Reader Store
彼女のスマホがつながらない
彼女のスマホがつながらない
志駕晃/小学館
作品詳細ページへ戻る

総合評価

21件)
3.3
1
8
6
4
0
  • powered by ブクログのアイコン
    powered by ブクログ

    コロナ禍はこんな感じだったなぁと思いながら読みました。 ミスリードするためなのか、頻繁に時系列と視点が変わるので、ちょっと混乱します。 オチは弱いですが、そこに繋がるんだなぁと感心する部分もあるだけに惜しい。

    11
    投稿日: 2025.08.07
  • powered by ブクログのアイコン
    powered by ブクログ

    ミステリー系。 最近流行りのパパ活で考えている事がリアル感強くて面白かった。 コロナ禍のストーリーは初。ちょくちょくででくるニュースもノンフィクションで余計リアルさが増す。 色んな角度から話が見えるので、分かりやすい。

    0
    投稿日: 2024.11.17
  • powered by ブクログのアイコン
    powered by ブクログ

    パパ活にはまった先には。 若さを武器に嫌な事をせずに、ただ一緒に過ごすだけでお金が手に入ったら普通に働くのがバカらしくなるだろうな。 信頼できる人と言っても、結局は他人なのだから相手がどんな人であっても気にしておくべきだろう。

    0
    投稿日: 2024.05.15
  • powered by ブクログのアイコン
    powered by ブクログ

    令和2年に発生した殺人事件と平成30年の「パパ活」が同時進行していく。行きつ戻りつの展開もテンポよいので気にならず読める。キーマンとなる人の秘密も想像つくものだしオチも意外性はあまりなかった。「パパ活」って呼び名で薄めてるけど実態は売春だし怖いよね。

    0
    投稿日: 2023.11.22
  • powered by ブクログのアイコン
    powered by ブクログ

    きっとリアルタイムに読めたんだろうな。。懐かしいの半面、時間があちこち飛んで頭の中が整理しづらい状態だった。もっと深く理解できてたら犯人にも納得できたんだろうか。 147冊目読了。

    3
    投稿日: 2023.05.28
  • powered by ブクログのアイコン
    powered by ブクログ

    スマホシリーズで有名な志駕さん。 本作のタイトルにもスマホの文字があるが今回スマホは小道具程度。 2020年2月20日発売号から10月15日発売号まで「女性セブン」に週刊連載されたもので、その時々に起きた事件や芸能ニュースが実名で記された『リアルタイム連載小説』 リアルタイム小説と言う事で当然コロナ禍も反映されておりそこにお嬢様女子大生のパパ活ミステリーを絡めた作品となっている。 芸能スキャンダルやコロナのインパクトが強いせいかミステリー部分にそこまでのめり込めず。 犯人は想定内だが彼女の正体までは見破れなかった。

    0
    投稿日: 2023.02.16
  • powered by ブクログのアイコン
    powered by ブクログ

    推理小説としては星2 パパ活してるもの同士で友達になるとか…リスクすぎるなと思う。友達でも信用できへんし、そこから漏れるかもやし。支援する側もされる側もリスクを追っていて、普段から平常心を保つことは難しそう。パパ活で相談できるところなんて限られてるし、トラブルあったら太パパに頼るしかないんでしょうね。その太パパすら景気の落ち込みで支援が途切れるという。 題名から単純に恋愛の駆け引き的な物語かと思ったけど、パパ活殺人事件なのね。 私は犯人と同じ気持ちで、例え背景があったとしても、金のために体を開く今の子達はどうだろうっていうのと、女だからとか、若くて綺麗だからできるとか…そういう妬みは少なからずあるよね。男じゃ出来ないんだから。 風俗で相手を求めるようにパパ活女子を選んでるパパ、見極めて支援したいひとを探すパパ、金金金の女の子や夢を語る子、生活が立ち行かない子。そんな人たちが入り混じって、側から闇落ちを眺める感じ。これ、自分が巻き込まれたら鬱陶しいやろうなぁ 小説自体は時系列がわかりにくく、伏線も決定打も弱い。作者の思う方向へと流されていく感じ

    1
    投稿日: 2023.01.22
  • powered by ブクログのアイコン
    powered by ブクログ

     東京の私立大学に通う女子大生のパパ活事情をテーマにしたサスペンスミステリー。      * * * * *  物語は2つの時間軸で展開し、交互にそれらの断片が描かれるため、中盤までは緊迫感が高まらないまま読み進めざるを得ませんでした。正直、集中力を保つのが難しかった。  でも2つの時間軸が交錯する終盤は、友映が犯人を追い詰める場面などは読み応えがあってとてもおもしろかった。  「パパ活」。よく耳にしますが、本当にアルバイト感覚で一般の女子大生の間に広がっているのでしょうか。  俄かには信じ難いのですが、経済的な問題を抱える学生の増加等が言われているのも確かです。  現代社会の病理とも言える風俗文化は小説のテーマに十分なりうるものでしょう。  さらに平成30年〜令和2年の時事や芸能のネタが盛り込まれたり、要所で週刊誌の見開き記事 ( これがまたよくできている ) を挿んだりするなど、ストーリーにリアリティを与える演出が本作の肝になっていました。  志駕氏のそういった凝り方は作品の魅力でもあります。他の作品もぜひ読んでみたいと思いました。

    1
    投稿日: 2022.10.27
  • powered by ブクログのアイコン
    powered by ブクログ

    なにかの書評で絶賛されていたので読んでみた。 リアルに現実とつないでいくミステリー小説という新しい分野の小説ということだそう。 奨学金の返済やらなんやらでバイト漬けの日々を送る女子大生が友人のアドバイスでパパ活をスタート。 順調そうに思えた矢先、パパ活を紹介してくれた友人が殺害される。さらに、その犯人らしき人物の魔の手が迫ってきて…。 うむむ… なんちゅうか… ライトな感じの… うむ~ 私には合わなかったかな…

    5
    投稿日: 2022.02.05
  • powered by ブクログのアイコン
    powered by ブクログ

    感動や深みは全くないけど、リアルの世界とリンクして物語が進行するせいか野次馬根性が刺激されて、そこそこ面白く読んじゃう。

    0
    投稿日: 2021.07.03
  • powered by ブクログのアイコン
    powered by ブクログ

    「コロナウイルス」「パパ活」など、2020年の様々な問題も一緒に書き綴られていたため、想像しやすく読みやすい物語でした。 学生の貧困は年々酷くなっていく一方ですね。援交による殺人事件は昔からありますが、最近ではパパ活で稼ぐのも普通な時代になってきていて、このような事件が増えるのでは無いかと心配です。 若者の貧困、どうにかならないものなんですかね… 最近ではますます貧困化していっていますし、大学を辞めざるを得ない子も沢山いて、日本はなぜこんなに貧乏になってしまったのだろうと感じます。 私の妹は現役女子大生です。 妹がこの物語のようなトラブルに巻き込まれていたり、身体を売らなければ生活していけないような状況だったら…と考えると、恐ろしいですね。幸い妹は実家暮らしで、奨学金無しで大学に通わせてもらっているそうですが。自分の家庭がいかに恵まれていたのか実感しました。 私も学生の時はお金に苦労したので、パパ活をこっそりやろうと考えた事もあります。お母さんやお父さんがどのような気持ちになるかと考えた時に、きっと悲しむだろうと思い踏み止まりましたが、現代ではそうでもしないと生きていけない子か増えているんですね。学生時代、お小遣い欲しさに少しでもやってみたいと思った自分が恥ずかしくなりました。 現代の若者の状況やパパ活の恐ろしさを知りたいのであればこの小説を読むと良いでしょう。 最後にゾクッとさせられるミステリー作品でした。

    0
    投稿日: 2021.05.30
  • powered by ブクログのアイコン
    powered by ブクログ

    図書館で借りた本。 週刊誌記者が、今起こっている事件をリアルタイムに見ているような本。時々過去の話も実際にあった出来事と絡めて描かれていて、まるで事実をその場で見せてもらっているような感覚で、スリリングでした。

    0
    投稿日: 2021.05.26
  • powered by ブクログのアイコン
    powered by ブクログ

    新型コロナウィルスが蔓延する前後の世相と週刊誌を融合させた小説。「女性セブン」風の記事が各所に挟み込まれたリアル感。犯人捜しとコロナ関連の言葉を懐しみつつ読了。

    0
    投稿日: 2021.05.21
  • powered by ブクログのアイコン
    powered by ブクログ

    パパ活をテーマにしたミステリ。 平成30年6月からの生活苦に悩む大学生のパパ活の話と、令和2年2月からの編集者の友映が女子大生連続殺人事件を追う話から構成される。 平成から令和へ、カルロスゴーン、「嵐」解散、「カメラを止めるな」など現実の出来事、社会情勢が散りばめられ、まだコロナの前だったんだと思いながら読んだ。 面白かった。 (図書館)

    0
    投稿日: 2021.05.02
  • powered by ブクログのアイコン
    powered by ブクログ

    パパ活で学費を稼ぐ女子大生とコロナを取り巻く世相を絡めたライトノベル。 週刊誌連載ということもあって、一つ一つのプロットが短い。 ただ、内容が薄っぺらく、結末もありきたり。「スマホ」のタイトルにあやかって売上を伸ばす手法は止めにしてもらいたい。

    0
    投稿日: 2021.02.28
  • powered by ブクログのアイコン
    powered by ブクログ

    話の展開は面白かったけど、パパ活っていうテーマが本当に女性週刊誌での連載にマッチしていたの?と思ってしまった。私には「オジサンが若い女性のことを色眼鏡てみている」小説に感じてしまって、それは、そういう需要の人が読む雑誌で掲載するものなのでは?と思えてしまった。

    0
    投稿日: 2021.02.22
  • powered by ブクログのアイコン
    powered by ブクログ

    内容(「BOOK」データベースより) 物語は「女性エイト」編集部に入ってきたニュースで幕を開ける。週刊誌編集者が事件を追う令和2年とお嬢様女子大生がパパ活に翻弄される平成30年。新型コロナから芸能スキャンダル、御代替わりまで激動の“いま”を舞台に事件は思わぬ展開へ―。

    0
    投稿日: 2021.02.12
  • powered by ブクログのアイコン
    powered by ブクログ

    今作も楽しく読ませていただきました。やはり文章がとても読みやすく、頭に入って来やすい構成になっているのが著者の作品のかなと思います。 内容としてはパパ活テーマとなっていて、昨今のコロナの情勢やニュースなどを交えながら(コロナやニュースに関してはノンフィクション)物語が展開されており、現在の社会情勢に合わせた内容となっているのがこの作品にはない点かなと思いました。

    0
    投稿日: 2021.01.28
  • powered by ブクログのアイコン
    powered by ブクログ

    コロナ禍の時に海岸で発見された身元不明の死体。警察と雑誌編集者が、その事件を追っていきます。その背景には、「パパ活」が見え隠れしています。 物語の構成は、令和2年2月に起きた身元不明の事件を追いかける警察のパートと雑誌編集者のパートが同時進行で進みます。さらに平成30年の被害者?らしき女子大生のパートがあり、過去と現在を行き来しながら、殺人事件の真相に迫っていきます。 小説の途中には、雑誌の記事が掲載していますが、めっちゃネタバレが含まれているので、最初に見ないことをお勧めします。 物語の背景には、それぞれの年に起きた時事が書かれていて、ちょっと昔の話なのについ先週のように感じてしまいました。あれからもう数年経ってることに驚きでした。 令和2年のパートも1年経とうとしていますが、もう半年以上経ったことに驚きでした。直接、事件には関係のない話題ばかりでしたが、現実とリンクすることで、実際に起きたような感覚がありました。 物語の要となっている言葉が「パパ活」で聞いたことはあるものの、遠い存在でしたので、その実態や恐怖、危険性を学べました。羽振りの良い話は危険が潜んでいる。甘い生活を送った分、その代償は大きいということを感じました。 身元不明が後に誰か明らかになっていきますが、それが誰なのか、推理しながら楽しむことができました。また、犯人が誰なのか。最後の最後まで目が離せない展開で面白かったです。

    3
    投稿日: 2021.01.21
  • powered by ブクログのアイコン
    powered by ブクログ

    若い子たちの身近になったパパ活の本当の怖さを小説を通して経験できるのではないでしょうか。私たちの身近になってきたテーマとコロナ禍の現代を背景にして小説というより本当の事件を読んでいるような感覚でした。

    0
    投稿日: 2021.01.20
  • powered by ブクログのアイコン
    powered by ブクログ

    シリーズの中で一番かも。リアルと虚構の融合や世相の反映など手法も新鮮。シリーズを重ねるごとにスマホがどうでもよくなってきてる気がする、、いっそ縛りなく続編を作り続けてほしい。

    3
    投稿日: 2021.01.18