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悪役令嬢転生おじさん(1)
悪役令嬢転生おじさん(1)
上山道郎/少年画報社
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総合評価

12件)
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  • 面白い

    この手の作品には珍しく誰も悪役がおらず、みんながグレイスに夢中になっていくのがおもしろい!この先の展開が楽しみ。

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    投稿日: 2025.03.19
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    このレビューはネタバレを含みます。

    §心底優しく、堂々と正論を言ってのける近年希な漫画作品。 作者は手塚治虫、中沢啓二、池田理代子の様に大上段に振りかざして民主主義を言わないが、本作はその根底で 「他者に優しくする事は皆を優しくし、自身も幸せにする。」 「貴族よりも働く庶民の方が本当の意味での高い教養と品性を持ち得る。」 と言う事をさり気なく語っている。 作者の、幼いメイドや庭師、職人、調理師、地方公務員と言った働く人々への優しい眼差し、そして「この世界の人々は生きているので人間として礼節を尽くすべし。」云々の台詞。 そして現実の解離性同一性障害等とは異なり、少女とおじさんの意識と記憶には連続性があり、即ち「人格の統合」が最初から行われている。落馬して、少女は前生記憶(おじさんだった頃)を思い出し、職人の言葉に少女としての幼い記憶も呼び起こす。 おじさんは少女に憑依しつつも、少女の実は気の毒と言える生い立ちを客観視しつつ、少女を暖かく見守っている。それが素晴らしい。 読者/視聴者にある種のトラウマを起させて人形製品の売り上げに貢献し、かつ暴力を肯定する「ローゼンメイデン」の様な物が存在する昨今、本作が性別、世代を問わず支持されるのだろう。 さぞかし作者はお若い頃にご苦労され、また厳しくも有意義な青春時代を送られたのだと思います。 ハッピーエンドを目指すなら、おじさんの人格が日本に帰ると少女はおじさんに替わって昏睡状態になる・・・よりも、米映画「マックス・ヘッドルーム」や「シックス・ディ」の様に「二つの心、共通の一つの記憶」として夫々の人生を歩み始めるのか・・・今後の展開が楽しみである。 例えば・・・「おじさん恋に落ちる」「おじさんお嫁にいく」「おじさん母になる」等々。 男性が女性に転生して男性時代からの親友と結婚して出産する米映画「スイッチ:素敵な彼女?」(1991年、殺人鬼と入れ替わるのとは別物)というのもある。但し現実にありがちな妊娠糖尿病でお子さんと旦那さんを残してヒロインは亡くなってしまい、天使になる。 パロディ 例えば「説明しよう」「森にお帰り」等何のパロディなのか、ちりばめられたそれら*を探すのも楽しいだろうがむしろ前述した良い所を深読みしてあげて欲しい。 *ちりばめられたパロディ P9では本作ヒロインは「How do I live, it's a great issue.」と言う意味を語っている。テレビアニメ第1話では行ったり来たりしながらそれを言っていて、あからさまに「ハムレット」。 遠回しには、ゲームに入ってしまうのは「トロン」、地方公務員というのは「生きる」。 児童労働に晒されているが、ジョーゼットは「綿の国星」。 ヒロイン(グレイス嬢)の落馬はオスカル。 「2つの心」は言うまでも無く「リボンの騎士」。 テレビアニメのOPは露骨にオスカルwww 同じくEDはブルーノ・ポツェットの「ストライピー・ストライピ―」のやり方。 「シャランラ」は「魔女っ子~」と言うよりウィンドチャイム(楽器)の擬声語だろう。 P36の挿絵で本作ヒロインが履いているブーツはリカちゃん用にクリソツ。 パロディと言うより「ツン何とか」では無くて、1年早い直系の類似作「おっさんが小学生」こちらもそこそこは品が良い。 「ビーストのたまご」(第2巻p5)はタカラトミーの玩具「うまれて!ウーモアアライブ」にクリソツ。 https://www.takaratomy.co.jp/products/woomoalive/lineup/ 嗚呼言っちゃった(エンガチョ

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    投稿日: 2025.01.21
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    作者の倫理観や価値観が作品のエピソードから見え隠れして嫌な気分になる時があるけれど、この作者さんは安心して読んでいられる。一つ一つのエピソードが丁寧だと思う

    0
    投稿日: 2024.03.09
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    ⭐︎3.5 8巻まで読んだ。 Twitterで読んで、どうしよっかなーって思ってたけど結局購入。 流行りにはのる!結論、買ってよかった。面白い。 中身がおじさんなのでおやじギャグに理解が深く、子供(ヒロインたち)は大事にする。 辛いことは何一つなくみんな幸せで良い。 元々少年漫画の作者さんで、少女マンガの絵柄とは少し違うけど、異世界漫画として上手く融合してて面白いかな。 時々男キャラ達がイタいのはまぁ仕方がないか。

    0
    投稿日: 2024.01.20
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    数多とある異世界転生ものの中で突出した設定で面白かった が、やはり2巻以降は目新しさもほぼ無く、ストーリーに飽きてしまった 1話完結型での連載の方がバズり続けられそう

    0
    投稿日: 2023.02.02
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    このレビューはネタバレを含みます。

    ストーリーもなかなか好きだし、こういう令嬢転生モノとしては珍しい(?)外部の家族がゲームの進行に介入できる設定がよい。 ただ、少し絵は下手よりな気がするのでもう少し努力してほしい。

    0
    投稿日: 2022.04.05
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    おじさんが悪役令嬢に転生するのがいままでになくて新しい そのおじさんも真面目ですごくいい人だし、 おじさんが考えてることがお嬢様の所作に変換されるエレガントチートがおもしろい。シャララン☆

    1
    投稿日: 2022.04.02
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    悪役令嬢ものはどれも似たような感じで少々食傷気味だったのですが、このお話は読んでいて純粋に面白く感じました! おじさんがいい人でおちゃめ。不穏な要素もなく安心して楽しめる漫画です。今後も楽しみです。

    0
    投稿日: 2022.02.05
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    屯田林憲三郎(52)は子供を救う為トラックに撥ねられ意識不明に気付くと乙女ゲームの悪役令嬢に転生していた。作者が書きたい作品を書いたら重版決定とか。

    0
    投稿日: 2021.10.11
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    このレビューはネタバレを含みます。

    まちがいなく、ここ数年でいちばん笑ったマンガ。タイトルが示す通りひねりの効いたアイデアに、ジェネレーションギャップや言葉のあやを利用したギャグの数々が素晴らしすぎる。 また、「おじさんが美少女(本作の場合はゲームのヒロイン・アンナ)に慕われる」という、いくらでも下世話になりそうな展開にも関わらず、おじさん側に下心が一切ないのですっきり楽しいコメディになっているのも良い。これはバズるべくしてバズった作品だよ!

    1
    投稿日: 2021.08.04
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    ツイッターで見て購入。 エレガンスチートで、おじさんも立派な貴婦人に!! 周りのキャラクターも乙女ゲーあるあるなのに、なんかちょっと違うところが愉快です。 多分このままだと、ヒロインと悪役令嬢ルートに爆走するのが目に見えていますが、おじさんはどうするのか。

    1
    投稿日: 2021.02.24
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    このレビューはネタバレを含みます。

    Twitterですごくファンだったのですが、うっかり予約注文を入れ忘れているとすごい品切れ状態が続いていて、年明けだいぶ過ぎてからやっと購入できました。第3刷。個人的にはネットで見ていた時の方が初読でもあり面白かった気がしているのですが、憲三郎の社会人スキル⇒エレガント・チートは破壊力を増しているように思える(笑)

    0
    投稿日: 2021.02.11