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海辺のカフカ(上)(新潮文庫)
海辺のカフカ(上)(新潮文庫)
村上春樹/新潮社
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総合評価

1261件)
3.9
377
429
271
58
16
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    不思議な感覚に陥る。全て繋がっているんだなあ。哲学的でありファンタジーでありながら実際的だと思う。村上春樹の描く自然風景の描写がとても好き。

    0
    投稿日: 2026.01.10
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    そういえば感想をブクログにまとめてなかったなぁとら思って、当時メモ帳に記録してたやつをまとめて。 小笠原旅行のお供に連れて行ったんだよなという思い出と一緒に。。 村上春樹の翻訳以外の本を初めて読んだ。独特。あつこの文体に慣れているので漢字が多く、口語も翻訳的で少しとっつきづらさを感じる。なのに読み進めていくと段々と世界感に浸っていくような不思議な感覚に陥って、正直飽きてるというか村上節にげんなりしている自分もいるのに中断できなくなる面白さがある。 内容的にはたぶん、伏線をこれでもかとばら撒いたところで上巻は終了。下巻も楽しみだね…!

    1
    投稿日: 2026.01.04
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    官能的でもあって驚いた。一つ一つ事が進み、埋められていくのが面白い。描写がとてもリアルで素晴らしい。猫ちゃんに幸あれ。

    0
    投稿日: 2025.12.31
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    村上春樹さん 新潮社2005年3月発行 長編 上 好きな作品 猫さんと会話ができるナカタさん 家を出て、図書館で過ごすカフカの物語

    0
    投稿日: 2025.12.21
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    新しい単語、言葉、言い回しを発見できる。 まだ理解して読むのは難しいな。 話自体はおもしろい。 また何年後かに読むことにする。

    0
    投稿日: 2025.12.16
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    「この世界において、退屈でないものには人はすぐに飽きるし、飽きないものはだいたいにおいて退屈なものだ。そういうものなんだ。僕の人生には退屈する余裕はあっても、飽きているような余裕はない。大抵の人はその二つを区別することができない」

    1
    投稿日: 2025.12.10
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    このレビューはネタバレを含みます。

    図書館の人達や登場するキャラクターが魅力タップリで引き込まれました。 殺人の謎や不思議な出来事が読み進めるたびに次々と増えてくるのでこれからの下巻を読むのが楽しみです。

    0
    投稿日: 2025.12.08
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    今まで読んだ村上春樹作品の中でもトップクラスに好きな作品! 田村カフカの青さが伝わってくるのが良い。大人しい性格の一方、湧いた興味に関しては素直なところが愛せるキャラクターだった。 四国という大きそうでそうでもない地を舞台にしているところも個人的に好きなポイント

    0
    投稿日: 2025.12.05
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    高校生の時に読んで5%も理解できなかったものを再読。10年経って村上作品を楽しく読むようになったけれどまだ10%も理解できていないような…からの最後の最後で30%ぐらいに上がった気がする。下巻が楽しみ。(内容、魚が降ってくること以外全く覚えていなかった(笑))

    1
    投稿日: 2025.12.04
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    このレビューはネタバレを含みます。

    なんだか不思議な世界。 風景や感情の描写が独特だけど丁寧で、ありありと想像出来るところがめちゃくちゃすき。 ナカタさんがどうかしあわせでありますように。 思春期ならではの性欲の書き方?が個人的にはあんまりいらんなぁ、と思ってしまうがそれが重要だったりするのかな。そう感じてしまうのは私が女だからなのか、なんなのか。私ってばフェミなのかな、、 なんやかんや総じてめちゃくちゃすき。 ナカタさんがしあわせでありますように(2度目)

    1
    投稿日: 2025.11.22
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    後世に伝えるべき名作 月並みな感想だけど、複数の物語が一つに集結していくのが面白くて好き 「いい小説は無駄な表現がない」って言葉って本当で、全てにメッセージ性がある 微妙な伏線の存在と、結末を明確に書かないところが読者の想像の余白を残してくれていて良い

    0
    投稿日: 2025.11.17
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    とても不思議で幻想的で謎めいていて、何が良いのかと聞かれると、具体的にどこが良いとは答えきれない、だけど魅力的で読み始めるとのめり込んでしまう作品だった。 15歳で家出をした少年と猫と話すことができる老人のストーリーが並行して進行し、終盤につれて交錯に向かっていく。 物語は暗喩に満ちていて、おそらくその大半は自分の理解の及ぶ範疇にはない。 そこを理解できるようになればもっと楽しめるかもしれない。

    1
    投稿日: 2025.11.10
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    前情報なしに、有名な作品だからどんなものかと思い手に取った本。村上春樹の本はほとんど読んだことがない。この一冊で村上ワールドのテイストを判断するわけにはいかないけれど、これは哲学や超常現象が入り混じっていて、少し頭が追いついていかない。家出少年田村カフカと不思議な事件をきっかけにそれまでの記憶を一切失くし読み書きもできなくなった老人男性ナカタさんがどこでどう交わるのか、事件の真相は何なのか。 結果的にこの小説はリアルなのかリアルじゃないのか早く結論が知りたい!

    1
    投稿日: 2025.11.04
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    2つ3つの話が同時進行で進んでいく、奇妙な春樹ワールド。カフカが図書館で読む本が、自分も興味ある本で、思わず共感してしまう。猫と会話ができるナカタさんも不思議。これは、最後はどのように伏線回収して大団円になるのか、下巻が楽しみ。

    1
    投稿日: 2025.11.01
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    すごく不思議な感覚の小説であった。 カフカと中田、2つの視点で進んでいく物語は一方は繊細な思春期の少年を、もう一方ではとても変わった能力を持つ老人が猫探しの依頼を機に事件を巻き込まれていくとても興味深い物語が展開される。 後編ではまさにこの二人が四国という土地で重なり合うことが予想されるのだが、どのように関わっていくのか、漠然とした足取りで四国に向かった2人がどこにたどり着くのか楽しみ。

    0
    投稿日: 2025.10.23
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    田村カフカくんとナカタさん、2つの物語だけど あれこれってと共通する部分が少しずつ出てくるのがわくわくする。海辺のカフカの歌詞と田村カフカの共通点も探りながら下巻へ。 村上春樹、初めてでこれが俗に言う村上春樹ワールド?描写を想像すると「猫の心臓を食べる」とか特に一旦本から離れたくなる瞬間もある。

    16
    投稿日: 2025.10.13
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    2つの軸が同時に進んでく。最初はなにも分からなかったけど、共通点をみつけ、繋がりそうなとこを見つけちゃうとワクワク止まらない!

    1
    投稿日: 2025.10.06
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    確か、村上春樹の長編をはじめて読んだのはこの本だった。3年くらい前に、単行本で。よく行くカフェに置いてあって、それを行く度に読んでいた。いや、一時期は、これを読むために行っていた。今回、改めて文庫版を購入して読み始めた。筋はおおかた覚えてるものと思ったが、3年間の間に読んだ彼の本の内容と入り混じったり記憶が混乱していて、そういえばそんなだったかと、新たに発見したりしている。これから、下巻を読み進めるのが楽しみだ。

    7
    投稿日: 2025.09.16
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    四国が舞台の海辺のカフカ。 今年の夏休みで四国旅行したので、読みながら思い出を振り返えろうと思いまして。 カフカが家出の行き先に選んだ四国は香川から高知へ。 3つの物語が並行に語られてどう繋がっていくのか全く分からないまま春樹ワールドの個性豊かな登場人物に振り回されていく。 カフカの子供と大人の境界線の心情って初々しくて眩しいし、ナカタさんの不思議な能力と障害と生い立ちに惹きつけられる。 カラスはなんなのか、ジョニーウォーカーとカフカの父の死の謎は、カフカとナカタさんはどう出会うのか、上巻での解き明かされていない謎に翻弄されながら下巻へ。

    56
    投稿日: 2025.09.15
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    「君はこれから世界でいちばんタフな15歳の少年になる」そんな冒頭から始まる小説。もうワクワクしかないです。長距離バスで四国まで行き、その途上で素敵な女性との出会いがあります。裏側では戦時中のとある出来事で記憶をなくした「ナカタさん」という老人が猫と会話をしたり、ジョニーウォーカーという謎の人物が登場したりもします。村上作品の中でもこんなにも豪華な登場人物たちは珍しいのではないだろうかと思います。 控えめに言ってすごく面白い。

    2
    投稿日: 2025.09.13
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    村上春樹内でも1、2を争うほど大好きな作品。 あたたかい人々が紡ぐ言葉が、温度が、ざわめく世の中を生き抜く道標となってくれるだろう。 大丈夫だよ、と、とんとんと背中を叩かれているような心地になる。

    2
    投稿日: 2025.09.10
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    ◯ ほんとは自分の影の残り半分を真剣に探した方がいいんじゃないかと思うけどね(106p) ◯ いや、そうじゃない。僕がなにを想像するかは、この世界にあっておそらくとても大事なことなんだ。(280p) ◯ 一本ありゃそれで間に合うはずなんだが、政治家がでしゃばってきて三本もできちまった。(441p) ★文章が巧妙で、流れるように読める。何か、これしかないという文章。 ★不思議で奇妙で残酷で恥ずかしくて、心に引っかかる話。ナカタさん、いい人だなあ。大島さんもとても魅力的な人。

    11
    投稿日: 2025.09.03
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    展開が気になる。読みやすい。 だんだん繋がってくるが、ちょっと解読が難しい。性的描写&猫のシーンはいらないのでは…

    1
    投稿日: 2025.09.03
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    村上春樹ワールド、なんだか難しくてはっきりわからない内容もあったけど、読み進めるほど続きが気になり、あっという間に完読した!

    0
    投稿日: 2025.09.03
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    学生の頃読んで、村上春樹にハマるきっかけになった作品。 最初はあまり説明もなくてよく分からない事が、後半になるにつれて一気に色々と繋がって話が盛り上がっていき、読むペースもどんどん上がっていく所がハマっちゃうんだよなーという感じです。 久々に読んで、内容忘れてたけどその分、新鮮な気持ちで読めました。 猫好きな人は、かなりツラい描写があるので要注意!私も家族に猫がいますが、結構読むのしんどい所がありますよー

    0
    投稿日: 2025.08.21
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    高校生ぶりかもしれない、図書館で借りたな当時。 夏のクーラーの効いた自室、床に寝転がりながら読んだ記憶がある。文体の癖が少なくてこんなに読みやすかったっけ?と思った。私もウナギ好きです。

    1
    投稿日: 2025.08.17
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    著者、村上春樹さん(1949~)の作品、ブクログ登録は6冊目。 本作の内容は、BOOKデータベースによると、次のとおり。 ---引用開始 「君はこれから世界でいちばんタフな15歳の少年になる」-15歳の誕生日がやってきたとき、僕は家を出て遠くの知らない街に行き、小さな図書館の片隅で暮らすようになった。家を出るときに父の書斎から持ちだしたのは、現金だけじゃない。古いライター、折り畳み式のナイフ、ポケット・ライト、濃いスカイブルーのレヴォのサングラス。小さいころの姉と僕が二人並んでうつった写真…。 ---引用終了

    78
    投稿日: 2025.08.14
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    村上春樹作品は今までいくつか読んできましたが、どれもなんか読んでしまうけどよくわからない… と思っていたところ、「村上作品を最初に読むなら「海辺のカフカ」がいいよ」とTVで誰かが言っていたのを聞いて読んでみました。 確かに、今まで読んだ中で1番とっつきやすい。 カフカ少年の世界とナカタさんの世界と戦時中の不思議な出来事がどのように絡んでくるのか…? 下巻を早く読まなければ…

    0
    投稿日: 2025.08.11
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    最初に読んだ村上春樹さんがこの本でしたが、難解で何度も途中で挫折しそうになりました。最初は他の長編から読まれるのをおすすめします。

    0
    投稿日: 2025.08.11
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    現実と空想のその境界線の曖昧さが描かれている 時にファンタジーであり、時に強烈に現実的である 作中に「二律背反」とあるが、まさに二律背反的な世界観を作りあげており、とても不思議な気持ちになった 「科学的」という言葉で全ての真偽が定められている現代だけれど、そんなものでまとめてほしくないと思ってしまうのは文系なんだと思った 鼻につく表現と性欲でリアリティを出そうとしてる感はあまり好みではなかった

    1
    投稿日: 2025.08.10
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    このレビューはネタバレを含みます。

    まとめて下巻に記載 「ためしに40年後の自分を想像してみる。でもそれは宇宙の果てを想像するようなものだ。」 「こんな世の中で普通の顔をして、まともに生きていけるようなやつは、かえって信用できねえもんな。」

    0
    投稿日: 2025.08.06
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    カフカの話は家出をした15歳の少年が経験するドキドキやワクワクを味わえる。 大島さんは落ち着いていてカッコイイなと思っていたら女性だったのは驚いた。 今後さくらがどう物語に絡んでくるのかが楽しみ。 ナカタの話はジョニー・ウォーカーの事件や魚やヒルが降る話などどこか非日常な不気味な雰囲気が漂う。 なぜカフカの父はジョニー・ウォーカーを名乗りあんな残虐なことをしていたのかが気になる。

    2
    投稿日: 2025.08.06
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    国内での文学賞の受賞はなかったけれど 2006年世界幻想文学大賞 長編部門 日本人初受賞作品 2002年新潮社にての書き下ろし 持っている本は2002年の第4刷 村上春樹氏50代の代表作となるらしい 発売当時を含めて3回目の「カフカ」 そして もちろんすっかりいろいろ忘れていたのですが、どうもラストが馳星周さんの「雨降る森の犬」あたりと混じってしまっていたかもしれない 15歳の少年カフカ(自称)誕生日に家を出る 父親からの「父を殺し、母と交わる」という予言からの逃避も兼ねて (オディプス王からなのですが、淳水堂さんが偶然にも最近レビューをされていました。苦手分野で 大変参考にさせていただきました。) 彼は四国の高松に向かう このカフカの物語と 猫と話せるナカタの物語が交互に進む ナカタは小学生の頃森で意識を失ってから 記憶と知性を失っていた この二つのストーリーが四国で交わる

    101
    投稿日: 2025.08.02
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    同時進行でいろんなことが起きていて不思議だが、引き込まれる。まだ展開はわからないが、下巻も続けて読みたいと思わされた。

    2
    投稿日: 2025.07.29
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    10年以上ぶりの再読。少年が図書館に通うシーンくらいしか覚えておらず、猫殺しのシーンも覚えていなかった。自分にビックリ。少年が森の小屋で美しい星空を見上げるシーンが好きだ。ほぼ初読と同じなので、下巻を楽しみに読み始めます

    1
    投稿日: 2025.07.28
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    他の本より官能小説っぽく感じた。 面白いしファンタジーみは強いけど、若干他より苦手かも。 他の主人公より少し思い込みが強すぎる気がしたからかな。他の本だとまだ共感できたけど、かなり独りよがりな印象がまた、15歳っぽくもあったけど、、 いやーこれは別に村上春樹初心者向けではない気がする。むしろ耐性ないとかなりきついのでは。 個人的にはカフカくんより、ナカタさんの回が好きだったなー

    2
    投稿日: 2025.07.18
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    伏線なのかわからないが気になるところが散りばめられている。 「不確かな壁」を見た後だと少し重なる部分があって面白い。「気になるところ」がどう回収されていくか楽しみ。

    3
    投稿日: 2025.07.18
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    15歳の少年(主人公)と、カラスと呼ばれる少年の会話から始まる冒頭。この小説はファンタジーかと思いました。いや、そんな単純ではない。血なまぐさい場面、どきっとさせられる場面もあるに関わらず、作品全体は静謐な空気に包まれているようでした。本のタイトルの意味や、登場人物が何者であるかが、読み進める中で鮮明になっていきます。 主人公の少年は家出をし、四国の小さな図書館で暮らすようになります。緊迫感漂う内容に、この人は突然誰なんでしょう?という感じで登場する老人ナカタさん。猫と話しができる心優しい人です。ナカタさん、東京を離れ西へ(四国へ)移動します。 下巻で、少年とナカタさんきっと遭遇するだろうと思うと、早く先を知りたくなります。

    30
    投稿日: 2025.07.16
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    これは確かに若い人に人気だろうなぁ…世界観良すぎる。ナカタさんパートと交互で読みやすい。あとフェミニスト出てきたところで爆笑できる、笑 カフカくん、ムカつく人もいるらしいけど、自己投影して一緒に冒険してしまう人も多いんじゃないかな。私もその1人。 下巻も楽しみです。

    4
    投稿日: 2025.06.30
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    このレビューはネタバレを含みます。

    下巻の途中で断念してしまった。村上春樹は好きな方だが、なぜ海辺のカフカは読めなかったのか、以下二つが理由だと考えた。一つ目は主人公が中学生でヒロインが中年女性であることだ。(変に)大人びた中学生と美しくはあるものの中年である女性を好きにはなれず、その二人の交わりを受け付けられなかった。そして私は、大学生〜社会人くらいの年齢の主人公と比較的若い女性とのやりとりに魅力を感じていたのだと気づいた。二つ目の理由は残酷なシーンが耐えられなかったことだ。猫好きの私にはあのシーンで完全にノックアウトされてしまった。これらの理由やその他諸々により途中で読むのを辞めてしまったが、カーネル・サンダースの部分はとても好きだ。

    0
    投稿日: 2025.06.25
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    以前読んだがほぼ内容を忘れたので再読。 カフカパートは抽象的で、その対比としてナカタさんパートは軽妙で読みやすい。 ただ、残酷シーンが結構グロテスクで読みづらい。 上巻は下巻の準備みたいなものだと思ってる。

    0
    投稿日: 2025.06.22
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    ナカタさんと猫の会話のシーンが好き。過去や現在とがだんだん繋がっていく後半の展開はワクワクした。 個人的に中野区に住んでいたことがあったので野方が出てきて妙に親近感を持った。

    1
    投稿日: 2025.06.19
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    主人公の田村カフカとナカタさんが下巻でどのように繋がっていくのか気になります。二人が関わる周囲の登場人物たちから発せられる言葉が読者に勇気を与えてくれる作品だと感じました。 「もし仮にそうだとしても、つまりもし君の選択や努力が徒労に終わることを宿命づけられたとしても、それでもなお君は確固として君であり、君以外のなのものでもない。君は君として間違いなく前に進んでいる。心配しなくていい」 カッコよすぎる!

    11
    投稿日: 2025.06.02
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    本棚から見つけて10年ぶりくらいに読みました。「想像のないところに責任は生じない」 一つひとつの言葉の意味を深く考えさせられました。

    0
    投稿日: 2025.06.01
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    このレビューはネタバレを含みます。

    二回目。改めて大島さんの存在が光ってるなぁと思った。「差別されるのがどういうことなのか、それがどれくらい深く人を傷つけるのか、それは差別された人間にしかわからない。」想像力の大切さ。下巻も楽しみ。

    0
    投稿日: 2025.05.31
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    Director-recommended book A story about a young man who learns what he truly needs through various experiences, all tied together by subtle hints. It made me feel like I, too, could begin to see things from a new perspective.

    0
    投稿日: 2025.05.26
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    The first part is eccellent - fresh, surprising, creative, fun. Really unlike anything else I've ever read.

    0
    投稿日: 2025.05.20
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    このレビューはネタバレを含みます。

    死に続けてるって表現なに。 おもしろい。 現実離れした素っ頓狂な出来事たち。 何の繋がりも無いと思ってたことが なんとなく繋がっていくの何故。 今回もまんまと不思議な世界に 引き込まれた。

    0
    投稿日: 2025.05.18
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    p.66 とにかく僕が言いたいのは、人間がひとりで生きていくのはなかなか大変だということだよ 猫を殺す描写が生々しく書かれているので、苦手な人はおすすめしないꌩ ̫ ꌩ

    0
    投稿日: 2025.05.16
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    2025年5月16日、東大卒デザイナーの松井勇樹(まつい・ゆうき)さんからインスタグラムの通知がきて、ストーリーズでYouTube動画の告知があった。その動画が下記ので、「在学中に読んで 人生が動いた本を紹介してます(本 羽)」ってコメント付いてた。 【おすすめ本】年間100冊読むデザイナーがお すすめする本5選! https://youtu.be/dpNwkeZyWT4?si=VjkvD7kOKQ4ApXUk ・自分の中に毒を持て ・0秒思考 ・海辺のカフカ ・アルケミスト ・芸術起業論

    0
    投稿日: 2025.05.16
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    このレビューはネタバレを含みます。

    村上春樹の「海辺のカフカ」連休中の集中出来るときにオーディブルで聞いていた。田村カフカ君と佐伯さんの15歳と今、そして大島さん。猫と話せる中田さん、さくら、中日ドラゴンズの帽子をかぶってアロハシャツを着ている星野君。木村佳乃の朗読がいい。うまい。今生きている世界と、魂の世界メタファー、を行き来できる人達。佐伯さんはこの世でうつぶせになって死んでしまい、メタファーの世界で田村カフカ君と出会って、「田村カフカ君、君は戻って、そして海辺のカフカを大事にもっていて、そして私を覚えていて」という。長い期間の中で入口の石が開くときが数回あるのだろう。意識して空くことよりも偶然。雷に打たれたときなのかもしれない。ところどころにベートーベンの大公トリオ、夏目漱石、等のうんちくが出てきたり、サクラ、セックスマシーン、佐伯さんとのSEXシーンがあり、まさに等身大の人間を表していることに思い至る。 最近あまりにもアニメでリセットできたり、死の世界と行き来出来たりするので麻痺してしまっているのかもしれないが、生きている僕たちが本当に意識の裏で感じる世界感を表現するとこうなるのかもしれない。より人間が普段生きている姿に近い魂の世界を描いているのだろう。

    3
    投稿日: 2025.05.06
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    最初は何の話かと思ったが、だんだんと馴染んでくる。だが、自分の頭ではよく分からず。もう一回読もうか。

    1
    投稿日: 2025.05.02
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    このレビューはネタバレを含みます。

    内容が難しい… 家出少年の話とタナカさんの話の2つが交互になって話が進んでいく。初めは内容のイメージが掴めなくてなかなか読み進められなかったけど、後半になるとだんだんと謎が解けていくようで溶けない。とんどんと頭で情景がうこんでくるようになった。下巻が楽しみ。

    0
    投稿日: 2025.04.22
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    8年ぶりに再読。結構覚えてないところが多々ある。全体的なまとまりがあるようでない感じ。ちょっと作者のこうしたい!みたいな思いが強く出過ぎて物語の進み行きに歪みを感じたのは気のせいか。 どうしてこの作品にそれほど興味が持てなかったのか自分でも考えたがはっきりしたことはまだわからない。序盤の文章から結構入り込めなかった記憶がある。それと出てくる主要な登場人物二人に対してもあまり興味が持てなかったせいかもしれない。 相変わらず村上春樹は理屈ではなく想像、感覚派のような印象を受ける。

    1
    投稿日: 2025.04.12
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    まだ下巻を読んでいないから何ともいえないけど、どうなっちゃうのかな〜と結末が気になります。 家出した少年は「田村カフカ」という名前になって高松へ降り立ちます。そこで図書館に通いながら過ごしますが、血だらけのTシャツを着て目が覚めます。気を失う前の記憶がない。自分がだれかを傷つけてしまったのかもしれないという不気味な経験が物語の転換点になるわけですが、後半は別軸で展開されていた「ナカタさん」の物語とまるでパズルのピースのように小気味よく合わさっていくのが印象的でした。きっと下巻もいろいろ回収されていくんだろうな、と読むのが楽しみです。忘れたころに出てくるカラスの少年は何者なんだろう?カフカ君もまだ秘密がありそう。 戦時中の謎の事故により、文字を読んだり論理的に考えることができなくなってしまったけど、猫と話ができるナカタさんがいろんな人に助けられて瀬戸内海に向かうというストーリーが本編より比重が大きくなっていく感じが好きです。

    5
    投稿日: 2025.03.20
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    私にはよく分からなかった! 海外を旅している時に、現地の方のお家に英語版のこの本が有って、Kafka on the shores 、面白いと勧められて日本語版を買った。 ネタバレになりそうだから下巻に細かい感想書きますね

    0
    投稿日: 2025.03.13
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    読んでいくうちに難しい。と止まりそうになったが、読み進めていくと理解ができた。 普段怖い本は読めないので、少し不思議な世界だがそれよりも読み進めたい気持ちが勝る素敵な本。 想像しながら読むとより楽しい。 入り込んで読むことができる本は久しぶりで高鳴った。

    0
    投稿日: 2025.03.12
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    読書時間が純粋に楽しみになる本だった。 日本の現代版『不思議の国のアリス』とか『はてしない物語』にのようなファンタジー感満載で、 やっぱりハルキワールドは唯一無二で面白い。 ナカタさんの独特な、でも不快ではなく好意を持ってしまう不思議な話し方がクセになる。 カフカの「変身」を読んでから、こっちを読んだのも正解な気がする。 非現実的なことを、現実的に描写するのは、しっかりカフカな気がする。

    2
    投稿日: 2025.02.27
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    約15年ぶりの再読。 空から魚やヒルが降ってくることだけ覚えていて、他のことは全く覚えていなかった。 読んでも読んでも「あー確かにこんなことあったかも…」とは思うけど先のことが全く思い出せず。 それぞれの物語はどこで交わるんだったっけ… 限りなく現実に近いファンタジーで、よく分からないながらに先が気になって読み進めてしまう村上春樹ワールド。 戦争のあった時代は、自分の意思に関わらず人を殺さなければならなかった。 現代も、自分の意思に関わらずそれと同等の何かをあたかも当たり前にやってしまってるのかな〜、なんて思った。良い悪いではなく。 やっぱり少し難しい。

    0
    投稿日: 2025.02.16
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    このレビューはネタバレを含みます。

    猫好きなのでショックなシーンが。 先を読むかどうか悩むこともあったが、ぐっとくる言葉もあり、読んで良かったな、と。

    0
    投稿日: 2025.02.15
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    大学生ぶりに読む村上春樹、かれこれ10年ぶり。 ノルウェイの森を読んだときは特に心に残らなかったけど、海辺のカフカはとても好き...!! 17章の山小屋で自然を感じるところ、自分が散歩しながら考えていることをそのまんま文章にしてくれたみたいで感動した。 420頁あたり、運命は自分が選ぶ前からもう決まっていて、努力をしても自分から離れていくみたいだと言うカフカに大島さんがそれでも進んでいる証拠だから心配しなくていいと言ってくれるところも大好き。 悲劇は当事者の美点を梃子にしてもたらされる、という話もよかった。 自分の身に起こる悲しいことも自分の美点のおかげかぁと思うと絶望しすぎないで済むなと。 ナカタさん~~~の超能力なんなんだろ? 下が楽しみで仕方ないです

    2
    投稿日: 2025.02.12
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    美しく、切なく、哀しく、面白く、スリリングで、そして勇気を与えてくれる傑作。 若い人に読んでもらいたい。 2002年発表 村上春樹10作目。 何度読んでも読み尽くすことがない、神話のような作品と言える。 作品の中では明示されてはいないが、発表の前年2001年に起こった「9.11テロ」、1995年の「阪神淡路大震災」「地下鉄サリン事件」、1988年の「宮崎勤事件」、1969-70年の「学生運動と内ゲバ事件」(特に、「川口大三郎事件」)、「太平洋戦争と敗戦」といった禍々しくも生々しい事件が背景で渦巻いている。 そうした圧倒的に理不尽な時代にあって、どうやって生き残り、タフになれるのか、を問う。 タフになるとは、憎悪の連鎖を止めることだ。 それに15歳の少年が挑む。 このメタファーに満ち満ちた「神話」を勝手に解釈した、いくつかのポイントだけ、スケッチしておこう。 (「神話」と言っても、本書は幻想小説とは全く異なる。何故なら、その奥には、明確な論理「構造」が存在しているからだ。だから、「勝手なメタファー解釈」と言っても、その論理「構造」を踏まえない解釈は無効を宣告されてしまう。ということは、本書は一回読むだけでは解釈すら封じる読者に厳しい作品とも言える。論理「構造」さえ掴んだら、後は解釈自由という、かなり「不自由」を強いる作品なのだ) 1.本書を一言で言ったら、どんな小説か? (1)ビルドゥングス•ロマン 「僕(田村カフカ)」の成長物語:「母に捨てられた少年」が、母の苦悩にまで想像力を拡大する物語 「星野青年」の成長物語:空っぽの青年が、師(ナカタさん)の目を自らのものにすることで、いかに生きるべきかを考え始める物語 (2)「ヘレニズム」と「ヘブライズム」を「真言密教」によって統合する物語 (この、なんのこっちゃ解釈のポイントは、下巻の感想にちょっと書いた) (3)英雄伝説に則った物語  1)セパレーション:旅立ち•分離  2)イニシエーション:通過儀礼  3)リターン:帰還 (4)論理「構造」に支えられた神話的作品 2.本書のメッセージは何か? (1)真剣に本を読め (2)真剣に音楽を聴け (3)真剣に恋をしろ (4)真剣に「風の歌(「真言」?)」を聞け (5)そして、タフになれ(想像力を高めろ) 3.「僕」はなぜ東京から香川に向かったのか? そこに「佐伯さん」がいたから。 空海は、空海になるまで「佐伯真魚」と呼ばれていた。 本書に登場する、現代の「佐伯さん」の本名が「佐伯真央」であっても不思議ではない。 平安時代の「佐伯さん」が悟りを開いたのは、高知県室戸岬だ。 大島さんの兄がサーフィン•ショップを経営するのは、高知の「良い波の立つところ」だという。 高知のサーフィンのメッカは室戸岬だ。 ここでも、空海の面影が揺曳している。 4.「佐伯さん」は「僕」の母なのか? イエスでもあり、ノオでもある。 宙ぶらりんにされた仮説が物語を駆動させ、豊かにする。 「生物学的な母」と「母なるもの」と分けて考えると、宙ぶらりんの仮説が深みを増す。 「佐伯さん」が、「僕」の「生物学的な母」である可能性は極めて低いが、「母なるもの」というメタファーは、「生物学的な母」という概念を無化する。 それによって、「僕」は初めて、自分を捨てた母と和解することが出来るのだ。 5.「僕」田村カフカと「彼」甲村カフカの持つ命名の意味は何か? 「オイディプス神話」(エディプス•コンプレックス)を象徴する命名。 「田」は「甲」から「縦棒」の出っ張りを取り去ったものだ。 その出っ張りを取り去られることは「去勢」を意味する。 この意味深な命名は、「カラマーゾフの兄弟」から来ているのではないか、と思う。 四人目のカラマーゾフの兄弟と示唆される使用人スメルジャコフは、去勢された男であり、その名前は「腐れ臭」を意味している。 6.「僕」の生年月日はいつか? 1987年(昭和62年)5月19日。 「僕」は、中野区野方に生まれる。 この年、「ナカタさん」(52歳)が中野区野方に越してくる。 15年間、「ナカタさん」は「僕」の傍にいたのだ。 そして、2002年5月19日(日)、15歳の誕生日に、「僕」は、バスでさくらさんと出会い、高松で甲村図書館を訪れ、佐伯さん、大島さんと出会うのだ。 7.登場人物のモデルは誰か? (1)父田村浩一(彫刻家)と田村カフカのモデルは誰か? 田村浩一=TKは、高村光雲 田村カフカ=TKは、高村光太郎 (2) ナカタさん」のモデルは誰か? ドストエフスキー「白痴」のムイシュキン公爵。 と言うことは、現代の「イエス•キリスト」。 と言うことは、「ナカタさん」死後、「ナカタさん」の資格を受け継ぐ星野青年は、「使徒」の一人(ということになる)。 (3)ジョニー•ウォーカーのモデルは誰か? アナキン•スカイウォーカー アンクル•サム ナチス親衛隊 アドルフ•アイヒマン 宮崎勤 幼女たち=猫たち 8.「海辺のカフカ」の歌のモデルは何か? カルメン•マキ「時には母のない子のように」(1969年 カルメン•マキ 18歳) アストラッド•ジルベルト「Corcovado」 (「僕」が「海辺のカフカ」のシングル盤を聴く直前に聴いていたアルバムの中の一曲) 9.2002年のストーリーに何故1988年のニュースが流れるのか? テレビから流れる「幼女誘拐」と「中国自動車道における大規模な交通事故」は、1988年に起こった「宮崎勤事件」と「境トンネル事故」を指している。 それは、「宮崎勤事件」を想起させることで、それが「猫殺し」のモデルになったことを示している。 10.「ナカタさん」は何故「ジョニー•ウォーカー」を殺したのか? イワン•カラマーゾフの論理に従ったから。 ナカタさんは無欲なイエス•キリストのような人物だ。そのナカタさんが怒りに駆られて気がつくと邪悪なジョニー•ウォーカーを刺殺している。 ここには、「カラマーゾフの兄弟」における、イワンとアリョーシャの対決が背景にある。 兄であるイワンは、純真無垢なアリョーシャに対して、無垢な子供たちを虐待する話をこれでもかとする。 誤って犬を傷つけてしまった少年は、犬の飼い主である将軍によって、獰猛な犬に噛み殺させる。それも母親の目の前で。 「どうする、アリョーシャ?」と問われた敬虔なキリスト教徒であるアリョーシャは「将軍を殺すべきだ!」と叫ぶ。 「ナカタさん」を挑発するジョニー•ウォーカーの論理は、イワンの論理と同一だ。 11.15歳の「僕」は何故、少年っぽくないのか? 「佐伯さん」が15歳の少女を秘めた52歳であるのと同様、「僕」は、15歳の少年でありながら、53歳の村上春樹が「カラスと呼ばれる中年」として少年の中にいるから。 村上春樹は、甲村青年とほぼ同い年で、甲村青年がリンチ事件で誤認殺害された時、青年と同じ早稲田の文学部に在籍していた。 12.「僕」はこれからどうなるのか? 「僕」の先人、「サダさん」(大島さんの兄)の後を追う。 10年前に「入り口」を超えた「サダさん」こそ、10年後の「僕」の姿を指し示している。 13.本書が果たす役割は何か? 図書館(乃至は、その「検索カード」)。 「君は永遠に君自身の図書館の中で生きていくことになる」と言うのが、大島さんの予言だ。 それは「僕」に対する予言であるとともに、読者に対する予言でもある。 本書には、図書館のすべてがある。 ゴーギャン、千夜一夜物語、漱石、源氏物語、雨月物語、ベルグソン、ヘーゲル、チェーホフ、ハンナ•アーレント。 クラシック、ロック、ジャズ。 書かれてはいないが、指し示している無数の本たち、思想たち、音楽たち。 その図書館は「世界」そのものだ。 14.感情移入できない登場人物たち 村上春樹の登場人物の誰に共感できるか? そのほとんどに100%共感を覚えることができないのではないか? だが、一人だけ共感できる特別な人物がいる。 『ねじまき鳥クロニクル』ではどうか? 「僕」(岡田亨)?「赤坂シナモン」?意外に「間宮中尉」? 「クミコ」?「笠原メイ」? まさか「綿谷ノボル」のはずはない。 ましてや「牛河」ではないだろう。 この本には、感情移入出来る「普通の人」が登場しない。 『騎士団長殺し』ではどうか? 「私」?「柚」?「免色渉」? 「雨田具彦」?「雨田政彦」?「騎士団長」? 「スバル•フォレスターの男」? 「顔のない男」? 「小径」(私の妹)?「まりえ」?「室」(私の長女)? その誰もが、「普通」ではない。 だから、共感は100%になることはない。 『海辺のカフカ』ではどうか? 「僕」田村カフカ?甲村カフカ? 佐伯さん?大島さん?サダさん(大島さんの兄)? ナカタさん?星野青年? 田村浩一?ジョニー•ウォーカー? カーネル•サンダーズ? 『海辺のカフカ』で、読者ははじめて、100%感情移入可能な人物を持つことになる。 「星野青年」だ。 カーネル•サンダーズが「星野ちゃん」と呼びかける元トラックの運転手の青年だ。 『海辺のカフカ』の主人公は「僕」田村カフカだが、もう1人主人公がいる。 それが「星野青年」だ。 『海辺のカフカ』は二つのストーリーが並行して語られる。 ひとつは「僕」を語り手とする一人称スタイルのストーリー。 もうひとつは、ナカタさんをめぐる三人称スタイルのストーリーだ。 星野青年は、後者ナカタさんのストーリーに、初めは脇役のように登場するが、段々とその存在感を高め、ナカタさんが死去するに及び、ナカタさんの使命を継承する「使徒」になっていく。 本書の読者で、「星野青年」に好感を持つ人は多いだろう。 だが、それはあくまで脇役の位置付けであって、誰も彼が、「もう一人の主人公」などとは思わない。 だが、異世界から出現した「邪悪なるもの」と格闘して退治するのは、本来の主人公である「僕」ではなく、この元トラック運ちゃんなのだ。 村上春樹三部作の中に登場する多くの「変な」登場人物たちの中で、唯一普通で我々の隣人っぽいのは、「星野ちゃん」だけなのだ。 だから、異世界の化け物と直面して、それと対峙(退治)しなければならない星野ちゃんの恐怖と驚きと躊躇いが、我々のそれらと同等なのだ。 だから、「星野ちゃん」が愛おしい。 「星野ちゃん」が何度も聴くことで好きになってしまったベートーヴェンの「大公トリオ」が、大好きになったのも「星野ちゃん」のおかげだ。 「星野ちゃん」ありがとう。

    1
    投稿日: 2025.02.09
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    このレビューはネタバレを含みます。

    実の母と姉を探しに、東京から四国へ向かう田村カフカ。また、幼少期、戦前の日本で超常現象に出くわし、記憶を失った男性ナカノ。本作は二人の行動を交互に見ながら、それぞれ目的地に向かう。本作はギリシア悲劇を下敷きにした話であるが、それに加えて、夏目漱石、『源氏物語』の生き霊、『雨月物語』、そして戦前の日本軍とあるように、日本的な要素もふまえている。その為、普遍的なテーマと日本固有のテーマが、本作には組み込まれている。

    0
    投稿日: 2025.02.02
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    家出をする15歳のカフカが主人公。カフカが滞在することになった図書館の司書である大島さんが特に魅力的で、自分がもし15歳の時に大島さんのような人と会話していたらどんなことを感じたり考えさせられたんだろうとしばらく想像してみたくなりました。 いくつかの謎が一体何なのか、ナカタさんとカフカは出会うのか…続きが楽しみです。

    10
    投稿日: 2025.01.12
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    最初は「え?どういうこと?」って思いながら読み進めていたけど、だんだんと話が繋がっていくのが凄い。続きが気になって夢中で読み進めてしまった。

    0
    投稿日: 2025.01.08
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    15歳の少年が「世界で一番強い」図書館を訪れたとき、物語は既に異界との接触を始めている。佐伯さんが管理する図書館は、単なる本の収蔵庫ではない。それは現実と非現実が交錯する「入り口」として機能する空間だ。大島さんが語るように、そこは「メタファーがメタファーでなくなる場所」なのである。 物語は二つの異なる時間軸に沿って展開する。奇数章で描かれる少年カフカの物語と、偶数章で描かれる中年ナカタさんの物語は、一見すると別個の時間を生きているように見える。しかし両者は徐々に接近し、最後には一つの時間の結び目へと収斂していく。これは単なる物語の技法ではない。むしろ、時間という次元が持つ本来的な非線形性の表現である。 ナカタさんの存在自体が、既に異界との接触を示している。「中身が空っぽ」な彼の意識は、戦時中の奇妙な集団昏睡事件の後遺症として説明される。しかしそれは単なる欠損ではない。彼は文字が読めない代わりに猫と会話ができ、影を失う代わりに雨を降らせることができる。これは存在の質的な変容、あるいは異なる存在様態への移行として理解できる。 「入り口の石」は、物語における異界への通路として中心的な役割を果たす。それは佐伯さんの絵に描かれた森の中にあり、また現実の森の中にも存在する。石を裏返すという行為は、文字通りの意味での物理的動作であると同時に、世界の裏面へと通じる象徴的な儀式でもある。注目すべきは、この「入り口」が一方通行ではないことだ。それは現実から異界へ、そして異界から現実へという双方向の移行を可能にする。 時間は物語の中で特異な様相を示す。佐伯さんの部屋で、少年カフカは15歳の佐伯さんと出会う。この出会いは単なる回想や幻想として描かれない。そこでは過去が現在として生起し、異なる時間が同一の場に共存する。若い佐伯さんとの性的な交わりは、時間を超えた魂の交感として描かれる。それは肉体的な次元を超えた、存在と存在の直接的な触れ合いの瞬間である。 「記憶の森」という空間は、時間と存在の特異な在り方を示している。そこは現実の森であると同時に、記憶という非物質的な次元が実体化した場所でもある。少年カフカはその森で、自分の「いま・ここ」から切り離された別の時空間を体験する。しかしそれは単なる「異世界」ではない。むしろ、現実の世界の深層に常に潜在している「もう一つの世界」の顕在化として描かれる。 存在の越境は、単に空間的な移動としてではなく、存在の質的な変容として生起する。少年カフカは自分の部屋で目覚めたとき、シーツに血の跡を発見する。これは現実の出来事なのか、夢なのか、あるいは異界での出来事なのか、判然としない。しかしその曖昧さこそが重要だ。血の跡は、異なる世界の間の浸透性、境界の透過性を示している。 時間の非線形性は、カフカの父親殺しのモチーフにも現れる。東京で起きた父親の殺害と、高松での少年カフカの体験は、物理的な時空間では説明できない形で結びついている。これは単なる偶然の一致でも、象徴的な類比でもない。むしろ、因果律が通常とは異なる形で機能する事態、時間の直線的な進行に還元できない出来事の連鎖として理解できる。 「責任」という概念もまた、異界との接触によって特異な様相を帯びる。カフカは自分が関与していない(かもしれない)父親殺しの責任を引き受けようとする。これは通常の倫理的な意味での責任とは異なる。それは存在と存在が異界において取り結ぶ、より根源的な結びつきの表現である。 物語の結末で、少年カフカは「入り口」をくぐり抜けて現実世界に戻る。しかしこの帰還は、単なる出発点への回帰ではない。異界との接触を経験した後の彼は、もはや以前と同じ存在ではありえない。それは喪失としてではなく、新たな可能性への開けとして描かれる。「強くなる」とは、この文脈では、異界の可能性に開かれた存在となることを意味している。 村上春樹は、このように「入り口」という装置を通して、現実と非現実の境界領域を探究している。それは単なるファンタジーの技法ではなく、人間存在の可能性と限界を問う試みとして理解できる。異界との接触は、日常的な時空間の秩序を揺るがすと同時に、存在の新たな様態への道を開くのである。

    0
    投稿日: 2025.01.04
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    家族に恵まれず主人公は15歳の誕生日、四国へー図書館で出会った人物たちとの関係は?もう1人の主人公の存在も… 村上作品は初めてだけど、精神描写すごいし、言葉の言い回しがカッコイイ!ただあまり理解できなかったからまた読も これが初めての村上春樹じゃなかったらそれ以後読んでなかったかもしれない

    0
    投稿日: 2025.01.03
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    大島さんを大好きになる。自分が何か分からなくなっている時には、少し世界と距離を置いてみようと思いました。

    0
    投稿日: 2024.12.08
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    村上春樹さんの著書はこれが2冊目。 「街とその不確かな壁」に次ぐ本でした。 何か、得体の知れぬストーリーの進行にとても不思議な魅力があって、引き込まれた。 主人公とナカタさんの直接の接点はなかったけど、ナカタさんはどんな使命を抱えていたのだろう? 主人公との掛け合いも見てみたかった。 登場人物で一番好きだったのはさくらさん。 「お姉さん」と言う感じがとてもぴったりで、実際にこういう人がいたら好きになるだろうなって。 主人公には、こんな年上の女性が合うのだろう。 「村上春樹の世界」は、正直ずっと読み続けるのはキツくて、東野圭吾や宮部みゆきを数冊読む合間に触れる、というのが良さそうに思える。 心理面を深くえぐった描写と若干のエロティシズムの融合はなんとも言えない読み心地を与えてくれて、分かったような分からないような読後感が、フワッとした気持ちにさせてくれる。 数少ない、満点評価の本でした。

    5
    投稿日: 2024.11.30
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    奇妙な運命がどんどん近づいていっている様が感じられて読んでいて面白い。 どう交差していくか、下巻を今から読みます♪

    1
    投稿日: 2024.11.23
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    夢みたいにいくつもの話が切り替わる。 集団催眠?にかかった記憶喪失の男の子達と軍医、猫と話せる男、カラス?の声に導かれて家出した男の子。 特殊な表現なのにそれにだれも触れず話が展開していく奇妙な面白さがある。 ふわふわしすぎていなくてとても好き☺︎

    3
    投稿日: 2024.10.19
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    15歳の家出少年の物語と,幼少期の事故でディスクレシアになった老人の物語が交互に独立して進む.いずれも生に対する価値を別な観点から対照的な設定で問う対比的物語として進行するが,段々と互いの世界が交差し始める.下巻で,この構造的な世界がどのように閉じるのか,期待させる.

    1
    投稿日: 2024.10.15
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    あいだ間に不思議な話が入っている。そこで、ふと現実に戻されるような感覚。3つの話が変わりばんこにどんどん進んでいく。

    0
    投稿日: 2024.10.14
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    四国への旅のお供にと、手に取った、久しぶりの村上春樹。 海辺なんだけど、山のシーンも多い。 少し、「ツイン•ピークス」を感じる。 関東圏からの旅だったので、本を読み進めるのが楽しい。 四国の島で山に登り、海岸を散歩し、 本の世界をより楽しめた。 さて、ナカタさんホシノさん、カフカくんの旅、 どこで交差するのかしら?

    2
    投稿日: 2024.10.09
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    このレビューはネタバレを含みます。

    ナカタさんとカフカの2つの物語で構成されている ナカタさんは山の話から、カフカは家出から。最初読んだ時にこの山の話はなんだ?と思ったけど読み進めていくうちにジョニーウォーカー、空から魚が降るなど繋がりがあって面白い。 カフカと大島さんの話はいつも難しすぎる。大島さんはなんであんなにカフカに良くしてくれるのだろう、なんで15歳の時の佐伯さんが現れたんだろう、ナカタさんは一体何者なんだろう たくさん疑問があるのでそれが下巻で分かるのが楽しみ

    0
    投稿日: 2024.10.07
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    15歳の少年の変化の物語。 成長と言ってしまうのは少し違うと思う。少年は、呪いを克服できたのか、それともその場しのぎに過ぎないのか。 登場人物の行動が交錯して、それぞれが黙々と仕事をこなしていく感じは結構好き。

    0
    投稿日: 2024.09.23
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    村上春樹ワールド満載。 キャラクター性、世界観、セリフ、表現方法などの一つ一つが芸術品のようで、海辺のカフカという題名から美しい。 本を通してただただその世界にどっぷり浸らせてくれることがこの著者の凄いところだと思う。 主人公と大島さんとのやり取り、猫やナカタさんの話などを通してこの世のあり様を考えさせられながら、ぐいぐいとその世界観に引き込まれてあっという間に読み終えた。 下巻も楽しみ。

    10
    投稿日: 2024.09.23
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    村上春樹を初めて読みました。海辺のカフカは2つの物語が交互に書かれていて読み込むにつれて深い底へ向かい思考が沈んでいきました。 ナカタさんのキャラクターが唯一無二でたくさん勉強になりました。 最高な本に出逢えて読了後は歓喜しました。

    1
    投稿日: 2024.09.21
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    初めは全く異なる物語が章ごとに綴られていると思ったら、どんどん節々のキーワードが繋がってきて、もしかしたら…と思っていたらそれが接続するみたいな素晴らしい構成。 人生に疲れてちょっと逃避行している主人公の心情や、普通だとありえないけどありえる世界線みたいなのが本当にリアルで夜寝ずに読み切ってしまいました。下巻でこの伏線の予想が当たるか楽しみ。わくわく。

    0
    投稿日: 2024.09.10
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    このレビューはネタバレを含みます。

    海辺のカフカを読み終えた時、カフカと同様に我々読者も大きな冒険を終えたかのような重厚的な感覚を得る。それは、本作が肉体的な冒険とは別に精神的な冒険を伴っていることと関連している。カフカや佐伯、ホシノと同様に我々も様々なことを考えるのである。 私が最初に印象を持ったセリフは以下である。 「頭がよくても悪くても、字が書けても書けなくても、影がちゃんとあってもなくても、みんなそのときが参りますれば、順々に死にます。」(1) 本作の大きなテーマの一つは過去と未来、すなわち時間である。我々は得てして、時間は必然的に流れていると考えがちである。しかし、それは時間が流れていることを意識しているからそう感じるだけであって、猫たちのように時間の流れを感じない者にとっては時間は不存在のものなのである。つまり、時間はそれほど大事な問題ではない。 そして、そんな猫たちと会話できる存在としてナカタが登場する。そんな彼もまた、一貫して時間という概念を持たない。時間がないから未来もない。未来がないから死を恐れる必要もない。彼の上記のセリフにはそういう背景がある。 時間の概念を持ち合わせないナカタは他の多くの概念についても持ち合わせない。例えば「飽き」(2)と「記憶」(3)である。「ナカタには思い出というものはありません。ですから、サエキさんがおっしゃる『苦しい』という気持ちは、ナカタにはうまく理解できないものであります。」(3)先述した、死を恐れないという事とも関連するが、我々は往々にして過去を後悔し、未来を恐れている。勿論その逆もあろうが、トータルで過去と未来にポジティブな感情を抱いている人がどれほどいるだろうか。本作はナカタの言動を通して、時間から解放されることの喜びと、時間がもたらす苦しみを我々に訴えている。 この命題は村上春樹のデビュー作「風の歌を聴け」にも登場する。 「時々僕は自分が一時間ごとに齢を取っていくような気さえする。そして恐しい事に、それは真実なのだ。」(4) 「風の歌を聴け」を読んだ私はこの命題に対して自分なりの答えを出した。それは、結局のところ死んだらそれで終わりなのだから、不確実な未来に怯えて過ごすよりも、今をどう楽しむかに全力になった方が楽しいというものである。これは、実にナカタの思考に近い。事実として、未来は不安をもたらす。だから上記のような生き方は望ましいと思える。しかし、これでは不十分である。不十分で不親切でもある。何故なら、我々が人間である以上、過去と未来を我々の中から完全に消し去ることはできないからである。本作は、この問題に対して結論を出している。その一つは、「いいかい、それはもうすでに起こってしまったことなんだ」(19)というマインドである。つまり、過去をそれそのもとして受け入れろということである。また、「言いかえれば、君は彼女をゆるさなくちゃいけない。それはもちろん簡単なことじゃない。でもそうしなくちゃいけない。それが君にとっての唯一の救いになる。」(19)つまり、未来に対して希望を抱けということも語っている。過去を受け入れ、そこから未来への希望を抱け。それはなんと荒唐無稽で平凡で肩透かしを喰らうような結論だろう。だが、私にとっては「風の歌を聴け」から「海辺のカフカ」を通してこのような結論に至ったことは救い以外の何者でもないし、大きな意味を持つのである。

    0
    投稿日: 2024.09.08
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    全体的に不思議な要素が沢山あって、村上春樹ワールドに入り込めて面白いです。よく分からないこともあるけど、深く考えずに読めるのも良いです。下巻も楽しみです。

    5
    投稿日: 2024.09.02
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    大島さんが好き 「うつろな人間」に関する記述が、批評どうこう差し置いて共感を読んだ。 森に入って再魔術化。自分にも時折必要だと思う。

    0
    投稿日: 2024.09.01
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    村上春樹さんらしい面白い比喩表現がたくさんあった。 ファンタジーみたいな要素もあり、ちょっとわからないところもあったが、面白くてページを捲る手が止まらなかった。 登場人物も愉快だった。

    1
    投稿日: 2024.08.31
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    村上春樹は小さい頃から本棚にあって、たまにパラパラしたことはあったけど文体が苦手だーって思って挑戦したことがなかった。 たまたま読まないのももったいないと思って挫折覚悟で読み始めたら、なにこれ、読みやすいしめっちゃ面白いじゃん。上下巻一日で読破。 いや、とはいえ内容はめっちゃ分からん。 日本語も書いてあるできごとも全部理解できて、登場人物の語る内容も言いたいことは何となくは分かる。でも分からん。テーマすら。 仮説は仮説のままって感じ。 でもなんとなくの理解でもいいのかもしれない。 なんか人生において覚悟しておくこと、みたいなのは教えてもらえた気がする。 とにかく村上春樹作品に夢中になったのは事実なので他の作品も読んでみる。

    0
    投稿日: 2024.08.20
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    並行してお話が進み、少しずつ交わりが見えてくるのはとてもわかりやすい。色々なまだわからないことも下巻で少しずつ明らかになるのであろうという期待もある。生まれたときから半身を失い、それを追い求めて生きていくみたいな表現好き。

    4
    投稿日: 2024.08.11
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    図書館に来た2人組と話している時の大島さんの考え方が印象に残った。 この小説では、佐伯さん、大島さん、ナカタさん、主人公といった、私たちが考えている普通(世間一般)とは少しずれた生き方もあることを伝えたいんだと感じた。 村上春樹の他の作品に比べて、話のゴールが分かりにくいと感じた。 後半になるにつれて、登場人物たちの関係性が明らかになってきたため、後編で全体像が明らかになることを期待。

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    投稿日: 2024.07.31
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    読書をする習慣はなかったが、少しの間仕事を休む事になり、村上春樹も1冊くらい読んでみようと思って、読みました。不思議な世界で自分には少し難しかった。 読書が習慣化してきたので、いずれまた読んでみたいです。

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    投稿日: 2024.07.27
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    なぜだろうかどんどん読み進めてしまう気持ちの良いテンポ?リズム?のある文章力に驚き。 序盤中盤は物語が並行して進んでおり、物語が点でばら撒かれているようなイメージ。終盤に点々が線で繋がっていき、後半も一気に読み進めたくなる様な作品でした。

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    投稿日: 2024.07.19
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    このレビューはネタバレを含みます。

    最初はなんだか難しく、読み進めづらかったが、 上巻の最後で、つながりがわかった時に、一気に下巻へのモチベーションが上がった

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    投稿日: 2024.07.17
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    海辺のカフカ。 高校生の頃通っていた塾で、尊敬していた先生が共通テスト前にカフカのある一節が書かれた一枚の紙を教室の全員に配り、音読した。 受験が終わり、すぐに買ったがなかなか読む機会がなかったが、やっと完読。(上巻だけ) 村上春樹という作家についても全く無知な私は、海辺のカフカ。という題名から、爽やかな物語なのかと想像していたが、全くと言って良いほどそんなことはなかった。どちらかというと重い空気感が続く物語だ。人生が普通じゃなく、むしろどん底のような状況の中で、常にどん底に引っ張られようとしている自分に負けないため奮闘している人々の物語が、本の終盤に向かいながら、一つの線の上に重なっていくような感覚を覚えた。この本に出てくる不幸な人物は、おおかた自分のせいでそうなったのではなく、自分以外の誰か他人の、もしくは防ぎようのなかった運命や出来事のせいで、そうゆう不幸な思いをすることになっていた。あの時ああしてたら…というような筋の話ではなく、生まれる前から決められていた変えようのない運命みたいなものによってもたらされた不幸だ。ただその不幸は自覚する間もなく、本人たちに取り憑いてるようなもので、本人たちは自分を不幸だとはあまり思っていないような気がした、他人に比べ不幸だとかいうより、自分対どん底の構図を生まれた頃から打ち付けられている、本人たちにとって自分でどうにか上手くやっていく必要がある宿命みたいなものなのではないかと感じた。その宿命を果たすことを誰も諦めてはいないように感じた、むしろ真正面から立ち向かって、普通の人生を送る人間とは比べ物にならないほど、強靭な心の決意を持ち、意味のある時間を送っているように感じた。人生に、人間として意味を持ち、決意を持ち、裸になって真正面から立ち向かっていた。

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    投稿日: 2024.07.09
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    ずっと気になっていた本、ようやく読み始めた。 村上春樹さんの作品は、わたしにとって読みにくくつまらないものと、どんどん引き込まれるものと極端に分かれる傾向があるが、この作品は、どんどん読めるタイプ。 インド旅にハマっていたとき、北インドの聖地リシュケーシュのゲストハウスの本棚や、ゴアの安宿に泊まっていた日本人バックパッカーのベッドサイドに置いてあったりと、気になる存在だった。 タイトルも印象的。 過去と現在、今こことパラレルワールドが錯綜して、『世界の終わりとハードボイルドワンダーランド』を思い出した。『世界の〜』は昔々に読んでハマった作品。 ミステリー要素もあり、ロマンチック要素もあり、これからどんなふうに展開していくか楽しみ。

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    投稿日: 2024.06.20
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    このレビューはネタバレを含みます。

    予言と呪いと救世主と奇跡。 魚とヒルを降らせる奇跡の救世主と、呪いの少年との奇妙な繋がり。 人間の持つ2面性と、生死の狭間を開く入り口の石を求める物語。 死の神タナトスと眠りの神ヒュプノス

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    投稿日: 2024.06.15
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    不思議で収集がつかない感じが、心地よかった。 田村カフカっていい名前だな、とか中田さんの話し方って惹かれるな、とか感覚任せに身を預けられる小説。下も楽しみ。

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    投稿日: 2024.06.05
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    世界観が好き。重く辛いところもあるけれど、ずっとふわふわと宙に浮いている夢の中のような感覚で、でもすごく現実的で、不思議な感覚でした。 カフカくんとナカタさんのストーリーがそれぞれどのように展開するのかワクワクしながら読む進めました。全く異なって見える2つの世界が少しずつリンクしていくのにドキドキしました! 少し過激な表現が多く顔を顰めてしまう場面もありましたが、ストーリー展開がとにかく面白くあっという間に読み終わりました! 本の世界に浸れる作品です。 カフカくんは世界でいちばんタフな15歳の少年になれるかな?下巻が楽しみです。

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    投稿日: 2024.06.03
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    村上春樹の海辺のカフカ。村上春樹が十八番とする並行する2つのストーリーがどこかで交わるという展開。15歳という設定の僕が他の村上春樹の小説に登場する主人公たちのようで15歳らしくはなく、高松で出会う女の子があまりにも都合が良すぎるのだけれど、並行するナカタさんの話がめっぽう面白く、ジョニー・ウォーカーとか、ホシノさんとか魅力的な人が多い。いずれにしても、これから2つのストーリーが交わるわけで下巻が楽しみである

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    投稿日: 2024.06.01
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    このレビューはネタバレを含みます。

    衝撃的な作品に出会ってしまいました。 最初から最後まで話に引き込まれてめちゃくちゃ面白いです。日本を旅しているように思わない、外国の小説を読んでいるみたいで、場所が倉敷や高松なんて信じられない、ヨーロッパの田舎の男の子の家出物語の様に錯覚していました。 甲村記念図書館に行ってみたいと思いましたが、それは架空と知った時は少しショックでした。 不思議な謎もたくさんあります。急に児童が原因不明で倒れたり、そのうちの1人ナカタが猫と話せたり。そのナカタは1人だけずっと倒れた時に起き上がらなかった子供。あの事件以降記憶を無くしてしまい、お爺さんになって猫探しのプロになっている。純粋で真っ直ぐで誰にでも好かれる。まるで賢くなる前のアルジャーノンに花束をの主人公チャーリーのようでした。 何気ない一言がスッと胸に響いて沁みます。とても大事な事を何気なく教えてくれているような、 ナカタさんの猫探しも謎だし、カフカも謎だらけでとにかく気になることだらけ。 性的が生々しい。欲求不満なら読んでいて逆に辛いと思うほど。けど、それがあるから物語がさらに深みを増すので、それは必要な描写であり、この作品には、無駄なことが一切ないように思います。洗練された言葉で埋め尽くされています。 森で暮らす静謐さ、どんな風なのでしょうか。やっぱり怖いだろうなぁ、けど、何か人間として欠けたモノを手に入れることができそうですね。人として一回りも二回りも成長できそうです。 それにしても、ジョニーウォーカーによる猫の惨殺シーンは本気で吐きそうでゾッとしました。 残酷すぎます。前の章で自然の偉大さを感じてから猫惨殺してる小説なんてこれ以外ないような気がします。一種の実験を見ているような気分にもなっていました。さらに、ジョニーウォーカーは田村カフカの父親。それは確定した時はさらに驚きを隠せませんでした。 読書を初めて数年経ちますが、ここにきて初めての読書体験です。ナカタさんの魚とかヒルとか落とせる、というか落ちる事を予知できるのはなんで?ミステリー要素もとても強く、ここまで先が気になり引き込まれる作品は他にないです。 田村カフカとナカタさんの出来事の一部を共有している可能性があるということ。まあ、接点なくというわけにいかないですよね。話がほんの少しずつ交わってきましたが、はたして、下巻はどうなるのでしょうか。とても楽しみです。

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    投稿日: 2024.05.29
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    15歳で家出する少年カフカは四国へ向かって図書館で時を過ごす。そして、章ごとに昔のある事件や文字が読めなくて、猫と話せる老人の話が組み込まれていて、なんだこれ?て途中までは思ったけど、読むにつれて、あーここが繋がるんだ!てなり、下巻も気になる。そして何より、文章一つ一つが秀逸で読んでいて心地よく感じた。カフカ少年はどうなるのか?ナカタさんはどうなるのか?2人が混じり合う時はくるのか。

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    投稿日: 2024.05.26
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    ナカタさんとカフカが別のストーリーを進みながら重なっていく展開に驚愕に似た感情を覚えた。全体に伏線が散りばめられ、この先登場人物たちがどこにどう進んでいくのか下巻が楽しみになった。

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    投稿日: 2024.05.25
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    カフカとナカタさんのストーリーの接続点を読んだ時にびびっと来た。 散りばめられた伏線や疑問点がどう解消されていくのか下巻が楽しみ。

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    投稿日: 2024.04.16
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    1Q84・ノルウェイの森をものすごく時間をかけて読んだので、自分に余裕が出来たら読もうと長年積んでた作品。思いがけず読みやすく世界観にグイグイ引き込まれました。もっと早く読めばよかったと後悔。

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    投稿日: 2024.04.04