
総合評価
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powered by ブクログこのレビューはネタバレを含みます。
いま一番しっくりくるので、1巻からゆっくり読み直し。 四姉妹とその母親。一番上の姉イチの子供の岳。5人家族とその周りの人々。 仁衣は、姉妹たちと母と一緒に、岳の両親を別れさせる説得をしたことに罪悪感を抱いている。 同僚の山田は、略奪婚の両親に嫌悪感を持ち、その子供の父親を奪ったことに罪悪感を抱いている。 岳は父親から切り捨てられたことで負った傷を、周りの人の愛情でなんとかした。 父親が同一人物かは語られてない。 父親が悪いよ。不倫が悪いよ。そりゃそうだけど、悪いことが悪いって言って、救われることなんて無い。外野の人だけが話題としてスッキリするだけで、じゃあ当人たちが幸せに生きるためにはどうしたら良いんだろう。 それぞれに大切にしている事があって、みんなもう十分大人で、だけどままならない自分を出したり引っ込めたり支えたり支えられたりしながら生きている。 明確な答えもゴールも無いけど、良いんだよなこれで。 人を愛したら死ぬまでだ。 その姿勢、天晴。
2投稿日: 2025.03.17
powered by ブクログ誠意を尽くしてやりきったと言えるまでは諦めない。 誰かの役に立てるってことは何より嬉しいこと。 言葉はその人を明確にあらわす。 私もその感情を知ってる。ふとしたことで思い出す。罪悪感。だから尚更、懸命に生きようと思うんだ。 誰かを責めたりののしったりしてさ、そうやって行き場のない感情を逃してるのかもしれないよ。
0投稿日: 2023.05.30
powered by ブクログ疲れたときに帰って来れる場所があることは、とても大切で尊いこと。 4姉妹と岳の、ひとりひとりの何気ない生活が愛おしい。
0投稿日: 2023.01.10
powered by ブクログ離れて暮らす、母と4姉妹と甥っ子の静かな物語。静かな中に情熱や胸をつく言葉が忍んでいてはっとする瞬間がありました。この作品の独特な雰囲気が素敵。
1投稿日: 2022.01.13
powered by ブクログ淡々と、丁寧に四姉妹とその母、女5人の生活を描いたマンガ。 事件や衝撃展開みたいなドラマティックなヤマ場は特段ないけど、とかく心に刺さるセリフや描写が多い。 うまくは言えないけど、読後、感動とか共感とかでは言い表せないようなアツい気持ちが静かに押し寄せてくる作品。
1投稿日: 2022.01.10
powered by ブクログこれからはこういう家族も増えるだろうな。女系家族ってでも理に叶ってるんじゃない?動物世界だってそれが普通だし。それにしてもイチの夫の心の狭さにびっくり。いいとこあるの、この男に?(@_@;)早く別れて良かったけど、山田の親ってもしかしてそうなの?なんか母親が気持ち悪くて嫌。岳は幸せだな。周りの人がみんな愛してくれてる。友達でさえ。
0投稿日: 2021.07.07
powered by ブクログ2巻とまとめて。 ものすごくいい。池辺さん独特の空気感や間のようなもの流れていて読んでいて心地よい。 皆、辛いキツイことがあっても、オンオフ切り替えているかのように見えるけど、実際には胸の奥深くに閉じ込めている。 でも、そのことを他の姉妹や母がわかってくれていたりする。 池辺さんの作品に出てくる女性は皆かわいい。加えてどこか達観していて凛としていて、かっこいい。 続きが楽しみ。
0投稿日: 2021.07.04
powered by ブクログだめだー、よすぎるぅ〜 なんだぁ、これはぁ、ふかいぞー 4姉妹の長女の息子、岳をめぐって、愛するって何だろうと迫る第1巻 池田葵をたくさんは読んでないけれど、きっと手当たり次第好きに違いない その中でも、家族を感じさせる「ブランチライン」は私の中で代え難い作品になるだろう
0投稿日: 2021.06.20
powered by ブクログ小さな描写で人物を特徴づけ、ストーリーで豊かに肉付けしていく。あいかわらず上手な作家。あとラインのアイコンがかわいい。
0投稿日: 2021.04.27
powered by ブクログお母さんと4姉妹と甥っ子の物語。みんな一生懸命幸せに生きようと努力している。苦しさや悲しさも含めて笑顔で。切ないけど強くて優しい人たち。帰る家があることで人は地に足をつけていられるのかもしれない。
0投稿日: 2021.01.07
powered by ブクログこのレビューはネタバレを含みます。
1〜5話 面白かった。 岳の父ちゃんの最低さ加減と叔母3人のばあちゃんの優しさよ。 岳と山田が異母兄弟なん?
1投稿日: 2020.11.28
powered by ブクログ四姉妹と母親、それと離婚した長女の息子の家族の話。 池辺葵の漫画は基本のほほんとしてるけどどれも読んでて重い。深刻な話かというとそうでもないように思えるが、なんかズーンと来る感じがする。でも、それは決して不快な重さではない。良く判らないが目を離せない漫画家。
2投稿日: 2020.10.19
