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ひとでちゃんに殺される(新潮文庫nex)
ひとでちゃんに殺される(新潮文庫nex)
片岡翔/新潮社
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総合評価

6件)
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    雪下まゆさんの装画に惹かれて購入。 今までホラー系は読まなかったので新鮮でした。 ラストは嫌な気持ちならず何故か爽快な。 映像化しやすそうな展開です。

    18
    投稿日: 2024.09.16
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    学園オカルトホラー。かなりグロテスクな描写が多くイメージを想起する度になかなか疲れるが、ストーリーの因果や筋がしっかり通っており理解しやすくサクサク読めた。 窮地に追い込まれた人間の本性が生々しく、自分が同じ立場ならどう行動しただろうかと考えずにはいられない。 面白かったです。

    1
    投稿日: 2024.06.10
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    タイトルとジャケ買い。最初に思っていた印象とは違った。殺人の描写は結構グロくてシュール、悪は退治され、一応ハッピーエンド?だったのはいいなと思いました。

    0
    投稿日: 2023.06.26
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    このレビューはネタバレを含みます。

    自分の好きな女の子が陰でいじめられてると知り、復讐のために悪魔に頼る男の子から物語が始まります。 クラスの人間が悪魔の力で死んでいく中、突如現れた転校生のひとでちゃん。 そのひとでちゃんは、圧倒的な美貌で周囲を虜にするが、謎のオーラも纏っている人物。 物語が進んでいくにつれて、ひとでちゃんの重大な秘密が明らかになっていき、続きが気になってどんどん読み進めてしまいました。 ちょっとした伏線がたくさん散りばめられていたり、登場人物の名前が連想しやすいようなわかりやすい名前ばかりで、終始楽しく読めました。 最初はひとでちゃんの謎が多すぎて、不審に思いながら読んでいましたが、次第に謎が解けていき、主人公(?)と同じように信頼を持ち始めることができました。 ただ、特にラストの方はグロテスクで、人と人との複雑な気持ちの交差も激しく、人を選ぶ作品だなとも思いました。

    0
    投稿日: 2022.11.04
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    思いを寄せる女生徒がいじめに遭っていることを知り、その相手に呪いをかけた男子高校生。呪いは成就し憎い相手は次々と悲惨な死を迎えるものの、予想外の展開に。そしてそこへ転校してきた美少女・ひとでちゃん。彼女はいったい何者なのか。そして呪いを解くことはできるのか。スリリングな学園ホラー。 軽くさくさく読めるのですが、恐ろしさもなかなかのもの。中盤まではひとでちゃんが何者なのかわからない不安も大きいです。可愛いし魅力的なだけに、不気味さもあるんだよね。なにせ「ひとでなしのひとでちゃん」って! そして彼女の正体が判明してからも、その不安はなかなか払拭されなくて。いろいろと予想外の展開に翻弄されっぱなしでした。 「一番怖いのは人間の悪意」なんてありきたりなことは言いたくないけれど。どこが一番怖かったかというと、ラストの投票シーンでした。やはりこういうのは嫌だなあ。

    0
    投稿日: 2021.09.28
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    ひとでちゃんのキャラがとにかく突き抜けてますね。オカルトだけどそれほど怖さはない。ひとでちゃんのキャラに助けられて痛快さすらある。 1つ要望があるとすれば、途中で主人公が変わるんだけど、もうちょっと章立てを工夫するとかしてわかりやすくして欲しかったかな。

    2
    投稿日: 2021.05.10