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ケーキの切れない非行少年たち 10巻
ケーキの切れない非行少年たち 10巻
宮口幸治、鈴木マサカズ/新潮社
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総合評価

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    『くらげバンチ』2024.9〜2025.1 第九巻より続く。 覚醒剤使用で女子少年院に入ってきた子の使用経過と退院。 幻覚に苦しめられていた瑠花が、ようやく退院することになるが、すぐに、新しい薬物依存の女子が入ってくる。 また、九巻に出てきた認知機能に問題がある少年への矯正教育のため、主人公の六麦医師が開発した認知機能強化トレーニング。 開発当初は少年からも意味がないと反発され、職員からも反対が多かった。改良を重ねて、少年たちのやる気もでてきた。 小学校から中学校に上がるにつれ、急に勉強の難易度が上がり、ついていけず非行に走る子供たち。急に方程式など教えるのではなく、考える習慣をつけさせるために考えられたトレーニングだそうだ。 六麦医師によると、何かをできない子も「できるようになりたい」「やってみたい」と思っているはず。それを、トレーニングしてあげた先にあるのが多様性なんだ。最初から何もさせずに、多様性というのは間違っている。とのことでなるほどと思わされた。

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    投稿日: 2025.11.10