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チ。―地球の運動について―(1)
チ。―地球の運動について―(1)
魚豊/小学館
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総合評価

135件)
4.4
65
38
13
1
0
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    このレビューはネタバレを含みます。

    面白すぎる。 普段グロシーンのある作品は苦手で読むのを避けているのですが、この物語の根幹はグロでは無いので楽しく読めた。 冒頭の異端審問官が地獄のアンミカのようになっていた。 ノヴァクは知性と知識が次の命へ命へと繋がっていくところを異端審問官という立場で他の誰よりも間近で見届けまくっているのも面白い。彼は「家族友人の日々の“信仰”や“生活”を守るためならなんだってする」と言っていたが、大事な娘さんがこれから先、地動説側になったとしたらどうするのだろう。ラファウや今まで自分が拷問してきた異端者たちのことを思い出したりするのかな。今回のラファウの牢屋での行動で何かノヴァクの心にも動きがあったりするのかな。「どうしてそこまで?狂ってる…」と理解できなくて動揺することって、深く考え始めてしまうきっかけにもなりうるよね…。 夜偶然テレビをつけていて偶然アニメ『チ。』のオープニングが流れてきて曲が格好良すぎて興味を持ってよかった~。 ところで天文学を研究する頭の良い学者たちが次々地動説の可能性に気付いて異端者として火刑に処されているが、それでも大学に天文学の専攻があるのはどうしてだろう。「頭良い人間に天文学やらせたらなんか次々異端になってってヤバいから禁止しとこう」ってならない? 表紙よく見たらラファウ首吊られてるやんけ!!!!! でもラファウ自身はアストロラーベの方しか見ていない。良すぎる…

    0
    投稿日: 2026.01.06
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    このレビューはネタバレを含みます。

    アニメで。 これ以上に心を動かされるアニメには今後出会えないと思う。 宗教 VS 科学 のお話かと思ったら、、 信念、生き方の話になり 最後はパラレルワールドが出てきて哲学になりました。 全ての登場人物が愛しく、心を揺さぶってきます。 間違いは無駄ではない。 失敗は無駄ではない。 次へのバトン。 又吉さんの火花で、描かれていた芸人を目指す若者たちもそうだった。 一つの成功や真実には、数知れない、歴史に名も残さない無数の人の努力、積み重ねがある。 その奇跡。 そして、「ほどほどで、物わかりよく、事を荒立てないことが優秀」とされる社会で思考停止で生きていることを咎められる気持ちにもなります。

    0
    投稿日: 2026.01.04
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    ただの独り言。 「失敗は無意味を意味しない。」 12歳の大学進学が決まった神童、賢い少年が異端者から貰った言葉。 異端者は信仰 平穏に生きるよりも、真理を突き止めたいがために嘘をつき地動説の研究を続けた。それは火炙りにかけられる生命をかけた行為だった。 それに対し、世界はeasyだと孤児から神童と呼ばれるまでに上手く世間を渡り歩いてきた少年は「そんな説、真理かどうかもわからない。なんでそんな愚かな真似をしてるのか意味がないじゃないか」と問いかける。 異端者は「失敗は無意味を意味しない。」と返す。 結局少年は地動説にのめり込み真理を求めた。だがそれがバレて拷問にかけられることが決まる。 拷問をかける審問官が「君は賢いはずだ。その説を求めて人生を棒にふるのは正解か?信仰を捨てなければ救われるぞ」と問いかける。 少年は火炙りになった異端者と同じ答えをする。 「失敗は無意味を意味しない。」 私はこの無意味は無価値と同じ意味だと解釈した。 小さな頃から姉に「意味の無いことはないんだよ。」と言われてきた。 その言葉がバックボーンにあるから、潜在的に強く惹かれたのだろう。 その言葉に甘えてしまい、のほほんと失敗してもいいやと環境に甘えてきた事も事実で だけど、自己を肯定して生きていくには救われる言葉だとも思う。 でも、このふたつの言葉は同じ意味なのか。。。 これから先、生きていって意味の無いことなんてないのだから や、失敗は無意味を意味しないって言葉を胸に 自分の事をよく振り返って考えたい。

    0
    投稿日: 2026.01.03
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    202012/16第1刷 2025/5/21第26刷 人間は神の失敗作なのか? それとも神が 人間の失敗作なのか? ニーチェ「偶像の黄昏」

    0
    投稿日: 2025.12.10
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    地動説が異端扱いされていた時代のお話。 歴史を学ぶときに、キリスト教イかれとる…と戦慄することが多々ある。 自分たちの地を宇宙の中心と信じさせるために、拷問や火刑などの見せしめが平然と行われるという、恐怖による支配が行われていた恐ろしい時代…。 そんななか、観測したことをもとに、地球の方が動いていると気づき、その研究をあくまでも追究しようとした人々がいたのだ。 神に背く考えとされた地動説を、どのように証明していくのか? 命の危機に瀕することもある研究をなぜ続けられたのか? 命よりも重いものを繋ぐ、感動というバトンの存在には心打たれた。 現在当たり前になっている地動説、そして合理的な考え方。誰かが始めなければ、知の波紋は広がらない。 地、血、知…いろいろな意味を込め、タイトルがチ。なんだと思うが、過去に研究し、時代を変えた人々に思いを馳せることができる。

    3
    投稿日: 2025.11.24
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    このレビューはネタバレを含みます。

    51.信じて間違ったらどうするんですか? 構わない。不正解は無意味を意味しない。 P66そんな人生怖くはないのですか? 怖い。だが、怖くない人生などその本質を欠く。 P142

    0
    投稿日: 2025.11.03
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    人から薦められて読んだのだけれどとても面白かった。 地動説を巡る宗教団体の弾圧サスペンスなのだけれど、これが現代の知の営みそのものだなと思った。 一人の力では到達し得ない知を何人もの賢人が継いでいくリレーの物語。弾圧によって存在そのものが消えそうになるのだけれど、それを様々な手を使って繋いでいく。 その、脳みそが大きくなりすぎた人間存在そのものの物語だったように思う。

    0
    投稿日: 2025.11.02
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    いまこそ当たり前となった地動説。 昔は異端としてされていたそれを迫っていく。 人生にとって、何が重要だと考えるのか。 そして、その重要なものをどこまで信じられるか。 どんどんと、知性が感染していく。 これから先の展開が楽しみです。

    20
    投稿日: 2025.10.18
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    好奇心は人間の進歩を促すものだけど、一方で人に簡単にルールや常識を飛び越えさせてしまう危険なものでもあると、物語を通してそのスリルをずっと感じさせられた。 また、世代を越えて何かを受け渡していく「継承」という人間の営みの美しさと崇高さもテーマの一つになっているように感じた。いくつもの時代が積み重なったその延長線上に自分の生があるという、時代を超えた繋がりの実感を持てることはとてつもなく感動的な体験で、それを紡いでいくこともまた喜びに満ちた作業だと思う。これは個人的にとても好きなテーマなので、(物語の最後は世界線がズレるので一貫したテーマとしては用いられていないと思うけど)断片的にでもこのテーマに触れられているのはグッとくるポイントだった。

    2
    投稿日: 2025.10.04
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    ・「だが、怖くない人生などその本質を欠く」 好きなもののために全力をかけれなければ、 自分の芯を持たなければ自分の人生を生きていることに ならないのかもなと思えるセリフだった ・一度相手の意見を「そりゃ不正解でしょ」 と受け止めた上で「でも不正解は無意味を意味しません」 っていいはなつのかっこいいな ・冗談だろ… 冗談なんだよな? って前後のシーンが変わるの次のシーンでなにが起きるのかわかりやすくて、スッと別のシーンに入りやすくて読みやすいなあ ・

    0
    投稿日: 2025.09.28
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    爪が剥がれると何が一番困るか 知性だけ携えて、小さな頭蓋の中で神の偉業を理解してみせる。故に私は聖書ではなく自然を読むのだ。 この感動を生き残らす

    0
    投稿日: 2025.09.17
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     本作品は、独特の雰囲気を持つ漫画である。タイトルの「チ。」は、地球を指し、「ちいさな」または「ちょっとした」を意味している。題名のセンスがいいな。記憶に残りやすい。  物語は、「硬貨を捧げればパンを得られる」「税を捧げれば権利を得られる」「労働を捧げれば報酬を得られる」といった言葉から始まる。そこに対して問いかけがなされる。「なら一体何を捧げれば、この世の全てを知ることができるのか?」  舞台は、15世紀前期のP王国の某所である。ここでは、C教に背くことは異端思想とみなされる。異端者は火あぶりの刑に処せられる。火あぶりに処せられると、肉体は灰となり、最後の審判による復活の身体も失われてしまう。  宇宙の中心について、神の愛であると考える生徒に対し、主人公のラファウは、宇宙の中心は地球であると主張する。地球では重いものが落ちることから、最も下にあるとされ、それが中心だという。つまり、周囲の天体は回っていると考えるわけである。  ラファウの義父ポトツキは神父である。ラファウは孤児として生まれ、ポトツキが息子として育てた。ラファウは、12歳で大学に進学し、神学を専攻しようとする。彼の信条は「合理的に生きる。合理的なものは美しい」である。ラファウは、自身を清廉で聡明、謙虚で有力な人物と自負している。  天文学への関心も高いが、義父からは観測や天文学をやめるように言われている。一方、義父の知人であるフベルトの身柄を引き取るよう命じられる。フベルトは元学者であり、禁じられた研究:天文学を行っていた経歴を持つ。ラファウは、フベルトに会うことで変化を迎える。  フベルトは目が弱っているため、天体観測にはラファウに手伝わせる。地球中心の天体図を書かせ、「これが美しいか」と問いかけるとともに、地球が動いていることを告げる。フベルトは、地球の公転と自転について語る。それは「地動説」と呼ばれるものである。  ラファウは、その話に深く考えを巡らせ、ノートに記録する。しかし、そのノートが異端審問官ノヴァクの目に触れる。フベルトがそれを自分のノートだと申告し、連行され死刑に処される。後に、フベルトの遺した手紙を読み、資料を受け取り、地動説の証明を頼まれる。  この物語は、聖書の教えと天文学の対立を描いている。聖書の教えは天動説を支持しているが、ラファウは地動説を信じたいと誓う。その証拠や根拠を求め、真剣に考える中で、ラファウは下書きを燃やす。ところが、その下書きを義父ボトツキに見つかり、間違いを指摘される。やがてラファウは義父に密告され、宗教裁判にかけられることになる。そして、ラファウは最終的には火あぶりの刑を受ける。  フベルト、ラファウは、地動説が正しいと主張し、死んでいく。科学と真理を信じて、殉じる。  本作品は、科学と宗教、信念と権力の葛藤をテーマにしており、地動説をめぐって、歴史的背景と人物の心理を巧みに描いている。

    6
    投稿日: 2025.08.20
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    このレビューはネタバレを含みます。

     研究界では、"批判"と関与せずにはいられない。書いた論文は批判され、論文を読む時には批判的な姿勢が求められる。「批判」は、学術界・社会・個人の成長にとって、非常に重要である。批判なくして創造はならず。しかしそれは、「建設的な批判」に限る。  本書『チ。ー地球の運動についてー 第1集』の舞台である、約600年前が世界/社会では、国の意向に反する研究は、「批判」ではなく、「蹂躙・虐殺」の対象であった。そう思うと、現在の研究者は何と幸せか。たかが、文面での批判の応酬に終わるのだから。  まあ、現代においても、"国の意向"が、研究の在り方を大きくコントロールしていることには変わりないが。  本作は、"科学"という名の"真理"に取り憑かれた者たちが、"世界/社会の信念"との間に繰り広げた闘いの歴史である。 【好きになった言葉】  ⑴エピクロス曰く、「我々のある所に死はない 死のある所に我々はない」  ⑵不正解は無意味を意味しない。  ⑶怖くない人生などその本質を欠く。

    2
    投稿日: 2025.07.24
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    このレビューはネタバレを含みます。

    主人公補正が強そうだなという第一印象から一転、あまりにも早い物語からの退場に衝撃を受けた。命をかけてでも追い求めたい真理、そのために僅かな可能性に賭け、それを誰かに託す。 天動説、地動説、天文など理系がテーマかと思いきや、文字が奇跡であること、信念を貫くこと、またそれを疑うこと…人文学や哲学など、文系にも深く根差した物語だった。 人間ってどうせ死ぬし、自分が生きてる意味は無いという前提を持っていたが、自分も広大な歴史のごく小さな1パーツとして存在していて、もしかしたらそれが何か後世に影響をもたらすのかもしれないと思えた。後世に何を遺せるか、自分の命をどう使おうか、そういう考えを持てた。 久しぶりにこんなに漫画にハマった!!!! 全人類に読んでほしい作品。

    4
    投稿日: 2025.06.30
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    漫画は途中まででアニメは全話見た おもしろかったよね~主人公がリレーされてくのと、タイトルと併せ持って壮大なドラマだったな

    6
    投稿日: 2025.05.28
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    第七集まできた。 はじめは残酷なシーンが多くて 気分が悪かった でもこれは、 魂の話 覚悟の話 信念の話 こんなふうに命をかけられるものが あるだろうか これが生きたということなのか 字を習うというところも 迫力があった 今の日本では識字率が高いことが評価されているけれど 正しく使える人なのだろうか ヨレンタさんの名前で 本が出ることを祈って最終巻へ

    2
    投稿日: 2025.05.26
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    アニメで見たけど理解が難しく、漫画購入。 オリオンベルトとか自転・公転とかようやく理解… 1話の主人公12歳のラファウが1番印象的。 窓から見える夜空が輝いて見える。

    2
    投稿日: 2025.05.19
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    このレビューはネタバレを含みます。

    「漫画」として読むのはつまらない。理由は字が多く、テンポが取りにくいから。ただ、「物語」としてならとても面白かった。 登場人物の生い立ちは違うけど、みんな自分の信念や事実、希望に向かって突き進んでいくところに心を打たれた。 一人ひとりの人生は歴史的に見ると小さなもので、1つのピースにすぎないけど、壮大さも感じられた。 まずは疑え、そして信念に突き進め

    2
    投稿日: 2025.05.11
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    「きぼう」が星空を横切るのをあなたたちにも見せてあげたかった って、25世紀の人々もきっと同じことをわたしたちに想う

    0
    投稿日: 2025.05.06
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    NHKアニメの再放送 をたまたま見て、先が知りたくなり原作コミックを夢中で読んでいる。 地動説が必ず迫害の対象になったかは意見が分かれるらしい。確かに聖書に何も反していないような気がする。以下Wikipediaより。 ----- 地動説について言及する際には、必ずと言っていいほど、「地動説を唱える者はキリスト教会によって厳しい迫害がなされた」という主張がされる。しかし、ジョンズ・ホプキンス大学シングルトン前近代ヨーロッパ研究所所長、科学史教授、化学教授で、アメリカを代表する科学史家[46]のローレンス・M・プリンチーペ(英語版)は「科学者と宗教家の勇壮な戦い」という構図は、19世紀後半に考案され普及したものであり、21世紀において科学史家の間では否定されていると述べている[31]。このモデルでは、歴史的な状況を正しく理解することはできないと指摘し、近世初期ヨーロッパの自然哲学者は、自然を知ることは神を理解することであると考えており、信仰と科学的探究に矛盾はなかったと述べている[31]。

    6
    投稿日: 2025.05.05
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    全巻読了後の感想です。 ネタバレはしないつもりで書いていますが、全くの先入観なしで読みたい方は、読後に呼んでいただいた方が良いかもしれません  地動説をテーマにした、ある意味とてもマニアックな物語。しかも、有名なコペルニクスやガリレオが出てくるのではなく、その前史となる歴史に名を残すことのない(そのこと自体が物語の中で、登場人物の口から語られている)人たちの物語である。  タイトルの「チ」は、「地」であり「知」であり「血」であるということで、まさに地動説によって人間の尊厳を求める知性の冒険と、それに伴う血みどろの争いが描かれている。  いくつかの章に分かれていて、主人公も引き継がれていく。「地動説」という美しく魅力的で危険な「知」が、まるでバトンのように時代を超えて引き継がれていくのである。どの主人公も、「知」に魅入られた顔をしていて、そういう人にしか出せないオーラを醸し出していて目を離せない。主人公が変わるたびに、微かな糸を次の世代に繋げようとする意志が描かれ、それが繋がっていくことに胸が震える。ずいぶん最初の方で「愛」という言葉が使われているが、その言葉がずっと後まで物語の見えないところに生きていて、個人的には最終幕の「夜明け」に繋がっていくように思えた。  主人公が変わっていく中で、全編を通して登場する人物もおり、彼が敵役(そのこと自体が物語の中で、彼自身の口から語られている)として、「血」を象徴する人物として物語にサスペンスと恐怖をもたらす。ある意味では、彼がこの物語の狂言回しであり、ある意味で主役とも言える構造になっているのだろう。彼の暴力には目を背けたくなるし決して共感は出来ないが、彼の人生を思うと深い感慨を感じるてしまうのは確かだ。  この物語が、モノクロの漫画として描かれたことが、個人的には大きな魅力に繋がっているように思える。幾つもある人体破壊シーンの血みどろな描写が、モノクロによって抽象化されているということもある。でもそれ以上に、「夜空」と「夜明け」の美しさが、モノクロの絵で表現されることで、具体性と抽象性の両方をバランス良く届けてくれて、読者である僕自身が、自分の心の中にある闇や星や夜明けを見つめているような気がした。美しいと思った。

    5
    投稿日: 2025.05.05
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    夜空の星は綺麗だけど、異端思想はガンガン拷問して火あぶりにしちゃう世界の中で、ある気づきから危険思想とされる地動説の研究する、な話。 エグい描写はちょっとしんどかったけど、物語がめっちゃ面白くて全巻読破した。

    0
    投稿日: 2025.04.26
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    このレビューはネタバレを含みます。

    アニメを観て「面白い」と思って、数話で観るのを やめて漫画を揃え始めました。アニメは読み終えた 後に、一気に観ようと思ってます。 やはり印象的だったのは、ラファウがノヴァクに、 「敵は僕や異端者ではなく、想像力であり、好奇心 であり…知性」だと言う部分。 あと好きだったのは、フベルトが、神を信じるから こそ追求するし、神が作ったこの世界はきっと何よ り美しいと断言するところ。 知り合いの外国人が、このアニメは難しいから観て ないと言ってたけど、この作品は地動説に関してる けど、核心はそうじゃないよね。 教会が信じることこそが真理で、それ以外は認めな いし、疑問を持つことも許さない…。なんて暴力的 なんでしょう。(コロナ禍でワクチンに関して疑問を 持つ人に全く同じことが起こったよね。肉体的な拷 問はなかったけど、バカ呼ばわりしたり陰謀論者扱 いにして言葉で虐げた) 権力を持った者がそれ以外を抑圧し支配する。 人間が知性を持つように作ったのは神様なのに、神 を信じてるはずの教会がそれを否定する。 そうそう。早々にラファウが死んでしまってかなり ショックでした。 でも、命を懸けてでも追求を続けたいものがあるの は羨ましいと思った。

    0
    投稿日: 2025.04.18
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    このレビューはネタバレを含みます。

    君は、美しいと思ったか? そして今から、地球を動かす。 『僕の直感は、地動説を信じたい!!』 とても気になってたので第1集読んでみた。

    2
    投稿日: 2025.04.17
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    このレビューはネタバレを含みます。

    のっけから拷問シーンが辛くて ページを捲る手が重くなってしまう。 純粋に面白い漫画かと言えば違うと言わざるを得ないが それでも捲る手が止まらない作品。 タイトルロゴの入り方が非常に印象的で 映画を見ているようだ。 自分が死ぬと分かっているのに 罪をかぶって誰かへ託そうという 勇気という言葉で表現してよいのかも悩むほどの 彼らの覚悟が重い。

    0
    投稿日: 2025.03.30
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    この漫画と出会うために世界史を勉強していて良かった。ただの地動説を巡るだけのストーリーじゃなくて、今を生きる素晴らしさを知ることができる。

    0
    投稿日: 2025.03.25
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    このレビューはネタバレを含みます。

    1巻から読み始めたが面白すぎたので次々と続きも買ってしまい、昨日読み終えた。 天文と哲学と歴史と人の感情の話だった。 地動説を次々と命を投げ打ってでも伝えていく心意気が読んでいて胸に刺さるし、その手法も自分では思いつかない驚かされるものばかりだった。 解説とか読めば読むほど考えさせられるし、この漫画自体が1つの哲学書みたいな感じだった。でも堅苦しく見せるのではなく、アクションもあり、頭脳戦もありでエンターテインメントとしてしっかり消化されているのがすごい! それぞれのキャラクターに対する言葉選びが本当に素晴らしいなと思い、ラストの終わり方にも私は痺れました。言葉に詳しい人になりたい。 死ぬまでに読めて良かった!

    0
    投稿日: 2025.03.23
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    チ。的好奇心は誰の心にもあって、その探究心はきっと誰にも抑えられるものではない。 その感動を星空を見上げるたびに思い出させてくれるそんな作品でした。

    4
    投稿日: 2025.03.23
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    メモ→ https://x.com/nobushiromasaki/status/1902588559305142281?s=46&t=z75bb9jRqQkzTbvnO6hSdw

    0
    投稿日: 2025.03.20
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    地動説を唱える者が異端とされ、迫害されている中世ヨーロッパが舞台。 かなり面白い。数年ぶりに刺さった作品。 今まで読んだ漫画の中でもトップクラスに入る。 天文の知識がなくても面白く読める。 キャラクターの熱量、熱いセリフの応酬に毎巻号泣する。 終盤は哲学的で少し難解な話になってくる。 終わり方は予想と違ったが、史実と折り合いをつけるにはこれが妥当な感じだった。

    2
    投稿日: 2025.03.17
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    このレビューはネタバレを含みます。

    副教材:『世界の奇書をゆっくり解説 番外編 「天体の回転について」』 この本は単体で見ると非常に淡泊で、あっさりとしている。 だが、天体と科学の歴史についてある程度知っていると、一コマ一コマ、一言一言に心が揺さぶられる。 特に好きなセリフは、「神が作った この世界は、きっと何より美しい」

    2
    投稿日: 2025.03.07
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    すごい本だった 今まで出会ったことないすごい理論とかに出会うとこうなるのわかる気がする…… 私も「動的平衡」読んだ時めちゃめちゃ興奮したからな 話は変わるけど今こういうふうに自由に学問に触れる機会が与えられてるってすごいことなんだな……と図書館に並ぶ蔵書を見て改めてしみじみしてしまった

    0
    投稿日: 2025.01.28
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    このレビューはネタバレを含みます。

    遠い時代と国の話だがどおしても遠い社会の話とは思えないような物語でした。 表面の社会を扱う手段が現代と大きく違うが本質は今も昔も変わらない。 自分は教会で授業を受ける子供や老人だ。今見えているものでしか世界を評価することができていない。 自分を疑い続けたい。 どんでん返しの手法もめちゃくちゃ感動しました。 一回その場面を見た時は返されていたことに気づかず読み進めてしまいました。

    0
    投稿日: 2025.01.20
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    とある古い資料を扱う仕事をしています。 その中に「こんな内容の資料を残して何になるのか」との問いに対し「必ず後世の人達が見い出して研究の役に立ててくれる」という当時の人々の記述を発見し、強く心を打たれました。 この経験がチ。に重なって、アニメもコミックも、何度見ても涙が溢れてきてしまいます。 終わり方は好みが分かれるかもしれませんが、わたしはこの感動を人生の最後まで大事にしたいと思います。

    5
    投稿日: 2025.01.13
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    このレビューはネタバレを含みます。

    チ。読んだ 読みました。短い話だった。 結局最後に登場した青年ラファウは誰だったのか? 火刑から逃れたのか、はたまたパラレルワールドなのか。ラファウが自死せずに生き延びれば、あの様な残虐性を帯びた人間になっていたことを示唆しているのか…難しい話やで。 異端審問官ノヴァクの、歴史に残らない普通の人間さに心打たれた。家族系はダメだって言ったじゃん… 仕事で人を殺し、そこに信念も特になく、地動説がなぜダメなのかもあまり理解せずに生きてきたが、誰よりも地動説に縛られた人だったな。 移民少女のドゥラカと、解放全線の隊長?シュミットの比較は素晴らしかった。 無神論を唱えるドゥラカと、自然崇拝者だが神を信じているシュミット。非なるようにみえて、確かに交わっていた。本当に素晴らしい対比だった。神学部で学ぶ人間としては是非参考にしたいきもちがある。良~~~ ドゥラカの死亡シーンで昇る太陽が描かれた美しさにため息出た。ドゥラカが作中で、「人の心の中から神は消えない」的なことを言っていたのもキレイだった。 私も今のところ無神論者に近い人間だけれども、確かに神がいてくれればいいのにと思うし(けど居たとしてなぜこんな苦しい世界なのかと恨んでしまいそうだけれども)、人の心から神という存在、超人的で圧倒的なものは消えないと思うから、ドゥラカには共感したな~ いい本だった。また読み返したい。対話シーンが多くて普通に読書してる感覚。絵の動きはあまりなくて、漫画としての良さはあまり感じなかったけれども、作者の頭の良さで殴られてる感じでいい読後感です。 人は神の存在を追いかけて、真理を目指したんですなあ

    0
    投稿日: 2025.01.05
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    アニメを観たので原作はどんなもんかと読んでみた。 コマ割りレベルで忠実にアニメ化されていたようで驚いた。 ちょこちょこと不自然で強引な展開が気になる。 あの状況でどうやって見つからずに観測できるの?観測地点まで往復何時間ぐらいかかるの?とか、球体にある3点の情報だけで山の中腹の特定の地点にたどり着けるの?とか。シナリオ上その展開が必要なのは分かるけど、もう少し説得力がほしい。 全体のストーリーがよいことは評判を聞いて知っているし、作画はとてもよいので、もったいないなと感じた。 全館読破するほどではないかな。

    0
    投稿日: 2024.12.21
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    このレビューはネタバレを含みます。

    面白かった。たった一冊なのに主人公死んだのが悲しい。ちょっと前まで数十年後の人生のことを考えていたのに…。

    2
    投稿日: 2024.12.18
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    合理的なものは、常に美しいのだ。 私は 美しくない宇宙に 生きたくない。 不正解は無意味を意味しない。 怖くない人生など その本質を欠く ソクラテス曰く、 「誰も死を味わってないのに、誰もが最大の悪であるかのように決めつける」 エピクロス曰く、 「我々のある所に死はない 死のある所に我々はない」 セネカ曰く、 「生は適切に活用すれば十分に長い」 以上はネタバレでは無いですが、 第1集に出てくる、深い名言の数々です。 本書のシリーズは全8冊ですが とても内容の濃い、現代人向けの実践的な哲学書 だと私は感じました。 個々の登場人物が、出自も考えかたも価値観も違うのに、 それぞれ相互の関係性を通して自問自答しながら 生きかたを模索し続けていく。 その姿に感銘を受けました。 まだ読んだことのないかた、 漫画でもアニメでも構いません(どちらも、それぞれのよさがあり素晴らしいです)、是非ご一読ください、、、!

    0
    投稿日: 2024.12.18
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    アニメを見て、読む。 ほとんどアニメがコミックのストーリーに沿って作られているのがよくわかる。 タッチはアニメの方が好きかな。

    0
    投稿日: 2024.12.04
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    アニメのED曲が好きで読み始めました。 地動説が世間に認められるのがいかに難しかったのか再度知らされたような気がします。 宗教と科学について考えさせられる。

    0
    投稿日: 2024.11.06
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    再読になる。ずいぶん前に読んで、続きは気になるなぁと思いつつ、2巻を読みかけて結局やめてしまっていた。なぜかといえば、ラファウの印象が強すぎて、主人公がかわった段階で、なんかちがう作品のように思えてしまってね。それくらい、ラファウのエピソードはきれいに完結した印象を与えたんだろうな。本来、この物語のテーマはラファウの物語ではなく、地動説であったり、世界の美しさであるように思う。先を読もう。全巻買っちゃったし。

    0
    投稿日: 2024.11.04
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    一日で読破したくらいめっっっっちゃ面白かった 歴史ものだからある程度結末は分かっているにもかかわらず、全く次が読めない、いい意味で裏切られ続けた。 これを読み終わると、今ある全ての知識が素晴らしく思えるし、歴史の重みをとてもとても感じられる。 まじで義務教育に取り入れるべき、なので自分に子供が出来たら是非この漫画を読ませたい。

    2
    投稿日: 2024.11.02
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    このレビューはネタバレを含みます。

    ようやく読んだ。自然科学への情熱、中世の様子、活劇、面白いんだけど、ラストが「?」となった。いきなりパラレルワールドっぽくなるのはアリなの? あとちょっとグロい。 

    0
    投稿日: 2024.10.23
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    気になっていて数年。 完結したということも聞いて、図書館で4集まで借りた。 地動説を信じて研究するだけで、拷問と火刑… ノヴァク怖すぎる…何あの器具… 怖すぎて心拍数上がる…

    0
    投稿日: 2024.10.19
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    このレビューはネタバレを含みます。

    感想 アニメから入ったが、とても面白い。そして考えさせられる漫画。主人公と思われた少年が死んでしまったが、これからどのように物語が進んでいくのかとても楽しみ。

    0
    投稿日: 2024.10.14
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    フィクションとはいえ、危ない思想とされていることを取り締まることと、好奇心とのせめぎあいの時代はあったんだろうなと。恐ろしいほどの執念と信念。学問の自由が尊いものだと感じられる。

    2
    投稿日: 2024.10.03
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    地動説、この学説が持つロマンに私はこの漫画で出会ったしまいました。。。。弾圧される立場にあることを自覚しながら、それでもなお世界の真理を突き詰めようとする人たちの生き様をここまでカッコ良いと感じられるとは、、一巻の終わりを読んだ後に続きを読まずに済む人が果たしているのでしょうか、、今年読んだ漫画の中で一番刺さりました。もはや家に飾りたい。

    2
    投稿日: 2024.09.04
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    主人公は誰かと聞かれたら、地動説とこたえることになるのかな。 天動説が絶対的であった時代に、どんな拷問を受けても地動説を密かに守り、意思を曲げなかった者達の歴史。 本当に壮絶な物語。 この人々の信念はなんなのだろう… 学校司書仲間でも話題になった漫画。 学校の許可を得て蔵書にしている学校図書館もある。 動画世代に活字を読め読め言ってもねー。 今年度図書館を担当して下さる先生方は皆さん平成生まれ。 漫画は日本の文化で育った世代です。 ということで、この『チ。』シリーズを許可を得て蔵書に加えた。 しかしのっけから拷問シーン…しーん なので、表紙に「閲覧注意 残酷なシーンがあります」とシールを貼っている。 生徒は知的好奇心が高く、拷問シーンにも怯まずに借りていく…でも借りていくのがほぼ男子というのは何故だろう…。 他にも鉄板の手塚治虫の漫画や、『はだしのゲン』、『あさきゆめみし』『ペリリュー楽園のゲルニカ』 学校カウンセラーさん推薦の『リエゾン』や先生リクエストの『3月のライオン』などもある。 2024.8

    27
    投稿日: 2024.08.27
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    天動説と地動説の話。 地動説が証明されるまで、これほどの犠牲があったのか。そして星空とそれを見つめる目がとても綺麗。若者達のロマン。 漫画というより歴史本。

    3
    投稿日: 2024.08.21
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    すごい漫画は自然と読み返したくなる。愛を不合理なものと見下していたのに、自分の不合理な行いの理由として愛を持ってくるのが面白い。それが感動の持つ力なのかも。

    2
    投稿日: 2024.08.14
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    天動説を信じ、反対する「異端者」を半ば狂信的に排除しようとする「C教」の異常さが強調されて描かれています。 天動説で説明されていた天体の動き方は、それだけを見れば決して「美しくない」者とは思いませんでしたが、その複雑な幾何学模様が地動説によって大要を中心としたすっきりとした同心円に生まれ変わる場面は衝撃的ですし、「美しさ」を感じます。 主人公だと思っていた語り手が第1巻で死んでしまいましたが、この後、誰が地動説を語り継いでゆくのか、次の展開が気になります。

    4
    投稿日: 2024.07.11
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    このレビューはネタバレを含みます。

    『チ。』は、地球の地動説を信じたり調べたりすると異端者として扱われ、処刑されるという緊張感のある世界が描かれています。特に賢い人ほど異端者とされる様子が描かれ、知的好奇心は止められないのかと考えさせられました。 1巻の終わりには驚かされました。その展開に衝撃を受けました。 さらに、12歳で大学に行くほど賢いラファウが、少しずつ地動説に興味を抱き、心を奪われていく様子が印象的でした。彼の知的探求の過程が非常に魅力的で、どんどん引き込まれてしまいました。

    0
    投稿日: 2024.05.18
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    拷問シーンにありますし、そうの苦手な方は方は読みづらいとは思います。しかし、宗教上の理由によって自分の考えを思うように考えを述べられなかったりする世の中で真理を求めて命を捨ててでもと言う決心で立ち向かう人々には涙腺崩壊です。

    2
    投稿日: 2024.05.18
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    地動説、今では当たり前にわかっているものだけど、時代が違うと異端者扱い。その時代の価値観や物の見方によって、人の人生に大きく影響するということを思い知った。

    0
    投稿日: 2024.03.13
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    このレビューはネタバレを含みます。

    知的好奇心に命を賭けれる人たちの物語。 自分が知りたいことを知ってはいけない時代があったのだと思うとゾッとした。が、後半になるとわかるのだが、自分の狭い世界で生きているとそれが世界の全てのように感じる。弾圧してたのは主人公たちの街だけだったというところがこの世の全てを物語っていて、皮肉っていて最高だった

    3
    投稿日: 2024.01.23
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    なにのために生きるのか、何を大事にするのか考えさせられた。哲学と勉強姿勢なども学べた。ややグロテスクな描写に注意。

    0
    投稿日: 2024.01.07
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    詳細は、あとりえ「パ・そ・ぼ」の本棚とノートをご覧ください。 → http://pasobo2010.blog.fc2.com/blog-entry-1952.html TV NHK BS 「コズミックフロント」 で 本書のアニメをみて、面白そうだと 興味を持ちました。 2023/05/20 (1)~(8) シリーズ予約 たぶん 1年待ち

    0
    投稿日: 2023.10.05
  • 人の持つ欲求とは

    知性とは、知りたいという欲求とは 人が人である事の、ある側面を表してるようなストーリー性になんだか震えてしまう。最高や

    0
    投稿日: 2023.08.08
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    諸君はこの時代に強ひられ率ゐられて 奴隷のやうに忍従することを欲するか 今日の歴史や地史の資料からのみ論ずるならば われらの祖先乃至はわれらに至るまで すべての信仰や特性は ただ誤解から生じたとさへ見え しかも科学はいまだに暗く われらに自殺と自棄のみをしか保証せぬ むしろ諸君よ 更にあらたな正しい時代をつくれ 生徒諸君に寄せる / 宮沢賢治 化学とは積み重ねなのだ。そして、もし第三者による反論が許されないとすればそれは信仰だ。

    0
    投稿日: 2023.06.15
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    2023/5/19 巻ごとに地動説に関わる人が変わっていくのかな。 まさかの1巻で2人も死亡。 今よりもずっと死が身近になった時代。 意志が受け継がれていっての地動説かぁ。 6:41

    0
    投稿日: 2023.05.19
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    命に変えても突き詰める知への探究心と情熱。 地動説の話と、それが弾圧されていたという話は歴史の授業でなんとなく知っていたが、その裏でこんなことが起きていたのかもしれない、と思うと、これまでみていた世界の見方がまさに変わる気がする。結構残酷でグロテスクなシーンも多いけど、見てよかったと思う。

    0
    投稿日: 2023.05.07
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    第73回アワヒニビブリオバトル「漫画」で紹介された本です。オンライン開催。チャンプ本。 2021.03.07

    0
    投稿日: 2023.05.05
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    登場人物の信念が一人ひとり違っていて、それでいてみんなカッコいい。私も死ぬまでに、私なりの信念、探したい。

    0
    投稿日: 2023.04.03
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    まっとうであろうとする人ほど孤独になる。「器用」に「成功」を手にできなくなる。でも、世界がよく見える。知性を持つこと、何かに気づくことはいつも孤独だ。でも知ってしまったら、もうその人には「見えて」しまう。

    0
    投稿日: 2023.04.01
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    このレビューはネタバレを含みます。

    うええ。最初からえらいしんどい話じゃ無いですか。痛いのヤバい。分かりきってたことではあるよね。異端審問が激烈だったあの頃に、「動いているのは地球の方だっ!」と気付いてしまうことが、どれだけの苦痛と絶望を生むのか。子供の頃から散々読んできたよね。知識としては存分に蓄積されているよね。でも、それは「文字情報」であり、気付いてしまった人間の恐怖だとか、絶望だとか、それでも「真理」の美しさに魅入られ、引き込まれてしまう、人間の「知性」の確かさだとかは、絵で伝えられた方が遥かにインパクトがある。

    2
    投稿日: 2023.01.07
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    このレビューはネタバレを含みます。

    1-8巻一気読み。 すごく良かった。 ※結構ネタバレ含む感想…というか内容含むメモ。 15世紀ヨーロッパ。当時異端とされ、処刑対象でもあった危険思想「地動説」を命懸けで唱え、信じ、追求した人達のお話。 超個人的感想は「知的好奇心/知的欲求からみる人間らしい生き方、そう生きる強さ、希望が詰まった作品」だなと思った。神作。 読破した次の日映画「ラーゲリより愛をこめて」観賞。この2作は共通点あるなと思った(自分の信念を貫く、戦う、文字や言葉への考え方、人間らしい生き方..) --殴り書きの感想-- ・今ある常識に疑問を持つ、唱える、議論する。 今では普通にできるけど、当時はやれば非人道的な拷問、処刑対象という重罪… 今の時代は有難いと思うと同時に、命や痛みにかえてまで、自分の信念貫く登場人物の強さに感動… ・戦うは怖い。戦える人は本当強い ・私やったら本当大人しく黙るし、戦わないことを選ぶ…だって怖いもん… ・拷問シーングロすぎ ・文字は奇跡。託すものがある、託す人がいるは生きる希望。思いは死後も生き続ける… ・学びたいことを学べる、自分の意見を自由に言える、これって本当すごいありがたい、、 ・どんな批判や拷問を受けようとも、地動説を信じ繋いだ人達。めちゃくちゃ殺されるけど、どの人物も死に際すごくいい顔してる。煉獄さん的な、なんか使命全うした感。 ・逆に疑わない(もはや考えてない)人は長生きしてた。でもなんか人間じゃなかった…… ・地動説、天動説の歴史、超基礎の流れ学べた --気に入った言葉引用-- ・燃やす理屈なんかより、僕の直感は地動説を信じたい ・(死は恐怖、神に従ってれば天国に行けると思われた時代。なぜ死を選ぶのか的な問に対して)「感動できるから」 ・今ある規範を疑えないなら、それも大して獣と変わらない ・疑え、信じろ ・迷いの中に倫理がある

    0
    投稿日: 2023.01.04
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    怖くない人生は本質をかく 従っていたものに抗え 狂気に身を委ねろ 決断しろ 文字は奇跡 後世まで記録を残すことができる 自らが間違っている可能性を肯定する意志が大切 他者が引き起こすねじれが現状を前に向かわせる希望 無関係な情報と情報の間に見つけ出しら只の情報を使える情報に変える。その過程に知性が宿る。 考えることを積み重ねた先に信念がある 論理と感覚 何かを前提にしないと、論理を立てられない 人間理性の本質的限界として、 思考すると常になんらかの権威が成り立ち、その枠組みから出ることはできない 信念を忘れさせるほどの出会いもある それも大切にするべき 長い歴史、目標までの過程と思えば、今目の前で起きている事象はその糧になるものにすぎないが、それを切り離して単体で見てしまうから絶望に感じるだけである 掴めているか?心血を注げる対象を、 身体を衝き動かす情熱を 揺るがぬ信念を 錆びることのない栄光を

    2
    投稿日: 2023.01.01
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    ・1話 「爪って生えてきますから」の絶望感エグ。 異端者フベルトと、合理主義ラファウの出会い。 ・2話 地動説。 自分が生涯興味を持つかわからない分野に出会わせてくれるから漫画って偉大。 「そして今から、地球を動かす」 ・3話 義父も地動説を信じていて、異端の前科があった。 2度目は死刑。だからそれだけは避けねばならない。 ・4話 1話で出てきた謎の拷問具、苦悩の梨って名前なんですね。怖すぎ。 合理性よりも直感や感情、そして愛に従ってしまう人が私は好きです。 「だからこの場は、僕の命にかえてでも、この感動を生き残らす」 受け継がれていく思いみたいなのに弱いんで泣きそう。

    2
    投稿日: 2022.12.22
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    なんだろう。本当に今の時代に生まれてきてよかったなと言う安心感と、才能ある人たちが潰されててきたやるせなさがすごい。

    5
    投稿日: 2022.12.10
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    このレビューはネタバレを含みます。

    ギリッギリの引き継ぎ物語。主人公が「地動説」自体で、彼が生き抜くことをハラハラしながら見守る全く新しい体験だ。そしてそれを見つけ出す瞬間、ふいに触れてしまった瞬間、何かが覆ってしまいそうになる瞬間、周りに取り巻く人々は何かに取り憑かれてしまう。 振り返るとタイトルは「知。」の意味が最も強かったように思えて、読んだ人にしかわからない世界の見え方になるのも心地よい。 6巻あたりにあった、頭に書の内容を書いて伝達したシーンがぶっ飛び過ぎていて笑えるし、死んだ後になお作戦が遂行される「プロミシングヤングウーマン」的な流れも良い。 研究者が読んで面白いのは当たり前とも言えるけど、これが超メジャー作としてヒットしたあたり大変面白い。漫画の読者層というのはめちゃめちゃレベルが高い。知的好奇心とバイオレンスを同時に楽しめ、しかも手軽に読み切れるなんてすごいですね。小学校の図書室に置いて欲しい。

    2
    投稿日: 2022.12.10
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    人生なんてラクショーと思って生きてきたラファウ。 12歳で大学進学を決め、神学を学ぶことで皆からの評価や名誉、地位を築いてきたが 心の底では天文学を学びたいと思っていた。 しかし天動説が一般的で地動説を唱える天文学を学ぶものは犯罪者のようにあつかわれており ラファウも殺されてしまう。 しかし長い歴史を通じて、情熱は受け継がれていく。 なんだ、なんなんだこの作品は。。。 という感じ。 面白いも面白くないもまだ未確定な不安定な感じ。

    0
    投稿日: 2022.11.18
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    なんてこった。 こんなにも知を探究する人間の性を描写できるとは。 新型コロナにも通じるところがありますね。 そこから着眼を得たのでしょうか?

    2
    投稿日: 2022.11.17
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    評価 点数4.4 15世紀のヨーロッパで、宗教の考え方が全て正しいとされていた時代に、異端思想を唱える人間を次々に消していく中、異端思想とされる地動説を唱えた人間の説を信じた人間が、命を賭けながら繋いでいく物語。 自由な思想や科学がまだ発達してない世の中で、それぞれの正義がぶつかり合う姿がとても面白い。 過去の正義が今の正義ではないが、今の正義も未来では正義ではないと感じる作品だった。 地、血、知、色々なチが込められている。 この巻数でこの内容の重み。流石魚豊先生と感じる名作。 先が全く見えない物語でとても面白い。

    0
    投稿日: 2022.11.06
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    最終巻まで読んだ。 地動説の美しさの表現の仕方が好き。 迫害されながら、正しいかもしれない世界の見方を追求する人たちがかっこいい。何度も途絶えそうになりながらも、語り手を変えて意思が継がれていくのが良かった。

    0
    投稿日: 2022.10.11
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    このレビューはネタバレを含みます。

    「地動説」が異端とされていた時の話で、今となっては考えられないが、思想により死刑判決が下されることに驚いた。 その中でも、初めは嘘をついてまでずる賢く生きようとするラファウだったが、最後には、「死」よりも「感動」を優先したラファウの生き様に心を打たれた。

    2
    投稿日: 2022.09.29
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    このレビューはネタバレを含みます。

    今まで チ。ってグロい作品でしょ?と勝手に偏見をつけてて読まなかった作品なんですが 最初シーシャ屋に行った時にたまたま置いてあって 読みたかったし、手持ちぶたさで読んでみるか。 と読んでみたら…!なんだこの作品は…セリフやキャラクターの行動原理やテーマがカッコ良すぎる…!! 正直こんな素晴らしい漫画だとは思わず感動してしまった…。本当に凄い熱とテーマ性がある作品だった。 下記から好きなセリフと思ったことをつらつら書こうと思う… ✅『美しくない宇宙に生きたくない』フベルト 他の人達の考えた間違った正しさ(ここでは綺麗ではない複雑なでもそれを正しいと疑わない世界) と言うものに、自分の思う正しさを曲げたくないと言う信念の強さを感じた。 人の言うことを信じて流される人生(勿論それも悪くはないが) それに違和感を覚えて動くことは何も間違いではないし自分の信じた正しさを信じて生きれる人はとても美しいなと感じた。 それに対してラファウは『美しさで理屈を蔑ろにしてはいけない』と言っている これはすごく頷ける。美しさに倒錯して突き進むのは悪くはないが根拠やいざという時の信念や行動原理に欠ける。 だからなんでこれが美しいと思うか。など説明もちゃんとしていかねばいけない(今回は地動説に関してだから必ずしも理屈が必要な場面があるかどうかは謎) ✅『命を張る場面でこそ直感を信じる』フベルト 本当かっこいいセリフ…無茶苦茶好きだ… 最後の最後では自分を信じて人生を終えてもいい覚悟と選択を持てるのってすごくかっこいい…!!こんな生き方をしたい。 あと、命を失ったとしても不正解=無意味ではないって言うのが凄く心救われる… 自分の生き方が間違っていたとしても、誰かに何かを思わせたり残せていたりしたら それは不正解でも無意味ではない。 おそらくこのテーマがこの一巻では強いかなって思った。 繋ぐ意思と自分の生き方に自信と誇りを持つこと! いやーいい本だ… ✅『訳もわからんものに熱中して命すら投げる。そんな状態を"狂気"と言うとは思わないのか』ノヴァク 『でも、そんなものを"愛"とも言えそうです』ラファウ この会話…熱い…!! 意味もまだわからずまだ証明もできないものに対して熱中し、命もなくなるかもしれない。でもそれをやめれないでいるのは確かに狂気ではあると思う。 同時にそれを愛と表現し、愛がなければそんな事は出来ないだろうとそう私も思う。 側から見たら狂気でしかない事、熱中や執着 それらは強い人の思いがないと成し得ない行動だと思う。 沢山の哲学者達が愛と狂気の共存性について語る文が残っているが まさしくこのセリフとラファウの行動だよなあって ラファウは美しいのこの宇宙の形を愛してしまったんだなって。いい話だ……

    0
    投稿日: 2022.09.01
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    太陽の周りを地球が回っていると、当たり前のように知っていることが、幾つもの犠牲を経て成り立っているのかもしれない。 自分の信念に基づき、あるいは運命に翻弄され、歴史が続いていく。そこまで突き動かすものは何だ? 当たり前だと思っていることが、実は間違っているかもしれない。その問いは大事かも。 文字は奇跡。

    0
    投稿日: 2022.08.28
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    とても面白かったです。完結したということで1巻を読んでみました。続きが早く読みたいです! 天文、神学、科学…誰かの探究心が誰かに伝播し、更なる探究心と好奇心を掻き立てる…人間ってすごいですね。異端者として裁かれる主人公が「あなたが相手にしているのは僕じゃない。ある種の想像力であり好奇心であり…畢竟、それは知性だ」と言った時、タイトルのダブルミーニングに気付きました。はー!!!なるほどー!!! 「不正解は無意味を意味しない。」

    0
    投稿日: 2022.08.15
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    このレビューはネタバレを含みます。

    最終巻までの感想 世の中はキリスト教の理念がすべて正しく、白い物でも黒だと言われれば黒になってしまうような世界。天動説が当たり前で、キリスト教の解釈に少しでも背く考えは、異端として処刑される。 そんななかで、天文学に魅せられた各時代の天才たちが、真理を、地動説の美しさを世の中に証明するため、命をかけて信念を貫く。 まずその熱量がすごく、思わず一気読みしてしまった。 史実では、コペルニクスがいわゆるコペルニクス的転回によって地動説を立証していくが、そこに至るまでを登場人物が繋いだ信念を上手にフィクションにしている。 最終的にそれは、疑問や知的好奇心を持つこと「?」がエネルギーとなり、大きな発見へとつながる。

    0
    投稿日: 2022.07.27
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    評判は聞いていたものの ちょっと残酷なシーンがあるとのことで 躊躇していたのですが 貸してもらえるとなったら好奇心に勝てず …って、この漫画のテーマそのものかい。 そう、人を突き動かすのは 未知なるものへの好奇心なのです。 で、それっぽいシーンは薄い目でやり過ごしたら もうストーリーは断然おもしろかったです。 物語主体なので、どうやら特定の主役はなく 次々と視点が変わっていくようです。 人の命に対する扱いがまだ軽い中性ヨーロッパ 油断ならない…。

    2
    投稿日: 2022.07.26
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    バレれば異端者と扱われ、処刑や拷問が待っていると分かっていても、知的好奇心に嘘はつけない。 1人が死んでも、誰かが探究を続け、それを止めることはできない。 その積み重ねです今の世界があるんだよな。 激アツな科学漫画(と言っていいのかな)でした。 続きも読みます。

    0
    投稿日: 2022.07.16
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    Twitterで面白そうな人が、このマンガを心待ちにされていたので気になって読んでみた。 面白い! 次の日に2~最終巻まで買いに行った。

    3
    投稿日: 2022.07.03
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    このレビューはネタバレを含みます。

    1巻は最高に面白い。順調に進める人生を捨てて、自分の信じる真実を選ぶ主人公が素敵。自分が同じ立場ならあっさり寝返るなあ。まして、最後に宗教で禁じられてるあれをえらぶなんて、主人公にかなり思い入れができてしまい、2と3巻が個人的にものたりなくなってしまった。4巻以降読んでないけど、どうなったんだろうか。

    0
    投稿日: 2022.06.28
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    このレビューはネタバレを含みます。

    とにかく、圧巻。 神、信念、感動、知性、暴力、自然、技術、歴史、託すこと、自由…様々な普遍的問題を緻密に矛盾なく扱い、何よりも、愉しめるエンタメ作品として描いているところが素晴らしい。 この作品に出会えて良かった。 このストーリーを原文で読める日本人であって良かった。 絵は少し苦手だけれど、終盤まできて、やはりこの絵であってこその『チ。』だと思うようにもなった。 タイトルの意味と1巻の表紙に描かれていることの意味を知り、いろんな意味でゾッとした。 ただ・・・最終刊は少し物足りず・・・。 それまでが最高だっただけに残念。

    3
    投稿日: 2022.05.16
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    こういう世の中が大きく変わる発見をする時代の人々の充実感は凄いのだろう。コロナと戦争で停滞している現在との差が大きすぎる。

    2
    投稿日: 2022.05.14
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    禁教とされていた「地動説」をどう証明するのか。 絵はちょっとあれだけれども(お前が言うな) 宗教観や科学的な話はめちゃくちゃ好きでめちゃ面白そうです。次も楽しみ。

    2
    投稿日: 2022.05.14
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    真理を追い求め信念を貫き通そうとすることで、周りから異端扱いされ命を取られるって、恐ろしいな。 人間はそんなに進化してないような気もするけど、そういった面では随分とマシにはなっているんだろう。

    2
    投稿日: 2022.05.05
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    命を捨ててでも守りたい信念を貫く人たちの話。現代の当たり前も、昔は当たり前じゃなかったんだなー。そしてそれを最初に見つけた人は異端として扱われてたんだなー。自分の中の常識とか当たり前とか普通も疑問に思えるように。

    2
    投稿日: 2022.04.23
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    地動説を巡る歴史的スペクタクル。 読んでみて、本当に面白いと思った。 宗教や社会的枠組みと、何かを知りたいという知識への渇望。科学的態度とは何か、信仰とはなにか、常識とは何か、人に託すとは何か、人の生きる姿勢を問う作品。 地動説に纏わるフィクションだが、リアリティのある物語に、感動を覚える。 自分の世界観に捉われずに、真実を追求することの困難と勇気を描ききる。

    12
    投稿日: 2022.04.17
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    このレビューはネタバレを含みます。

    硬貨を捧げれば、パンを得られる 税を捧げれば、権利を得られる 労働を捧げれば、報酬を得られる なら一体何を捧げれば、この世の全てを知れるーーー? ・15世紀、C教の教義が絶対の世で、星の軌道に心奪われ“知性”への愛に目覚めたものたちはどう生きるのか 〇本書を読むまで、当然“地動説”に携わった人は1人や2人だけであるはずが無いと気づいていなかった。 〇ラファウたちの献身を見て、いま享受している全ての知識に重さを感じた 〇重力が中心に向かっている(全てのものが下に落ちる)から、地球は宇宙の中心である。 …といった感じの説明になるほどとつい思った。宇宙のこと学んでなかったら、地球が回ってるって感覚的に信じられなかったかもなあ ラファウはひっくり返ることで、体感したんだけど 〇オープニングが衝撃的すぎて、放り出しかけた

    7
    投稿日: 2022.04.17
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    【感動】心が震えるってこういうこと。 『チ。』に関しては全巻読んでますが、特にこの1巻は完璧すぎ。読み切り漫画なのかと思うほどに1巻の中で完璧に成り立っていて、でもちゃんとストーリーが2巻以降にも繋がっているという。もう非の打ち所がないです。

    3
    投稿日: 2022.04.16
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    チ。第一集(1)(BIG SPIRITS COMICS) 著作者:魚豊 発行者:小学館 タイムライン http://booklog.jp/timeline/users/collabo39698 地球の運動について

    2
    投稿日: 2022.04.07
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    今では、当たり前の知識として存在している地動説。 その考えさえ、自由に研究し発言することができない理不尽さがある。 何でも自由に発信することができる現在人は幸せ。

    2
    投稿日: 2022.03.28
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    このレビューはネタバレを含みます。

    みんながヤバいという漫画はやっぱりヤバい 1巻なんてまだ物語の序の口なんだろうけど、これだけでもストーリーとして完結しているような、でもまだまだ先があるような、引きの強さもすごい 好きなジャンルの漫画、というわけではないんだけど、「ずるいわー、こんなのずっと読みたくなっちゃうじゃん!!」 って感じ

    2
    投稿日: 2022.03.06
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    『ひゃくえむ。』で連載デビューの魚豊さんによる、マンガ大賞2021で2位になったコメディタッチのストーリー漫画。中世ヨーロッパをモチーフにした世界で迫害されながらも真理を探究し地動説を唱える人々を描いている。なお「チ。」とは、地であり、知である。これらに対して当時の通説である天(動説)や、権威であった信(仰)が対比されている。信仰と科学の微妙な関係性を描いている漫画だと思う。面白い

    3
    投稿日: 2022.03.05
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    友人に借りた。 地動説を巡る漫画。 自分の信じることを学べない時代。 人生ちょろいと思ってた主人公の変化がよみどころやと思う。

    4
    投稿日: 2022.02.15
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    面白い。 登場人物たちの言葉が力強くて心に刺さる響く。 こういう信念があるから今の世の中があるんだなと。

    2
    投稿日: 2022.02.02
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    生意気な小僧がいい。可愛くない感じがいい。この生意気な小僧が主人公で地動説の話をしていくのかと持ったら、あっさり裏切られる。それも良い。

    2
    投稿日: 2022.01.09
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    再読。読み直してみると、一巻で出てきたラファウの知への渇望、真理へ近づいた喜びって一番シンプルな強さを持っているように感じた。

    2
    投稿日: 2021.12.28
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     問題は「グロテスク」で始まることなんですね。仲良しの小学生でマンガが大好きな少女も「ゴーモンシーンがいや!」といってほりだしました。  読みすすめると、結構ピュアで、これはなかなかな作品だと思うのですが、まあ、それにしても、なぜ「ゴーモンシーン」をお描きになるのでしょうね。リアルの追求ということなのでしょうか。漫画家さんの好みということでしょうか。  まあ、それにしても当分読み続けそうですね。  ブログにも感想書きました。よろしければどうぞ。「ゴジラ老人」で探してみてください。   https://plaza.rakuten.co.jp/simakumakun/diary/202110090000/

    10
    投稿日: 2021.11.07