田舎で生きること、都会で生きること、派遣で働くこと、正社員で働くこと、不倫をすることetc. ただ一つもやっときたのは、はらませた男性だな。自分としては、物分かりのよすぎる住職とよりは、はらませた男性と結婚してほしかったな。相互の親族に大反対されるだろうけども‥

    2
    投稿日: 2025.10.14
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    一気に読んでしまった。不機嫌な人たちがたくさん出てくる。この本を読んで、とりあえず私がしようと思ったのは、ごはんの用意の手を抜くこと。話の本筋ではないところだけど。

    0
    投稿日: 2025.09.03
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    女性の気持ちはわからないけど、これら年齢を過ぎた世代としては、30の壁や40の壁があるのはなんとなく想像がつく。そんな「壁」をヒロイン優子や会社の後輩通じてリアルに描かれる。そして、いまではやや古典的とも言えなくもない、無神経な男性陣…。 こんな作品がわかるような歳になったんだなと思いながらも、共感することばかり、そうそう田舎ってこういうところあるよな、都会でもカイシャはムラ社会を引きずっているよなと、ページをめくる手が止まらない。 センシティブなテーマではあるけど、重すぎず楽しめた作品でした。

    0
    投稿日: 2025.08.22
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    主人公がどうしてそこまで周りに反対されながらも子供を産みたいのか、そんなに嘘をついてまで今の立場を守りたいのか、私には分かりませんでした。そこに感情移入できなかったのが残念です。 最後はハッピーエンドで良かったです。

    0
    投稿日: 2025.08.07
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    旅行代理店で働く優子は、仕事で行った海外で部下の男性と一夜限りの関係から妊娠してしまう。 40歳になる優子にとって、これが子供を産む最後のチャンスだと思うと産むことしか選択肢がなかった。 しかし、相手の部下にも周りにもそのことは知られたくない… 無謀にも思える優子の考え。 そのため、社内ではあらぬ噂が立ち始める。 そして、腹の立つパワハラ上司… ただ、都合の良いように考えすぎるところがある優子にも、正直イライラする場面もあった。 それにしても、まだまだシングルマザーや子育てする女性、外国人に対する偏見がなんと多い国なのか。 そりゃ夫婦別姓について30年も検討して、未だに結論が出てないのも頷ける。 2025.6.14

    7
    投稿日: 2025.06.14
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    このレビューはネタバレを含みます。

    妊娠、出産は大変だけど本来とても喜ばしいことなのに序盤は味方がほぼおらず切なくなった 物語が進むにつれ味方がでてきて安心した 物語終盤で勤め先の会社が女性が働きやすいよう会社の規定に追加されている描写がある その中に 『いつの時代も人手不足や欧米諸国からの圧力で日本政府や企業は大きく舵を切る。 女性に対する人権意識から政治家や企業が自発的に動くことは決してない。』 と書かれており女性の潜在的な地位の低さや妊娠、出産、子育てや介護が未だに軽んじられてると改めて感じたし共感した 無事に出産し家族のサポートも受けられ仕事も続けられそうなので安心した ただ個人的には主人公が不倫し不倫相手の妻を見下していた過去に対してモヤモヤしたし主人公を応援したい気持ちは減った

    3
    投稿日: 2025.06.03
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    分かりやすく偏見満載な田舎、分かりやすくハラスメントな上司、分かりやすくクソな(失礼)同僚 流石です垣谷さん、と思いながら読みました でもちゃんと味方がいて読んで良かったと思えるラストでした 特に凡庸の存在に救われました 彼の持つ物語は切ないものでしたが、冬鷹(素敵な名前!)がいてくれて良かった

    14
    投稿日: 2025.04.29
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    一夜のあやまちで妊娠してしまい悩み多く深刻な問題もありながら最後は丸くおさまります。垣谷さんならではの大変だったけどよかったねと思えるお話です。

    0
    投稿日: 2025.02.15
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    40歳目前での思わぬ妊娠にまつわるお話。 頭の堅い上司や世間体、キャリアなど妊婦でなくても誰しも1回くらいは頭を悩ませるであろう事柄に自分なりに考えて周りに助けられながら進んでいく。この本に出会えて心が軽くなりました。

    0
    投稿日: 2025.01.03
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    この作者の本はどれも日本の生きづらさ 日本での女性の生きづらさを書いてるから 読んでて途中までは結構辛いけど 最後は前向き?に頑張る逞しい女の人ばかりで パワーもらえる

    0
    投稿日: 2024.10.23
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    このレビューはネタバレを含みます。

    四十歳、未婚。産むか産まざるか悩む話かと思ったら、早い段階で産む覚悟はできてて、「未婚出産」っていう立場がいかに人権を得ていないかがテーマの話だった。 ラストは結局入籍するんかい!という気持ちもあるけど、凡庸の台詞はぐっときた。

    0
    投稿日: 2024.08.28
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    後半は泣きながら読んでいた。 私自身子どもを生むか迷っているところだが、助けてくれる人がいる今の環境に感謝したい。 子どもが欲しいと思った。

    0
    投稿日: 2024.08.22
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    シングルマザーは大変だ。 展開として落とすところまで落として最後は大逆転かと思いきや、現実的な路線でおさまった。 助けてもらえるだけありがたいということか。

    0
    投稿日: 2024.07.30
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    40歳目前で、部下との一夜の勢いで妊娠してしまった優子。 しかも、妊娠を打ち明けようにもDV気質の彼が怖くて言い出せない、言わずに一人で産み育てようと決心するところまではよかったが、会社の化石みたいなマタハラ上司に、噂好きな同僚たちの対応にすっかり怯んでしまう。 加えて、外国人や1人親への偏見が多い親戚や田舎の人たち。きっと東京にいても、未婚で1人で親になる決心をしたら、見えない壁と戦ったり、何かと大変なんだと思う。 そういう凝り固まった化石人たちの対応にハラハラしたり、怒りを覚えたりするシーンも多いが、最後に子どもの父親になると言ってくれた同級生の凡庸の人間の大きさには頭が下がるばかり。 一方で世間体を気にし、自己都合で、子どもたが生まれたら離婚するくらいのつもりで人の籍だけ借りようと勝手さには呆れるしかない。妊婦はなんでも子どものためと言えば言い訳できると思っている感じに不快感を覚えずにはいられない。 そして、あまりに好都合な終わりかたに拍子抜け。

    35
    投稿日: 2024.07.03
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    01月-10。3.0点。 旅行代理店で働く主人公、39歳。未婚のまま妊娠。ラストチャンスだと思うが、実家の田舎の目などを気にして。。 一気読みした。主人公の気持ちの揺れ、周囲の反応など、リアルな感じが面白い。

    1
    投稿日: 2024.01.25
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    なーるーよねーー。 っていう四十路あるある。笑!!!! 田舎じゃなくてもあるんじゃないかな、こういうこと。っていう。今や四十路独身者も多いし、この先未婚も考える人もいるだろうと思うけど、外野のあれこれってやっぱりあるよね。 いつまで経っても。 結婚して子ども産まれてってのが、セオリーになってるよねぇ。 でも、少子化の現状から見ると、今、むしろだんだん産んでる人は、ガンガン産むしって感じで、むしろよくそんなに産むわ。 って見られることもあるんじゃないかなぁ。。。 ホント、今はだんだん逆になってるよね、、、 産む暇ないよ。ってね。 女性進出で、出産で立ち止まってられないよ。って人増えるんじゃないかなぁ、、、 赤ちゃんって、恐ろしいほど可愛いのになぁ。笑 でも、もう一人産むか。 って言われたら、産むとはいえないくらい大変なこともわかるのよねぇ。 日本はここどうにかしないと、少子化の歯止めは効かないだろうね。 この本で一番思ったのは、一途な住職のあの気持ち。こんなオトコいないよーホントに。って思ったのは、わたしだけじゃないはずだ!!! #少子化 #赤ちゃん可愛い #子どももすこぶる可愛い #ただ四十路すぎの出産こぇー #41歳で小1ケッコーギリ。 #体力やばし #子どもパワフル #やばいやられる #めっちゃ可愛いんだが #めっちゃ元気ないと身体きっつい

    1
    投稿日: 2024.01.09
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    40歳を目前に思わぬ妊娠をしてしまう優子。 お腹の子の父親、田舎の身内の白い目、不妊治療に苦しんできた同僚にも打ち明けられず、未婚で出産する決意をする。 最低な考えの人がいる一方、最終的に幸せな出産を勝ち取っていく頼もしいストーリー。

    6
    投稿日: 2024.01.08
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    内容 旅行代理店勤めで独身謳歌中の優子。 ところが40歳目前で予定外の妊娠をする。 年齢的にラストチャンスで産まないという選択肢はないのだが、10歳以上も年の離れたお相手はイケメン部下で彼女持ち。 果たしてどうなる・・・? 感想 思わぬ妊娠が未婚で40歳目前となると、こうも事態が深刻になるのか・・・と 厳しい現実を突き付けられた。 カンボジアの俗世を忘れさせる空気感とお酒の効能で一夜の過ち・・・ キャーッ!! これは甘美で危険な匂いがする!! 偏見の強い田舎の風潮、職場の好奇の目、不妊治療に悩む同期との亀裂、更にはお相手である部下の人間性が徐々に露見してきて、八方塞がりとは正にこういう状況を言うんだろう。 読んでいるだけで、く、くるしい。 相談できる相手がいない身重の主人公が、どうなってしまうんだろうと読み進める度に不安で不安で仕方ない。 つい口から出た嘘に、嘘を塗り重ねているうちに、噂が何処からともなく広がっていき・・・ でも、分かる! この水野という男は危険だ! 何で正直に言わないの?と最初は焦ったかったが、徐々に雲行きが変わり、しまいには水野にお腹の子の父親だとバレないかとハラハラした。 垣谷美雨さんの巧みな心理戦の描写が、随所に出て来るので胎教に悪いのではないかと余計な心配までしてしまった笑 さてさて、ネタバレを避けるので些か抽象的になるが、年を重ねたからこそ、貪欲に手を出して様々なものを享受するっていうのも時には必要だなぁと感じた。 住職である凡庸が悟った境地、 兄や姉の協力、 過去不倫関係にあった上司のサポート、 戸籍制度ならではの知恵と恩恵、などなど 主人公の優子は、本当に運良く周りの協力が得られたので何とか救いが見出せるラストだった。 仏前で夫に話しかける優子の母 伸江の本音も世代間ギャップを超えて微笑ましい。 でも、現実はどうだろうと・・・と、読後に釈然としないものが残る。 きっとバツあり子持ちよりも、未婚子持ちは世間の風当たりがキツイだろう。 更に、バリキャリでも子供を授かる事で環境によっては世界が180度変わってしまうのが日本だ。 昨今、慢性的な人員不足を補う為に、育休や産休に時短勤務など様々な制度が登場した。 制度上整ったからといって、現場では受け入れ側の理解と配慮が得られないことが圧倒的に多い。何とか産後復帰したものの肩身の狭い思いをして働いている人や、最終的に職場を去っていく人も多い。 作中にあった昌代の地球規模の頭の回路を読むにつれ、狭い日本での厳しい現実が物凄くちっぽけに思えてきた。 凡庸の法話にあった仏教を開いたお釈迦様の『天上天下唯我独尊』の言葉の意味・・・ 「自分という存在は他の誰とも代わることのできない、ただ一人の存在だから、そのままで尊い」 そんな風に、自分も他人のこともありのままに受け入れる境地を持てるようになりたいと思った。 最初はシングルマザーで生きていく決意を固めるまでの内容かなぁと軽く読み始めたが、そこは流石の垣谷美雨さんだ。想像の域は軽く超えて来るから、物語にどんどん引き込まれてしまう。 旅行代理店勤務で現地視察から見えて来る他国との比較や、兄の再婚相手であるマリアとその連れ子リカルドとの交流により、日本人の家族や教育や男女均衡の考え方をグローバルな視野の中で立体的に捉えさせることで物語に深みが増していた。 これからの日本に差し迫っている現実の話で、男女関係なく様々な人に読んでみて欲しい作品!

    27
    投稿日: 2023.12.27
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    このレビューはネタバレを含みます。

    旅行代理店に勤める優子は、アクシデントで28歳のイケメン部下と一夜を共にし、子供を授かる。 産むのか産まないのか。 それだけで色々と考えるところはあるのだけれど、そこにイケメン部下の彼女だったり、地元の同級生だったり、自分の兄弟だったり妊娠についてとやかく言って優子を翻弄させる。 優子と関係があった専務の瀬島さんによって救われるのだけれど―――やっと肩の荷がおりたよ。と、言いたげな背中がいいのか悪いのか…。優子の力になったのであればいい事なのかな?優子の窮地を救ったという点ではやはり瀬島が助けてくれたのはいい事だったのだ。でも戸籍を貸してくれた凡庸には叶わないけど。 最後のエピローグで優子が凡庸に惚れたような文章がでてくるのだけれど、真実はどうなの? ほら、わたしって行間を読めない女だからさ、はっきり書いてくれた方が…ムードもへったくれもなくなるんだけどさ。 ーーーーーーーーーーーー 言うのか、言わないのか。 産むのか、産まないのか。 40歳を目の前にして思わぬ妊娠に揺れる、旅行代理店勤務の優子。お腹の子の父親である28歳のイケメン部下、頭の古い田舎の母親、妊婦を「腹ボテ」と言うパワハラ上司、不妊治療に悩む同僚、若さを誇る美人女子社員……。お腹はどんどん大きくなるけれど、本当のことはなかなか言えない。 このままシングルマザーになって、やっていけるのか!? (帯より)

    0
    投稿日: 2023.12.03
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    一気に読了。面白かった!変わろうともがいている日本の社会が背景にあって、色々考えさせられる。人々の意識を変えるのは大変な反面、人間の心の部分に触れたら案外簡単に変わるものでもある。

    2
    投稿日: 2023.11.28
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    自分が選んできた人生とは、違う人生を生きる人達が どんな悩みを抱え、日本特有の社会の壁にぶつかるのか 教えてくれる垣谷さんの数々の著書を、いま夢中で読んでいる。 自分の環境がフル在宅勤務も手伝って 人との接触が少ない日々のなか、本の中の物語で 人と交わり人生経験を積んだ気になれる笑  夫婦別姓、戸籍制度、子供を持つ人の働きやすい職場環境、外国人の子供の生活学習環境、これからの子供たちを育てる環境、家族とは、、これからアンテナを立てられそう。 

    5
    投稿日: 2023.09.10
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    面白くて一気読み。 マリアさん、出てきたときは怪しい人なのではと思ってしまったが、一番まともだった。 無意識に差別してるのかなと反省。 自分が優子の立場だったら、人目を気にして絶対に産めないだろうな。 この「人目を気にして」の部分、ほんと、なくなると良いのにな、と思う。

    1
    投稿日: 2023.08.22
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    このレビューはネタバレを含みます。

    最高に面白かった。 仕事が忙しくて時間がないのに、徹夜で読んでしまった。止まらなかった。 ヒロインは母親をよく許せる。私なら勝手に「父親になってやってくれ」と頼む母親を許せない。絶縁だ。 水野も最悪だ。DV野郎だわ。モラハラでもある。絶対に父親と知られては行けない。 上司の部長は、パワハラで懲戒処分でもいいと思うけど。 凡庸の説法が良かった。 昌代がヒロインの小説も読んでみたい。カッコ良さそう。もちろん色々悩んでいるとは思うけど。 本当に面白かった。ハラハラしながら読んだからサスペンス小説みたいだった。そのうち読み直すつもり。

    2
    投稿日: 2023.08.18
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    タイトルに惹かれて読んだ方は満足して本を閉じられるのではないでしょうか。読みながら正直苦しくなる場面もありましたが、本の中の主人公が勇気を与えてくれる本でした。 ※仕事上今のカンボジアを知っていますが、もうカンボジアも都市化しているので補足まで。

    1
    投稿日: 2023.08.09
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    このレビューはネタバレを含みます。

    40歳未婚で予想外の妊娠をした主人公を軸に様々な社会問題を絡めてエンタメに落とし込んだ良作。 読み始めたら止まらなかった。 リアリティとファンタジーの匙加減が絶妙。 産むことを決意した主人公。 全てを受け入れた同級生と偽装結婚、物分かりの良い重役の計らいで出張のない部署へ異動、兄夫婦のマンションの隣りに引越し、母親が田舎から出てきて家事育児のサポート。結末だけ羅列するとご都合主義に感じるけど通して読むと違ってくる。リアリティのある描写が細部に散りばめられてるから。 ラストにさらっと働きやすい部署に異動したはずの主人公が異動先の同僚と上手くいってなくて残業が増えて疲れているようなことが書かれてて、まだまだ苦労するんだろうなぁって感じで終わってるのが良い。 主人公が振り回して傷つけたもう一人の同級生には恨まれて終わったり、母親は最後まで価値観がアップデートされず未婚の友達に無自覚に無神経なこと言っちゃう人だったり全てを強引に丸く収めようとしていないところに作者の誠実さを感じた。

    1
    投稿日: 2023.08.08
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    このレビューはネタバレを含みます。

    すんごいリアル… タイトルからして私もこうなりそう…と思って読んだ。 40歳で妊娠し産むなら最後のチャンス でもお腹の子の父親は28歳の彼女持ち部下 古い考えの田舎の人に、せくパワハラ気質な上司 状況的に「詰み」な感じやけど、 最終的にお母さんも家族も、同級生も味方ができて良かった… 上司のセリフは胸糞悪かったけど、絶対的な味方ができて、優子よかったねぇ~~~!と思う

    0
    投稿日: 2023.06.29
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    四十手前で妊娠してしまった働く未婚女性のお話 以下、公式のあらすじ ------------------- 未婚の母になったりしたら苦労するに決まってる。 でも、子供を産む、最初で最後のチャンスだ。だったら……。 四十歳を目の前にして思わぬ妊娠に揺れる、旅行代理店で課長代理として働く優子。お腹の子の父親は28歳のイケメン部下・水野で、恋愛関係にあるわけでないし、本人にはどうしても言えない。偏見のある田舎の母親やパワハラ上司、不妊治療に悩む同期にも、言えない。しかし、どこからか優子の妊娠の噂を聞きつけた水野とその彼女があれこれまとわりついて嗅ぎ回る。女は出産したら一人前には働けないというパワハラ上司からも意地悪をされ、四面楚歌。産むのか、産まないのか、言うのか、言わないのか。シングルマザーで仕事はどうするのか……。結論が出せずに悩む優子だったが、田舎の同級生やかつて不倫していた上司、兄のブラジル人妻、仕事と子育てを両立する同僚など、少しずつ味方が現れて、揺れながらも、気持ちは固まっていく。痛快で優しい、全ての女性への応援小説。 ------------------- 田舎特有の古めかしい固定観念 外国人への偏見 嫁姑問題 家庭を蔑ろにして離婚した兄 情報筒抜けのいやらしさ 男の同級生の傲慢な考え 会社ではパワハラ、モラハラ、マタハラな上司 他社員の偏見 妊娠した相手のぞっとするような言動 不妊治療を諦めた同期からの嫉妬 母親の悪意のない言動や非常識な頼み もう不快なもの挙げたら数え役満状態ですね 主人公の宮村優子に降りかかる様々な問題はリアルだけど、その解決の過程がどうもご都合展開 庶子にしないためだけに入籍をしてくれる同級生とかねぇ もうファンタジーでしょ 兄の再婚とか、転校先もよくよく考えれば「そういうとこだぞ」と言いたくなる 垣谷美雨さんは現代社会の現状についての問題提起が上手な印象だけど その解決方法がいつにも増して都合が良すぎるなぁ ま、いいんだけどね

    1
    投稿日: 2023.06.22
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    このレビューはネタバレを含みます。

    40歳目前での妊娠に自分でも驚いただろうけれど最初から産むということは決めていたように思える。家族や同僚、田舎の親戚、同級生など巻き込んでいくけれどお腹の子の父親は優子にとっては部下であり家族になろうという考えは全くない。好青年に思えた部下の裏の顔を知り恐怖すら覚えている。シングルマザーになるという不安はあるものの地球規模で物事を考える同級生や、差別を嫌う兄の影響などもあり優子は強くなっていく。

    3
    投稿日: 2023.06.03
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    垣谷さんらしく 社会課題がリアルに描かれている 少し誇張されているところや『その後の展開に無理がある』感はあるが読みやすく、最後はそれでも人生は進んでいくのだと思わされる作品

    1
    投稿日: 2023.05.06
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    このレビューはネタバレを含みます。

    婚姻届があるかないかの紙一枚でその後の子供の行く末が変わるってなかなか残酷よね。 未婚の母に同情する気持ちはこの本読むまでなかったけど、主人公の立場に立って考えるとしんどいよな。 妊娠したのは2人の責任なのに、女だけ1人抱えるパターンを見ると、女って損だなと思う。 ただ、実の父親の水野みたいなクズはそこら辺にいるとしても、凡庸みたいに戸籍貸すとかそんな都合のいい話ある???って思った部分はあった。 いろいろ考えさせられたお話でした。 クズな男に捕まらないように頑張って生きる。

    0
    投稿日: 2023.04.30
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    40歳目前に部下とのワンナイトで妊娠してしまう主人公。 結婚、妊娠、出産、仕事、シングルマザーなどをキーワードに、主人公が周囲に翻弄されながらも自分の人生を選び取っていく話。 独身、専業主婦、DINKs、母親...どんな人生を選ぶかで今後の人生が全く違ってくるのに、選択する時は案外紙一重だったりする。 私自身も何年もぐるぐる同じ所で悩み続けた。 だからこそ、このどストレートなタイトルが気になって読んでみた。 一番印象に残っているのは、子持ちの人が独身の人の事を「人生の半分も知らん」と言うシーン。 私は『子どもを育ててこそ一人前』という考え方にずっと縛られていた。 子育て真っ最中の姉を見ていて、子どもを育てるのは本当に大変な事なんだと思う。 わかると言っても、私が見ているのなんてほんの一部だけで、実際はもっともっと大変なんだろう。 子どもを産まないと、あんな大変な思いをしないと、人間って一人前になれないんだろうか。 私が子どもを欲しいと思えないのは、まだ一人前じゃない証拠なんだろうか。 昔から社会が敷いたレールの上を歩くように、普通に、順調に、なんとなく、生きてきた。 大人になったら結婚して、子どもを産んで、「一人前」になれると思っていた。 子どもを産んで初めて、本当の大人の仲間入りができるような、そんな気がしていた。 だけど、子どもを産むのか産まないのか、いざ決める事になった時、私は産まない人生を選んだ。 子どもの頃に思い描いていた一人前の大人にはなれないかもしれない。 だけど、何を大切にして生きたいのか、どういう時に幸せを感じるのか、自分の事を真剣に見つめ直したら、子どもは産みたくない、という答えに至った。 ボーッと生きてんじゃねえよ!と我ながら突っ込みたくなるけど、初めて自分の素直な気持ちにちゃんと向き合った気がした。 そして、やっと敷かれたレールの上ではなくて、自分が歩きたい道をちゃんと選んだという感覚になった。 とはいえ、本当にこれで良いのか?この先後悔しないって言い切れる?と心が揺れる事ももちろんある。 甥っ子がサンタさんからのクリスマスプレゼントに大興奮している時や、「子どもがいないと老後寂しいよ」と他人から呪いをかけられる時や、そしてこの本のように妊娠をテーマにした本を読んだ時なんか。 私が大好きなジェーン・スーさんは、『人生にはどっちの道を選択するか岐路に立たされる事があるけれど、選んでいない方の人生が結局どうなっていたかはいくら考えてもわからないんだから、選んだ方の人生を自分の力で正解にしていくしかない』と言っていた。 私もこの選択を絶対に正解にする。 今の人生を精一杯楽しく、強く、一生懸命生きて、私なりに一人前の人間になってやる。 なんて、ちょっと熱くなっちゃう小説だった。

    6
    投稿日: 2023.03.06
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    このレビューはネタバレを含みます。

    会社の後輩男性と一夜の関係で妊娠してしまった優子が、出産するまでのお話。 40代女性の出産のリスク問題など、本当はもっとセンシティブな問題がいろいろあると思いますが、そのへんのことはスルーして、「差別・偏見」といったテーマを軸にして物語は進んでいきます。 母も兄弟もそれぞれの立場で子供の幸せを願い、日本の生きづらい社会と戦う宮村家。色々なことを考えながら読みました。 主人公の優子を含め、登場人物がよかれと思って思いのままに勝手に行動しているのがイライラするし、何なら私は女性なので優子の立場で読みたいのですが、優子の軽はずみな行動に感情移入できませんでした。 ただ、今の日本における「優子の行動の『正解』ってどれなんだろう。」と考えると、これまた色々考えさせられてしまいます。 >「いったいこの国はどこに向かっているのだろう。家庭やこどもを大切にしようとすると、たくさんの壁が立ちはだかるよ」と優子の兄が言っていたとおりなのだと思います。優子も嘘を重ねながら壁をすり抜けようとするけど、また次々に壁が出てきていました。 結局優子は水野に本当のことを打ち明けるべきだったのでしょうか。私ならどうするかな。言わないな。 凡庸が偽装結婚に乗って一応めでたし。みたいになっていたのですが、ちょっとファンタジーじゃない?と思ったので⭐️は4つです。でも色々考えれて面白かったし他の人の感想も気になります。

    1
    投稿日: 2023.01.14
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    出張先で、部下とそういうことになってしまい、思わぬ妊娠をしてしまったアラフォーの宮村優子。 堕ろしてくれって言われるだろうな、と思う反面、これが子供を産める最後のチャンスかもしれない、とも思う。 悠長に迷っている暇がないのが妊娠。 どんどん週が進んで子は育ち、それにつれて違う局面に立たされる。 そういうスピードでお話は進む。 小説として読んで面白いのはもちろんだが、日本は本当に子育てのしづらい国なのだとあらためて感じる。少子化が進むのも分かる。 戸籍制度でがんじがらめにしているのは世界で日本くらいらしいとは初めて知った。 それどころか夫婦別姓でさえも頑として認められない。 決まった制度の中でしか子供を産むことが許されない。 「この国は、家庭や子供を大切にしようとするとたくさんの壁が立ちはだかる」とため息をついたお兄さんの言葉が突き刺さる。 育休制度が作られても、現場でそれを取ることがどんなに難しいか。 あれ?制度ができてから何年経つんだっけ? 上司の意識が変わらないと、いまだに子持ち女はすぐ休むから使えないとか、腹ぼて女に用はないなどと針のむしろとなるのだ。 優子にはびっくりするような奥の手が作者からプレゼントされる。 現実ではありえないと思うけど・・・ 誰の子とかどこの子とか関係なく、社会全体で子供を育てられるようにならないとダメだ。 自分は年齢的にもう関係ない、と思ったけれど、読んでよかった。 天上天下唯我独尊 若い住職がとても素晴らしい人でした。 そして、水野みたいな男には、いつか大きなバチが当たって欲しいと思った。

    4
    投稿日: 2023.01.13
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    私はこういう時、自分の力じゃどうにもならない時って逃げたくなるんだけどうっせえわ!と逃げずに向き合いたい

    0
    投稿日: 2022.10.19
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    40手間で未婚のまま出産する女性が主人公の話。日本では関係のない第三者まで出てきて、誰の子なの?なんで結婚しないの?なんて聞かれるんだ。そして好き勝手なアドバイスをして、あなたのために言ってあげてるのよのスタンス。うっせえわ!笑。世間の常識と少し違うとなんで?の嵐。そりゃー産みにくい、育てにくい世の中ですよ。その分優しくされると優しく返してあげたくなるよね。世の中1人では生きていけないから、助けてくれる人にはしっかりありがとうを伝えて助けてもらう。自分に余裕がある時は自分が助けてあげる。そういうふうに出来たらいいな。

    1
    投稿日: 2022.10.09
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    新しい生き方。 子供を産んでひとり育てるのは並大抵ではありません。 保育所問題もあります。子供が熱を出したら…授業参観etc。 優子(主人公)の環境が、子育て出来る様に設定してある様に思うのは自分だけ? リアルな作品です。

    17
    投稿日: 2022.08.27
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    仕事を続けながらの、妊娠、出産、子育ては 想像以上に大変だろう。 そこに、未婚が加わるのだから さもありなんの風が吹く… その上、自己中心的な主人公が 産むと決めても腹を括れず 右往左往する滑稽な日々 著者が問題提起したかったことを とりあえずおいといて 痛快な読み物として楽しむなら くっくっくっ と笑って読める。

    0
    投稿日: 2022.08.07
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    このレビューはネタバレを含みます。

    〈あのカンボジアの夜、自分も水野も頭がおかしくなっていたのだ。〉〈負けるな、自分。お腹の子を守るために、うまくこの場を切り抜けろ。〉四十歳目前、思わぬ妊娠に揺れる優子。お腹の子は彼女も居るイケメン部下、同期は不妊治療に悩んでいるのを知っているから相談できない。どんどん成長していくお腹の子と産むと覚悟を決めるまでの、あー、苦しい時間。〈妊娠出産が決してめでたいことではなく、ハンデになってしまう社会生活の中で、正直に打ち明けた途端に一人前とはみなされなくなる。それが恐ろしかった。〉〈いったいこの国はどこへ向かっているんだろうな。家族や子供を大切にしようとするとたくさんの壁が立ちはだかる。〉優子のお兄さんの言葉がとっても沁みる。優子のお腹の子の戸籍上の父親になることになった凡庸、〈『ここに冬鷹がおる。もうそれだけで十分じゃ。戸籍がどうとか誰が父親だとか、そんなことは冬鷹の存在に比べて何と小さなことなんじゃろうのう』〉働きながら妊娠、出産をすることのハードルの高さよ、、、痛いほどにわかる。大きな願いとして早く当たり前に妊娠や出産をしても仕事や職場へ気後れしたり辞めなくてはいけなくなる社会の現状が改善されていくことを願って、読了。

    4
    投稿日: 2022.07.25
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    垣谷さんの小説、久々! やっぱりすごい!うまい! 一気読みでした。 女性が1人で子供を産み生きていく事の大変さがリアルに描かれている。 少子化少子化と言われるけれど、現実はコレだ! 色々政策を立てたところで現実の環境が妊婦や子育てに寄り添ってくれなければ結局女性が1人で全て背負い込むことになるのだ。 命が誕生する、この世で1番の喜びのはずが逆に女性を追い詰めてしまう事すらある。 この小説の中ではたまたま瀬島さんの様な上司がいたから救われた(後ろめたさがあったのかもしれないが…^^;) でもそんな救いがない事が多々だろう。 そして育休、時短勤務により他の人にその皺寄せがいき、その人達の苦労もまた現実なのだろうし、育休、時短などの制度を利用している本人さえそれまでの様に仕事と向き合えない事に苦悩している人もいるのだろう。 近くに親や兄弟の手助けが無い場合だってたくさんあるだろうし… 問題が山積みでこのレビューをどう締めくくれば良いのか(..)それすら分かりません。

    2
    投稿日: 2022.06.06
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    垣谷さんの小説はほんとに「善良な嫌な人」がすごいうまい 周りにこんな人いるな〜と思わせることでするする共感しながら読める◎

    1
    投稿日: 2022.05.06
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    40歳目前で部下の子供を妊娠する、独身キャリアウーマンの話。 垣谷さんの本は好きで、何冊も読んでいるが、問題発覚の相手の男性にも主人公にもハラハラして、途中で読む手を止めたくなった。 認知、高齢未婚出産、戸籍、育休、保育所問題…等。 ただ、読み進めて、嗚呼、こういう展開もあるのかと、こういう考えも容認されるのかと思った。 結果読み進めてよかったなぁ。 ドラマ化したら面白いかも。

    0
    投稿日: 2022.03.21
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    嫌な男、嫌な上司、嫌な女、面倒くさい親戚… それに対して理解のある上司、家族、信頼のおける同級生… こういうわからんちんな上司が日本からいなくなってほしい 助けを借りないなんて意地を張るのがよくないことで、どんどん周りに助けてもらえばいい

    1
    投稿日: 2022.03.19
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    勢いよく読めました。 みんな勝手なことするなぁ…でも、そういうもんだよね。それぞれ、人間って鬱陶しくて優しい

    0
    投稿日: 2022.02.06
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    垣谷さんの作品にはいつも元気をもらいます。後輩や上司の心ない言葉に腹が立ってばかりでしたが、優子さんの救いようのない健気さとお人好しに癒されました。加えて彼女を取り巻く家族や幼なじみ、友人も個性的で愛すべき人たちです。

    10
    投稿日: 2022.01.18
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    作者名でブックオフの棚を調べて手に取った一冊。 いや、この先生は凄い。 女の苦労、理不尽、全部代弁して下さる。 本当そう!本当そう!! 何度頷いたか。。。 この本の主人公は39歳。 旅行代理店でバリバリに働くキャリアウーマン。 カンボジアの仕事で、同じ会社の28歳イケメンくんとひょんなことから一夜の関係に発展。 それがまさか、、、 子供が出来てしまうとは。。。 彼女の会社は大企業ではなく、子供を産んで働き続ける人が数少ない。 実家は田舎だが、シングルマザーであることがわかれば、町中の噂になってしまう。 仕事、田舎、未来、様々なことに悩む主人公のリアリティが凄い。 それだけでなく、この本では色々な差別についても触れている。 暗く沈みがちな話になりそうなのに、最後まで元気いっぱいに駆け抜ける。 そこが垣谷先生の凄いところだよなぁ。。。

    36
    投稿日: 2022.01.01
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    最初からラストまでイメージしやすくストーリーに入り込んだ。 気持ちがすごく共感できて、同じ体験をしたこともないのに気持ちが浄化したような…不思議な感覚。 読んでよかった。 垣谷美雨さんの作品は絶対裏切らない。

    0
    投稿日: 2021.10.17
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    ここにも出てきました!化石的なオヤジたち!そんなオヤジたちに負けずに、優子にはがんばってほしいです。そして、保育園や学習支援にも国は力を入れてほしいです。 それにしても、凡庸、すばらしい!

    0
    投稿日: 2021.08.19
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    ちょうど自分が同じ年頃ということもあり、「こういうこと言われそう〜」とリアルさを感じてしまい、途中でしんどくなってしまった。悪阻の描写などもリアルで自分の時を思い出してしまったからかも。大団円ではないけれど、希望の光が少しでも見えるような終わり方でよかった。

    0
    投稿日: 2021.07.21
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    序盤のカンボジアに関する描写はやや甘いというか、カンボジアのこときちんと取材したのだろうかと思ったがともかく、その後、彼女の身とその周りに起こるできごとは現代の日本社会をよく描いていると思う。

    0
    投稿日: 2021.06.29
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    すごく面白かった、電車で読んでいて、2回も乗り越してしまいました。 優子の周りで、心ない人々も多く居ましたが、どこでどういった形で力を貸してくれる人も沢山現れて、最後は頑張って居る人から影響をうけて、周りの人が変わっていく様子が良かったです。

    0
    投稿日: 2021.06.27
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    今、40才。妊娠した。 相手はイケメンの部下。私としたことが なんということに・・・・ 主人公の優子は、お腹の子の父親に このことを告げずにいる。若い部下には 言えなかったのだろう。 なんでなんだ! 読んでいて苛々した。 優子は、実家へ帰る。 そして母親は、子供の父親になってくれる人を探し始める。狭い村なのに、そんな行動を優子は嬉しくなかった。 母親にしてみれば、~心配゙という二文字が、大きくのし掛かっていたのだろう。 男性は少し歳を重ねても、子供を持つことができる。 でも、女性には悲しいかなタイムリミットがあるのだ。歳を重ねすぎるとアウトなのだ。体が、もうそろそろ無理デス よ~と教えてくる。 確かに現在、医学は発達してはいるが。 優子は、子供を持つのはこれが最後のチャンスだと思ったのだろう。 実家近くのお寺。同級生の僧侶は親切 過ぎるのでは、と思うくらい。これも、 じれったいが有り難い人だとも思う。 周りが、どんな環境であっても子供には 強く、素直に育ってほしい。 2019、3 読了

    15
    投稿日: 2021.05.29
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    痛快。海外出張先での部下との一夜で授かった子宝。人生最後のチャンス、女性には子供が欲しくても年齢制限ってものがあるんだよね、と痛感する。 ここまで言うか!というほどのマタハラ上司、もし子供ができていたら「どんな手を使ってでも堕させる」と言う子供の父親。結婚相手には"君達は選ばないよ、もっと若い子にする"と平然に言う高校同級生。妊活を諦めた同期の辛辣な言葉。"父親になってもらえないか?"と同級生にこっそり相談する母親。地元の親世代の人種差別発言。あー盛り沢山。ここまでハッキリ言うかー‼︎と呆れるが人間のホンネが詰まっていて返って清々しいくらい。楽しかった。

    1
    投稿日: 2021.05.15
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    題名からインパクトのある小説で、ずっと気になっていて、文庫本化された途端、購入しました! なるほど!最低な登場人物が盛り沢山!! 現代のパワハラ、マタハラ、偏見、人種差別を風刺した内容でした。頭にくるシーンは多かったけれど、垣谷さんの本はどれも社会学の教科書みたいだなぁと感じました^ ^しかもとっても読みやすいです! 主人公の優子は、勝手に女優の吉田羊さんをイメージして読みました 笑 展開も面白くて、ドラマ化して欲しいなと思いました(o^^o)

    6
    投稿日: 2021.05.07
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    このレビューはネタバレを含みます。

    おもしろかった! 続きが気になってどんどん読み進めた。 結局、水野に言わない選択をした優子。 家族との絆は深まった。 やっぱり家族が一番。 お寺の住職が良い人すぎた。 個人的には最後水野にカミングアウトしてどうなるかの展開も見てみたかった。 現実、優子のようになったら 私は水野に話をすると思うし 嘘を突き通す優子がすごい。 知り合いに優子というシングルマザーがいるので なんだか現実味帯びてハラハラした。

    1
    投稿日: 2021.05.03
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    読み始めてしばらくして、あれ読んだことあるって思った。 でも細かいところは忘れていたし、筋書きが面白くてぐいぐい最後まで読んでしまいました。四十歳のキャリアウーマンが思いがけず妊娠してしまって、どうする?!って話。 さすが柿谷さんで色んなテーマを盛り込んできて、会社の中の妊娠出産についての理解のなさ、田舎でのシングルマザーへの理解のなさ、日本で暮らす外国人への理解のなさ。すべてにおいてすごくリアル。 最後はなんとか丸く収まるんだけど、同級生の住職の凡庸が良い!器が大きくて、人として一番かっこいいかも。この人が優子の身近なところにいてくれるならなんだか大丈夫な気がするよ。面白かったです!

    2
    投稿日: 2021.04.28
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    40歳を目前に控えたキャリアウーマンがシングルマザーの道を選択するという重いテーマでした。 子供の父親になってもいいという人が2人も現れ、しかも一人は断ってしまうとか、ちょっと現実離れしてる気はするが引き込まれて読める、垣谷さんらしい、読んで損のない作品でした。

    4
    投稿日: 2021.04.21
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    読んでいて腹が立ってくる話だった。独身や黒人の方と結婚した女性を差別し、「女は男の世話係」と考えている田舎の親戚、そして男は女と違って何歳になっても若い女と結婚できる!と発言し、女の価値を若さで考える男友達、子供の父親になることを鼻から考えず妊娠は恐怖、土下座してでも堕してもらうと発言する子どもの父親の後輩水野。そしてそんな彼との結婚を夢見る若くて綺麗な彼女。会社のマタハラパワハラも満載。主人公も主人公で言えばいいのに!とヤキモキする場面が多々あり。水野が本当にダメ男過ぎて。すぐ新しい彼女ができてハワイに行く場面は本当にガッカリ。唯一の救いは凡庸さん。最後は凡庸さんありがとう、という気持ちで終わった。

    1
    投稿日: 2021.04.10
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    率直に面白かった。 ただ上司の最悪さ、親戚の世間知らずさには、気分が悪くなった。 最後には、みんな晴れやかな顔になったようで、スッキリ読み終われて良かった。

    0
    投稿日: 2021.03.29
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    クソな主人公が、クソな男と一夜の夜を過ごしてしまったがために、妊娠し、シングルマザーになると決意する話。 主人公も含め、出てくる登場人物がほぼ全員クソです。わがままで自己中で、人のためを思ってる風を装いながら、最終的には自分のことしか考えてないような人達。 せめて、もう少しお腹の子供のことを優先して考えている描写が欲しい…。大事なことなのだが、世間体とか人種差別とか…。 著者としては時代に合わせたものを書きたかったのかな? 評価が意外と高いのもよくわからない。

    0
    投稿日: 2021.03.28
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    このレビューはネタバレを含みます。

    出張先でのたった一夜の過ちで身籠ってしまった優子。今年四十歳になる自分には、これが出産のラストチャンス。 田舎の閉鎖的な人間関係には辟易しているためUターンはできない。悩んだ末、姉に相談してみたがすぐに母親へ情報が筒抜けに。 おまけに姉への相談内容を職場で聞かれていたのは、子供の父親である現・恋人。何やらその後コソコソ嗅ぎまわっていて… 仮定の話として子の父に「あなたの子、と言われたらどうする?」と探りを入れれば、「土下座してでも堕ろしてもらう、もしくは流産してもらう」と恐ろしい返答。これは何が何でも隠し通さねばならない。 日本で未婚のまま母になる、ってどうしてこんなに肩身が狭いの? 今の世情や特に女性の生き辛さについて、こんなエンタメ作品にしてくれるなんて垣谷作品は安定の面白さ。 優子の意思を受け入れ、尊重してくれる味方が中盤までいなくてハラハラした。 凡庸の懐の深さ、かつての不倫相手が職場幹部となり働き方改革を推し進めて何とか今後の見通しができてよかった。希望の光が見えた。

    1
    投稿日: 2021.03.27
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    このレビューはネタバレを含みます。

    最後のエピローグ泣けた。。 ダイバーシティって言葉だけがバズって、未だ実態に至っていない日本を象徴しているのかのよう。 40歳未婚で出産だっていいじゃない(大変かもしれないけど)、国際結婚だって肌の色の異なる子どもだって、こういうことに偏見を持たれない時代に早くなってほしい。

    2
    投稿日: 2021.03.23
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    面白かった。お母さんの歯に衣着せぬ物言いが笑えた。私も数年後、四十歳になり、優子のような人生にもなりかねぬと思った。世間の目や世の中の考えが必ずしも正しくないし、今後もっと多様性が浸透していく世の中であって欲しいと切に願う。優子の生き方も悪くない!

    0
    投稿日: 2021.03.22
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    これを読んでまず最初に思ったのが、キャリアウーマンの女性妊娠して相手に妊娠の事実を伝えず出産するというストーリーなら、シングルマザーを題材とした小説なのですが、優子の母親が生まれてくる子の父親になってほしいと懇願する場面や、実の父親でない凡庸が私生児にさせないために婚姻するなど、ストーリー的に破綻しているのを、読む側に感じさせていないのがいいです。 帯に女性への応援小説と書かれていますが、逆の観点で言うとシングルマザーになるのならよく考えたほうがいいと教えられている気がしました。 この世の中、大勢のシングルマザーが苦しんでいるのが現実ですから・・・

    2
    投稿日: 2021.03.21
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    このレビューはネタバレを含みます。

    良かった点は、子の父親との和解をしなかったところ。断ち切れぬ縁が出来たとしても絶対に相互理解し得ない関係とはあるもので、そこに理想論が存在しなかったのは良かった。一方で他の家族たち、婚姻相手については少々ご都合主義を感じた。あとは、現代の設定でここまでハッキリパワハラマタハラがあるのかと疑問に思ってしまった。明確な困難として描き切りたいのであれば、もう少し回りくどく陰湿なほうがリアリティがあったように思う。古い価値観からのしがらみに囚われることに苦しみながらも、最終的に世間体から(それだけではないだろうが、その辺りの描写はもう少しあっても良かった気がする)婚姻という選択をする。どうにも中途半端な気もするが、人は1人では生きていけないし、助けて欲しい時には周りに頼り、お互い様で生きていく。何もかも白黒つけるばかりが正解ではない。

    1
    投稿日: 2021.03.20
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    とても読み進めやすかった。難しいテーマだけれど一つ一つを綺麗に見せるのでなくありのまま今の社会の現実に沿って書かれていた。田舎の母親はやりすぎだと思ったけど、アルアル。昔ながらの考えと社会風潮と、生きづらさに翻弄されながらも、理解を示そうとする人たちに支えられ自分の気持に正直に選択していく主人公。 国際結婚のことについても触れられていて良かった。

    0
    投稿日: 2021.03.20
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    題名からして読みやすいだろうなと思ったとおり、読みやすかった。 世間体や噂は、いつまでもつきまとうもの。 それでもわかってくれる人や場所はあるっていうことかな。 いろんなことが整わなくっても、辻褄が合わなくても、人それぞれ。 みんな幸せで楽しく過ごせて行けたらいいんじゃないかとこの中に出てくる海外ボランティアの子に言われてる気がした。

    0
    投稿日: 2021.03.13
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    主人公は40歳目前のキャリアウーマンで、上司や会社の人の嫌みにも落ち着いて切り返していますが、身内には怒鳴ってしまったりするのがリアルでよかったです。兄のエピソードでは主人公も偏見の目を持っているというのが感じられたのもまた人間味があってよかった。 最後は、こういう選択をしたのかとちょっと驚きましたが、自分に何かあって子どもを育てられなくなったら……と考えると、周囲や自分自身の感情は置いといて、こういう選択もありなのだろうと思います。 早く戸籍制度なくなればいいのになぁ。

    0
    投稿日: 2021.03.02
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    嘘をついてというより、偽って生きていくのは辛いな。重いテーマが盛り沢山だけど思ったよりあっさりと読めた!

    0
    投稿日: 2021.02.26
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    男女平等、女性の社会進出が叫ばれて久しいが、未婚女性、特にシングルマザーへの風当たりは強いし、経済的・制度的支援も乏しい。本作でも「世間は未婚より離婚の方が納得する」と言及があったように「バツイチシングルマザー」の印象はさほど悪くないのに、初めから籍を入れずにシングルマザーとなった女性に違和感を抱く人はどういうわけか多いように感じる。 全体的にポップな文体ではあるが、人種や出自、性別、国籍、未婚か既婚か、子供がいるかいないかなど、日本社会にはさまざまな差別が渦巻いているという重い課題を読者に突きつけている。 命があるだけで素晴らしい。そんなことは誰もが分かっていることであるにもかかわらず、戸籍や出自に未だに多くの日本人が縛られていることを改めて認識させられ、戸籍制度の意義を考えさせられる作品でもあった。

    1
    投稿日: 2021.02.24
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    40歳目前で、妊娠が判明。お相手は、一夜だけの会社の男性部下。知れば知るほど封建的かつDV野郎、おまけに取っ替え引っ替えの彼女。しかし、いわゆるイケメン。相手に「貴方が父親よ」とも告げられず、嘘の上塗り。一方、帰省すれば田舎の親戚一同の目も煩わしい。主人公の姉や兄の家族事情も合わせて、家族や姉兄も含めて、少しずつ何かが変化していく。

    0
    投稿日: 2021.02.19
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    さすが垣谷美雨、重いテーマだが明るくまとまっており一気に読めた。39歳で一度の過ちで妊娠する確率は相当低いと思うが、その経緯も不自然すぎずリアルに描かれていた。不妊治療中の同年代も登場させていて抜かりない。ご都合主義的展開もあるが、マイナス面も描いており、興味深く読んだ。

    0
    投稿日: 2021.02.09