永遠の20代のドラキュラ・虎木由良が、コンビニの夜勤シフトで働いていて（確かに夜しか働けんわなあ）、たまたま助けた金髪美少女が吸血鬼退治のシスターで、彼のアパートに転がり込んでくるという、おお面白そうだという設定なのだが、その後の展開が陳腐でつまらなかった。

はたらく魔王さまの作者の新たなシリーズ作。 今度はコンビニで夜勤する吸血鬼ですよ！ いや、確かに夜しか活動できない吸血鬼が生活するとしたらやっぱり夜勤しかないよなあ。 その発想が面白い。 物語的には主な登場人物の顔見せ的な、まさにこれからお話が始まるぞと言う巻だった。 主人公を取り巻く女性陣たちは、メインヒロインはポンコツででも実は名家だったり、闇の世界で権力を持つ不老不死の妖娘や、そして圧倒的な力を持つ敵であり主人公のある意味生みの親でもある古妖吸血鬼と、なかなか豪華だね。 そしてそんな女性陣に振り回される主人公にはご愁傷様、もとい、爆発しろと言いたい^^