
総合評価
(56件)| 10 | ||
| 32 | ||
| 12 | ||
| 0 | ||
| 0 |
powered by ブクログミステリー要素なくても楽しめたのではないかと思いました。シャイロック山賀を生かして、膨らませても楽しめそう。
0投稿日: 2025.12.12
powered by ブクログ入行3年目の結城真悟の活躍は驚くことばかりでした。ミステリーだけど、巨大銀行の闇が描かれてて面白く読めました。
0投稿日: 2025.08.01
powered by ブクログあれ?なんか…中山七里先生の作品じゃないみたい!「半沢直樹」みたい!!原作は読んだことないけどドラマは好きでした。 主人公は帝都銀行渉外部の結城慎悟、渉外部とは大雑把に言えば不良債権を回収する部署。伝説の債権回収マン山賀雄平こと「シャイロック山賀」とタッグを組みその手法を学んでいくが、ある日山賀雄平が何者かに殺害されてしまう。山賀は高額な不良債権を抱えている債務者を多く抱えており、結城慎悟がそれを引き継ぐことになるのだが…。そして、山賀雄平は何故誰に殺害されたのか?? 熱い銀行もののお仕事小説+債権回収のスペシャリスト殺人事件の真相…という感じでした。どちらかといえば、お仕事に重きをおいた内容でした。作中の「振興衆狂」における新興宗教宗教団体は、あの「ふたたび嗤う淑女」にも出てきたこともあって、おぉ~!!ってなりました。対して山賀の殺人事件の真相は、もうちょっと捻ってほしかったかなぁ…と。銀行の債権回収に纏わる内容は面白く読めました! ちなみに“シャイロック”とは、情け容赦ない取り立て屋、「ヴェニスの商人」に登場するユダヤ人の金貸しのことらしいです。
68投稿日: 2025.06.07
powered by ブクログ少し厳しめの星3つ。 池井戸潤の小説よりもかなりライトな印象ではありつつ、どのような理由で不良債権が発生してしまうのかが概ね理解でき、物語としてはまずまず面白かったです。ただ、ミステリー要素については、取って付けた印象が強かったので、特になくてもよかったように思いました。
0投稿日: 2025.05.08
powered by ブクログ中山作品には珍しい感じの作品。銀行の債権回収部署が舞台で、池井戸作品の雰囲気もある。殺人事件は無くてもよかったかなと感じた。結末は予想できた。
0投稿日: 2025.02.13
powered by ブクログ2025/01/27読了。 ちょっと回収の考え方がえって思ってしまう。でも読みやすいから無理にどんでんにしなくてもなと。
0投稿日: 2025.01.29
powered by ブクログ営業3年目で営業担当から債権回収担当へ移動した結城。銀行ビジネスにおける両輪ではあるが日陰部署と言われている配属に戸惑いながら出会ったのがシャイロックの異名を持つ山賀。 癖のある上司の思考とやり方に戸惑いつつ、自分が債権回収に取り組む意義、信念を自問していく。 そんな中、山賀が何者かに殺され、彼の担当していた難易度が高い未回収案件に取り組む中で犯人探しと彼自身の成長が描かれる。 銀行を舞台とした作品では池井戸作品と同ジャンルだが信条を行使する手段の選び方はややダークヒーローっぽく、こちらの方が好み。中山さんらしいということでしょうか。
2投稿日: 2025.01.12
powered by ブクログ頁を繰る手が停められなくなり、素早く読了に至った小説である。主要視点人物が様々な危難を潜り抜ける中で“事件”の真相が明かされて行くという物語だ。 主要視点人物となるのは大銀行である「帝都第一銀行」に勤める若者、結城真悟である。物語は彼の目線で綴られる。 結城は大学を卒業して銀行に勤め始めて3年である。新宿支店へ異動ということになったが、それまでの営業部ではなく渉外部という部署であった。渉外部というのは債権回収を主要な役目としていて、銀行の部内では地味で「日陰」と目されている面も在る。結城は「日陰」への異動に落胆するが、新しい部署での仕事に取組むことになる。 異動後の初日、女性の部長である樫山に挨拶をした後、早速一緒に仕事を始めた課長代理の山賀は渉外部では少し知られた人物であった。シェイクスピア劇に登場する、苛烈な取立をする金貸しに擬えた「シャイロック」という綽名迄在り、不良化してしまうような債権を様々な手段を駆使して回収していた。 結城は、当初は「日陰」な部署への異動に落胆し、一緒に仕事をする山賀の言うことに面喰っていたが、次第に山賀の哲学に触れ、その硬軟様々な手段を駆使した柔軟な考え方での事案の解決に触れる中で、仕事に前向きになっていた。そんな或る日、普段のように山賀がオフィスに現れないことを訝しみ始めたところ、樫山部長が血相を変えて飛び込んで来た。山賀が急逝したのだという。それも新宿公園で遺体が発見され、殺害されてしまったと見受けられる様子なのだという。新宿署の刑事が捜査を始めていて、一緒に仕事をしていた人達の話しを聴きたいと訪ねて来たというのである。 こういう訳で、結城は新宿署の諏訪刑事と接点が生じる。山賀の件で、結城は諏訪と遣り取りをすることになって行く。他方、山賀が担当として手掛けていた事案について、結城はすべて引き継ぐのだとした。渉外部で高い実績を挙げ続けた山賀は、色々な意味合いで、何やら難しいと見受けられる事案を幾つも引き受けていた。結城はそれを引き継ぎ、債権回収の活動をすることになる。 色々な意味で複雑な事案を、山賀のことを思いながら、結城は次々と解決しようとして行く。その辺りは「世の中の様々な部分」が見え隠れして興味深い。その他方で、山賀の件に関して謎が解き明かされて行く。 本作中、危難を潜り抜ける結城の傍らに学生時代から交際しているという女性が在るのだが、この人物の「応援」という様子も何か好い感じだ。結城は、こういう存在が在って難しい状況を乗り越えられていたのかもしれない。他、結城が事案を巡って出会う様々な人達が登場するが、何れもなかなかに面白い。 何処かで「責任逃れ」が組織的に為され、社会の色々なモノが損なわれるようなことになってしまっていないだろうかという問題提起のようなモノも込められた、危難を潜り抜ける筋と、それに関連する事件の謎を解くという、「一粒で何度も美味しい」というような物語になっている。実に愉しい。
5投稿日: 2024.10.19
powered by ブクログ大手銀行勤続3年目の銀行員 営業部から 融資渉外部ー債権回収業務ー への移動 移動に納得していなかったけれど 先輩の見事な債権回収に 銀行員としての姿勢を学ぶ 1 わらしべ長者 自称デイトレーダーの負債を 2 後継者 会社を引き継いだ2代目社長の工場負債を 3 振興衆狂 新興宗教の負債を 4 タダの人 総裁選に敗れた政治家の負債を 5 人狂 指定暴力団フロント企業の負債を それぞれ所有する資産を考慮して大胆な回収方法を披露する しかも 一つ目の債権回収の後 先輩行員が他殺で見つかり 債権者のアリバイも確認してしまう 事件と債権回収が並行して解決していく 上手くいきすぎな感じもありましたが 銀行員あるあるも読めて 楽しかったです
94投稿日: 2024.09.10
powered by ブクログ融資をする営業部、債権を回収する渉外部。 銀行の見方が変わった。 確かに融資あれば回収あり、回収できないから貸倒とはいかないとだろうが、こんな時、債務者のほうが割と開き直って返せないもんは返せないとあっけらかんとしているのも、妙にリアル。 半沢直樹よろしく決め台詞は欲しかったが、シャイロックの異名を継承しモチベーションばっきばきの主人公が、融資側の営業に移ったストーリーも見てみたい。
1投稿日: 2024.06.22
powered by ブクログベニスの商人シャイロックを唱えてタイトルが付けられた。銀行の渉外部という債権回収という大変な部署である。そこに優秀な上司が居て、一緒に仕事をしていく途中で殺されてしまう。その後を継いで回収困難な案件を次々とアイデアで回収していく様が面白い。そして、最後には殺された真実が明らかになり、異名として「シャイロック結城」として渉外部のエースとなっていった。
1投稿日: 2024.05.12
powered by ブクログ面白かった。 ああいう無茶苦茶な要望にどう対処するか、三方良しの解決作が面白い。 結城の成長も良いね。
9投稿日: 2024.04.27
powered by ブクログ主人公が、債務者と絶妙の駆引きで、解決して行く。その痛快さに、私自身、事件の犯人探しを忘れてしまった。 「矜持」と「薫陶」のワードが、心に残った。
1投稿日: 2024.03.29
powered by ブクログおもしろかった。 犯人の予測はしやすかったかな。 でも、犯人よりも、まず、目の前の案件をどう解決していくのかがおもしろかった。
3投稿日: 2024.01.20
powered by ブクログ中山七里先生らしい、骨太の文体でした。 普通の会話文には絶対に出てこない単語も面白く、銀行員と一括りに出来ない組織である事を知れて楽しかったです。
3投稿日: 2023.12.05
powered by ブクログ中山七里版の半沢直樹。 ミステリ要素は少なく、犯人も比較的早い段階で想像はついた。 まず誰もが驚くのが序盤の急展開だ。渉外部の「シャイロック」こと山賀のキャラクターを、中山七里ファンであれば他シリーズの毒島と重ね合わせながら読んでいたのではないか。ところが何と…。(ネタバレなので書きません) 序盤以降は山賀の薫陶を受けた結城が回収マンとして成長し活躍するのだが、その解決方法が意表をついたもので、銀行員としての割り切り方も一種痛快だ。 全編を通して「不良債権は今の銀行の最上階にいる奴らがひたすら先送りしてきたせいだ」という持論を展開していたのも中山七里らしい。 また、債務者の一人として「嗤う淑女」シリーズで出た新興宗教が登場するなど、キャラクターがシリーズを跨いで出てくるあたりは彼の作品では定番になっており、ファンならニヤリとするとこだろう。
16投稿日: 2023.11.08
powered by ブクログ面白すぎて一気読みしました。スピード感のある銀行小説ですがきちんとミステリー要素も入っているところがすごいです。最後まで読んでタイトルを見たらさらに感動しました。
1投稿日: 2023.09.25
powered by ブクログこれはおすすめ。一気読みした。ミステリーとしても、銀行小説としてもとても良い!また、銀行員結城のキャラクターがとても魅力的な人物に描かれていて、ファンになってしまった。先輩の山賀が非情な取り立て屋シャイロックとして派手に登場するが、銀行員としての矜持、辛い過去など奥行き深く描かれているので、おいかける結城の成長ぶりが気持ちいい。
5投稿日: 2023.08.31
powered by ブクログ久々に一気に読了。作者の力量に驚嘆。次から次と上梓されてすごい。日本人作家の中でも読む作家の上位に入ります。
3投稿日: 2023.08.21
powered by ブクログ犯人は予想外だった!こちらの予想をさらに超えてきたので、なるはど〜と読後はスッキリ。 同じ銀行員として、仕事に対する気持ちに共感できたし、参考にしたい部分もあったのでより面白かった。
2投稿日: 2023.08.14
powered by ブクログ―シャイロック― 情け容赦ない取り立て屋― 「ヴェニスの商人」に登場するユダヤ人の金貸しの名だという。 主人公の結城は、一流銀行で営業部に所属していたが、渉外部へ 異動になる。 営業が表なら渉外は裏の仕事だ。 結城は不満だった。 「なんで俺が渉外に」 融資した金が回収不能となると、渉外部が担当となり回収に奔る。それは、何千何億を超えることがある。 債務者、債権者、不良債権、無保債権、金銭消費貸借契約 etc. この本には、耳慣れない言葉が山ほどでてくるので、読んでいて 「もうやめようか」と思ってしまったが、それは悔しいので頑張って 読んでいると、結城の奮闘ぶりに惹かれるものがあった。 書きたいが、あまり細かく書くとネタバレになりかねない! 私は、このような金融関係の小説を読んだのは、多分初めてだと思う。この本は、題名から中味を イメージしたので、私の予想とは大分外れていた。 ★は皆さんにとっては3かもしれない。でも、新鮮な気持ちで読み終わることができたので、4にしたいと思う。読んで良かった。 読後感は「終わった~」だ。 2023、7、9 読了
34投稿日: 2023.07.10
powered by ブクログ曲者揃いを相手に貸したカネを取り返す金融ミステリ 超優秀な回収マン山賀が自身の矜持を漏れなく部下結城に開陳、教育していた矢先に死んでしまう その薫陶を受けた部下が業務を引き継ぎ揃いも揃って訳ありな債務者からカネを取り返す成長過程を見ることが出来、同時に山賀殺害の捜査に協力していく 返済方法が少々アクロバティックな点は否めないが、そちらの方に話をのめり込んでしまい、山賀の死のことは忘れていた あれだけクセ強な山賀。もう少し生前の活躍が見たかった
2投稿日: 2023.05.28
powered by ブクログこのレビューはネタバレを含みます。
面白かった。 不良債権回収のスペリャリストの上司山賀とタッグを組み債権回収をノウハウを叩き込まれる主人公結城。 これからもっと成長していこうとする矢先に山賀が殺される。 予想してなかったのでえっ?てなった。 山賀の案件を引き継ぎ奮闘する結城。 債権者との回収の会話の攻防が凄くてほんとに若手社員か!?と思わずにはいられなかったが、自分の 語彙力がないだけか。 大胆な案を計画し難解な債権をいくつも回収していく様は途中で半沢直樹を読んでるかのようだった、 上司の部長が犯行に加わっていた件もきれいに伏線回収。 映画にすれば主人公の結城は神木くんが合うのかなぁと思いながら読んでた
2投稿日: 2023.05.22
powered by ブクログ中山七里さんの本が最近好きでよく手に取る。 こちらは彼女にしては珍しく?銀行マンの話。 入行3年目の結城は営業から渉外部という回収専門部署に”左遷”されやる気を失っていたが、上司山賀の見事な仕事ぶりに感銘を受け仕事に真摯に向き合う決意をする。いざこれからというところで山賀が何者かに殺される、という意外な展開に。 ストーリーが短編風に区切られており読みやすい、山賀&結城のスカッとする回収プランも気持ち良くとても読みやすかった。
2投稿日: 2023.05.05
powered by ブクログん? 池井戸潤さんの読んでる? 銀行小説と言えば、池井戸潤さんやけど、中山七里さんの銀行モンもなかなかでした〜(^_^)v しかし、銀行って、3年で異動するからって、そのスパンで物事考えてたら、貸すときも、そうなるから、自然と将来を見据えたとか口では言ってても、将来なんか見てないんやな。 3年バレんかったら、ええと… 銀行員としての矜持はないのか… って人らに囲まれながら、伝説の不良債権回収屋シャイロックと呼ばれた人が殺される〜 部下であった結城が後を継ぎ、回収に走る〜犯人も探しながら… 出世、出世ばかりやなく、専門特化した方が、これからは良いと思う。別に、このスキルは、銀行だけで役立つ訳ではないし。 最近は、銀行もオワコンとか言われて、大変かもしれんけど、自分自身を磨いていれば大丈夫やと思うけどな… やはり、中山七里さんなんで、最後は、どんでん返し! 楽しめました〜(^_^)v
58投稿日: 2023.05.03
powered by ブクログ山賀さん、結城くんどちらも素晴らしいキャラクターです。 回収不可能な案件をどのように回収するのか、楽しめました。
8投稿日: 2023.03.18
powered by ブクログこれはドラマで見てみたいと率直に思いましたが、現実に浮かぶ宗教団体や政党があるので無理ですかね (笑)
0投稿日: 2023.03.12
powered by ブクログこのレビューはネタバレを含みます。
わらしべ長者、のラスト1行の衝撃 そして結城の成長ぶりが良い 振興衆狂に出てくる宗教法人奨道館、神農帯刀、出版事業の失敗……これはなんか知ってるぞ、と「ふたたび嗤う淑女」で出てくる宗教法人だ! 思わぬ所に繋がりがあってびっくりした 全然違う作品同士に繋がりがあって、それに気がついた時の嬉しさも中山七里さん作品の楽しみ方だなと思う
2投稿日: 2023.02.26
powered by ブクログ4.1 犬養刑事の本ではない。 債権回収の銀行マン話で銀行ものの本で債券回収側の話は読んだことがなかったので面白かった。
1投稿日: 2022.10.22
powered by ブクログ今回は銀行マンですか、しかも不良債権回収という厄介そうな業務。 曲者揃いの債務者からどんな手段で回収するか。 いつものことながら面白すぎて読む手が止まらない。 そのうえ仕事への熱量が半端でない主人公や関係者が出てくるから、途中でミステリーだってことを忘れてしまう。
2投稿日: 2022.08.18
powered by ブクログ中山さんの作品は、その設定とか、最後まで誰が犯人かわからない意外性にあると思います。 これも推理小説なのに、舞台が銀行の渉外部という意外性。 犯人も最後までわかりませんでした。 銀行の話に殺人を絡ませたのかな? でも、渉外についても知ることが出来て良かったです。 色々な発想を絡ませながらも、私がよんだ中山作品は、正義とは何かを考えさせられます。 多数決で決まるものではない。一人一人が自分の胸に手を当てて、よく考えるべきものなのでしょう。
2投稿日: 2022.07.26
powered by ブクログ主人公がちょっと優秀すぎるなと思いましたが、債権回収の攻防が単純におもしろかった。 犯人もああなるほどなという感じでおもしろかった。
1投稿日: 2022.05.25
powered by ブクログ半沢直樹シリーズのような勧善懲悪ものかなと思って読んでいたら、債権回収のためならある意味では手段を選ばない微妙な後味の作品でした。 こんなに次々とウルトラCが上手くはいかないだろうと思えるし、結城のスタンスもどこか中途半端であまり引き込まれなかった。
1投稿日: 2022.05.05
powered by ブクログあらすじ的に、山賀が亡くなるのは分かってたのに、 あまりにも描写がちゃんとしてるから びっくりした。。(なぜ笑) 犯人は私的にはめっちゃ意外でした。 主人公が債権回収に奔走して、徐々に銀行マンひいては回収マンとして成長していく姿が、 印象的で面白かったです。
1投稿日: 2022.03.26
powered by ブクログこのレビューはネタバレを含みます。
もともと中山七里先生の小説好きだから、評価は高くなりがち。 中山先生の作品は、時々おそらく御自身の主義主張が?ちょっとしつこいくらい書かれていて疲れてしまうときがあるんだけど、この作品に関してはあまり気にならなかった。 でもなぁまさか山賀さん、死んじゃうなんてなぁ……。いや、あらすじに書かれてるんだけど。 キャラクターが素敵だったので、死んじゃうこと忘れてた。 山賀さんの遺志を引き継いだ結城が、入行3年目にしては切れ者すぎる気はするけど、フィクションとしてたのしめる範囲。 あと山賀さん殺した犯人はそっちかぁ…そいや冒頭部分からチラッと登場してたじゃん!と。ちゃんと決着、答えが出るからいいよね。 いつも思うけど、この人の多作ぶりと各分野への勉強量と、どうなってるのだろう……想像もつかない天才っているなぁ。金融業界の知識ゼロの私でも楽しく読めるって本当にすごい。
1投稿日: 2022.03.11
powered by ブクログ銀行の渉外部という所謂取り立てをする部署が舞台で、 慣れていないと少々難しい所はあるものの、さすがの中山七里、とても読みやすい 快刀乱麻の回収劇は気持ちいいものの、正直後半に差し掛かるにつれてだんだん飽きてきてしまったのも事実 立場や職業倫理については力が入っているが、ミステリー部分に関しては惹きつけるものがあまりなく、 真犯人のコモノ感も相まってなんだかオマケのような雰囲気 読了してなお最も印象に残ってるのが、結果シャイロック山賀のキャラクターの魅力になってしまうのは少々残念
1投稿日: 2022.02.07
powered by ブクログ面白かった 短編連作金融ミステリーで池井戸潤かと思ってしまった! 銀行の日陰部署と囁かれる渉外部に異動してきた結城。落胆しながらも「シャイロック山賀」と言われる伝説の不良債権回収屋の山賀に薫陶を受けます。山賀の回収術・その矜持に引き込まれていきますが、その山賀が何者かに殺害されてしまいます。 山賀の顧客を引き継ぎ債権を回収する結城。 二代目のボンボン社長 新興宗教の教祖 国会議員 そしてヤクザ と債権を回収していく結城 その回収アイデアもすごい そして、最後の真犯人が明らかになります。 真犯人これまたひねりがあってよい。 さらにさらに、結城の銀行マンとしての矜持が熱い! 後半はとてもよかった! お勧め
11投稿日: 2021.12.26
powered by ブクログ銀行小説としては面白いかった。 債権回収の方法とか、とても興味深く読んだがミステリーとしては少し物足りない感じがした。
1投稿日: 2021.11.02
powered by ブクログ『笑え、シャイロック』中山七里著 1.物語の始まり シャイロックとは、小説/ヴェニスの商人に登場する金貸し屋。 ------------ 主人公は国内銀行の入行三年めの男性。 異動命令で債権回収部へ。 その部には、難易度高い回収をダントツ実績で行う先輩がいた。 同行してノウハウを、、、の矢先、先輩が何ものかに殺される。 2.不良債権が生まれる。なぜ?! ①デイトレーダー 追証が発生し、借入した挙句に、市況が暗転。 返済できない。 ②政治家 選挙活動資金で借入。ただし不透明な取引とするため、絵画を担保に10億円。 返済できない。 ③不動産 マンション用地を買い上げ。その後、不動産不況で開発中止。土地は塩漬け。 返済できない。 3.入行三年めがくりだす奇策とは? 2.①②③。 これらの回収。 無理でしょ?が、できるでしょ!に転換されていく過程。 奇策のなかにロジカルあり。 犯人探しとは別の面白さあり。 ------------ 中山七里さん。 さよなら、ドビュッシー、ネメシスの使者とは、違ったバンカーの物語。 圧巻でした。 #中山七里さん好きな人と繋がりたい
16投稿日: 2021.09.19
powered by ブクログこのレビューはネタバレを含みます。
物語の主役...と思って読んでいた人物が、 序盤であっさり死んでしまって(^ ^; あれよあれよという間に、作者の術中にハマる(^ ^; ざっくり言ってしまうと、銀行の「取り立て屋」の話で。 取り立てのために生まれてきたような上司と、 とてもじゃないがついて行けない弱気な新人という構図は、 銀行と税金との違いはあれど、マンガの「壁ぎわ税務官」を思い出す。 が、本作はさらに「その先」も描かれていて、 誰が敵やら味方やら、魑魅魍魎のだまし合い(^ ^; 小市民的幸せを目指す自分としては、 やはり大きな額のお金の側には近寄らないことにしよう...(^ ^;
1投稿日: 2021.08.17
powered by ブクログ不良債権回収を行う銀行渉外部のミステリ。 ヴェニスの商人の金貸しシャイロックのように非情な回収を執行するとも噂される伝説の行員・山賀の下に配属された主人公・結城。 回収の交渉に付き従ううちに、その手腕に畏怖と尊敬を覚えつつある時に山賀が殺されてしまう。 上司が遺した難案件をそのまま引き継ぎ、戸惑いと恐怖の中、回収を成功させていく。 山賀案件の難題さが金融素人にも判りやすく、回収手法も爽快でミステリ要素以外が主体でも面白い。 人の上に立つ者、経営者としての資質というのはカネ勘定ではないが、カネ勘定ができなければどうしようもない。 自分だけが可愛い、自分のメンツだけが大事、自分にとって都合が悪いことは全て悪。なんて人間って結構「人の上に立つ人」が多いんだよね。
3投稿日: 2021.04.16
powered by ブクログ入行三年目の銀行員・結城が配属されたのは、日陰部署と囁かれる渉外部。多額の負債を抱え破産寸前の工場を、山賀は鮮やかな交渉術で救うことに成功。だが、山賀が何者かに殺され―。巨大銀行の闇に立ち向かう男たちの熱き想いが炸裂する渾身の金融ミステリ!(e-honより)
2投稿日: 2021.04.12
powered by ブクログこのレビューはネタバレを含みます。
ミステリというより、金融・企業小説かなという感じ。抽斗の多さに感嘆するしかない。 ミステリとしては、序盤に登場するという条件で犯人になりそうなキャラが2人しかいない(債権者は連作短編のように全編通して出てこない)ので、片方がミスリードで片方が本命かなという予測はすぐにつく。中山七里先生の作風を知っていればこそという部分はあるけども。 金融関係、債権回収に関する物語は面白かった。
3投稿日: 2021.04.03
powered by ブクログ債権回収をどう行うかが描かれた短編を通して、大枠としての殺人事件の解決が描かれる作品。 お金の工面というと泥臭く重いイメージがありますが、結城のアイディアで良いところで丸く収まっており、ストレスなく読めました。 殺人事件の結末は驚かされたので、さすが中山七里さんだなと思いました。 山賀がとても良いキャラクターだったので、そちらを描いた作品がいつか出版されないか期待しています
2投稿日: 2021.03.21
powered by ブクログ甘い審査の当然の帰結として焦げ付いた債権を回収する若き銀行員・結城君の活躍を描いた連作短編。 部下に困難な仕事を振るだけで腰の定まらない上司、どんな状況になっても常に主人公を支えてくれる理解の深い恋人、凄腕の回収のプロでミステリアスな職場の先輩。 で、この職場の先輩は最初の章が終わったあたりで殺されちゃうんですが、その後の展開も特になく、言わば殺されっ放しのまま結城君のお仕事が続きます。 取って付けたように債権の回収が果たせる都度、関係者のアリバイを確認しますが、この先輩殺人事件の捜査がまるでお留守なので、もうちょっと盛ってもらうと二つのストーリーを同時並行的に楽しめたのになぁと残念に思った次第です。 中山七里はやっぱり長編で読みたい。わ
5投稿日: 2021.02.23
powered by ブクログ帝都第一銀行、入行3年目の結城真悟。 新たな配属先は、渉外部、つまり回収係。 そこで、凄腕の回収担当が上司の山賀雄平(38)。 『この世で一番大事なものはカネ』と言い切る人物で、行内では、『シャイロック山賀』と噂される人物。 果たして、結城は、山賀の下でやって行けるのか? 途中までは、銀行内の物語と言うことで、池井戸ミステリーかと思われましたが、山賀が何者かに殺害され、一気に中山七里のミステリーになりました。 様々な人物を通じて、不良債権の回収経験を重ねる結城。果たして、これら事案の中に、彼を恨んで殺害した人物がいるのか? 最後の『どんでん返し』は、さすが中山七里氏ですね。なるほど。 結城の成長振りも、今後の活躍に期待されます。
12投稿日: 2021.02.03
powered by ブクログこのレビューはネタバレを含みます。
銀行のお話にミステリー要素が加味されてて面白かったです。毎回、お金を捻出のしかたの自由自在感が凄かったです。魅力を感じた登場人物は、すぐに退出したのが残念でしたが。
4投稿日: 2021.01.24
powered by ブクログ銀行の回収係の大変さと言ったら…。 山賀さんが結構早い段階で殺されちゃったのが残念で、もう少し手際を見たかった感はある。でもその後を引き継ぐ結城の手腕がすごすぎ。そしてミステリ的にも最後が痛快でいい。
8投稿日: 2021.01.12
powered by ブクログ弁護士、御子柴シリーズでは裁判についての知識を得ながら楽しく読み込めたように、本作では銀行業界のことを学びながら楽しめた。営業部と渉外部、融資と回収、いろいろな理念と現実との葛藤の中、上司の背中を追って一流の行員を目指しながら苦労を重ねていく主人公の姿は、どことなく御子柴弁護士と近いものを感じる。毎回の感想であるが、今回も読み応えのある作品であった。
4投稿日: 2020.12.27
powered by ブクログこのレビューはネタバレを含みます。
不良債権回収モノと聞いて、半沢直樹が一瞬浮かんだけど、回収のアイデアがどれもなかなか面白かった。ホントよく考えるなー。さすが。 わりとあっさり山賀が死んでしまったので、もう少し山賀を見たかったかな。それにしても結城がどんどん肝が座っていくのが小気味よい。 宏龍会と聞いてあの広報部長出てくるかと思ったけど、さすがに出番はなかったか。 最終的な犯人もプチどんでん返しで良かった。続編出るといいな。
3投稿日: 2020.12.21
powered by ブクログ金融ものなので、当然、池井戸潤と比較しちゃいますよね。中盤までは確かに同じ感じなんだけど、そこはさすがの中山七里。後半はこちらの方が格段に面白い。もちろん好みもありますけどね笑
10投稿日: 2020.12.17
powered by ブクログ銀行の渉外部、要は借金取り立て回収担当部門の話である。今回の主人公の結城は営業部から渉外部へ移動され左遷だと思ったところで「シャイロック山賀」に借金取り立ての極意を実践薫陶を受ける。 そうしているうちに山賀が何者かに殺害されてしまい、山賀の後任として結城は山賀が残した劣悪な債権を回収していく。その過程で刑事の諏訪に山賀の犯人らしき人を探すのを協力して欲しいと言われるが。 新興宗教の借金、二代目ボンボンの会社の借金、選挙に落ちた国会議員、地上げ屋のヤクザとどんどん強敵に立ち向かう。最終的にいちばん怪しい地上げやの所で犯人らしき人が見つかるが、どうも結城にはその人が殺したとは思えず、その後に真犯人が見つかる。最後に真渉外部長に結城はあだ名を付けられた、「シャイロック結城」と彼は誇らしかったとしめられていてなかなか後味は良かったです。
5投稿日: 2020.12.15
powered by ブクログ一 わらしべ長者 二 後継者 三 振興衆狂 四 タダの人 五 人狂 エピローグ 不良債権の回収担当。銀行に就職できたとしても、この担当は出来ないなぁと思う半面回収の方策を考えるのは面白いかもと思ってしまう。アイデアが出なくて苦しむかもしれないけどね。 師匠に似てくる弟子の行末は 安泰?暗い?
1投稿日: 2020.11.28
powered by ブクログ銀行の回収担当部署に異動になった若手行員が事件に巻き込まれながらも成長していく姿を描いた作品。 殺人事件という要素と不良債権回収を実現させるための苦労をエンターテイメントとして読ませる。銀行関係の作品として一気に読み終えた。
1投稿日: 2020.11.24
powered by ブクログ主人公結城の上司となった伝説の債権回収屋である山賀の考え方や捌き方が見事なのだが、殺されて早くに退場してしまうのが残念。後を継いだ結城が同様に難しい案件を一つづつ捌いていく様は、まるで池井戸潤の半沢シリーズを彷彿とさせて面白い。ミステリーとしても次々と容疑者候補が出てきて結末を予想させない。脇役の刑事の存在も味があってよい。最終行に微笑んでしまう。
1投稿日: 2020.11.22
powered by ブクログこのレビューはネタバレを含みます。
帝都第一銀行新宿支店渉外部の結城真悟が担当する債権は極めて回収困難なものばかり。 典型的な二代目社長、反社会勢力まがいの宗教法人、全国会議員、指定暴力団のフロント企業。 この中に上司の山賀雄平を殺害した犯人はいるのか。 債権回収と犯人捜しに挑む結城の成長が犯人をあぶりだす。 「バブル崩壊の原因は色々あるが、担当者が責任逃れをしたのが間違いなくそのうちの一つだ」 山賀のこの言葉を、現実社会の当事者たち、その後継者たちは、どう受け止めるのだろうか。
2投稿日: 2020.10.27
