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悪役令嬢転生おじさん(7)
悪役令嬢転生おじさん(7)
上山道郎/少年画報社
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総合評価

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    このレビューはネタバレを含みます。

    カバー裏面:本作ヒロイン、グレイス=憲三郎嬢の振袖姿、帯紐はこんな感じの締め方も有るのでしょうが、帯上げが少し変、アンダーバストの辺りで十字に捻じって帯に差し込む。また、本作ヒロイン、バストが豊かなので、補正下着も必須、これを着用すると少し太って見えます。 p84:フランセット嬢はアリスなのかウサギなのか、この子にこそ懐中時計を小道具として持たせた方が良かった。ルイス・キャロルも写真家だった。 p104:本作ヒロインが日記をつける件がある。 類似作「おっさんが小学生」(ぐんたお著)では人格の入れ替わったヒロインが「自らを解離性同一性障害ではないのか?」と疑う場面がある。(第1巻p38) 現実の解離性同一性障害の患者さんに、主人格と複数の副人格間でやはり日記等の記録で綿密な意思疎通を行い、日常の生活や業務を円滑に行っている方(々)をネット上に公開された動画で見た事がある。そういう点で日記は現実的だと思う。 しかし、作者がどう考えているのかは不明だが、私にはグレイスと憲三郎の人格は高速道路のインターチェンジの流入路の様に合流して、「人格の統合」が行われている様に感じる。 そうした場合、憲三郎に意識が戻ってもグレイスの意識もそのままで、米映画「シックスディ」の様にその時点までの過去の記憶を共有した2つの人格が生成されるのだろうか。 現状でも漢字の「人」の字の様に、0~16歳までの少女の記憶と0~52歳までのおじさんの記憶を持った人格であるが、それが2人になると次の瞬間から夫々別の人生を歩む。 少女からすれば、現状でもおじさんに、少女の身体やプライバシーを体感的に知られている事であり、現実的にはかなりキモチワルイのではないのか。逆に毎月の問題は人格の入れ替わりの「転校生」とは異なり、少女の記憶とおじさんの子育ての両方の記憶から普通に出来るのだろう。 また、街中で2人の人格が一つの脳で同時に「走っている」様な独り言を言う人を見かけた事もある。 本作ヒロインの統合された人格の少女の部分が恋愛感情を発動したらどうなるのか? ファンタジーなので何でもアリであるから作者がどう料理するのか楽しみである。 私なら精神科医に協力者を得てそのドクターに対して面接聞き取り取材を行うだろう。 p130(第45話の末尾):先生とグレイス=憲三郎嬢が二人で泣いている・・・ 私は何故か忌野清志郎の「ぼくの好きな先生」を想起。 p145:本作の様な御伽噺の魔法に限らず、現実社会の科学技術も当たり前にそうであり、既に最悪のルートに進んでしまって久しい。未だ無くせない戦争と核兵器と地球規模の環境破壊だ。 「そうなって欲しくない」と心で願うだけでは事態は好転しない。心に念じて事が起きる魔法は現実には無い。漫画家も読者も声を上げ行動すべき時ではないのか。 p132~:「祭壇」のデザイン、何処と無く「禁断の惑星」のロボット、ロビーの頭部透明カバーの中身や宇宙船C-57-Dの「姿勢表示器」に似ている。 アンナ嬢とグレイス=憲三郎嬢は百合ルートに猛進? 女性同士の恋人にせよ親友にせよ、そうであるならばお互いに本当に苦しい事を打ち明け合ってこそではないのか? 本作ヒロインには男性時代に子育て経験があり、周囲の「この世界」の少年少女に対して良い意味での上から目線=親目線であるが、自身にも苦悩が有る筈だ。 日本に残して来た娘の幼い頃を思い出して悲しい顔をし、自身の男性としての肉体が未だ生きている事を知り、帰還したいと考える。しかし少女グレイスとしての自分の事も客観視しつつ大切に思っている。 こんな時、一番信頼し合っているアンナ嬢だけには本当の事を告げるべきではないのか? 本作ヒロインのポリシーは男性時代から「上手い人は年下でも師と思え」では無かったか。 アンナ嬢に魔法だけでは無く人間としても逆に支えてもらうシチュエーションも有ればリアリティが増すと思う。 また「性の問題に関しては記述しない」というのが作者のポリシーに感じられ、豊満な体躯である本作ヒロインは乳房間溝さえ見せない。この点は女性の支持者も多く「明るく健全」な内容である理由と思われるが、思春期後期を題材に、しかも将来の結婚まで想定した、一種の性別越境者をヒロインに設定しているので、この問題も本質的には避けて通れないだろう。ここをどう品性を保ち女性からも支持される民主主義に沿った内容にするのか。 繰り返すが、精神科医ばかりでなく、現実の女性や性別越境者等への面接取材も有効に思える。 さて・・・ サブカルこと漫画、久しぶりに見ると、ウザイ程類似企画の多い事多い事。 「異世界転生」「おじさん」「悪役令嬢」のキーワードでもゴッソリ。此処までとは知らなかった。 いちいち本を買って読まなくても、ウィキでプロット読むだけで似た様な下らなさが・・・ 本作の様に最初から「パロディーですよ」感満載なら良いが、「テンプレート」が平然と語られる程。マジ「アイデアの枯渇って怖い!」 音楽の世界でも・・・ 自動作曲ソフトの会社に「音楽の要素」を切り売りする気の毒な作曲家がいるし、初〇ミ〇等のヴォー〇ロイドもゼロからの合成では無く、サンプリングマシン程露骨では無いにせよ、実際の歌手の声から元データを作っている。 本作第4巻p44の言う「沢山の人々の才能を持ち寄って」と言うより、才能が商品の原料として買い叩かれ、以降、同意無く定額使い放題にされる。 本当に才能のある方々がダシにされている現代社会。漫画家さんも小説家さんもお気お付け下さい。 そのうち、ダイアログボックスに登場人物の名前と特徴等と簡単なプロットを入力するだけで、漫画や小説が自動生成される「全自動パクリAIゴーストライターソフト」が流通するかも。 いや、クラウド化され、新作を作った後から直ちにそれがパクリの原料にされてしまうとか・・・現状、こんなクラウドが無くても既にその状態かも知れない。 脳無し評論家に代替する「全自動作品評価システム」も出て、マシンが電子書籍を勝手に読んで、★の数を決める。

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    投稿日: 2025.03.29
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    来年にはアニメも放送?!今回は星誕の儀がメインでした。しかし、カーリングの認識はあれで良かったのか…(笑)

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    投稿日: 2024.08.31