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さいこうのスパイス
さいこうのスパイス
亀岡亜希子/PHP研究所
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総合評価

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    絵本に近い児童書。文章は多めで、気持ち早めに読んで15〜20分程度。 子ども達に読み聞かせした本。小学1年生〜3年生向けとあったが、大人でも読みながらほっこりする内容だった。児童書ならではの表現が分かりやすくて優しい気持ちになる。「わらった口のような三日月がかがやく夜」が好きなフレーズ。 リアルでは怖い存在になりがちなクマとオオカミがグッジョブなのもいい!

    10
    投稿日: 2025.05.18
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    どんな料理でもまずいって言うリスのぼっちゃんを、おいしいって言わせるオオカミさんの料理を食べてみたいなぁ。

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    投稿日: 2021.03.16
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    みんなはおおかみが作った料理が好きだったが、リスの子どもだけが不味いと言った。だから、塩を入れたり味を工夫していた。途中で、オオカミはキツネにどんな料理でも入れるだけで美味しくなるスパイスがあると聞いて、山の上にとりにいったが、途中でおちてしまい、クマに助けて貰った。そして、クマに冬籠の料理を食べさせて貰って、リスのところに行った。その間にオオカミは、何もスパイスは入れなくても皆で食べると美味しいと知った。リスのお母さんとオオカミは皆んなが食べているところを見ているだけだったが、最後の日には皆んなで食べたら、リス子どもも美味しいとなった。 クマが助けてあげたことは優しいと思う。自分も皆んなで食べた方が美味しいと思う。

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    投稿日: 2020.04.22
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    森で評判のカナノリーモ・カフェ。そこのシェフはオオカミさん。 そのオオカミさんを訪ねてきたリスさんが言うには、自分のお世話しているリスの坊ちゃんは、何を食べてもまずいと言う。どうかオオカミさんの料理を食べさせてあげたい、と。 オオカミさんは腕をふるってリスの坊ちゃんに料理をつくるが、感想は「まずい」と。 プライドが傷ついたオオカミさんは、最高のスパイスとなる「おいし草」を使うことにした。そのため、トンガッタホルンという険しい山に登ったのだが、足を滑らせて… 本当に美味しい食事に必要なのは、スパイスではない。 リスの坊ちゃんはいつも1人でご飯を食べていたけど、そうではmなく、一緒に遊んで、一緒に食べて。それが最高のスパイスとなった。 家族の食卓もそんな笑顔にあふれたものだったらいいのにな。

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    投稿日: 2017.01.29
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    このレビューはネタバレを含みます。

    たんぽぽサラダにどんぐりとくるみのグラタン、そらまめポタージュにきのこクリームスパゲティにキイチゴジュース…森の人気カフェ、何しろ出てくる食べものがみんなとびきりおいしそう。…どんなご馳走を出しても「まずい。」というりすのぼっちゃんに、森の名シェフおおかみが腕を振るっておいしい、と言わせようとするシンプルな物語絵本。料理技術にばかり必死になっていたおおかみが、高山の難所に「おいし草」という魔法のスパイスを採取しに行って命を落としかけ、クマに助けてもらい、大切な食糧とあたたかい心、楽しい時間で最高のおいしさを知る、という定型。優しくて楽しい、あたたかい可愛い絵本だ。

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    投稿日: 2013.09.22