
総合評価
(1222件)| 195 | ||
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powered by ブクログこのレビューはネタバレを含みます。
母とその母の関係性に狂気を感じました。 子供が出来たからといって自動的に「母」になるのではなく、あくまでも母は母の「娘」でしかなかったのだと思います。そんな母にとっての娘は母に褒めてもらうための道具のようなものであり、娘が求めている心からの愛情、「母」としての愛情は無かったのだろうと思います。娘と引き換えに母を喪ってからは特に…。 この物語中に娘の名前は全然出て来ませんが、首を吊った娘に触れ初めて娘の名前を呼ぶ場面こそが、母が母の「娘」ではなく、娘の「母」になった瞬間なのだと思いました。
0投稿日: 2025.12.21
powered by ブクログ相も変わらず、文章がぞくぞくしてすぐに読むことができた。 物語としては、フィクションと言うよりも日本のどこかに現実としてありそうな気味の悪い事例を見ているようでした。
2投稿日: 2025.12.14
powered by ブクログ読むのしんどくて2週間ぐらいかかって読了 女は娘と母の2種類が存在する、っていうのにすごく納得した 前の職場で不倫やら後輩・新人いじめをするモンスターパート(40代独身女性)の人がいて、その人に対して還暦間近のパートさんが「あの人はまだ娘の気分やねんな」って言ってて。 当時はその意味がよく分からなかったけど、この本を読んでしっくりきた 私は完全に娘だなあ 子供いないしそもそも未婚だから母じゃないし、当然っちゃ当然だとは思う でも、人にしてあげたいことよりしてほしいことばっかりだし、見返りや損しないかとかめっちゃ考えてしまう(それはただ利己的なだけ?) 解説で「教訓を得る本じゃない、これは悲劇なのだ」と書いてあったけど、このままの在り方でいるとこんな自分中心で独りよがりな人間になるって反面教師に思わざるを得ない
12投稿日: 2025.12.13
powered by ブクログ湊かなえ氏の作品の中でかなり好きな方。それぞれの視点で描いていくのがいつも特徴的だが、個人的にこの作品はよりそれを楽しめた。
0投稿日: 2025.12.05
powered by ブクログ著者の作品を読むのはこれで六回目となるのだが、この方はどうも人間の厭な部分とか歪んだ部分を少しだけ引き伸ばして滅茶苦茶気持ち悪く描写するのが特に上手い。今作は中でもマタニティ・母子愛を題材に採ることで、その能力が遺憾無く発揮されていると見え、狂った母性と狂った承認欲求によって織り成される地獄の家庭環境を見事に描いている。折しも最近大学の兼ね合いで少年法・少年犯罪について考える機会が多く、より感心を持って臨めた側面がある。非行少年の過半が小児期逆境経験を経ている事実を認識しながら、一方で(普通に)恵まれた家庭で生まれ育った自分には余り実感として理解し切れない部分があったが、なるほどこうして、家庭という閉鎖的かつ絶対的な生育環境の中で、自分は歪んでいるとも知らず歪んでいき、最悪の方向へ進んでいって仕舞うのかと、創作ながらその一端を覗くことが出来たような気がする。子育てというのはその正解が何処にもない、極めて難しく極めて多忙な仕事であるのに、何の資格も必要ない、誰でも成ることが出来る、その上その真正性は夫々の持ち合わせる母性だとか愛だとか漠然とした感情的ななにかに委ねられているという時点で、半ば破綻しているのかもしれない。
8投稿日: 2025.11.29
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飛び飛びで読んでしまって、叙述トリックがいまいち入ってこなかった、悔しい…。 解説読んでそういうことか!!てなった、自分でちゃんと気付けたらもっと面白かったなぁ。 りっちゃんは絶対律子だけども自分のいとこが飛び降り自殺した話聞きながらよくたこ焼き焼けるな…?て思っちゃったよ…。 母と娘の手記のすれ違うところがあって面白かったな。母の手記を読みながら「娘の手記ではどうえがかれるんだろう、、」てワクワク(ワクワクするような話ではないが)しながら読めた。 田所実家がまじで地獄すぎて、九州のいけんとこ詰め込んだみたいなとこやった。 娘(清佳)の気持ちになると苦しいなぁ、享と幸せになってくれよな。 あと仁美さんほんまにきもい、ワインボトルで死んどけやて思ったな。
0投稿日: 2025.11.28
powered by ブクログ2025.9読了 母性がテーマで認知の歪みによるすれ違いを描いている作品。 母と娘の場面が切り替わりながら話が進んでいく。 この作品は登場人物のほとんど全員が歪んでおり、母と娘は物の見事に全てがズレまくりで、それ故の苦悩が読み手にはひしひしと伝わってくる。 劣悪な家庭環境のリアリティが高すぎて読んでいて結構キツイ...! 自分は女性ではないし親離れが出来ない人が娘を産んだらどうなるのかの想像力は乏しいし共感できる点は無かったものの、それでも「いや...間違いすぎだよな...」となれたので湊かなえさんの文章力には感嘆するばかり...
1投稿日: 2025.11.27
powered by ブクログ歪な母娘の関係性。母性とは何かを考えさせられた。 心の中がドロドロとした嫌な気持ちでいっぱいになった。
0投稿日: 2025.11.22
powered by ブクログ祖母が亡くなって以降の母が不幸すぎるあまりに、祖母の愛情を一身に受けて大切に育てられた母の姿が儚く感じられた 母と娘それぞれのバイアスがかかった目線で書かれているから勘違いが起きやすい 作者はそれすらも教訓として伝えたかったことなのだろうなと思った 終わり方が少し雑
0投稿日: 2025.11.17
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自分が妊娠してるってわかったとき、1番に読まなきゃって思った本でした なんでそう思ったのかはわからないけど、、 母と娘の記述の矛盾や伏線になっているのがおもしろく、どこに向かうのかわからないワクワクですぐ読めちゃいました 自分が本当の意味での母親になれるのかは自信ないなあ
0投稿日: 2025.11.16
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愛とか母性とか結局何のためにあるのかと考えさせられる作品。 娘は祖母が亡くなってから「無償の愛」を与えてくれる人を探し、母の目に留まるように必死に努力していたのに、それがすべて裏目に出て、余計に恨まれる結果になるのは読んでいて辛かった。
0投稿日: 2025.11.14
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【歪む母子間愛を見守ることしかできない本】 母親にしか愛されていないと思っている女性の独白から始まる。神父に向かって綴る今までの行いとその想い。自殺か事故か原因不明で意識不明の自分の娘に対しての懺悔と、自分の行いが正しかったか、ひとつひとつ確認していく。 物語は母親と娘の群像劇で進んでいく。 母親はひとり親の母に愛されて育った。その母は台風の土砂災害が原因で、自己犠牲の精神で孫を助ける。世界に一人だけの味方を失った母親は、義母の家で散々な仕打ちを受け、自分の夫にも、娘にも味方されないと感じ続ける。 一方、娘は台風で祖母を失った後、義祖母にいびられる母親を守らなければと気丈に振る舞い、成長するに伴って義祖母に楯突くことも増えていく。 屋敷と言われた家で起こる事件の中で、母親と娘のすれ違いが生まれ、家族の中で大きな溝となっていく。 火事の中で亡くなったと思われていた祖母が、自分の娘(孫)を守らせるために、舌を噛み切って自殺した事実を知った孫は、赦してと一筆書いて、桜の木で自害しようとする。意識が混濁する中で呼ばれた清佳という自分の名前を、久し振りに聞いた。 エピローグでは10年経った今、過去を振り返って冷静に俯瞰する孫、清佳。母への思いは幼少期、壮年期、現在と移ろいでゆき、烈火の感情は生まれなくなった。 母性とは、自分が娘として求めようとした愛を、我が子に捧げたいという想いなのではないだろうか。 ------ Nのために、告白、以来、湊かなえ作品に触れたのは三度目。 母親と娘の独白による文章の美しさ、その独白の偏りが群像劇でよく表されていた。独白者を信じているからこそのミスリードを面白く感じた。 特に、母親(ルミ子)と娘(清佳)の気持ちのすれ違いが痛ましい。 お互いが大切に思っているからこそ、胸の中に秘めた思いを伝えられずにいる。夫婦間も同じことが言えるだろう。その感謝や謝罪のひと言があるだけで、状況は変わっていく一方で、余計な一言がなければこうも悪展開にならないのに、という気持ちもある。 人間関係のもどかしくも、難しい模様に、生々しさを感じた。 母を守るために気丈に、時として反抗していく娘には特に感情移入した。 逆に母親には苛立ちを隠せない場面も多かった。過保護にされた生い立ち、娘への愛の注ぎ方、周囲への歪んだ見地、自分が我慢して消化しようとする根暗な性根。様々な軋轢を自分の中で抱え込んでしまう人には、共感する部分が大きいのかもしれないと思う。 途中で語られるりっちゃん食堂での第三者目線の会話において、語り手がまさか女性で清佳だとは思わず、ミスリードさせられた。 思春期から大人になるにつれて、母への見方が変わっていく。良い意味でも悪い意味も許容と諦めが生まれる。 作品の最後に括られた、母性は母親から自分が注がれた愛を娘に注ぐもの、という言葉には意図的な歪みを感じる。自分の中では腑に落ちるものではなかった。 逆に、母性を持った人間と、そうでない人間に分かれる、という言葉は胸に刻まれた。これから母親になる清佳は一体どの道を進むのだろうか。
1投稿日: 2025.11.08
powered by ブクログ映画を見てから文庫版を読んだ。 映画版では視点の入れ替わりが激しくて結局誰が真なのか分からなかったけど、文庫版は比較的視点の入れ替わりが分かりやすかった。あと文庫版の方が怖さが増してて良かった。
0投稿日: 2025.11.06
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多分何度も読んだはず、でも今の自分にフィットしすぎて辛くなった。【私】【母】【娘】三世代の話で、自分自身が【私】の立場とおなじでカウンセラーに通っていたときのことを思い出した。同じ事実も視点を変えれば違う話になる、まさにこれ。母に必要な子だと思われたくて褒められたくて頑張る、頑張れば愛してもらえる。なのに母からそう思われない。みんな一方通行の愛というより欲望。途中で【私】は【娘】が母からの愛を求める気持ちに気づき、相互通行になれたらよかったね…と思うが読んでる時期や立場により感じ方は異なるだろうな。永遠に解決しない母娘、近すぎても遠すぎてもうまくいかないし、私自身は娘を愛する気持ちに理由は無い。愛というか唯一無二の存在なので助けるのは娘以外にいない。でも、もしこの気持ちが自分自身が年老いたとき、娘に対して無くなったらどうしよう、と思った。本当に考えるほど難しく他の方の感想を読み、言語化うまいなあ…と。もちろん湊かなえが一番上手いのは言うまでもない。 ミステリーかどうかはわからないけど素晴らしい作品。また読みたい、その時の自分の感情が楽しみ。
1投稿日: 2025.11.01
powered by ブクログ相手を思うからこその、すれ違い。 言えばいいというものではないけれど、言葉に出さなければ伝わらない事もある。 私も母と側から見れば仲良し親子だが、人には言えない思いがたくさんある。 色々考えさせられた作品。
10投稿日: 2025.10.30
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視点が変わることで答え合わせのような感覚で読める。 「さぞかし愛されて育ったんだな」「円満な家庭で育ったんだな」「可愛がられて育ったんだな」 他人に対してそういった印象を抱くことがある。決まって性格は真っ直ぐで素直。そこにいるだけで幸せを振り撒くような存在。 愛情いっぱいに育てることがそのような子を生み、理想的な育児だと考えていたが、そうではないことを知った。 母親が、母親をいつまでも崇拝していることが心苦しかった。なにがあっても世界の中心は「母と私」なのだと。娘の愛情がずっと空回りしているだけなのもつらい。報われてほしい、救ってあげたい…ただただその繰り返しで読んでた。 母性を持つことが母親として当然なのか、それとも義務なのか、読む前よりも重い言葉に想える。
0投稿日: 2025.10.26
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いつもの、母と娘で話がずれている。 母の、娘の感情を分かってあげない、愛されたがり、母だけが大事、親になるべき人間ではない(手記には書いてないけど娘を殴ってる!触れられたいと言いつつ自分で避けてる!)は予想通りだけど、田所、義父母、姉妹もクソ。流産の話はむなくそ… 可哀想な子を大事にすれば母に好かれる、が娘に受け継がれてるのが嫌。母方の祖母はいい人だったのだろうけど、何でも褒めすぎは良くないのかな。 祖母が死んだ火事で祖母が自殺して、娘を助けたのは駆けつけた父だった、がオチ。
0投稿日: 2025.10.19
powered by ブクログこのレビューはネタバレを含みます。
「時は流れる。流れるからこそ、母への思いも変化する。それでも愛を求めようとするのが娘であり、自分が求めたものを我が子に捧げたいと思う気持ちが、母性なのではないだろうか。」 ずっと読んでみたいなと思っていた作品だったので、今回図書館から借りてすぐに読み始めた。 最初から惹きつけられる文章でスラスラと読めてしまった。湊かなえさんの作品は、登場人物の心情描写がとても細かにされていて、自然に内容が頭の中に入ってくる。 全体として、よくこんな話を思いつくなー、というのが感想。非日常に思えるような作品も、実際現実世界で私が目を向けていないだけで起こっているのではないかと感じさせられる内容だった。 湊かなえさんが作品を通して伝えたいテーマであり、湊かなえさんがよく題材にされている「母性」を扱った本作品は、人間というものをとても上手に描いていると思う。 母からの愛情を求め続ける、という執着にある意味あきらめをつけて、ラストで自分が得られなかった分の愛情を子供に注ごうとしている娘の姿が印象的だった。Kinki Kidsの曲で『愛されるよりも、愛したい』という曲があるが、まさにその通りだと思う。愛されるよりも愛することの方が幸せなのではないかと思う。見返りを求めず愛を与えることができたら、どんなに良いだろうか。娘が自分の母を反面教師として、自分の子供を大切に育てていければいいなと思った。(旦那さんが、いい塩梅で生きる方法や愛情についてよくわかっていそうなので大丈夫かな、と思う) 私は自分の家庭は仲のいい家族だと思っているので、このような世界線とは何か程遠いような気がしてしまうが、いわゆる〈毒親〉みたいな話は自分の友達からもよく聞くし、自分の母も少し複雑な家庭環境で育ったので、自分にも起こりうることかもしれないなーと改めて気づかされた。人をきちんと愛せる人でありたい。 最近〈毒親〉が登場する作品が多く描かれているが、その中でも、湊かなえさんが描く母性というものはとても現実味があって、恐ろしいなと感じる。読んだ後は、なにかすごいものを読んでしまったなー、と放心してしまった。
9投稿日: 2025.10.19
powered by ブクログ先が気になりすいすい読めました!母と娘の視点が重なりあうことはなく、あまりにひどいと思わせることもあり。でも一番の悪は私は母の夫であり娘の父でもあるこの男だと思います。母の母(娘にとっては祖母)の視点も覗き見たいかも。でもラストは肩透かしでした。それでもこの作品は面白糸思います!
0投稿日: 2025.10.16
powered by ブクログ大好きな湊かなえの作品。 大好きってなんか言い方難しいけど、 中身の母親は理解できない。 原作も映画も触れたけど、 映画もおすすめです。
8投稿日: 2025.10.12
powered by ブクログ母と娘、両方の気持ちがわかるけど、この母と娘の気持ちはすごすぎて自分には寄り添えないところも多かった。 でもこんな母娘けっこういるなと思った。
1投稿日: 2025.10.10
powered by ブクログなんかすごいもの読んだ。 「母性」のタイトルが示すように、母と娘の関係性を通して親子愛を描いたもの。 かと思いきや、そこは湊かなえ作品。そうは簡単に行かない。 親離れできない娘が母となった時に果たしてどうなるのか。 なんて単純な話ではなかった。 読み始めてからなんか不穏なものが常につきまとっていて、背中がゾワゾワムズムズしながら不安と友達になって読み進めた。 母目線のパートと娘目線のパートがあるが、母目線のパートで示されたものを娘目線パートで答え合わせをする感じ。 ではあるのだが、はたしてそれは真実なのか。そんな事も読みながら感じてしまい、やっぱり背中がムズムズする。書き方上手いよなぁ。先が気になって仕方ない。 娘パートには、 (からだはまったく動かない。多分、わたしのからだはとても冷たくなっているはずだ。) なんて書かれていて、おいおいどんな状況で回想しているのよなんてドキドキもさせられる。 そしてラストでは上手くピースがハマっていって、ほほうとなる。 いや〜面白かった。 なんだろう、上手く結末を迎えたデビッド・リンチという感じだろうか。 氏の作品はもっとわけ分からないし、ラストもよく分からないが、途中で受け続ける感じはよく似ていると思った。 とまれ、この作品は読んで損なし。 ゾクゾクしたい人はぜひ。
6投稿日: 2025.10.08
powered by ブクログ同じ出来事を話しているはずなのに、母と娘の視点は全然ちがくて衝撃だった。 母性とはなにか、自分が母親になったらどうなるのか、考えさせられる1冊だった。 母親になる時が来たらこの本を思い出して再読するべきだと思った。
0投稿日: 2025.10.07
powered by ブクログ売れてる作家の文って読みやすいなーっておもった。 読み終わるまでずっとおかしいのは母の方で手記の内容も間違っていると思っていたが、娘の方もおかしいため、何が本当にあった出来事なのか分からなくなった。 瀬尾まいこさんの「そしてバトンは渡された」の後に読んだので家族の光と闇を一気に受け取った感じになった...
0投稿日: 2025.10.06
powered by ブクログこのレビューはネタバレを含みます。
ずっと母親から愛され続けていたいと思い続けてる女が子供を産むと、こうもグロテスクな人生を歩むのかとゾッとさせられるストーリーでした。 火事の時に孫を助けろと言う母親に対して「子供なんてまた産めば良いじゃない!」と言い返してるところに絶句。 母親主観の時と娘主観の時のエピソードの違いにも心を潰されるような感じがする。 全部私が被害者だって感じの書き方が本当に気持ち悪くて、湊先生らしさが溢れ出てて引き込まれました。 1番許せないのが父親なんだけど、不倫相手と駆け落ちしたくせにひょっこり帰ってきてるの本当に気持ち悪い。 娘から、親に暴力を振るわれた鬱屈を外にしか発散できなかった卑怯者、と罵られててザマァミロ! 湊先生作品で1番好きかもしれないです。 マルクスの資本論は読まない方が良い?
7投稿日: 2025.10.01
powered by ブクログ母親と娘が同じ場面を語ってもその背景や事実すらも認識にズレが生じており、人の間の誤解や齟齬はこうやって起きるのかと感じるところが多かった。とても惹かれる話で一気に読める面白い本だった。
5投稿日: 2025.09.23
powered by ブクログこのレビューはネタバレを含みます。
冒頭に出てくる「女子高生の記事の真相は?」という点以外は、これはミステリーなのか?というのが正直な感想。母目線と娘目線で描かれているが、途中の日常がどちらにとっても苦痛な日々で、読んでいてしんどかった。最終的には気になっていたことは全て解き明かされるが、スッキリはしない。
1投稿日: 2025.09.22
powered by ブクログ2025年GW、白浜でのバイト期間中に読了。 読後、感想を漁っていた時「面白くないのに、展開に惹きつけられる」という評価をしている人がいて、かなり納得した。 登場人物の誰にも共感できない。人ってこんなに嫌っていいんだ。
1投稿日: 2025.09.19
powered by ブクログ湊かなえ作品、何作目かになると、それなりの気構えで読みました。最後に読む、解説の内容が、好きでした。 自分の好みとの兼ね合いが複雑で、評価の星の数がつけづらいけど、とても読みごたえある、おすすめ作品だと思います。
7投稿日: 2025.09.16
powered by ブクログこの本にはいろんな親がでてくる。自分の両親がいかにまともだったのかを感じたし、自分もそういうまともな親になりたいと思った。でもそのまともという価値観も、幼少期に植え付けられた洗脳のようなものなのかもとも思った。
1投稿日: 2025.09.12
powered by ブクログ2017/7/12 湊かなえの「母性」読み終わった。いやぁ、キツイ…。この主人公には全く共感出来ないし、出てくる主要キャラ全員にイライラする!笑 しかしどこかしら理解出来る部分もあって作りが上手いなぁと。そして薄々感じてたが、湊かなえは家族関係のイヤ〜な部分を描かせたらピカイチではと思わせるね。
0投稿日: 2025.09.10
powered by ブクログ最近読書にハマったため、湊かなえさんの作品はお初にお目にかかりました。 視点によりストーリーに齟齬が見られるのがとても面白かったです。ただ終始ストレスを抱えながら読んでいました。親は親である前に誰かの子である。親を愛するということに何も間違いはないが、「私」はなにを間違えてしまったのでしょうか。 母性とは何か、『愛能う限り、大切に育ててきた』そう思っているのは母だけではないのか。 食い違うストーリーのおかげで色々な視点から考えることができました。
0投稿日: 2025.09.10
powered by ブクログ娘も母も女だ。 解説の母と父の辞典の引用や、単語で用いる漢字について、なるほど、などと思うくらい、母について、女について、愛について身近に感じた。
0投稿日: 2025.09.09
powered by ブクログ続きが気になって割と早く読み終えた 娘はいつまでも母からの愛情を求めるものだなぁ 個人的に享がすきでした あと、たこ焼き屋のりっちゃんは律子さんな気がする 初めての湊かなえさんでした
0投稿日: 2025.09.07
powered by ブクログ多分何度読んでも娘は何も悪くないという感想を抱くと思う 親に、母に愛されたい不器用で思春期の子供であると では、いつから子供は大人になるのだろう 母が実母に愛されたいのは気持ちとしては同じであろう 最近自分の成長が分からない、高校生の時から進歩してないような気がする、むしろ退化したように思える そんな自分に大人とは、親とはなにか考えさせる作品だった 受けたぶんの愛を子に注いでやろうなどと思わないように、滲み出るものが愛であるように
0投稿日: 2025.09.04
powered by ブクログタイトルに惹かれて、手に取りました。 はじめて小説というものを読みましたが、ボリュームとしては非常に読みやすかったと思います。以前、『母という呪縛 娘という牢獄』を読んでから、''あるべき母の姿とは''という問いが頭の中を駆け巡っていました。 そのような思いから読み始めたため、最初は娘が自殺未遂したという事実にただ感情移入していました。 しかし、中盤になると私自身の幼少期と清佳が重なり、当時の母の傷みが綿密に描かれているようで読み進めるだけで、張り裂けそうな気持ちになりました。 母も1人の人間であるということ、家を去ってから気づくものです。その点、清佳は聡明な子であると思いました。 ''あるべき母の姿''は母になると育て上げるまで抱え続ける問いなんだと思います。きっとアンサーは、無償の愛を感じさせられるいつでも受け止めてくれる存在。でも、全員がそんな母親になれるわけではない。難しい。。きっと母親になってから読んだらまた景色が変わってみえるんだろうな。
2投稿日: 2025.08.29
powered by ブクログ「母性」なんて一部の人間にとって都合のいいもの、皆に備わってるわけがないな 澤村伊智さん「ぼぎわんが、来る」や、リドリー・スコットの映画「最後の決闘裁判」のように語り手によって見えている世界が違っていて、 都合の悪いところを隠しているのか、それとも本人は本当にそうやって認識しているのか、、 前者の方がまだ救いがある
1投稿日: 2025.08.25
powered by ブクログ作品紹介・あらすじ 女子高生が自宅の庭で倒れているのが発見された。母親は言葉を詰まらせる。「愛能う限り、大切に育ててきた娘がこんなことになるなんて」。世間は騒ぐ。これは事故か、自殺か。……遡ること十一年前の台風の日、彼女たちを包んだ幸福は、突如奪い去られていた。母の手記と娘の回想が入り混じり、浮かび上がる真相。これは事故か、それとも――。圧倒的に新しい、「母と娘」を巡る物語。
0投稿日: 2025.08.17
powered by ブクログ実写の映画を先に見ていたので、内容が頭に入ってきやすかった。 女性は二種類。母になる人間と、娘になる人間。 自分が生きるために祖母は死んでしまったという事実を突きつけられると、自分としての存在意義がわからなくなる。 それゆえに選んでしまった自死、場所。 母親に認められたい気持ちって難しいなあ。
2投稿日: 2025.08.17
powered by ブクログ先に映画を観ていたので戸田恵梨香と永野芽郁でずっと再生された 実年齢差11歳の二人を親子役にしたのちょっと無理があったなぁ 祖母2人は映画のイメージがぴったり原作とも一致 話としてはラストが弱い気がした
0投稿日: 2025.08.15
powered by ブクログ著者、湊かなえさん(1973~)の作品、ブクログ登録は10冊目になります。 で、本作の内容は、BOOKデータベースによると、次のとおり。 ---引用開始 女子高生が自宅の中庭で倒れているのが発見された。母親は言葉を詰まらせる。「愛能う限り、大切に育ててきた娘がこんなことになるなんて」。世間は騒ぐ。これは事故か、自殺か。…遡ること十一年前の台風の日、彼女たちを包んだ幸福は、突如奪い去られていた。母の手記と娘の回想が交錯し、浮かび上がる真相。これは事故か、それともー。圧倒的に新しい、「母と娘」を巡る物語。 ---引用終了
82投稿日: 2025.08.09
powered by ブクログこの娘がどんな母になっていくのかが気になった。 愛されなかった人が愛することは可能なのだろうか。愛され続けた母が娘に愛を与えられなかったのだから、逆に愛されなかった母だからこそ与えられるのだろうか。 愛は結局エゴとエゴのぶつかり合い。それを受容して感謝して返せなければ崩壊につながる。
1投稿日: 2025.08.06
powered by ブクログ冒頭 17歳の女子高生の自殺か事故かわからない転落事件記事から始まる。 しかし本編の登場人物と直接関わりがあるわけではない。ただその母親が言った『愛能う限り』が一つのキーワードになる。 本書は各章ごとに「母性について」「母の手記」「娘の回想」 この三つで構成されている。 「母の手記」には自分の母親がどんなに素晴らしいか そして自分がどれだけ愛情をもって育てられたか そして娘が生まれてからは誰からも愛されるように 母が自分にしてくれたように能う限りの愛情を注いで育ててきたとしきりに書かれていた。 そして「娘の回想」には〝愛されるためには正しいことを、喜ばれることをしなければならない〟〝母から注がれていたのは無償の愛ではない〟〝わたしは誰からも愛されない〟〝母に嫌われる自分が嫌いだった〟〝拳を繰り返し振り下ろされる〟などという言葉が書かれていた。 各章で度々見受けられるこの双方の受け止め方の違いはいったい何なのか? 読みながら 母親になれない母親だなぁと思っていた。 娘が求めていたのは飾り立てた美しい言葉などではなくもっと簡単なものだったのだと思う。 第六章で成長した娘が職場の先輩相手に「…………女には二種類あることを伝えたい………母と娘です」 「子どもを産んだ女が全員、母親になれるわけではありません。母性なんて、女なら誰にでも備わっているものじゃないし、備わってなくても、子どもは産めるんです。……」と語っている場面がある。娘にこんなことを言わせてしまう母親は残酷だと思うがこれは真理だとも思った。 この作品は意図的にだと思うが母と娘の名前がほとんど出てこないのが印象的だった。終盤まで読んで 思ったのは誰かに名前を呼ばれるということはその人に自分の役割でなく存在を認めてもらえたということになるのだろうか… 。ということだった。 終章はそれまでのことを思うと随分アッサリしているように感じた。個人的には本当にこれでいいの?と思わないでもなかったが母娘の関係というのはこんな感じで収まるのが理想的と言えば理想的なのかもしれない。 でも物足りないと言えば物足りない。
18投稿日: 2025.08.05
powered by ブクログ自分は愛しているつもりが、認めて欲しいだけの愛し方だったり、愛されてないと感じていたり、愛するって難しい。 目に見える虐待ではないけれど、愛の方向が違うとこんなにも人を苦しめるなんて。 怖いぐらいに行動も思考も理解できない母親だけど、本人はそれが正しい、良いこと、と思っているのが読んでいるだけでも苦しかった。 親子関係の難しさをひしひしと感じました。 私は正しいと思って、親の愛情と思っていることも、息子たちはきっとそうは思ってないこともあると思う。
10投稿日: 2025.07.31
powered by ブクログこのレビューはネタバレを含みます。
母の歪んだ愛?誤解した愛?そもそもこれは愛? 愛というものについて、一度踏みとどまって考えてみようと思わせられる作品。この家庭が目立って異質なわけではなく、世の中にありふれていそうな家族だが、物語として読むと、それが歪んだ愛、愛を誤解して娘に与えているといったことを気付かされる、というかそうなっている可能性があると思わされる。これを読むと、さて、自分の家族はどうか、周りはどう育ってきたのかについて考えさせられる。 急激な展開というよりは、「愛」というものについてじわじわと考えさせられる作品という印象。人は与える側と与えられる側で同じもの(ここでは愛)を扱っていてもそれぞれの見方によって違う解釈になるかもしれないことを学ばせていただいた。
2投稿日: 2025.07.29
powered by ブクログ湊かなえは人間関係の複雑さや嫌な部分の描写が上手で、読んでいて不快に感じるキャラクターやシーンも多いが、それほど読者がストーリーにのめり込めるのはやはり才能だと思う。 自身の評価が他人から見ると全く別のものであったり、自分自身が他人の人間性を勝手に決めつけていることは誰にでもよくある事だと思う。 それは家族でも同様で、そんな行き違いを上手く表現している物語だと思う。
1投稿日: 2025.07.21
powered by ブクログこのレビューはネタバレを含みます。
以下、備忘録 母のことばかりを思う母と、母のことばかりを思う娘のミステリー。女性とは母親とは偉大なものだなと思った。親が褒めれば、道標ができてしまう。良くも悪くも。親が飲めれば、それだけで子供にとっては正解なのだ。本書はそんな認められたい親子の話だった。母親は母親に認められて、優しくされて育ってきた。だから、娘がそんなふうに育たないことを嫌がる。娘はこうしろと言われるように生きてみるが。台風の日の悲劇のせいで何をやっていても認められない。だから最終的に自殺に追い込まれる。どこか悲劇的ではなく、どこか他人のような視点で、自殺については書かれていた。そして幕間。母と娘のそれからが描かれる。 幕間だけは読み応えがあった。 途中は正直引き込まれなかった。母性とはなんだろうか。親とは。明らかに母と父は違うものだ。ということは解説をみると納得出来た。ミステリーとしては、あいまいな線引きのまま進んでいる部分が多く、正直いただけない作品だった。
1投稿日: 2025.07.21
powered by ブクログ母と娘のすれ違い。 ここまで、主観と主観のズレが大きいとは。 母も娘も、お母さん(おばあちゃん)のことは素晴らしい人だったと回想するけれど、ふたりの主観に疑問符がついた今、それもどこまで信じて良いやらわからない。 ラストで娘は、「わたしは子どもに、わたしが母に望んでいたことをしてやりたい。愛して、愛して、愛して、わたしのすべてを捧げるつもりだ。」と言っているが、この「正しい」決意にすら、不穏なものを感じてしまう。 タイトルは母性。 母性を備えていたのは、誰だったのだろう。
9投稿日: 2025.07.18
powered by ブクログミステリーに慣れていない私でも読みやすかった。ただ、登場人物の感性に共感できない部分が多くエネルギーが必要。 読みやすいのに心はざわつく、不思議な感覚だった。
0投稿日: 2025.07.17
powered by ブクログ「誰かに愛されたい。【好き】ではなく【愛してる】がほしい。」 そんな娘の気持ちがまるで目の前にいるかのように感じました。生きていく中でそんな気持ちを私も育んでいけたらと思います。みなさんにもこれから先の長い人生に進展があると信じています。
7投稿日: 2025.07.15
powered by ブクログ母親との関係に悩んでおり読み始めた。 子供が生まれてもなおずっと娘であり続けたい母親、娘が母親のために考えて行動しても空回りしてしまう所が辛かった
0投稿日: 2025.07.14
powered by ブクログ苦痛だった。チクチクと神経を刺す痛みとギーギーと耳に突き刺さる不協和音。夜に日記を書くものではないという教訓が頭をよぎる。男性が直視できない現実なのかもしれない。
0投稿日: 2025.07.11
powered by ブクログ祖母、母、娘と姑の話だと言えるくらい男性達の存在感は薄い。 祖母と娘は理解しやすい人物、姑も意地悪だが分かりやすい。 ややこしいなと思うのは母に該当する人物で、彼女は母になっても延々と良き娘であり続ける。その様子が不気味に思える。
0投稿日: 2025.07.08
powered by ブクログこのレビューはネタバレを含みます。
母と娘の共通点「私を見て、愛してほしい」 どちらも言っていることがちぐはぐで、嘘なのか、都合の悪い部分は記憶から抹消していいものしか見ようとしていないのか、よく分からずに物語が進んでいく。この物語の登場人物、女性の方が強い。 遠回りではあったけど、美しい家は築けたのだろうか。ハッピーエンドだったのか?ただ色々な事実は消えない。抱えながら家族で支え合うことができたのなら。娘もまた子どもが産まれ、自分が母にして欲しかったことを与えたいと書かれていたけどもそう簡単にできるものなのかな。相当の精神力を要するはず。その後どうなるんだろうか。
1投稿日: 2025.07.07
powered by ブクログ母と娘のそれぞれの視点から、手記や回想として物語が進んでいく。2人の感じていることがあまりにも噛み合わなくて???となりながら読み続けていた。 結局2人は幸せになれたのか。
1投稿日: 2025.07.05
powered by ブクログ私は愛能う限り、娘を大切に育ててきました。 なぜ、褒めてくれるの? なぜ、花をくれるの? なぜ、私が死んだら悲しいの? わからないから訊いているのではない、 答えを知っていてなお、 相手の口から直接聞き、 確認したいために、 わざと訊いているのです。 あなたが、がんばったからよ。 あなたが、好きだからよ。 あなたを、愛しているからよ。 耳に心地よい、心の中の温かいもので満たしてくれる 言葉を聞きたくて、幼い頃から私は母に何度も 「 なぜ 」 を繰り返ししてきました。 母の愛情を、私がこの世の誰よりも 愛されていることを、確認するように、 母の答えはいつも、私が予測していたものか、 それ以上のもので、決して私を裏切ることは ありませんでした。 決してーーーー。 私は女性ではないので、母性 というこの物語を どう感じる事ができるのだろうか? 少し不安な気持ちで本を開きました。 愛能う限り・・・・ この言葉 この一文だけで何処か違う場所に 落ちてしまったように深く 物語の世界観に入りました。 物語の中で 私の想いの告白の色彩・・・・・ わたしの想いの色彩の回想・・・・ 言葉の一つ一つを大切に感じなから読み進めると 私の中の胸の奥深くに閉じ込めていた想いを 溶かしながらの時間でした。 愛して愛されて 愛に満たされる証の一つ一つを感じて。 時は流れる。 流れるからこそ、母への思いも変化する。 それでも愛を求めようとするのが娘であり、 自分を求めたものを我が子に 捧げたいと思う気持ちが 母性なのではないだろうか。 湊かなえさんの物語は何時も 読んでいなかったらあまり 表面には出さないはずの気持ちを 強い力で引き出すような、穏やかな文章の中だから こその、激しい色彩の世界観を感じます。 私は 母にも 娘にも なれませんが 大切なものはあります。 私なりに 母性 を感じながら この物語を読むことができた事に 出会いに感謝します。
499投稿日: 2025.07.05
powered by ブクログこのレビューはネタバレを含みます。
母と娘。お互いを想っているものの上手く歯車が噛み合わず、だんだん距離ができゆく。ただ、できた距離の分だけ相手を想う気持ちはさらに強くなっていき…、でもその想いの強さがまた相手との距離を生むことになり…、という、もどかしさが読んでいてすごかった。最後はハッピーエンドだと自分は捉えれたから一安心。 でもやっぱり、著者の紡ぐストーリーは重ためだなぁと再認識した本になりました笑
1投稿日: 2025.07.04
powered by ブクログこんなにも不運というのか、人に恵まれない人生ってあるのか?不幸の作り話もここまで盛ると盛り過ぎと不快になるレベルの展開でした。 そんなデタラメな不幸、不運な境遇でも最後は何となくハッピーエンドで終わってるのも、意味不明な展開です、期待してたんだけど久しぶりの残念本でしたー
7投稿日: 2025.07.02
powered by ブクログ母性は女性なら誰でも備わっているものではないことに気付かされた。この本で世間の幻想に苦しむ女性が救われるのかもしれない。母性は万能でもないのだとも思った。
1投稿日: 2025.07.01
powered by ブクログ読みやすかった。 普段ミステリーを読むので、本作でもどうしてもどんでん返しを期待してしまったが、読みやすい叙述トリックとしては十分面白かった。
1投稿日: 2025.07.01
powered by ブクログ母と娘、それぞれの視点で全く異なる内容で、最後の方はどちらが事実を話しているのかわからなくなった。ずっと何を言っているのかわからない状態
0投稿日: 2025.06.28
powered by ブクログ母と娘の愛情の捉え方、表現の仕方、全てがちぐはぐで、形容しがたい気味の悪さがあった。母も娘も「母に愛されたい」という願望が強く、愛されるために「他者にとって都合のいい、他者が望む人間」であろうとする。愛とはどういうものなのか、簡単に説明できることではないけれど、「他者に望まれる人間」であることで受けられる評価は愛ではなく、他者にとっての利便性、利用価値にすぎない。「無償の愛」という言葉が存在するように、母や娘の欲した愛は、損得という概念が無意味であるような、母親から娘への「母性」の具現化としての「愛」なのではなかったか。 母、ないし「私」は、自分が母から愛されることを欲するあまりに、娘を愛するという本能的な彼女の中にある「母性」すらも母からの愛を得るための手段とした。だからこそ彼女の母性は「無償の愛」という形では娘に伝わらず、恣意的であったがゆえに娘とのすれ違いを生むことになったのだろう。
0投稿日: 2025.06.26
powered by ブクログ湊かなえさんの作品久々に読んだ!今思えば母娘の関係がキーになる話多い。 母性って何だろう。父性ってなんだろうって考えさせられた。母と娘の見えてる世界も違いすぎるし。みんななんでこんなに母親に無償の愛を捧げるんだろうね。母は子どもに対して愛を捧ぐこともできない人もいるけど、母に愛がない子どもって皆無だよね。父の存在もなんなんだろう。終章が本当なのか、娘の幻想なのか、わからないけど、あのまま物語が終わってたら報われなさすぎるのでよかった。幸せなのかはさておくけど
0投稿日: 2025.06.23
powered by ブクログ人生何周したらこの本を書けるの? 実親との確執を思い出して、読んでる最中に何度も中断したくらい濃密な作品でした。
3投稿日: 2025.06.22
powered by ブクログ立ち位置で見える世界が変わる恐ろしさを書いたお話。娘の悲しさと母の未熟ゆえのやるせなさ。底で思い合ってても意味がない辛さ。とりあえずおとんお前はだめや。
1投稿日: 2025.06.21
powered by ブクログこのレビューはネタバレを含みます。
複雑な気持ちを言語化するのがうますぎる。 すれちがい続ける母と娘を見ているのはとても辛かったけど、最後はお互いにそこそこ幸せそうな?日常を送れるようになっていたみたいでよかったです。 無口で感情が分からない父や義母の本当の気持ちを知ると見方が変わってくるかもしれない
0投稿日: 2025.06.21
powered by ブクログおすすめポイント ・母親が毒な人 ・狂った人間関係に興味がある人 残念ポイント ・エンタメ性が高すぎる
2投稿日: 2025.06.21
powered by ブクログ実際問題、こんなイタい人がいるのだろうか? そんな疑問が湧くという時点で一つの決めつけに染まっている。 だが、こんな現実離れした設定と関係を、 見事なミスリードでボカしている。 そう、叙述トリックの最たるものだと気づいた時には時既に遅し。 もう話の根幹にどっぷりと浸かり、そのどんでん返しに唖然としている。 見事な作品であった。
0投稿日: 2025.06.20
powered by ブクログ母に深い愛情を注がれ母を誰よりも愛してきた娘が、子を産んだ場合その子を愛する事が出来るのか。 ある夜起こった悲劇以来、母娘のあり方に苦悩する娘と、かつて娘だった母。 母娘ですれ違う描写や、散りばめられた伏線は見事。母性とは何だろうと考えさせられる作品。
1投稿日: 2025.06.18
powered by ブクログ事実(客観的に確認可能)は一つだけれども、事実(主観的な考え、感じ方)は当事者の数だけ存在するんだなぁと思いました。
18投稿日: 2025.06.17
powered by ブクログ映画は観た。本を後から。 映画も良かったけど、本はもっと良かった‥。胸が苦しかった。愛するということ。母性とは。 湊かなえの作品の中で、1番好きかもしれない。みんなに読んでほしい。
0投稿日: 2025.06.14
powered by ブクログ読み始めからすでに違和感…。 どういう展開が待っているのか気になりすぎて、どんどん読んでしまいました。 おもしろかったです!
0投稿日: 2025.06.07
powered by ブクログこのレビューはネタバレを含みます。
救いようのない悲劇。誰も悪くないと思う。教訓とか、ここから何を学ぶか、とかではなくただ悲しい出来事がありました、おしまい、という読み方で合っていた。 一歩、一歩どころでなく少し間違えると自分にも当てはまりそうなリアルさで、読んでいて怖くなった。
0投稿日: 2025.06.07
powered by ブクログこのレビューはネタバレを含みます。
今「母娘問題」を考えようと、信田さよ子氏の本をたくさん読み進めている中で、ふと手に取った1冊。 この本の「母」が、信田先生が描く「重たい母」像に当てはまる一方で、「母」になりきれずに「娘」のままでいてしまう姿は、なかなかない角度の人物描写だと思ってすごく面白い/また自分や周りの女性を見ながら、あぁそんな部分あるよなと、よくぞここに注目して書いて下さったと思ったり。 祖母/義母から続く、世代間のトラウマの連鎖?が、今の私にはすごく響いた。 聖人君主のように自分の中で奉ってる私の祖母も、1人の女性で「母」になろうとしてきた女性なんだよなぁと、本編とは少し関係ないかもしれないが思ったり。
2投稿日: 2025.06.03
powered by ブクログこのレビューはネタバレを含みます。
母と娘で話がこんなにも食い違うのかと面白かった。また、私は娘が正当だと思っていたが解説では両方とも極端な意見ということが言われており、そのように捉えることも出来るなと考えた。人間嫌な面だけが目につき、それを反面教師として昇華する人もいるが、与えられた喜びにも目を向け、それを当たり前と思わずに次の誰かに与えていくことも重要だなと思った。
1投稿日: 2025.05.27
powered by ブクログ難しいですね、母性とは。 母から子へ 子から娘へ 時代、環境、立場 愛を能うとは言えども 自分は自分だし、家族といえども他人だし。 後半はゾクゾクしながらどんどんページを捲っていたし、読了後はズッシリと身体が重い。 著者の覚悟を感じとりました。
0投稿日: 2025.05.21
powered by ブクログ読み終えてなんか心が纏まらない。 解説を読んでなんとなくわかった感じ。 母と子の想いのすれ違い。 この名前が後半で判明するが、、??
4投稿日: 2025.05.17
powered by ブクログこのレビューはネタバレを含みます。
きっかけを含めて、母親が田所と結婚しているようなものじゃないかと笑ってしまった。言われるがままにそれも悪くないかなと事が進んでいく様はほぼ自我がなく、母親への異常な依存が分かる。 母性というとひと昔前までは母から子への無償の愛で包まれる暖かいイメージであったが、昨今は子供だけでなく夫からも母性を求められる(自分の母親がしてくれていたことを当たり前に妻に求める。それは自分(夫)に対してもそうだし、互いの間にできた子に対しても母親としての自覚を持って(1人の女であるという意識は捨てて)世話を焼いてやるべきである)という話を多く耳にするため、ろくでもないものという印象がつきつつある言葉だ。 義母が単純に嫌な人間すぎて笑った。 自殺にしても、舌を噛むとは相当である。 みんな母親に愛されたい、娘を愛したいと苦悩しているが、人間、そんな思い通りには行かない。
20投稿日: 2025.05.11
powered by ブクログ今更ながらに「母性」。割と最近の話題作をスルーしている自覚はあったけれど、読まず嫌いも大人気ないなと思ってはみたものの。ちょっとよくわからなかった。いわゆる嫌ミスなのかな。母、娘、第三者。母は母になりきれず。娘の心のまま母になる。「愛能う限り、大切に育ててきた娘」とは言うが、側から見たら娘をアクセサリのように扱っているように見える。愛情のかけ方、抱き方に正解はないがどうなんだろうな。悪意はないけれど、見せ方が悪質だった。
0投稿日: 2025.05.04
powered by ブクログ母性とは何か 親という存在はなにか 愛とは何か深く考えさせられる本だった。 読後感が湊かなえ先生らしく スッキリしないけどなんとも言えない感情になった
2投稿日: 2025.04.28
powered by ブクログ再読。 内容が非現実なのに、登場人物はまるでリアルなのが湊かなえさんらしい。 母の手記は少し都合よく書かれてるのが人間らしいけど、辛い人生を送っているからこそ非難しきれないのがもどかしい。
2投稿日: 2025.04.24
powered by ブクログ母とは、 母親である自分、母親を思う自分、母にも母親がいて、それについて、考える。 思いを伝え合わず、こじれていく。 湊かなえ作品として、希望ある終わりで、ちょっと拍子抜けしたところも。 リルケの詩集は、よくわからないままよみとばしたところもあるので、もう一度読み直してみたいし、映画もみてみたい。
2投稿日: 2025.04.23
powered by ブクログこのレビューはネタバレを含みます。
誰にでも生まれるあたり母がいることは事実なのでほとんどの人が読みやすいテーマかと思います。 母から褒められたい、認められたいなんて思っていたのか、確かにそうだったと懐かしい思いに耽ると同時に私は確かに愛されていたと実感しました。 世の中には愛を感じられない、受けられない人が沢山いることは知っていましたが作品の中のシチュエーションや感情がリアルで描かれていて、その場面ごとで考えると愛に飢えている人は想像よりも存在するのではないかと思いました。 私の子供は頂戴と私が手を差し伸ばすとボールのおもちゃを渡します。それを良い子だと褒めると凄く笑います。これを私が無反応、当たり前だというような対応の場合、恐らく愛が欠落してしまうのだと。 これから子供を育てる方は、自分の過去と照らし合わせながら今後の子育てについて考えさせらると思います
1投稿日: 2025.04.17
powered by ブクログ2回目の読了。一生暗い(ToT)母親とは、母性とは?難しいけど、子どもを思い通りにしたいと考えるような母親にはなりたくないなと思う。母と子である前に1人の人間だということ、人間である以上違いは必ずあるということを自分が母親になる時は心に留めておきたい。「こういう人になって欲しい」と願うこと自体は悪くない気がするけど、それを察してもらおうとせずに言葉で伝え合うことが大切だと思った。
1投稿日: 2025.04.16
powered by ブクログ戸田恵梨香と永野芽郁ダブル主演の映画を観る前に原作を読んで(聴いて)おこうと思って、Audible聴了。 湊かなえ独自の描写は相変わらず冗長に感じる。 「母性」がテーマだが、母娘共に母親に好かれたい感が強過ぎて、逆に母の娘への母性が弱い。おばあちゃんが孫を助けるためのに舌を噛み切って自害するのは母性か? それでは映画を観てみるか!
0投稿日: 2025.04.16
powered by ブクログいやーな雰囲気がずっと流れる作品でした。 母性を持たない、母親に依存する、当たり前だと思っていた環境が欠落している事にゾッとしました。 責任の擦り付け合い、詐欺、流産と、嫌な要素がぎゅっと詰まってて、読むのがしんどかった。 ラストは輪廻だなあと。
6投稿日: 2025.04.13
powered by ブクログこのレビューはネタバレを含みます。
「〜自分が求めたものを我が子に捧げたいと思う気持ちが、母性なのではないだろうか。」という最後の一文をずっと考える。 誰かに愛されることも、誰かを愛することも、難しいという一言では片付けられないくらい、人間にとって罪なことなのかもしれない。 改めてもう一度じっくり読み直したいと思う。
0投稿日: 2025.04.11
powered by ブクログこのレビューはネタバレを含みます。
母と娘の関係をお互いの語りと回想とで進めていく本作は、私の知っている湊かなえさんの小説とは少し違っている。 「イヤミスの女王」。 湊さんの小説「リバース」を読んだ時に彼女がそう呼ばれていることを知った。 そういうことかとすべてが繋がった時、一瞬にして血の気がスッと引いていくような感覚が、この「母性」にはなかった。 度々登場する「美しい家」という単語。 絵に描いたような幸せを語りながら進むストーリーは、不協和音のように頭の中に響く。 美しすぎるがゆえの不穏さがこびりついたように不気味だった。 小学校低学年までの子どもが作文で書くもののような、一見薄汚れていない純粋さを、大人がもつとこうなるのかと感じたりもした。 それでも読んでいくのはしんどくはなかった。むしろのめり込むように一気に読み終えたのだが、終盤母が娘の名前を叫んだ時、私は娘の名前がここにきて初めて示されたことに衝撃を受けた。気づかなかったのだ。数学のテストで、簡単な足し算を間違ったことに気付かないまま解き進めていったような感覚だった。終盤で娘の名前が母の口から初めて出たことによって、母と娘の心の距離を見た気もした。 愛を求めるとはどういうことなのか。 母と娘、欠けていたり歪んでいたり間違えたりしているように見えるけれど、愛を求めることは悪ではない。二人とも欲して欲して、世界で唯一欲しいと願うものが母親からの愛なのだ。 私は最近、昔は読まなかった「あとがき」まで読むようになった。 その中で最後にもう一つ驚いたこと。 この作品のあとがきは「信頼できない語り手」について書かれている。 なるほどなるほどと納得しながら読み進め、最後の一文を読み終えた時、湊かなえさんというイヤミスの女王とも呼ばれる大作家さんのあとがきを書いたのが、某書店の一書店員さんだったと気付いた。 この一冊はやはり衝撃を与える一冊であることに間違いないようだ。
4投稿日: 2025.04.01
powered by ブクログ母性とは?無償の愛?母と子供の関係性に苦しみ、すれ違う親子の葛藤物語。読み進めるのが苦しくなる場面も…。言葉にしないとこんなにも伝わらないものかと、できるだけ言葉にしていこうと心に刻む。母は無償の愛を注ぐものとは私も思わない。母にも余裕がないと子供を愛せない。自分も母がしてくれたよーに子供を愛せないことに苦しむ母の姿に心痛む。考えさせられた1冊でした。
8投稿日: 2025.03.29
powered by ブクログひとつの出来事から、一家の、特に母と娘の心のすれ違いが2人の視点から描かれる。 読んでいてもやもやするが、先が気になるから読みたくなる、という感じ。 男性と女性では、琴線に触れるところや、読後感は違うのではないだろうか。
0投稿日: 2025.03.28
powered by ブクログ途中から一気に読めた。どんよりとした空気感の内容で自分は自分でしかないと感じそれ以外でも以下でもないと実感した。
0投稿日: 2025.03.17
powered by ブクログこのレビューはネタバレを含みます。
湊かなえさんの作品を読むのは本作が初。 胸が苦しくなる描写があるが引き込まれる。これがイヤミスか。 本作では、その人の生き方や性格の違いで、受け取り方がこうも違ってしまうことに胸が痛かった。 "私"はお母さんから母性を享受しようとした結果、娘(わたし)を苦しませてしまう。ただ、"私"に母性がなかったかと言うと、娘(わたし)の横たわる姿に名前を呼びかける描写を見るに、母性とは母親に備わってるいるものなのではないだろうか。 加えて本作を通して思ったのは、人の不安は伝播する。家であまり表情のない田所にも、"私"や娘(わたし)の不安や葛藤は伝わり、田所は逃げてしまったのだ。言葉を選ばずに言うと、仁美が田所の思いを代弁するそのシーンは本当に胸糞悪かった。 さて、最終章は現実なのか、それとも娘の漆黒の闇の中での幻想なのか読み手の考え方次第である…。
3投稿日: 2025.03.10
powered by ブクログこのレビューはネタバレを含みます。
お母さんが1番大事で、お母さんを喜ばせたいという気持ちの母、に少なからず共感するところがあった。私にはまだ子供がいないけど、今のところ友達よりも家族が大切で、将来結婚した相手や自分が産んだ子供がそれよりも大切になりうるのか?というところは不安に思う。 中盤までその胸中の描かれ方がとても良かったからワクワクしたけど、最後急展開とそれでいいの?という結末になったから、自分としては少し残念だった。
3投稿日: 2025.03.09
powered by ブクログこのレビューはネタバレを含みます。
怖っ。 こんな母親いたら怖い。 母に甘えたくなったらこの本を再読しようと思う。 自分(母親)から見えるこどもの行動や心理は、こどもが意図しているものと違うかもしれない。この点を覚えておこうと思った。 義母よ…息子を庇っていたのにどうしてそうなった!!!?小説だもんな…。うーーーん。 最後の文が好き! 「時は流れる。流れるからこそ、母への思いも変化する。それでも愛を求めようとするのが娘であり、自分が求めたものを我が子に捧げたいと思う気持ちが、母性なのではないだろうか。」 じぶん、ちゃんと母性があるわ。
4投稿日: 2025.02.28
powered by ブクログすべて読み終わったあと、最初のページを読み直してやっとスッキリした。同じ出来事を語ってるはずなのに受け取り方が違うだけで、まったく違う物語のようだった。それなのに食い違っててもひとつの物語が紡ぎ出されているのがすごかった……
2投稿日: 2025.02.26
powered by ブクログ映画化された作品。 映画も話題になっていた印象で、図書館で見かけたので読んでみた。 読みやすくて、休憩も挟まずに読み切ることができた。 主な主人公を母とすると 母と祖母、母と娘の主に2つの、全く異なる母性が描かれている。 人間は自分の都合のいいように、物事を記憶する傾向にあると考えさせられる作品
1投稿日: 2025.02.26
powered by ブクログ子どもが生まれたら母性が勝手に生まれるわけではない、自分は母親ではなく子どもであり続けたいといった内容は少しは共感できるような。。 自分の子どもには親のことを喜ばすことだけを考えるのではなく天真爛漫に好きに生きてほしいなと思っているが、自分に余裕がなくなってしまったときは教訓としてまた本書を読もうと思う。
7投稿日: 2025.02.25
powered by ブクログこのレビューはネタバレを含みます。
「時は流れる。流れるからこそ、母への思いも変化する。それでも愛を求めようとするのが娘であり、自分が求めたものを我が子に捧げたいと思う気持ちが、母性なのではないだろうか。」
0投稿日: 2025.02.22
powered by ブクログ女性同士の連帯のことをシスターフッドと呼ぶけれど、そこに母と娘も入るらしいということを最近知った。確かに、男性優位の社会(家庭)では、女性の家族は連帯せざるを得ないと思う。でも、健全な連帯(?)にはお互いの自立、自律が欠かせない気もする。そういう意味では、母と娘は家庭という狭い社会の中だと連帯ではなく依存に陥りやすいのかもしれないな、と感じた。 すごく雑に感想をひとことで言うと、みんなお母さん好きすぎるだろ、に尽きる。もはや人間扱いされてない。それゆえに人としての人権もない。 最終章がハッピーエンドに思えるけど、ほんとうにそう思っていいのか?と思わされるほど途中はなかなか複雑怪奇な心理劇であり、雑にまとめることもできる、味わい深いストーリーだった。 どこかで読んだ(忘れてしまった)事実はひとつだけど真実はその人の数だけある、を体現させてくれた気がする。
2投稿日: 2025.02.15
powered by ブクログ子の母への思いと母の子への思い。つのりすぎてしんどくなってしまいどうにもならない親子関係。こんなこともあるのかもしれないなあと思いました。
0投稿日: 2025.02.15
