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幼馴染のS級パーティーから追放された聖獣使い。万能支援魔法と仲間を増やして最強へ!
幼馴染のS級パーティーから追放された聖獣使い。万能支援魔法と仲間を増やして最強へ!
かなりつ、転/KADOKAWA
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総合評価

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    このレビューはネタバレを含みます。

    ネットでコミカライズの広告と無料分があったので、そちらを先読み。冒険者ロックは幼馴染とパーティーを組んでいたが、聖獣使いの稀少職の為、パーティーでは雑用係と化していた。それでも聖獣使いのスキルである加護や基礎能力アップの魔法で裏方に徹していたが、それを知らない幼馴染からは邪魔扱いされ、ダンジョンの中で勇者に刺されて置き去りにされる。そこで出会ったフェンリルを最初の聖獣として従えることになる。いくら人知れず援護をしていたからって、アイザックやカラのロックへの横暴とも言える言動は酷すぎる。S級まで上がったのは自分達の力であると盲信した結果が、パーティー解散だ。ロックはこれまでは幼馴染達から虐げられてきたが、フェンリルと出会ってからは能力を存分に解放して、慕われる存在になっている。能力もさることながら、包容力もすごい。だからこそ、呪いをかけられて自虐的になっていたシャノンや捨てられてしまったガーゴイルなども安心してそばにいられるのだろう。オレンジアントにも好かれている。他のライトノベルと違って、この作品は会話によって物語が進んでいく。モノローグは少ない分、臨場感はあってアニメを見ているようである。

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    投稿日: 2024.06.30