
総合評価
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powered by ブクログ1年に1回、必ず村上春樹作品を読みたくなる。 読みたいというよりは、村上作品に触れたいというのが強いです。 村上作品のファンの間では、人気がある本作に 初めて挑戦します。 長編を読む時って、何か構えてしまいます。 さぁこれから登るぞみたいな、山登りとは 違うのですが、ワクワク感が溢れます。 読む進めれば、歪な世界に誘われいきます。 間宮中尉の長い話の章は、ハードで暴力描写が 多かったのですが、いざ次の2部に挑戦したいです。
43投稿日: 2025.12.17
powered by ブクログここは血なまぐさく暴力的な世界です。 強くならなくては生き残ってはいけません。 でもそれと同時に、どんな小さな音をも聞き逃さないように静かに耳をすませていることもとても大事なのです。 おわかりになりますか? 良いニュースというのは、多くの場合小さな声で語られるのです。 どうかそのことを覚えていてください。 かつて加納クレタであった女 退屈じゃないっていうのはね、つまり、余計なことを考えないですむっていうことでしょう? 笠原メイ
0投稿日: 2025.12.14
powered by ブクログ本屋で何気なく買って読んでみしたが、すぐに春樹ワールドにハマってしまいました。 村上春樹さんの本は、どこか詩的で哲学的でお洒落な感じがあり、とても好きです。
18投稿日: 2025.12.14
powered by ブクログいつも通りではないズレ、日常の揺らぎに展開が気になって読み込みました。後半の戦争のシーンは衝撃を受けて、これは村上春樹を読んでるんだか確認してしまった。描写に引き込まれて唖然としてしまった。 普段と違う行動をしていく主人公、何かを象徴しているような周りの人々、これは3部まで一気に読みたい。
26投稿日: 2025.12.01
powered by ブクログ面白くて一気に読んだ。 最後のバイオレンスシーンは怖いので、あえて朝、読んだ。ノモンハンの情景がありありと頭に浮かびました。あらすじを知ってて良かった!
9投稿日: 2025.11.30
powered by ブクログまず鬼グロい 浮世離れした登場人物が多いところ、戦争が絡んでいるところ、猫を探す描写、小さな異変の重なりが大きな問題の予兆であるところ、などが海辺のカフカに通じるものを感じて良かった 書き出してみるとあまりにも海辺のカフカに骨組みが似ているから、何か関係があるのかな
0投稿日: 2025.11.17
powered by ブクログひっさしぶりの村上春樹。 ふらっと立ち寄った古書店で見つけて即購入。 わかりやすいストーリーものというより登場人物の延々と続くモノローグにどこまで耐えられるかのチキンレース感に苦労したけど何とか一巻は読み切った。 最近疾走感のある作品ばっかりに触れることが多かったからこんだけ長編だと結構休憩挟まないと疲れちゃう笑
11投稿日: 2025.11.14
powered by ブクログあーめちゃくちゃ面白かった。 リアルともファンタジーとも言い切れない不思議な世界を、私は駆け抜けた。 私は村上春樹の本を刊行順に読むという個人的なプロジェクトをしていて「ねじまき鳥クロニクル」の番がやってきたわけですが、こうして辿ってくると、村上春樹という人が書く物語りがどんどん立体的に拡張していくのが感じられる。 この話では歴史までもが現れてきた。 絶対なんかのメタファーの詰め合わせで、考察しがいがあるんだろうけど、ただこの物語だけで私は駆け抜けた。 意味が不在でも、この物語はとても、とても面白い!
1投稿日: 2025.11.03
powered by ブクログ序盤は官能的、終盤は暴力的と振れ幅が著しい作品。 全て読み切った後に相対評価が変わる。旅ははじまったばかりなのだ。
2投稿日: 2025.09.10
powered by ブクログ間宮中尉の長い話はかなり読むのがきつかった。 でも戦時中は「悪」の連鎖反応により「悪」が増幅した結果、あのようなものは当たり前のようにあったんだろうな…. 壮大な物語がこれから始まろうとするワクワク感のある第一部。是非
2投稿日: 2025.09.03
powered by ブクログ主人公と関係者達が邂逅し,本作品の世界が構築される.いつも通り,物語がどこへ向かうのか,何をテーマにしているのか,全く判らないまま読み進めていくことになる.複数の物語が並行して進む構造にも常ながら惑わされる.
1投稿日: 2025.08.30
powered by ブクログプレゼントで3部作いただき、 疑問があっても止まらず読み進めてと言われとりあえず1部読了したが久しぶりに読んだ村上春樹(村上ワールド)に精神エネルギーを消耗した。 これからどうなるのか先が読めない。
0投稿日: 2025.08.14
powered by ブクログNHK100分de名著を見て興味を持ったのでお盆休みの読了ターゲットです。 まだまだ、第一部では登場人物たちの丁寧な描き込みで伏線を撒いている段階なのだけど圧巻でした。システム対個人、と言うこの本の趣旨が少しずつ芽を出しています。 特にラストのノモンハン事件の描写は圧巻でした。 "表面的には村上春樹的な語り口や比喩なのに中身は残酷描写"。そして、井戸の中で垣間見た恩寵の光。氏の言う"総合小説"も宜なるかな、と言った所です。 圧倒的なサイコパス男として立ちはだかる存在・綿谷昇とこれからどう関わって行くのか? 続きが気になります。
0投稿日: 2025.08.12
powered by ブクログ8/10 完璧な序章。 文章が完膚なきまでに完璧で、惹き込まれてしまう。終盤の間宮中尉の話は止まらない、あれほどにグロテスクで場面が頭の中で自動再生されたのは初めてだな。やはり、村上春樹はトリアー+リンチ+濱口竜介って感じだ。幻想的且つ暴力とエロスに満ちた世界を、無機質な文体が染める。まるで脂ギッシュな鶏胸肉みたいだな。
4投稿日: 2025.08.12
powered by ブクログ最後の方にグロい描写があって、それのためにここまで読んだみたいな、それほどに引き込まれた文章だった。
0投稿日: 2025.08.08
powered by ブクログ時々、悪い夢を見ます。 どんなに探しても大切なものが見つからないとか、道に迷って目的地にどうしても辿り着かないとかです。このような夢は、心理的に「模索中」「停滞感」「不安感」を抱えている可能性が高いらしいです。この小説は、そんなわたしの心のうちと重なるようなきがしました。でも、重さや暗さは感じませんでした。 ロッシーニの『泥棒かささぎ』の序曲を主人公の岡田亨(オカダトオル)が口笛で吹きながらスパゲティーをゆでているときに、知らない女の声で電話がかかってくるという書き出しから物語に引き込まれました。そして、ねじでも巻くようにギイイイッと鳴く鳥を、主人公とその妻は「ねじまき鳥」と呼び、ねじまき鳥がねじを巻く静かな世界がユニークに描かれています。姿を見た者はいないけれど、毎朝、木の上で世界のねじを巻くのがねじまき鳥です。 印象的だったのは、主人公と16歳の少女が人生について語る場面です。 少女は言います。「人生ってみんなどこかしら暗いところに閉じ込められて、食べるものや飲むものを取り上げられて、だんだんゆっくり死んでいくものじゃないかしら」 主人公は、ペシミスティックな考え方だと笑います。すると少女は、ペシミスティックじゃない世の中の大人はみんな馬鹿だと返します。 わたしはペシミスティックじゃない馬鹿な大人ではありますが、この本の終盤のノモンハン戦争の長い話を読みながら、ゆっくりと時間をかけて少しずつ死んでいく生の怖さと不思議さが頭の中を巡りました。 第2部「予言する鳥編」も楽しみです。
15投稿日: 2025.08.04
powered by ブクログ間宮中尉の話が怖かった。 あれ?この小説ってこの話がメインだっけ?と思ってしまった。 村上春樹さんの作品はいつも、はて?だらけで、とりあえずついていけてるかな?が基準になってしまってます。
0投稿日: 2025.07.06
powered by ブクログこのレビューはネタバレを含みます。
ただ公園に座ってぼーっとしてみたり、レンジにカレーを入れてチンしたらチーズがでてきたり、冷蔵庫が家にあると落ち着いて寝ることも出来なかったり、箱の中身は最後まで何か分からなかったり、意味のない置き物がやたら気になったり、予感は身代わりだったりする。 何もかもが実は社会の外側からやってくる感覚や体験に彩られているが、この社会にとって何ひとつ必要なことはないことが強調される。その意味で村上春樹の「空っぽ」はいつも井戸の底と繋がっていて読むものの心を癒す。 ただ「ねじまき鳥」の3巻以降、長編ではやってくる「何か」を物理的なくねくね物体として出てきたりするあたりから、少し感度が下がってくる印象があって読まなくなった。時代とも共鳴しているんだと思う。
2投稿日: 2025.06.28
powered by ブクログ村上春樹をはじめて手に取った。 話しが飛びまくって、「何じゃこりゃ?」ってなりながら1巻を読み終わる。 こういう文章は、考察好きにはたまらないんだろうな。 気が向いたら、続編に手を伸ばして見たいです。いつになるだろうか。。。
21投稿日: 2025.06.21
powered by ブクログ相変わらず村上春樹の長編は中盤くらいまで「なにがしたいんだろう」という感情になる。それでも読み続けたくなる。文章が上手いのか、私が村上春樹を好んでいるからなのかは、わからない。全体的に伝聞が多い。主人公が何もして無さすぎる、もしくは、取り囲むことが色々起きすぎている。傾向的に伝聞部分は大筋に関わってこないんだと思うけれど、伝聞のほうが引力があるのできちんと読んでしまう。 くたびれた人妻とエスケープ癖のある若い少女がこの人は本当に好きだなぁ。そしてこの人の書く後者の存在が綺麗すぎる、魅力的すぎる。この子が見たいから読み進めようと思う。
0投稿日: 2025.06.19
powered by ブクログ「人が死ぬのって、素敵よね」彼女は僕のすぐ耳もとでしゃべっていたので、その言葉はあたたかい湿った息と一緒に僕の体内にそっともぐりこんできた。「どうして?」と僕は訊いた。娘はまるで封をするように僕の唇の上に指を一本置いた。「質問はしないで」と彼女は言った。「それから目も開けないでね。わかった?」僕は彼女の声と同じくらい小さくうなずいた。
16投稿日: 2025.06.11
powered by ブクログ読んでないと思ったけど読んでた。既読感を携えてまた進んでいくと、読んだのがかなり前なのに憶えている内容の数々。それが苦手でどの本もあんまり再読しないけど、それってすごい文章だってことですよね。本文に関係ない感想。
1投稿日: 2025.06.08
powered by ブクログねじまき鳥クロニクルを読むのは三度目か四度目になるかと思う。初めて読んだ時からもう二十年くらい経つ。読むたびに自身が感じることが変わり、面白いと思うポイントが変わってきている。これは私の読解力が少なからず成長しているということなのか。 電話の女、加納マルタ、加納クレタ、そして本田さん…。魅力的なキャラクターが次々に登場するのがとても楽しい。そしてそれらが重なり合って物語が進むのですが、文章や世界観に自分の脳がゆらゆらと揺らされているような感覚になり眠くなる。そう村上春樹は眠くなるのです。この眠くなるという点は、何度読んでも変わらない。 作者と同じ時代を生きて、作品を読めるということに感謝。だって自宅の電話が鳴るって感覚は今の子どもたちは分からないだろうし、FMラジオもおそらく聞かないだろうから。
0投稿日: 2025.05.31
powered by ブクログ初の村上春樹さんの作品 まだ1部しか読めてないから 謎ばっかりやし これからの展開どうなるんかも 未知やねんけど 描写が想像しやすくて ドラマ見てるみたいな感じで読める
1投稿日: 2025.05.31
powered by ブクログ初めての村上春樹読了。たしか中学生の時にIQ84を読もうとして早々に諦めて以来初めて手に取ったと思う。 一章を読むごとにタイトルに戻ってその意味を考えながら読んでいた。描写がすごく細かいなっていうのが率直に、感じたこと。一つの出来事・一つの考えは思いに対しての、言い回しを変えて何度も描写するあの感じ(言語化難しい)。 浅はかだけど、村上春樹を面白いと読むまでに、自分の読解力や感性が成長したんだなって。 まだこの物語の軸がよく分かっていないけど次巻がたのしみ! 猫は見つかるのか、クミコは何を隠しているのか、あの電話の女は誰なのか、本田さんの形見について、、、早く次読もう。
18投稿日: 2025.05.25
powered by ブクログ父と母がNHKの番組で読んだと聞いたので図書館で見つけて読んでます。 男の人の小説で、自炊について微に入り細に入り書くのは珍しいかな。 毎回美味しそう。 やれやれなどのいつもの村上節、安心してスルスルと読める。 間宮中尉の長い話が衝撃的 本田さんは超能力者だったのか
0投稿日: 2025.05.16
powered by ブクログこのレビューはネタバレを含みます。
学生時代に読んだ以来、7〜8年振りに再読。あまり書籍は読み返さない性分だが、『村上春樹、河合隼雄に会いにいく』の中で本書について触れられていたので手に取った。序盤は何とも頼りない?(奇妙な登場人物からの働きかけに受動的な印象)主人公が、妻の失踪を契機にその奇妙さの理解に努めたり、自ら問うたりと少しずつ姿勢が変わっていった印象。日常的な風景が浮かぶ描写が多く、また主人公の年齢も30歳と自分と近いこともあり、一読した際よりもすんなりと話が入ってくる(登場人物はかなり不思議だが)。改めて、読むタイミングにより解釈や気になるポイントも変化するのだなと思う。 特に印象に残った箇所は以下 ・ひとりの人間が、他のひとりの人間について十全に理解するというのは果して可能なことなのだろうか(p.53) ・しかし僕にはその出来事が妙に気になった。まるで喉にひっかかった魚の小骨のように、それは僕を居心地悪くさせていた。<それはもっと致命的なことであったかもしれないのだ>、僕が考えたのはそういうことだった(p.68) ・とくによっては、好奇心は勇気を掘り起こして、かきたててもくれる。でも好奇心というものはほとんどの場合すぐに消えてしまうんだ。勇気の方がずっと長い道のりを進まなくちゃいけない(p.142)
2投稿日: 2025.04.29
powered by ブクログこのレビューはネタバレを含みます。
主人公岡田亨は妻クミコの突然の失踪で、これまでの生活が一変する。前半、猫の綿谷ノボルを探してほしいと妻に頼まれて、近所を探し回っていた。そこで、現在不登校でバイクの事故で足を負傷した謎の少女に出会う。また岡田の義兄綿谷ノボルと関係する謎の女性姉妹に対面する、以前から関わりのある老人の知人の男性の昔話を聞くなど、主人公は妻の失踪以降、さまざまな人物と知り合う。そして、近所の井戸が主人公を含め多くの人々をつなげていく。
2投稿日: 2025.04.20
powered by ブクログ運命というものは後になって振り返るものであって、先に知るものではない。 3部作の中の1部ということで、色んな登場人物の過去や伏線だけが広がりまだ物語がどこに向かっているかわからない状態で、ここではまだ物語に対しての評価をつけるのが難しい。序章のような印象を受けた。
1投稿日: 2025.04.11
powered by ブクログ何か決定的に悪いことが起きているというわけでもないのに、なんとなく不穏なのは、妻との間がうまく行っていないためではないか? お互いのことが分からない、間に薄紙が一枚挟まっているよう。大したことではないのに秘密ばかりが増えていく。 途中から急に戦争文学になった。 間宮氏が、自分は決して自ら軍人になりたかったわけではなく、教師を目指していた普通の青年だった、と強調したのは、その時代の青年たちはそのようにして死地に赴かされた、ということを言いたかったのと同時に、自分の好むと好まざるとに関わらず何かに巻き込まれようとしている主人公の状況もそれに似ているということを仄めかしているのかもしれない。 ーーーーーーーーーーーーーーーーーー NHK『100分de名著』、今月(2025年4月)の作品が『ねじまき鳥クロニクル』なので、第一話までに第一部を読み終われば大丈夫だろうと思い、ちょど読み終わったので録画を見ました。 朗読やストーリーの紹介は第一部を扱っていましたが、微妙に先の展開がネタバレでした・・・ 早く第二部、第三部を読まなくては。
3投稿日: 2025.04.08
powered by ブクログ村上春樹らしい序章 何が起こるか分からない感じと、主人公の入る余地のない過去回想。同じ人物が書いたとは思えないくらいキャラが立ってて、でもどこか村上春樹らしさを感じる不思議。 今後、物語がどう展開していくのか楽しみ。
0投稿日: 2025.04.05
powered by ブクログ半年ぶりとかの春樹 めちゃくちゃ楽しかった、一気読み ノルウェイ、海辺のカフカ、世界のハードボイルド、1q84からの不確かな壁でこれが多分6作目なんだけど 一番好きかも知れない 主人公の思考パターンがすんなり馴染むし(ちょっと待ってが大好き)、やっぱり春樹の文章のテンポが大好き 読む時間が楽しい 内容はいつもほど難解じゃない気がするけどまあ謎 いいじゃないの、楽しいんだからってかんじ
0投稿日: 2025.04.03
powered by ブクログあえて雑に整理するなら、村上春樹が主眼を置くのは「弱者」「はみ出し者」が徒手空拳で世界の不条理にどう立ち向かうかなのではないかと思う。この長編においても春樹は綿谷ノボルのようなまぎれもない「強者」を(たぶんに悪意を込めて)のっぺりした・深みのない存在として描き、返す刀で主人公たちの生きづらさを親身に・活き活きと描写する。その戯画的な描き方はなるほど過剰に一面的でリアリティがない、とも読める。だが、それでもなお適切な距離を置いて「強者」の側の残酷さを手探りで解き明かそうとしているとも読めるのではないだろうか
1投稿日: 2025.03.21
powered by ブクログとりあえず一部を長い時間をかけて読み終わった。 とにかく仕掛けが多く連続表現やキャラの対比で思考を仕掛けてくる本作 キャラクター同士の共通点を結び、そこにある意味を見出しながら読む。 本作だけでは完結していないのと、歯切りが悪い読み方をしてしまったことを後悔しつつ、第2部へと移行する今日 とにかくパン屋最終劇で描かれた要素とキャラクターが乱舌に描かれる様子は思考の過程が読み取れて面白い
0投稿日: 2025.03.13
powered by ブクログわたしは三半規管がヨワヨワで、電車の中では読書どころかスマホいじいじさえできない。 こんどから車両の中の人みまわしてまつうめうめたけまつ……って唱えることができると思えば、新学期開始も耐えかも。 あと主人公の領域と他人の領域の話をふむふむってしながら読めた。生きる世界が違うんだってperfect daysのおじさんも言ってたことだし、他人が自分とは地続きではないことがふつうなのかな。思春期を卒業してしまえばそう考えた方がましなのでうれしい。 猫飼いたくなった。ねじまき鳥ってなんだよ
1投稿日: 2025.03.12
powered by ブクログこのレビューはネタバレを含みます。
TVピープル読んだばかりなので、マルタとクレタが出てきておおってなった。最後の戦争の話が思ったより長くて、戦争の凄惨さや虚しさもしっかり書きたかったのかな?と思った。最後皮を剥ぐグロ展開が来ると思ってなかったのでびっくりした。
1投稿日: 2025.02.27
powered by ブクログ奇妙な人々の謎めいた回りくどい言い回しと変な展開の連続、どこまでが現実でどこからが空想か、それぞれの繋がりも何もかも全然わからないのになぜか惹き込まれる。 村上春樹作品に共通して言えるけど、登場人物みんなセッ◯スについて、ことあるごとに考えすぎでは。 あと生々しい描写が(無駄に)多くて、やや冷めた目で見てしまう。 隠喩も直喩も含めて生きることと密接に絡んでいたり、なるほどなあとは思うこともあるにはあるけど。
0投稿日: 2025.02.10
powered by ブクログ何か起こっているようで何も起こっていないような、物語がどこに向かっているのか分からないけど、なんでだか面白いし読み進めたくなる。
0投稿日: 2025.01.12
powered by ブクログ間宮中尉の話は、私も奇妙なくらい虚しい気持ちになった。 物語を理解したわけでも読み込んで考察できたわけでもないけれど、この流れで2部はどんな場所に行き着くのかすごく気になる。
0投稿日: 2025.01.08
powered by ブクログさすがの文章でめっちゃ引き込まれた なんだろう…章の一つ一つはめちゃくちゃ面白いんだけど、全体が繋がるイメージがつかなかった、悔しいから今度また読もうと思う
1投稿日: 2025.01.03
powered by ブクログ【ノルウェイの森】がすごく楽しかったので、続けてこの作品を読むことにしました。 村上春樹の世界にどっぷりと浸る今作も最高です。 上巻だけでは全く謎すぎます。 ただ、所々で村上春樹節が炸裂していて、それだけでも大満足です。 いろんな話が錯綜していて、これがどういう結末になっていくのか、とても楽しみです。ていうか、あのカツラの話、特にあのアルバイトの話ってどうやって進んでいくんだろう(笑)
1投稿日: 2025.01.02
powered by ブクログはるか昔に読んだものの再読。 語り口がなんだか説明的に過ぎるというか、第三者的に過ぎる感じもする。非常に重厚なストーリー展開なのだが、意外なほど登場人物は少ない。 この時期に著者がなぜノモンハン事件に着目したのだろう。きっとどこかの記事に書かれているのだろうが、これまであえてそういうものを読もうとしてこなかった。とても不思議な気がする。 もともと村上作品と僕とは親和性が高いこともあり、あっという間に第一部を読み終えた。続きも楽しみである。
10投稿日: 2024.12.04
powered by ブクログ大学生の頃、他の村上春樹作品は全部読んでいたのに、この作品だけは何故か第1部の途中で挫折して、それから30年。ふと、思い立って再挑戦してみた。今度は何故かすいすい読めた。 間宮中尉の長い話に登場する、生きたまま皮をはぐシーンは淡々とした筆致ながら、強烈なインパクトだった。 笠原メイ、加納マルタ・クレタ姉妹、岡田クミコ、とそれぞれ違った魅力の女性が程よい距離感で登場するのが楽しい。 残り2冊は間を置きながらゆっくり楽しもう。
32投稿日: 2024.11.16
powered by ブクログ全館まとめての感想です。 お読みになる時は、ご自身の状況を考えましょう。とても面白いのですが、出産直前まで読みふけってしまったことを後悔したので。
0投稿日: 2024.11.13
powered by ブクログ多分読んだのは三度目くらい。初めて読んだのは学生の頃で初読からは20年ぶりに読んだ。 初めて読んだ村上春樹作品だった気がする。 間宮さんの語る回顧録には読むたびに圧倒される。 よく考察されているメタファーなどはまったく理解できないで読んでいるが平易な文章ながら細部を緻密に描くユーモア溢れる文体は文章だけで読み応えがあると感じた。
0投稿日: 2024.11.09
powered by ブクログ30年前に二部まで読んで、そのままだった「ねじまき鳥」、再読です。 一部最後の「間宮中尉の長い話」は何度読んでも引き込まれる。 他の部分はほとんど忘れてるのに、ここの部分だけ妙に覚えてました。
9投稿日: 2024.11.04
powered by ブクログ☆3.5 隠された父親の存在 奇妙な始まりかたをするのは『羊をめぐる冒険』から相変らず。文体リズムがあるので読み進められる。 非日常が醍醐味なので、こんな女子高生、ゐない。といってもしょうがないが、まあ言っておく。そこが通俗を取り入れた語りだ。 かつらの松竹梅の話は、ああ、安西水丸との例の工場見学のエッセーからだなとわかる。 肝腎のノモンハン事件を描いた語りはひきつけられる。 ここがこの作品の核心部分なのだが、フロイドふうに言へば、父親の存在が隠れてゐる。とでもなるのだらう。 『猫を棄てる』(文春文庫)で明言されたとほり、村上春樹の父親は住職である。そして中国に従軍し、中国人を殺したのを見た。 この事実の上に、『ねじまき鳥クロニクル』が成り立ってゐることは、想像に難くない。それが伏せられてゐたことを考へると、まだ明らかにされてゐない因縁はあるのだらうと感じる。 副読本としては『村上春樹、河合隼雄に会いに行く』をすすめる。
0投稿日: 2024.10.27
powered by ブクログこのレビューはネタバレを含みます。
村上作品なのでとりあえず鑑賞。何が伝えたいか分からない。拷問や殺害のシーンが印象的で、生々しかった。続きを読むのはまた今度。
0投稿日: 2024.09.09
powered by ブクログこのレビューはネタバレを含みます。
えっ、どゆこと??(オチ)閑静な住宅街に間借りする夫婦の話なのに、奇妙な交わりがありエピソードがある。村上春樹ワールドだなあ。続きが気になる。
0投稿日: 2024.09.06
powered by ブクログこれは冒頭から引き込まれた。 今まで読んだ村上春樹の長編は、とにかく最初の150ページくらいを読み進めるのに難儀していて。正直、あんまり面白いと思えないなぁと感じながら我慢して読んでいくうちに、急に面白くなる瞬間が訪れる印象で。 1Q84と比べて、それより初期の作品てこともあってか、文章が良い意味で粗くて好きでした。 テンポが肌に馴染むというか。 どこか牧歌的な雰囲気も。ホームドラマっぽい設定がこれからどうなるのか、先が楽しみ。
0投稿日: 2024.06.19
powered by ブクログ村上春樹の作品の中では、古めのものなのかな?といった印象。 最近の作品から読み始めたけど、今とは少し雰囲気が違うような気がする。 一部、グロテスクなシーンがあり、文章として読んでいるだけでも真剣に読んでしまうと気が滅入ってしまうように感じた。
0投稿日: 2024.06.09
powered by ブクログなぜ妻がいつも離れていくのか?なぜ10代の少女と自分探しするのか?パターン化している。 文章は好きなのに残念。
0投稿日: 2024.06.01
powered by ブクログ『みみずくは黄昏に飛びたつ』を読んで、村上春樹に対するイメージが540度くらい変わっちゃった(←180度でもいいけどw)となると、まー、なんでもいいから、村上春樹を読んでみたくなるわけだ。 『ふくろうは黄昏に飛びたつ』wの感想でも書いたけど、村上春樹は、例の『1Q84』が出た時のバカ騒ぎが全然わからなくて10冊以上読んだ。 そんなに読んだのは、もちろん面白かったからだけど、でも、(これも『ふくろうは黄昏に飛びたつ』に書いたけど)村上春樹の小説はミョーにツルンとしているから。 読むそばからどんどん忘れてしまって、どれも断片的な記憶しかない。 なら、それのどれかを読めばいいのだろうけど、どこにあるかわからないんだよね(^^ゞ (いや。ある場所はわかってるんだけど、そこを探すのが面倒くさいw) というわけで、村上春樹なんてちょー売れっ子作家、流域面積世界最大の川wなら1円で手に入るだろ!と見てみたら、このインフレに乗じて村上春樹本もやっぱり上がっていた(-_-;) そんな中、この『ねじまき鳥クロニクル』は比較的お手頃価格で、しめしめと思ってしまったのは、読むなら、『世界の終わりとハードボイルド・ワンダーランド』か、この『ねじまき鳥クロニクル』かなーと、密かに思っていたからだ。 と言っても、別に誰に相談したわけでもないので。 密かに思おうと、大っぴらに思うと関係ないんだけど、まー、こういう時って、文章的には普通、密かに思っていただろうから、それでよしとするw 読むなら、『世界の終わりとハードボイルド・ワンダーランド』か、この『ねじまき鳥クロニクル』かなーと、密かに思っていたのは、その2冊は読んでなかったからなのだが。 もう一つ言えば、『1Q84』のあのバカ騒ぎで村上春樹本を読んだ時、知り合いが、「僕は『世界の終わりとハードボイルド・ワンダーランド』が一番好き(←その人は自分のことを“僕”というタイプw)」と言っていたのと。 あと、今年は2024年だったので、時代設定が1984年の6月から始まるらしい『ねじまき鳥クロニクル』を40年後に読むっていうのも、ちょっとオツかなぁーと思ったからだ。 そんなこと言ったら、『1Q84』だってそうじゃんって言う人がいるかもしれないが(いない?w)、実はそれ、積読本としてすでに持っていてw せっかくだから、新たに買ってみるのもいいんじゃない?と思ったのだ。 ……って、どーでもいいこと、ズラズラ書き連ねているがw、そもそも自分の感想なんて、どーでもいいことなわけでw、だから、やっぱりズラズラ書き連ねることにする(^^ゞ というわけで、やっぱり、どーでもいいことだが、この『ねじまき鳥クロニクル』、「第一部:泥棒かささぎ編」を読み始めて、ふっと思ったのは、ねじまき鳥の鳴き声ってどんななんだろうか?ということだった。 というのは、「ねじ」という言葉から、単純に部品のネジをイメージしちゃったわけ。 ま、部品のネジは“締める/緩める”で、“巻く”とは言わないわけだけれど。 でも、とにかく、「ねじまき鳥」のねじは部品のネジをイメージしてしまったので、「キュウ、キュウ」みたいな鳴き声を想像してしまったのだ。 でも、そうではなくて、それは時計のねじを巻く(ゼンマイを巻く)音だと気づいて、ということは「ジーコ、ジーコ、ジーコ」みたいな鳴き声なんだろうと想像したのはどの辺だったか? ていうか、そういう説明があったんだっけ? その辺は忘れちゃったけどw、ていうかー、その説明がないんだとしたら、今、「ねじ巻き」って書かれて、それが何のことかわかる人、どれだけいるんだろう? ま、そんな、どーでもいいことはともかく(^^ゞ P66で、主人公岡田亨の奥さんのクミコが、“あなたは疲れていても誰にもあたらないでしょう。あたっているのは私ばかりみたいな気がするんだけど、それはどうして?”と言っているのを読んだ時、あー、これって、そういう話か…って、思わず苦笑いが出てしまった人、おそらくそれなりにいるよね?(爆) 自分は男なので、女性がこういうタイプの男と付き合った時にどう感じるかは想像できないけど。 でも、男だと、このクミコみたいなタイプの女性と付き合っていた時に、相手からのこういう発言にウンザリした経験って結構あるように思うのだ。 いや、ウンザリじゃなく、戸惑ったくらいの心の広ぉーい方もいるんだろうけどさw でも、自分は心が広くもなければ、許容力もない方なので(爆) ウンザリしちゃったわけだけど、とはいうものの、困ったことに、こういうタイプの女性って、クミコがそうであるように、決まって魅力的なわけ(^_^;) よって、この主人公岡田亨のように、その魅力的な相手から言われっ放しでいるしかないという……、あぁー、イヤだ、イヤだw ところが、そういう場合って。 往々にして、相手は言われっ放しでいる相手にハラがたってくるものらしいのよ(・・; いや、この場合は、言う方が女性で、言われている方が男なわけだけど、その立場が逆の場合もあるのかもしれないよ。 それは自分は男だからわからない。 ていうか、言われっ放しでいる相手にハラがたってくるタイプの女性って、相手が言われっ放しでいることに甘んじんていることにハラがたってくるのはありつつ。 相手に不平を言い続けていることで、次第に自分が意味もなく不平不満をあたり散らしているように思えてきて。そのことで、むしろ自分が理不尽に不平不満をぶつけているような気がしてくることで、悪いのは不平不満を抱かせる相手ではなく、言いがかりをつけている自分が悪者にされているような気がしてくるらしい。 というのは、当の本人に聞いたからなんだけどw、当人いわく、あたり散らしている方としては、自分が仕事で疲れたりストレスを抱えたりでイライラしていることで、相手にあたり散らしているということは重々承知なのだ。 だからこそ、一番安心できる相手に、ついついあたってしまっていることも。 にもかかわらず、あたり散らしている相手は、何も言い返さずに頷いているだけだから、「わたし一人をワルモノにしているアナタってなんなのよっ!」とメガトン級の怒りが炸裂してしまうというわけなんだそうだ(爆) つまり、この二人っていうのは、+と+、−と−、そういう関係で。 夫婦としてはもちろん、カップルとしても長く続かない関係なのだろう。 いや、たんなる人と人としての関係っていうことなら、似たもの同士ということで、話も合うし、価値観も合うから、いい友だちとして付き合える。 でも、男と女の関係というのは違う。 いい友だちではないのだ。 出ている部分が相手は引っ込んでいて、引っ込んでいる部分は相手が出ている、お互いがお互いを補い合える関係でないとその関係は絶対長く続かない。 …と言っても、それはあくまで個人的経験則に基づくものだから、もしかしたら、えぇー、そんなことはないよー。オレたち/わたしたちはいい友だちよー、と言う人もいるのかもしれないが。 その場合は、まー、それはよかったですね。末永くお幸せに。アハハ…、と言うしかない(^^ゞ つまり。 これは、犬も食わない話だ(爆) とはいえ、犬も食わない話のわりに、面白く読める。 そこは、さすが村上春樹(^^)/
9投稿日: 2024.05.01
powered by ブクログ56冊目『ねじまき鳥クロニクル 第1部 泥棒かささぎ編』(村上春樹 著、1997年10月 初版、2010年4月 改版、新潮社) 90年代の村上春樹を代表する『ねじまき鳥』3部作の第1作。失業中の主人公を中心に、奇妙な人物や事象が渦を巻くように現れては消えてゆく。 「ノモンハン事件」という実在の戦争を扱うというのは、これまでの村上作品から考えると少々異質である。 序破急の序が徹底的に描き込まれているという印象。これから物語が動き出すのだろう。 〈私はここで死なないのではなくて、ここで死ねなかったのです〉
13投稿日: 2024.04.22
powered by ブクログどうしてこんなに村上春樹の文ってすっと入ってくるのだろう。 文を味わった。 2、3部も楽しみ。 一部の終わり方の気持ちよさ。
1投稿日: 2024.04.10
powered by ブクログ人と人との関わりにおいて、多くの分かり合えないことについての原理、深層心理のありかた、個人の甘えや傲慢さに気付かない状況などが巧みに文章化されていて楽しかったが、、、最後の凄惨なシーンは目を背きたくなるものでした。 全体的には岡田亨が恐妻家なとこがすごく共感でき、ファンタジックな世界にもリアリティーな笑いがあった。 少し休んでから次作を読もうと思う。
4投稿日: 2024.03.03
powered by ブクログ※第1〜3部の感想をまとめて 色んな人が主人公のもとを訪れて、色んな不思議な話をしていく。クロニクル(年代記)というタイトルだけれど、彼らが語る体験談だったり、夢のような抽象的な話だったり、何らかに対する考察だったりは時系列的に並べられてはいない。 この小説を読むのももう何度目かわからない。今回は舞台を観に行くにあたって久しぶりに読み直してみた。結局読み終わったのは、舞台が終わってから3か月も4か月も経った後だけれど。 昔に読んだ頃から、1人ひとりの登場人物のキャラクターが鮮やかで、彼らが語るエピソードはどれも印象的でとても面白いと思っていた。それぞれの話が、予言的であり、神秘的であり、かつ生々しい苦しみに溢れていた。 今回読み返してみて、つまり私自身が歳を重ねたことによって、これまでバラバラに見えていた個別の話が、1つの暗部の様々な側面であるという印象が強くなっていた。なぜ綿谷ノボルはあそこまで憎まれ、殺処分されなくてはならなかったのかが腑に落ちたような気がした。なぜ主人公があんなにも無力で、ただ時間をかけることでしか対抗できなかったのか(途中で不思議な力を授かったりもしたけれど)。結局のところ私たちが持ち合わせてる武器はなけなしの時間でしかないし、巨大な暗部に対抗するには、辛抱強く変わり映えのしない日々を続けるしかない。総合的な感想としてはそんなところ。 でもやっぱりこの小説の素敵なところは、エキセントリックな登場人物や、そんな彼らが語るエピソード。砂漠や井戸の話、動物園の話も、どれも好きだけれど、最後のロシアの炭坑での話がなぜか好き。私も頭の中に何かそういう宿命的な神話を飼えたらと思う。
1投稿日: 2024.02.19
powered by ブクログかなり久しぶりの再読。 非現実が現実に食い込んできて、逆転していく感じがした。 精神的な歪みやひずみをを持つ者たちが、オカダトオルにひきつけられて、その中身をぶちまけていくような話だ。 オカダトオルはやや鈍く、強いこだわりも感じられず、愚鈍な印象すら受ける。 昔は、こんな人は知的でいいな、と思って読んだような気がするが、今はそうは思わない。 いい人なんだけれど、面白くもない。 そんな印象。 相変わらず(?)、井戸はしっかりとその機能を果たしている。
2投稿日: 2024.01.16
powered by ブクログ「巻き込まれ型の主人公」が「奇妙な何人かの女性」と接しながら「不思議な世界に触れていく」という(昔の)村上春樹らしい作品 私には理解できない部分が多々あるが、評論なんかを読んで納得するのは野暮で、村上春樹の世界観によくわからないまま無防備に入り込んでフワフワした気持ちになるのが一番良いと感じる。
3投稿日: 2023.12.29
powered by ブクログこのレビューはネタバレを含みます。
「巻かれなくなったねじ」 巻かれなくなったねじは、 誰かによって巻かれなければならない。 個人的にはねじまき鳥がいなくなったのは、社会がとか誰か、じゃなくて主人公がいい加減自立して自身のねじを巻く必要があることを作者が表現している気がした。 フリーターでぷーたろーの彼は意思がなくて、なんか気ままに流されていっている。 それに気づいたかどうか分かんないけど、だから途中で彼は無意識に、自身をねじまき鳥呼びさせたんじゃ。 あと本著が発刊された時期がバブルの前後だから、社会に流されてあれよあれよって言う間に自分を失った人が多かったんじゃないかなー。 そんな日本社会の退廃的な雰囲気を風刺してる説。 ここの感想にもあったユーモアが少なめってのもそういう理由も一因かな。 とにかく面白かった。 もう第2部読んでるけど引き続き面白いからおすすめ。
1投稿日: 2023.12.20
powered by ブクログ完全な春樹ワールド。 日常と非日常が隣り合わせで、何が当たり前なのかがわからなくなる。 当たり前だと思っている日常の積み重ねに垣間見える違和感ある出会い。今後の展開が気になる。
1投稿日: 2023.12.19
powered by ブクログ7年?ぶりの再読。 大学生だった当時の私に最も強い印象に残ったのは皮剥ぎのシーン、そして井戸に光が射すシーンだった。 それらはもう一度読んでももちろん素晴らしかったけど、当時の自分がなぜあんなにも惹かれたのかはちょっとわからなかった。 当時私はたしかモンゴルに行った直後だったし、中国にも行っていたから、大陸のあの荒涼としたかんじとの心理的な距離が近かったのだろうか。 今の私は仕事をして結婚もしていて、なのでクミコが出ていってしまった事件そのものの方が実際の自分に引きつけて考えてしまった。 クミコはなんで出ていってしまったのだろう? 考えてもよくわからないまま。 とても面白い小説。 読み手のその時の状況で惹きつけられる箇所が変わるのはその小説世界の豊かさの証。 ただ、春樹作品はいろんなことが起こりすぎるね。 私も大人になったのか、今はたとえばカズオイシグロの『日の名残』のような、 大きなことは何も起こらないのに強く心を揺さぶられる小説の方が好ましく感じるな。 それもまた今後の人生で変わるかもしれないけれど。
1投稿日: 2023.12.09
powered by ブクログ多くの登場人物とともに不思議な世界が描かれるというのは、作者らしいなと思いながらも他の作品とはまた違ったとっつきやすさがあって、物語に入っていきやすかったです。
1投稿日: 2023.12.08
powered by ブクログこれまで読んだ村上春樹作品の3作よりかは圧倒的に読みやすい。 流れ、本田さんとマルタの予言、綿谷ノボルとワタヤノボル、久美子とクレタの類似点、笠原メイと井戸、など気になる点がたくさんあり、第2部以降が楽しみ。
1投稿日: 2023.11.25
powered by ブクログちょっと前に読みはじめ、余裕がなく期間があいてしまったので、珍しく、冒頭を読み直しました。 そうしていたら、丁度、舞台をやるというじゃないですか! 舞台を観る前に読破しておきたかったので駆け足で読んでいます。 グロい、とはレビューで聞いていたけど、確かに。 猫を探していて、どういう話の流れでそういった描写が出てくるのかと思ったら、登場人物の回想でしたか。 世代的に、戦争の話を描写に入れたくなるのかな…? また魅力的な登場人物が。メイちゃん。 若い女の子が主人公の心を少し癒すようなパートナーとして登場するのが、なんかいいなと思います。 夫婦の会話ややり取りも、リアルな感じで好きです。 ねじまき鳥っていう描写がそもそも好きです。 一日分の世界のねじをまいていく…笑
1投稿日: 2023.11.02
powered by ブクログ東京の神保町でオトナ買いシリーズ1 戦争が舞台になっていたり、文体も少し堅くて、ファンタジー色の強い1Q84に比べるととっつきにくい感じ。 重く深い作品で、一冊読み終わるのにどっと疲れた。 皮を剥がれるシーンと深い井戸の底にいるシーンがなかなかグロい… 最後の、贈り物が空箱だけだったのが何を意味するか気になるなあ。
1投稿日: 2023.10.15
powered by ブクログただただ物語の世界観を楽しんだ。 失業状態ののんびり暮らしの主人公(個人的に好きな性格)を中心にその周りに現れる個性的な登場人物達。 個性的ではあるけど、あ〜こんな人いるわと思わせてくれる若干癖の強い人たち。 ネーミングセンスも良い。 深く読み取るというよりは、感じるままに読むといった作品だと思った。
4投稿日: 2023.08.27
powered by ブクログ父の実家にあったので読んだ この時代に仕事をしないで猫をさがしてる夫を書くのは面白いなと思った かなり読むカロリーを消費する 続きはまた今度読む
2投稿日: 2023.08.08
powered by ブクログおもしろかったー。 様々な要素が絡んでいてとても複雑だったけど、展開が楽しみでどうなっていくのかドキドキしながらページをめくる箇所もちらほらあり、引き込まれた。 加納マルタ、クレタ、コルシカ、赤坂ナツメグ、シナモン、ネーミングセンスがまた絶妙。 騎士団長殺しに繋がるなー、という印象だった。
3投稿日: 2023.08.05
powered by ブクログ20年を経ての再読。 読み返すと、彼が執筆してきた経歴がただモノではなく、年輪のように積み重なってきているのが認識できる。 文章構成、比喩暗喩、言葉のレトリック、人物構図とその人物に与えたキャラクターの意図に唸る。 顔のない男も出てきた・・無声に繋がり、やはり・・というか性夢。それは謎の女の電話にも連なっていく。 クミコと両親、1巻で詳しく語られるワタヤノボルの人物像。春樹さんがこういった類をいかに評するかの基が垣間見えて面白い。 僅か312㌻で展開する最後の構図、ノモンハン、間宮。なぜここに焦点が当たったのか。 皮を剝ぐ残虐シーンも然る事ながら、1,6㍍の深い穴に投げ落とされた時、一日の間一瞬だけ射す光、それに感涙する間宮の情景・・何らかの啓示に繋がっていく感じ。 他作品で登場するインカの井戸・・古代文明では一日、一年と光がある決まった線、ポイントを射すことが既に分かっていたことが判明している。
2投稿日: 2023.08.04
powered by ブクログ一部が損なわれているのは目で見てわかるけれど、そこにはそれの何倍もの見えない大きな深い傷がある。 本来あるべきものがなかった、失われたということ(最後、箱の中身が何もなかったように)が終わりなのか、始まりなのか、どのように捉えればいいんだろう。 まだ1部だから始まりなのかな 1部でいろんなものがなくなった 2部からは回収していくのか、新しいものを見つけにいくのか それにしても剥ぎ取る描写は読んでて目を背けてしまったくらいには気持ち悪い そんな場面に出くわしたことないのにリアルに吐きそうになるくらいに
1投稿日: 2023.07.07
powered by ブクログ新作が出るたびに過去作も読んで来たが本作が最後の大物と言えるだろう、また著者の最高傑作との誉れもある、出始めは著者らしい不思議な世界への誘いを感じたが最終章はハードなものだった、ロシア人やモンゴル人は決して信じてはいけない人種だと感じた、物語は主人公の岡田が知り合った人物のクロニクルを紹介するような形態を取っているが、以降の2部も同形態を取るのだろうか、そしてどういう結末に到着するのだろうか。
2投稿日: 2023.07.06
powered by ブクログこのレビューはネタバレを含みます。
三部まで読んだが、ギリギリ4という評価だった。 村上春樹独特の雰囲気と、文体はいつも通り健在だったが、た作品に比べるとユーモアが少なく、作中一貫して暗い雰囲気が漂っていた。まさに「枯れた井戸」の中で読んでいるような感じだった。作中の登場人物は相変わらず個性的で、笹原メイの現実に生きる人間としての象徴、マルタとクレタの非現実的象徴。シナモンとナツメグのキーポイント感、そして何より綿谷昇と久美子の圧倒的存在感。 村上春樹の作品について語るにはまだまだ読みが浅く、憶測の域を出ないが、何となく描きたい世界観をわずかに垣間見ることができたような気がした今作だった。 作中にとって大事な場面なのでしょうがないとは思うが、間宮注意の過去回想は正直言って、題名の通り長く、少し退屈だった。相変わらずのリアリティを貫いてはいたが、もう少し短くても個人的にはよかった 自然に囲まれた歴史がある見知らぬ土地にでも出向いて、天気が晴れて静かだったなら、この本をまた読んでみたいと思う。井戸の中でとは言わずに、笹原メイの自宅の庭のような場所がどこかにあったのなら、知覚には鳥の彫刻が空に向かって意思表示をし鎮座していてもいい。
2投稿日: 2023.06.30
powered by ブクログパートパートの話しはすごく面白い。全体は考えながら読み進める面白さがあります。 ところで、いつも整理するときにジャンルに悩み、村上春樹というジャンルをつくりました…
2投稿日: 2023.06.12
powered by ブクログ村上春樹さんのねじまき鳥クロニクル3部作を読者初心者が駆け足で読破。短編集から気になり図書館で予約。あの短い先が気になる話が3部作をゆとり世代×シングルマザー が身を削り(4時起き)夢中に読めた。作品が発表された年に生まれたんだよなあ
4投稿日: 2023.06.10
powered by ブクログ全体的に淡々と話が進む。後半の間宮中尉の話が印象的。性的な描写も少なく、今まで(自分が読んだ中で)の主人公とは少し違う感じ。話の山場はまだ来ていない。
2投稿日: 2023.06.09
powered by ブクログ面白い。全部面白いのよ。 女子高生のメイ、この子良いよね。まつたけうめ。 クミコ兄は嫌なヤツ過ぎだろって思ったけど、同じ名前猫につけるはなぜかしら。 加納マルタとクレタ。マルタの行動力ハンパないね。何考えてるか分からんけど、自分の芯通してるところはすごい。クレタの過去は悲惨過ぎ。 最後に間宮の長い話ね。これが一番面白かった。山本のアレは、マジで鳥肌立ったわ。最後の箱の謎も良い。
2投稿日: 2023.06.01
powered by ブクログこれまで迂闊に足を踏み入れてはいけない気がしてた村上春樹春樹の世界。はじめましての村上春樹はやっぱり独特だった。非現実的な世界観に誘われ、熱狂的なファンがいることも理解できた。格別に表現が美しいとは感じなかったけど、自分の描く描写がとても綺麗なことに少し驚いた。途中の戦争の描写は必要だったのか疑問に思ったものの、なんとなくそんなことはどうでもいいんだろうと腑に落ちた。「甘いものが好きではない私が、柏餅を年収の半分の値段を払っても食べたいと思った」という戦時中の表現はお気に入り。村上春樹は食べ物を使って、すごく素敵な表現をする。
3投稿日: 2023.02.03
powered by ブクログノモンハン事件の話はグロかったけど、臨場感はホントにすごかった。 まだカオスは感じていないし面白い。 カフカは親の喪失、こっちは伴侶の喪失の物語だね。
2投稿日: 2022.11.29
powered by ブクログ主人公 岡田トオルみたいな生活を羨ましく感じた。1年くらいでいいからしてみたい。 間宮中尉の話聞いて悲しい気持ちになった。 あと、村上春樹は「抜け殻」とか「空っぽ」って表現が好きだなと思った。
1投稿日: 2022.10.24
powered by ブクログ村上春樹さんの作品はいつもそうだが、繊細な表現と思いもよらない伏線や感情の波動が伝わる人物の描写など、いつも活字による表現の素晴らしさと、無限の可能性を感じられます それらはまるで匂い/香りまでを伝えてきます 文章を読むことで、自分のさまざまな感覚に訴えられるモノを感じれます その体験が刺激的で一挙に読みきってしまいました この作品に対して自分の下らない作品紹介をするよりも 「まず、読んで」と言いたくなる、そんな作品です 続刊も楽しみです
0投稿日: 2022.10.14
powered by ブクログ【全3部の感想】 よく言えば初期のアーヴィングやティム・オブライエンを彷彿とさせる時空を超えたダイナミックな小説。悪く言えば重厚長大な茶番。
0投稿日: 2022.09.26
powered by ブクログ10年くらい、ことあるごとに読んでいて、100回くらい読んでる本。 村上春樹のなかでもねじまき鳥はかなりの傑作。 最初読んだときは衝撃で、しばらく動けなかった。 村上春樹がかけて、他の人にはかけないもの。そういうものがいっぱいつまってる本。 それはなにか...?彼だけが、どこまでも深い井戸に、他の人にはたどり着けないところまで降りていくことに成功しているからかもしれない。 きっと死が近い場所。 この人はわたしの黒いところをわかってくれるんじゃないか?と錯覚してしまう。
3投稿日: 2022.09.24
powered by ブクログこれが村上春樹か!?私の初春樹がこの作品となった。 最初はひねくれた恋愛モノとして読み進めていたが、後半は残酷で何も残らない戦争ものに変化してゆく、おどろおどろしいと思いながらも次刊を読みたくなる。
1投稿日: 2022.09.16
powered by ブクログ“自分が求めているものが手に入らない人生に慣れてくるとね、そのうちにね、自分が本当に何を求めているのかさえだんだんわからなくなってくるのよ” 先が気になってどんどん読み進めてしまった。特に間宮中尉と本田さんの戦時中の話の部分は。 10分電話で話すことを持ちかけてくる女の部分は無駄に感じた。 中年おじさんの気持ち悪い願望というか、童貞拗らせた変態のなろう系小説読まされてる気分になる。 村上春樹の小説ははこう言う性願望が露わになったような部分が良く出てくるが、正直気持ち悪いし嫌い。 でもそれを除く部分は好きなので読んでしまう…
0投稿日: 2022.08.28
powered by ブクログ物語が動くのを待っているような、先を考えずに書いている行き当たりばったりな感覚を受けた。 ちょうど主人公の住んでいる路地裏みたく。
0投稿日: 2022.08.19
powered by ブクログ村上作品のベストだと思う。 中年にさしかかる年齢の男がいい年なのに昼間からプラプラしていて、実は妻と離別していて、なのに生活にも精神的にも余裕がありそう…という、村上春樹のいつもの謎の舞台設定。冷静になると非現実的な余裕なのだが、私はこの余裕に惹かれて村上春樹作品を読んでいると思う。 この舞台設定でできることを限界まですべてやった小説だと思います。 この小説のテーマの一つは夫婦関係だと思う。 ともに生活する2人だが、相手のことをどれだけ知っているのか?2人関係の一つの究極の形ともいえるが、その限界においては、相手が紛れもない他者としてたち表れる…。ということが、繰り返し出てくるように感じた。 この小説以降、村上春樹は少年を主人公にしたり、男女二人の主人公になったり、三人称の小説を書いたり、新機軸にいろいろ挑戦している。そのことはこの作品が一つの集大成であることを裏付けているのではないかと思う。
0投稿日: 2022.07.30
powered by ブクログ藤木直人さんがAudibleで朗読をしていたために聞いた。 3.5倍速で聞いているがやはり俳優さんが語ると心に入りやすいと感じた。 ナレーションをなりわいとするプロの方よりも俳優さんの方が心に入ってくる。この違いは何なのだろうか?といつも感じる。 村上春樹さんの世界はあまり好きではない。 ストーリーは面白く毎回最後まで一気に読んでしまうがいつも感じるのが私にとって魅力的ではない男性がやけに女性にモテる、その非現実的な部分が私にはあまり受け入れられず好きではないと感じる。
0投稿日: 2022.06.19
powered by ブクログ面白かった。村上春樹作品は結構読んできたが、三部作以上の長編となるものに手を出したのは初めてだ。他の作品と違って、物語が進むことよりも登場人物とその相関の掘り下げ、人物背景の描写が多いと感じた。長編の醍醐味はやはりその終盤の盛り上がりにあると思うが、そのための布石を読まされている感じがしない。緻密な文章で書かれたそれぞれの背景を読むだけで面白い。素晴らしいことだと思う。一番印象に残ったのはノモンハン、じゃないか、満州国の国境のあたりの話だった。こんなことも書けるのか、と驚いた。とにかく読ませる力を感じた。
0投稿日: 2022.06.02
powered by ブクログ3部作を通して、文章は読みやすく退屈はしない、でも抽象的な表現ばかりで何がなんだか全く理解出来ないまま終わった。 村上春樹は10年ほど前に『世界の終わりとハードボイルドワンダーランド』を読んだけど、全く同じ感想。 これは本よりも自分の現時点での能力の問題だと思う。しばらくは読もうと思わないけど、時間が経ったらまた別の村上春樹作品読んでみようかな。
0投稿日: 2022.06.02
powered by ブクログ村上春樹にはまっていた大学生の頃にむさぼるように読んだ作品のひとつ。世界のネジをねじまき鳥がぐるぐると巻いているというような発想はおしゃれで、さすが村上さんと思わせられました。また、オシャレで軽妙でそれでいてユーモラスな雰囲気の中に、バイオレンスな描写などが加わり、エグみや深みのある作品なんだろうなと思います。ただ、『海辺のカフカ』なんかにも同じような印象を受けてしまうのですが、そのエグみや深みが物語の難解さと合間っていたり、期待していた作品の雰囲気と違いによって、個人的には村上春樹さんの作品の中ではそれほど好きな作品ではありませんでした。 ここら辺は感性によって評価が別れるのかなと思いますが、私は初期の村上春樹さんの作品の方が好みだったり。でも、タイトルのくだりはバカおしゃれですよね。はい。
0投稿日: 2022.05.13
powered by ブクログ誰かも言ってましたが、村上さんの食べ物を描く表現力は素晴らしいと思います。冒頭に出てくるスパゲティ、食べたい!
3投稿日: 2022.05.08
powered by ブクログ井戸と猫の物語である。特に井戸。 夏目漱石の「門」と同じくらい「井戸」が重要な要素となる さて、井戸と猫以外で気になるのは、笠原メイの手紙である。 作中、笠原メイは7通の手紙を岡田に書いているが、結局1通も届いていないことが終盤に判明する。 手紙はどこにいってしまったのか? 届かなかった手紙の意味するところはなにか? 考察は尽きないが、村上さんは、自身がイタリア(郵便事情がとても悪い)に住んでいた際に、手紙がとどいたか届いてないかさえわからないもどかしさを綴っている(というか、嘆いている)。 本作では、痛みのエキスパートである加納クレタは「本当の痛みというものは、それを経験したことのない人には絶対に理解できないのです。」と語っている。 手紙が届かない痛みを僕たち読者は共感できるだろうか。
0投稿日: 2022.04.28
powered by ブクログこのレビューはネタバレを含みます。
・最近いつもそのことを考えるの。きっと毎日暇なせいね。何もすることがないと考えがどんどん遠くまで行っちゃうのよ。考えが遠くまで行きすぎて、上手くあとが辿れなくなるの。 ・好奇心と勇気は一緒に行動しているように見える。ときによっては、好奇心は勇気を掘り起こして、かきたててもくれる。でも好奇心というものはほとんどの場合すぐに消えてしまうんだ。 ・自分が求めているものが手に入らない人生に慣れてしまうとね、そのうちにね、自分が本当に何を求めているのかさえだんだんわからなくなってくるのよ。 ・自分の価値観というものを持たないから、他人の尺度や視点を借りてこないことには自分の立っている位置がうまくつかめないのだ。 ・彼は深い信念に裏付けられた世界観というものをもたなかった。それは一面的な思考システムを複合的に組み合わせて作り上げられた世界だった…それは巧妙な思考的順列組み合わせだった。…僕にいわせればそんなものはただのゲームだった。 ・運命というものはあとになって振り返るものであって先に知るものではないのでしょう。 ・何かで不愉快になったり苛立ったりした時には、その対象をひとまず僕個人とは関係のないどこか別の区域に移動させてしまう。
0投稿日: 2022.01.21
powered by ブクログクミコが家を去り、長い年代記が始まる。 加納クレタと加納マルタ、ワタヤノボル、メイ、そして井戸。不思議なことが色々と起こる。 するすると読み進められるのは、やはり村上春樹の筆力のおかげだと思う。 大学生の時に初読、今回再読。 魅力的なキャラクターたち、次々に起こる奇妙な出来事、3巻あるがあっという間に読み終えた。
4投稿日: 2021.12.30
powered by ブクログ1997/10/08 読んでいる間、他のことをしていても意識は本へ集中してる。夕食も食べずにひたすら読む。 そして独りを感じる。改めて自分の周りに人がいることにホッとする。
5投稿日: 2021.11.27
powered by ブクログ登場人物が豊富且つ、そのひとりひとりが不思議なままであった。間宮中尉の長い話はスリリングで一気に読んでしまった。突然小説のテイストが変わったように感じ、読了後の印象の大部分を占める。
1投稿日: 2021.11.12
powered by ブクログこのレビューはネタバレを含みます。
再読だが、やはり中尉の話がすごい、、、 皮剥シーンの描写がリアルすぎて思わず眉を顰めてしまう。ただ!歩哨中の夜明けのシーンはすごくすき!
1投稿日: 2021.11.10
powered by ブクログ独特な性の体験、想像もしたことなかったような、痛くて生々しすぎるノモンハン事件の描写に馴染めず。ただ、ど異世界なのによみやすく、かつ村上春樹らしい表現豊かな表現をもっと見たいので読み進めることにする。
0投稿日: 2021.11.08
powered by ブクログなぜクミコの父親は本田さんと会うことを結婚を許す条件にしたのか? トオルとクミコの父親との喧嘩の原因って書いてあったっけ? 本田さんの予言「この人はこの先水に関連したことで苦労することになるかもしれん。あるべき場所にない水。あってはならん場所にある水。いずれにせよ水にはずいぶん気をつけた方がいい。」の意味は?井戸と関係あるのか? 宮脇さんの家に戦争中住んでいた、戦犯の軍人というのは誰なのか?この家の井戸と間宮中尉のモンゴルの井戸と関係があるのか? 宮脇さんの年ごろの娘2人は加納マルタと加納クレタ?苗字が違うからないか。 本田さんの残した空の箱は何を意味するのか? 変ないたずら電話は何か意味あるのか? 笠原メイはキーマンになるのか? ぶっきらぼうな綿谷ノボルがクミコに電話してくるときは何を話しているのか?選挙に出るのか?加納クレタとの関係は? トオルが同僚の女に充電をしたことの復讐はあるのか? 猫のワタヤノボルはどこに行ったのか? 拷問の描写力がヤバい。
0投稿日: 2021.10.31
