
総合評価
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powered by ブクログこのレビューはネタバレを含みます。
スミマセン2とおなじまとめです。 ポーの一族秘密の花園 1 フラワーコミックススペシャル 萩尾望都/著 出版社名小学館 出版年月2020年11月 ISBNコード978-4-09-871208-3 (4-09-871208-3) 税込価格750円 頁数・縦191P 19cm ポーの一族秘密の花園 2 フラワーコミックススペシャル 萩尾望都/著 出版社名小学館 出版年月2021年11月 ISBNコード978-4-09-871499-5 (4-09-871499-X) 税込価格750円 頁数・縦193P 19cm 以上e-honより引用 概要 「秘密の花園」(ひみつのはなぞの)は、吸血鬼一族の物語を描いた萩尾望都のファンタジー漫画作品『ポーの一族』新シリーズの一作である。『月刊フラワーズ』(小学館)2019年7月号、2020年8月号から11月号、2021年6月号から8月号および同年10月号・11月号にかけて掲載された。『ポーの一族』のシリーズ18作目[注 1]の作品で、単行本2冊分とこれまでの同シリーズの中で最長の作品となっている。 第10作「ランプトンは語る」の前日譚の作品で、アーサー・トマス・クエントン卿とエドガー・ポーツネル、アラン・トワイライトとの出会いとランプトンの絵を描いた経緯、クエントン卿が一族に加わった経緯などが描かれている。 以上出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 感想 親の介護、実家じまいが矢継ぎ早に起こり、連載当初あまりチェックできていなかったため、第一巻購入後しばらく追っておらずやっと今読み終えた。 21世紀版ポーの一族の中では一番初期の作品と連動性が高いように思う。 ただ、第一シリーズではランプトン卿はエドガーの子孫だと思っていたのだが? また最後ランプトン卿も一族になるというのは今回初耳情報だった。 第一シリーズでは版バンパネラであることの苦しみをエドガーが抱きつつ長い年月を生きていたが、21世紀版のエドガーは割と淡々と人を襲ってゆく。 少年なのにクールなところがエドガーの魅力だが、この冷淡さには往年のエドガーファンにはちょっとついていけない所もあった。萩尾望都好きだった亡き友にあの世に行ったら読ませ感想をぜひ聞いてみたい。 満足度★★★★+0.5
3投稿日: 2025.06.15
powered by ブクログ「ポーの一族」の重要人物、アーサー・クエントン卿とエドガー、アランの出会いを描く。旅の途中で眠りの季節に入ってしまったアラン、行き場のない二人を助けたのがアーサー卿であった。バラの咲くアーサー卿の邸宅には、天上の花園があるという。その屋敷でアランは眠り、アーサー卿はエドガーをモデルにして絵を描こうとする。それがランプトンの肖像だった。
0投稿日: 2024.11.28
powered by ブクログ「ポーの一族」の一連のシリーズとして本編と共にまとめてBOOKOFFオンラインにて大人買い。 スピンオフ作品として楽しみましたが、どこから派生したのかよくわからないまま読んだ。 もう一度本編を読む必要あり。
15投稿日: 2024.06.13
powered by ブクログ読む順番は、間違えていないはず 早く、火災の後のエドガーとアランのパズルを埋めたいのに 1888年イングランドの中部レスターに向かう途中の物語 アランが川に落ち、休息のために宿を乞うたアーサー卿の館 アランの回復まで滞在となる 「ランプトンは語る」の肖像画の物語 あの火災で守られた絵に秘められた過去 大まかなストーリーは最初から萩尾さんの中にあったのではと思う アランが眠りすぎなので 美少年を堪能できないのは残念でしたが そして秘密の花園2の予約数がすごくて当分読めなさそうなのが残念
58投稿日: 2024.06.13アーサー卿との友情
エドガーとアランが偶然にたどり着き滞在することになった、アーサー卿の館。2人の正体に疑問を感じながらも、アーサーはエドガーに好感を持ち、お互いの間に友情のような関係が育まれていくところがいい。
0投稿日: 2024.05.18
powered by ブクログ絵の謎に迫るシリーズ!! またポーの一族を最初から読まないといけない幸せをつくってくれました! 時を超えて新たに読めそして新たな解明されていく! ぜひ〜
13投稿日: 2024.04.26
powered by ブクログ1.2巻読了。 ユニコーンで出てきた、アーサーにシルバー、誰? と思ったけど、ここで過去に戻りアーサーとの出会いの物語。シルバーも後見人的に絡んでいたのね。 ポーツネル卿亡き後の後見人として、アーサーはぴったりの配剤だったわけで。
2投稿日: 2022.08.29
powered by ブクログポーの一族、ランプトンを模してエドガーが描かれた謎にせまる。 もう、最大の謎だったよね。 ランプトンを模した一連の絵によって、運命を狂わされ、最後の一枚を救うために、命を亡くした人がいる。 ポーの一族の話のなかで、一番切ないのはやっぱり「エディス」だと思う。 絵をエドガーに渡したあと、落ちていくアランの姿は、今でも網膜に焼き付いている。 と、前置きが長くなったけれど、再開したポーの一族は、結構人間臭いので、まぁこういうのもあるだろうなって展開で出会う。 相変わらずの空気の読めないアランがアランたらしめていて、すごいww で、クエントン卿と、エドガーの在り方は、さもありなん、なのだけど、その周囲が騒がしい。 クエントン卿と幼馴染の人妻の話が、にぎやかしのようで本質をついてくるようで怖い。 早世したもう一人の幼馴染の存在が、なんとも不気味なのよね。 もう出会った瞬間から、クエントン卿はエドガーサイドにいくしかなかったのかしらって思うのである。 きっと、周りの人たちはそれを無意識に止めようとしている人だった気がする。
1投稿日: 2022.03.30
powered by ブクログこのレビューはネタバレを含みます。
1888年、「ランプトンは語る」に繋がる話。 アランはずっと熟睡中です。。 わがまま放題のアランをエドガーが宥めたり、甘やかしたりするのが見たいのに残念~。 ユニコーンの現代を描いた後に過去を描くのは何か伏線があるからだよね?? アランが蘇るのか気になる。
1投稿日: 2021.08.22
powered by ブクログ「ポーの一族 秘密の花園(1)」萩尾望都著、小学館、2020.11.15 193p¥750C9979(2021.06.26読了)(2020.11.14購入) 1888年9月1日、レスター郊外 アーサー・トマス・クエントン卿の屋敷 エドガー・ポーツネル 主人公 アラン・トワイライト エドガーの友人 【目次】 Vol.1 Vol.2 Vol.3 Vol.4 Vol.5 大英博物館 マンガ展探訪記 ポーの一族番外編 月曜日はキライ ☆関連図書(既読) 「ポーの一族 春の夢」萩尾望都著、小学館、2017.07.15 「ポーの一族 ユニコーン」萩尾望都著、小学館、2019.07.15 「春の小川」萩尾望都著、小学館、2011.03.15 「なのはな」萩尾望都著、小学館、2012.03.12 「愛の宝石」萩尾望都著、小学館、2012.12.12 「アウェイ(1)」萩尾望都著、小学館、2014.07.15 「アウェイ(2)」萩尾望都著、小学館、2015.09.15 「王妃マルゴ(1)」萩尾望都著、集英社、2013.01.30 「王妃マルゴ(2)」萩尾望都著、集英社、2013.12.30 「王妃マルゴ(3)」萩尾望都著、集英社、2015.01.28 「王妃マルゴ(4)」萩尾望都著、集英社、2016.01.30 「王妃マルゴ(5)」萩尾望都著、集英社、2017.01.30 「王妃マルゴ(6)」萩尾望都著、集英社、2018.02.28 「王妃マルゴ(7)」萩尾望都著、集英社、2019.02.28 「王妃マルゴ(8)」萩尾望都著、集英社、2020.02.29 「一瞬と永遠と」萩尾望都著、幻戯書房、2011.06.14 「マンガのあなた SFのわたし」萩尾望都著、河出書房新社、2012.02.28 「コトバのあなた マンガのわたし」萩尾望都著、河出書房新社、2012.05.30 「物語るあなた 絵描くわたし」萩尾望都著、河出書房新社、2012.11.30 「愛するあなた*恋するわたし」萩尾望都著、河出書房新社、2014.05.30 「ピアリス」萩尾望都著、河出書房新社、2017.07.30 「私の少女マンガ講義」萩尾望都著、新潮社、2018.03.30 「芸術新潮2019年7月号 特集萩尾望都」
1投稿日: 2021.06.24
powered by ブクログ1888年レスター郊外、ロンドンへ向かう途中で道に迷ったエドガーとアランは美しいバラ園のあるアーサーの邸宅に身を寄せる。アランが深い眠りについってしまったため、アランの身を隠す代わりに、エドガーはアーサーが描くランプトンの絵のモデルになることになる。 今回は一巻では終わらないので続きが楽しみ。
0投稿日: 2021.05.30
powered by ブクログアーサーとの関係が親密になるにつれエドガーの心も揺れている.アランの眠りのために身動き取れないエドガー,どうなるのだろう.
0投稿日: 2021.03.02
powered by ブクログこのレビューはネタバレを含みます。
昔のポーの一族は抒情的でとにかく美しい漫画のイメージですが、今のシリーズはミステリ小説のようなドキドキ感のある人間ドラマがとても面白い。 巻末のアランの小話が好きです。アラン主役の話はとても好き!
0投稿日: 2021.02.18
powered by ブクログ1888年、イギリス・レスター郊外での話。体調を崩したアランのために、身を寄せた、アーサーの館。エドガーは、アランを「眠り病」と偽り、アーサーに、保護をもとめるために、川の中に入る。 、、、エドガー、苦労、しているなぁ、でもアーサーを、小悪魔ぶりで、翻弄したりもしています ♡ アーサーの館に、アランを隠してもらえる事になったエドガー。 ありがとうアーサー きみたちには 驚くよ… ほんとに エルフの 一族なのかも しれないな… そうですね 人間にまぎれて暮らしているんです 人間にまぎれて…? 人間のフリをしてか…? 何をいうんです アーサー 大人は エルフなんて おとぎ話を 信じては いけませんよ 、、、このときのエドガーの、小悪魔的ないたずらっぽい笑みが、素敵です ♡
26投稿日: 2021.02.10
powered by ブクログこういう不穏な、ドキドキする感じ、とても懐かしい。 『ユニコーン』の続きも気になるけど、こっちの続きも早く読みたい!
0投稿日: 2021.01.05
powered by ブクログ『ポーの一族』の中で小鳥の巣のその後と同じぐらい気になっていたクエントン卿とエドガーたちの出会い。まさか、まさか40年以上経って読めるとは。 人の生命を喰らわなければ生きていけず、非情な殺戮を繰り返しながらもつい人の世界に心を寄せてしまうエドガーの矛盾は、多分40数年前の『ポー』であればもっとロマンティックに描かれていたのではないかと思います。2020年代に現れたエドガーはもっと身も蓋もなく血に飢えるバンパネラであり、それでいてより一層人間的に描き込まれていて、読者としてはそれに戸惑いながら、昔とは違う顔の、しかし紛れもなく連続している物語に引き込まれずにはいられません。次巻を熱烈待機。
5投稿日: 2021.01.03懐かしくて興奮する
サスペンススリラーなのに牧歌的で混乱する。 名作と名高いこの作品を初めて手にしたのは古い寺内町の傾いた古本屋で、全巻買ったのか時間をかけたのか全く覚えてない。一晩中胸がいっぱいになって酔ったように狂おしく、夜の空気を胸に吸い込んだ。それでも耐えられなかった。これが名作だ!本当だ!と叫びだしたかったし、実際次の日学校の友人たちに強く勧めた。 その続きを読めるなんて信じられない。ありがとうございます。 そう言えばポーツネル男爵は「残酷な…」の父親の雛型なんですね。また買い直さなくちゃ。
0投稿日: 2020.12.14
powered by ブクログ私は「ユニコーン(1)」で、「この『ポーの一族』が終わるだろう」と確信的に予測したのであるが、萩尾望都は想定外の行動をとった。現代から一挙1888年に時を戻して、前シリーズはうっちゃって他シリーズを立ち上げたのである。 エドガーとアランは、やはり「ポーの一族」では一体のものなのだ。そう簡単に秘密を暴いて異次元に飛ばすことはできなかったんだろう。 この時は、エドガーは未だポーの村から離れてあまり時代(とき)が経っていない。人間世界での生活に慣れていなくて、失敗も焦りもしている。メリッサの幽霊?が囁いた「ひとつだけお願い」の意味はなんだったのか?アーサー卿は何故、誰によってポーの一族の仲間になるのか?語られていない時代を埋めるという理由以外に、この時になって新しい物語を作り始めたのは何故か?さまざまな「謎」を残して、あと一年と少しまた待たなくてはならない。まぁ続編を30数年間待った身としては、そんなことは屁でもない。
35投稿日: 2020.12.09
powered by ブクログ再開後のポーの一族が気に入らず、気に入らないと思うのが嫌だから、もう読むのはやめようかと思っていた。これは良くて、安心した。元のシリーズの外伝になっているので、素直に入れたんだろう。ただし、元のやつをすっかり思い出せるほど読み込んでいないので、困っているところ。
0投稿日: 2020.12.06
powered by ブクログ現代に近い時代の話が続いていたが、この物語は十九世紀後半が舞台。「ランプトンは語る」につながる話となる。 どういう話か忘れていたので、巻頭にある関連作品を読み返してみる。そこで気なったのが、「絵柄が違う」ということ。これは致し方ないことだと分かってはいるのだが。エドガーとか登場人物の「描写」というかキャラクター付けは変わっていないので、そこは納得するしかない。
18投稿日: 2020.11.28
powered by ブクログ萩尾望都さん、やっぱり大好き〜!! 「ポーの一族」もう1回読み直そう! ミュージカル観にいきたいです!
1投稿日: 2020.11.28
powered by ブクログまとめて読むと、連載中 自分は何を読んでいたのかと思う。 全体を俯瞰で見渡せる読み心地はよいものだ。 27ページ最後のコマは連載時と違う。思えば旧シリーズ『リデル♡森の中』、単行本ではリデルの髪の流れを強調するホワイトが描き足されていた。 Vol.4の見開きトビラ、エドガーとアランの間に白クジャクがいるのは、140ページのブラザーの台詞に照応していることに今さら気づく。 気になるのはカンタベリー物語「騎士の物語」の内容。読まずに臆断してしまう。おそらく、貴婦人へのかなわぬ恋の物語。
6投稿日: 2020.11.23
powered by ブクログ40年ぶりのポーのシリーズで一番好き! →「『ポーの一族』~新旧ファンは」 https://blog.goo.ne.jp/mkdiechi/e/e9ef2b7fa2d1e0c5a68e15615ec7d70e
0投稿日: 2020.11.16
powered by ブクログこのレビューはネタバレを含みます。
「ランプトンは語る」のアーサー・クエントン卿が、エドガーを描くところ。 本編で描き切れなかったところを埋めていく外伝。 あれだけ稠密な本伝があるのだから、外伝への誘惑もいや増すというものだ。 エドガーが自分たちの生態に関して経験不足なところが面白さを加速させる。
9投稿日: 2020.11.15
powered by ブクログユニコーンから時代がまた跳ねて行ったり来たりしているから、エドガーの知識にいろいろ偏りがありそうだけど、現代は少年のエドガーでも生きやすいんじゃないか? そして、アランのために暴走を始めるエドガー。
0投稿日: 2020.11.15
powered by ブクログ前巻「ユニコーン」で現代に現れたエドガー。てっきりその続きだと思って、アランは?アランはどうなるの?と息せき切って手に取ったら、あら、またもや時代をさかのぼって、あのランプトンにまつわるお話だった。アーサー卿の過去に焦点が当たる語りに、もちろんひきこまれて読んだのだけど、これ少なくとも(2)があるわけですね。むむぅ、アランの運命はどうなるのか、気になって仕方がない。萩尾先生、早く読ませてください~。
11投稿日: 2020.11.11
powered by ブクログポーの一族の続きが、1次創作されているという令和の奇跡の時点で星100位あるのですが、今回も濃密な物語の構成で、ランプトンは語る、の絵がどう描かれたのか…が描かれています。ランプトンとドミニクの幼いころの友情、庭の思い出、果たせない約束、そして僅かに染みてくる現実の辛辣さ。漫画3冊分位の濃度がある気がする。
8投稿日: 2020.11.10
