藍本松の短編集・上巻。 タイトルの「青」みた時は、出藍の誉からかなぁ、と思ったのですが、作者コメントによると。青春とか尻が青いとかの意味合いみたいです。 「MUDDY」も「保健室の死神」も読んでいたけど、作者のイメージとしては「保健室の死神」ですかね。上巻に読み切り版収録されてます。それはあんま覚えていないなぁ。赤マルジャンプだったからかな。 「保健室の死神」は当初から、この作者さんメガテンやペルソナ好きなだろうなぁ、と感じていまして。目次コメントで、その発言見た時には嬉しかったものです。同じ感覚、と。 人の悪意や、うわべを取り繕わなければならない生きづらさ。それをちゃんと見せながら、ポップに仕上げてゆくのが作者の色だと思います。そこら辺がメガテンやペルソナに通じるのかなぁ、と。 上巻では便友の話が好きですね。女子の不思議な距離感、関係いいですね。あの関係を便友というかは知らないですけど。