
花は桜よりも華のごとく
河合ゆうみ、斎賀時人/KADOKAWA
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総合評価
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powered by ブクログこのレビューはネタバレを含みます。
読みながら何処かで見た覚えがあるなと思っていたら、ビーンズ文庫が初出か。 当時読んだ気はする……(うろ覚え) 後書きにもあったように、リライトされてキャラクターのキラキラ度は下がり、泥臭さは増したかも。 白火、蒼馬の能馬鹿ぶりはレベルアップしたかもしれないが。 特に蒼馬は、一流の能役者なのに、他に関しては突っ走りすぎてやらかしてるしなあ。 (白火がやらかしているのは言うまでもないが、ヒーローが白火に関してへっぽこすぎる) 少女漫画的というより少年漫画的熱い展開でもあった。 能のためにあそこまで体を張れるのが凄い。 そんな相手に巡り会えたことも僥倖だろう。 その分、今回白火が失ったものも非常に大きいものになったが。 未来は諦めないとのことだし、これから先、白火がまたちゃんと舞える日が来るかもしれない。 彼女の場合は乗り越えなくてはいけない課題は山積みだが。 (そもそも女人禁制の世界で女だとばれている身の上) ビーンズ版は確か最後まで読んでいないので(調べたら結構巻数があった)このレーベルでもシリーズ展開があるのだろうか。 どんな未来になるのか、キャラたちも、作品自体も気になるところだ。
0投稿日: 2020.10.31
